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2023年9月9日 (土) 13:56時点における最新版
アルテリオン | |
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外国語表記 | Altelion[1] |
登場作品 | |
デザイン | 小野聖二 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦α |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 |
宙間航行・宇宙環境作業用アーマードモジュール (リオンシリーズ) (シリーズ77) |
型式番号 |
YAM-008-2 DCAM-008-2 |
全長 |
28.3 m(CF) 19.2 m(DF) |
重量 | 28.4 t |
推進機関 | テスラ・ドライブ×2基 |
開発者 | フィリオ・プレスティ |
所属 | |
主なパイロット |
アルテリオンは『第2次スーパーロボット大戦α』のリアル系女主人公機。
概要[編集 | ソースを編集]
織姫と彦星で有名なアルタイルに由来する、プロジェクトTDの集大成であるシリーズ77の機体の一つ。
設計者フィリオ・プレスティの遺作。アイビス・ダグラスがメインパイロット、ツグミ・タカクラが副座のコ・パイとして搭乗する。変形機構を持ち、クルーズ・フィギュア(CF)と言われる高機動巡航形態と、作業活動形態であるドール・フィギュア(DF)の2つの形態を持つ。リオンシリーズに分類されるので人型のDFが基本形態のようにも思えるが、CFが基本形態である。
その運動性能は、超小型高性能テスラ・ドライブを2機搭載していることから分かる通り、非常に高い。だが、『第2次α』の序盤では、搭乗者のアイビスがその性能をフルに発揮できるほどの技量(と精神)を持ちえていなかった為、リミッターがかけられていた。また、この機体は恒星間航行を目的に作られた宇宙船であり、戦闘機として作られたものではなかった。だが、劇中ではオプションである武装を取り付けられ、戦場を駆け抜けていた。特徴として格闘武器を除いた全てが実体弾兵器であり、火力こそ低いものの相手を選ばずに闘うことが出来る。使用している武器は、ディバイン・クルセイダーズ(DC)製のCTM(戦術統合ミサイル)シリーズ。
注記しておくと、この機体だけで外宇宙を航行できるわけではなく、姉妹機であるベガリオンと合体、「ハイペリオン」として超空間航行用のモジュールを取り付けた状態で、初めて本来の役割を果たすことができる。
『OGシリーズ』では一つ前のアステリオンが登場しているが、『αシリーズ』では開発こそ語られたが完成後にどういう経緯で手に入れたかまでは明かされておらず(ベラ・ロナが絡んでいるのは間違いないが、ツグミがアイビスを乗せるために手回ししたのではないかという説も)、意外に謎の多い機体。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 初登場作品。上記の通りアイビスとツグミの乗機。第31話「約束の宇宙へ」において発生するイベントで、ツグミの手によりセーフティとしてかけられていたリミッターが解除される。俗に覚醒と呼ばれるアイビスの成長と同時に起こる為に見過ごされがちではあるが、リミッター解除により運動性が+15されていて、この数字は強力な強化パーツに匹敵する。アイビスのステータスがこれも+15される為、全体では精神コマンド集中と同等の+30が得られる。さらに分身機能が追加される為、実回避力は格段に向上する。
- 余談だが、共通ルート第21話に於ける重力波イベントでのツグミの言によれば、テスラ・ドライブをフル稼働させる事でEI-20の重力波を突破出来たらしいが、肝心のアイビスがトラウマ状態から回復しておらず、活躍の機会が無かった。
- なお、そもそも第1話でアルテリオンが運用できるパイロットがいない宇宙海賊クロスボーン・バンガードへの補給物資に入っていたという状況自体が不可解なのだが、最後まで理由は明かされない。このため、プレイヤーの間ではツグミがアイビスを立ち直らせる一環として裏で手を回していたという説が有力視されている。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 『第2次α』に引き続き(セレーナ編のみ)登場。ベガリオンは序盤から登場するが、アルテリオンは中盤からの参戦で実質ベガリオンと入れ替わりとなる。合流直前にベガリオンが大破したため、ツグミが修理のために降り、代わりに愛機を失ったスレイがしばらくオペレートを務めていた。後にベガリオンと共にツグミが復帰、オペレートに戻る。ちなみに今回は分身しない上にアイビスが魂を持ってないので総合的には弱くなったと言える。
- ASソレアレスからベガリオン、ベガリオンから本機へ改造段階を引き継ぐのでセレーナを強化しておけば即戦力になれる。
OGシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 開始時点で既にフィリオは没しており、早々にアイビスが乗り込んでいるもショックのために最初は満足に性能を発揮できなかった。GRaMXsを会得してスレイを打ち破り、その後和解してハイぺリオンとなるという流れ自体は第二次αと同様。
- アイビスの援護技能が初期から優秀な上、早めに「努力」を覚えるので序盤から働かせ甲斐がある。最強武装の攻撃力が両形態とも同水準なので遠慮なく使い分けられるが、デフォルトでは低気力時のP武器が心許ない点は換装でフォローすべきだろう。ハイペリオンに合体可能になった後も、分離したベガリオンの攻撃をアルテリオンの援護で後押しする戦法が可能。このとき主力となるであろうGアクセルドライバーがハイペリオンから独立しているため、弾数を気にしないで済むのもポイント。
関連作品[編集 | ソースを編集]
- アイドルマスター シンデレラガールズ
- OGシリーズとのコラボイベント「スーパーロボット大戦CG-奏鳴の銀河へ-」にて登場。
- 搭乗するパイロットはアナスタシア(アイドル本人と同名)。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
ミサイル系武装の詳細はCTM(Consolidated Tactical Missile;戦術統合ミサイル)の項目を参照。
- 90mmGGキャノン
- 胸部に装備した機関砲。GGとはGravity Guidance(重力誘導)の略で、テスラ・ドライブを用いて弾道を安定させ、射程距離と命中率を向上させている。グラフィックは普通にバルカン・マシンキャノンといった感じ。
- CTM-02スピキュール
- DF形態時のみの武装。CTMシリーズの一つで、全体攻撃武器。射程2までが穴になっている上弾数は2しかないが、P属性で扱いやすい。
- ソニックセイバー
- DF形態時のみの格闘武装。テスラ・ドライブからブレード状に伸ばして形成したT・ドットアレイで敵を切り裂く。射程は1だが覚醒イベント後に射程が延び、強化パーツで補強することが可能になる。弾数制武器ばかりのアルテリオンには珍しいEN制武器で消費も軽いためガス欠の危険は少ないが、射撃系のアイビスで活用するには育成が必要か。
- CTM-07プロミネンス
- 前腕部カバーが開いて発射されるミサイル。CTMシリーズの一つでベガリオンにも搭載されており、共にPLA属性武器。PLAゆえに射程は短くもなく、長くもなく。
- Gアクセルドライバー
- テスラ・ドライブによって加速した弾体を高速で撃ち出すレールガンの一種。CF形態時にはP属性短射程、DF形態時には非Pの長射程武器となる。
- マニューバーGRaMXs
- CF形態時のみの武装。Gravity- control Rapid acceleration Mobility break Cross(X) shootの略で、「重力加速制御応用の急加速突撃、ならびに攻撃対象との交差射撃による空間戦術」という意味。全武装を射出しつつ急速突撃を行う。移動後に使えて射程も長く、まさにアイビスの『必殺技』。覚醒イベント後に使用できる。『第2次OG』では、射出したスピキュールやプロミネンスを追い越して相手の背後に回り込んでブレイクフィールドで突撃、そのまま相手を接近中のミサイル目掛けて押しまくって直撃させる(流れ弾はフィールドで防御)、という無茶な戦術になった。
- なお、RaMvs共々、なぜか「マニューバ」と表記されることが多いが、公式では「マニューバー」と伸ばすのが正しい。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
- 剣装備
- 斬り払いを発動。ただし採用されているαシリーズではアイビスが同技能を持っていないため、狙って習得させないと見られない。
- 変形
- クルーズフィギュアからドールフィギュアへと変形する。
- 合体
- ベガリオンとの合体でハイペリオンとなる。
- 分身
- 項目にもあるが、「ブレイクターン」と呼ばれるマニューバによって、機体が分身したように見えるという、実は珍しい設定がついている。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- M
機体BGM[編集 | ソースを編集]
- 「流星、夜を切り裂いて」
- アイビス及びアルテリオンのメインBGM。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- リオンシリーズ
- 関連機体シリーズ。
- ベガリオン
- 姉妹機。合体することでハイペリオンとなる。
- アステリオン
- 実質的にアルテリオンの試作機。
- アステリオンAX
- 完全にテスラ・ドライブのみで機動でき、この機体のデータを元にアルテリオンが作られた。
商品情報[編集 | ソースを編集]
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- ↑ コトブキヤのプラモデルのパッケージより。