「キャンベル星人」の版間の差分
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*ひおあきら氏の漫画版では地球で眠っていた背景がTV版と異なり、原始時代だった頃の地球に飛来したキャンベル星人は既に一大文明を築いており、当時まだ猿人に過ぎなかった地球人類の祖先を奴隷として扱っていたが、それが結果的に猿人の知能向上、ひいては人類への進化へと繋がったとされた。やがて地殻変動により文明は滅亡、キャンベル星人達が永い眠りについた後に地球人が地上で繁栄したが、地球に衝突した隕石が切っ掛けで復活、地上侵攻を開始する。 | *ひおあきら氏の漫画版では地球で眠っていた背景がTV版と異なり、原始時代だった頃の地球に飛来したキャンベル星人は既に一大文明を築いており、当時まだ猿人に過ぎなかった地球人類の祖先を奴隷として扱っていたが、それが結果的に猿人の知能向上、ひいては人類への進化へと繋がったとされた。やがて地殻変動により文明は滅亡、キャンベル星人達が永い眠りについた後に地球人が地上で繁栄したが、地球に衝突した隕石が切っ掛けで復活、地上侵攻を開始する。 | ||
− | *円道祥之『空想歴史読本』(メディアファクトリー/ | + | *円道祥之『空想歴史読本』(メディアファクトリー/1999年)では、「なぜわざわざ[[世界征服|侵略]]に来てから何万年も寝ていたのだ、速攻で攻めかかれば一瞬で原始時代の人類など支配できたのではないか」という検証を行っている。同コラムでは今までの人類史の侵略に準え、「居住地獲得」(例:[[ガミラス帝国]])、「資源の商取引・強奪」(例:ウルトラシリーズの登場宇宙人)などではないとして、最終的に「侵略の為だけの侵略」(例:『宇宙戦艦ヤマト』の白色彗星帝国)に他ならず、「猿同然の原始人相手に勝っても面白くもなんともないから」と結論付けている。 |
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2023年11月11日 (土) 13:21時点における最新版
キャンベル星人とは、『超電磁ロボ コン・バトラーV』に登場する異星人。
概要[編集 | ソースを編集]
3万5000年の歴史と高度な科学力を持つ。数万年前にオレアナ率いる軍が地球に着いていたが、当時地球上が氷河期だったため物語開始まで眠りについていた。キャンベル本星は長い間軍事政権であったが、終盤に平和勢力のクーデターで軍事政権が打倒されたことが明らかになる。
原作では前半のオレアナとガルーダ率いる軍と後半のジャネラ率いる軍が存在し、SRWでは作品によってどちらか(もしくは両方)が登場する。作中本編では一般兵も多数登場するが、生粋のキャンベル星人ではなくどれい兵と呼ばれる地球人を洗脳した存在らしい。
登場作品[編集 | ソースを編集]
話のスパンが長いので、前半のオレアナ一味と後半のジャネラ一派のどちらかしか登場しない事が多い。参戦しているのに全く登場しないというケースも。
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第3次スーパーロボット大戦
- ガルーダ、ミーアのみ登場。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- ガルーダ、オレアナ、ミーアが登場。第3次では単独勢力であったが、今回はDCと同盟している。
- スーパーロボット大戦F
- ガルーダ、オレアナ、ミーアが登場。イベントは第4次と同じだが、本作ではオレアナのDVEが存在する。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 『F』で倒されている為、デモでガルーダが出るくらい。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α
- キャンベル星がバルマー帝国の麾下となっている設定で、前半のオレアナとガルーダ、ミーアが登場。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 機体のみカーメンによって運用される。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- バルマーの支配下から独立し、ジャネラ一派がボアザン星皇帝のズ・ザンバジルとともに星間連合の中心となる。
COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
- ガルーダ、オレアナ、ミーアが登場。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇
- ダンゲルが登場。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
- ダンゲル、ワルキメデス、ジャネラ、デウスが登場。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 第1部ではガルーダ、オレアナ、ミーア、第2部以降はダンゲル、ワルキメデス、ジャネラ、デウスが登場。
- 本作では前述の数万年単位の冬眠に入った理由は、当時アインストが跳梁跋扈していたのが原因であると語られている。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- ガルーダ、オレアナが登場。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦A
- ダンゲル、ワルキメデス、ジャネラが登場。ガルーダやオレアナは物語開始前に既に倒されているようで、名前が多少出てくる程度。
- 中盤でデウスのクーデターが成功してしまったがためにジャネラ一味は完全に地球への置いてけぼりを喰らい、ボアザンの地底城攻略の際にもののついでのように壊滅する。
- スーパーロボット大戦R
- ダンゲル、ワルキメデス、ジャネラが登場。ミケーネ帝国、恐竜帝国、ボアザン星人と手を結ぶが、裏でボアザンを陥れる策略を行ったりと一枚岩とは言い難い。
- ジャネラ一派は過去の世界でラウンドナイツに敗北し、敵組織の中では最初の脱落者となった(直後にミケーネも侵略を諦め撤退していった)。4年後を描いたエンディングでは新政権が樹立(ラスボス撃破から1年後)、ボアザン星人、アルクトス星人と共に地球と友好を結んだ。和平の特使として、ナデシコCとキング・ビアルが地球から向かうこととなっている。
Scramble Commanderシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- ジャネラとダンゲルが登場。本作ではムゲ・ゾルバドス帝国と協力関係にある。
- また、ソーディアン要塞のコンピュータによると平行世界の一つではアースボムで地球を破壊したらしい事が語られる。
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- ジャネラ、ダンゲル、ワルキメデスが登場。今作では彼らの真の目的はプロトカルチャーの遺産の調査というクロスオーバーがなされている。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦64
- ズール皇帝率いる銀河帝国の所属という設定で、番組後半の敵であるジャネラ、ダンゲル、ワルキメデスがシリーズ初登場。
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- 別の次元である「二つ目の宇宙」に所属しており、「一つ目の宇宙」にある地球を侵略するためにガルーダとミーアを送り込んでいた。
- 後にジャネラ一派が登場してカイルスと激突する。
- スーパーロボット大戦DD
- ワールド1(第1世界)の敵としてガルーダ一派が登場。Dr.ヘルと一時的に結託する。
- なお異星人ではあるが長きにわたり眠りについていたので、第1世界を構成する他作品の敵役である古代種族らにある意味近い。しかし氷河期に地球に飛来したため、その頃には氷に閉じ込められていたデーモンや、数千年前にギリシャに興ったミケーネ帝国、古代日本の邪魔大王国とは微妙に時期がずれていたためか知らなかった様子(ミケーネ人の夫婦であったあしゅら男爵も「お初にお目にかかる」とガルーダに名乗っている)。
- スーパーロボット大戦30
- 本編の1年前にガルーダやジャネラ達は死亡済みであり、現在はデウス達平和勢力が地球と和平を結んでいる。
- 国交が始まっているのかは不明だが、バラック星人が地球に侵入した事を警告する等、連絡は取り合っている模様。
人物[編集 | ソースを編集]
オレアナ一派[編集 | ソースを編集]
- オレアナ
- 前半の司令官。キャンベル星の科学者で、人格をコンピューターの像に移植している。
- ガルーダ
- オレアナの息子(と信じ込まされたアンドロイド)。
- ミーア
- 休息区司令のハーフロイド。
- ナルア
- ハーフロイド。
- ギルア
- ハーフロイド。
女帝ジャネラ一派[編集 | ソースを編集]
その他[編集 | ソースを編集]
- デウス
- キャンベル星の平和主義者の一人。
関連用語[編集 | ソースを編集]
- どれい獣
- 初期のキャンベル星人の司令官オレアナが地球侵略に使用していた戦闘ロボット。その正体はキャンベル星に征服された星の人々や生物が改造された姿だった。SRWでは表現上の問題から、マグマ獣に変更してある。
- マグマ獣
- ジャネラが使用する戦闘用ロボット。純粋な戦闘用として開発されたため、その性能はどれい獣よりも優れている。開発はワルキメデスが行い、操縦は弟のダンゲルが担当している。
余談[編集 | ソースを編集]
- ひおあきら氏の漫画版では地球で眠っていた背景がTV版と異なり、原始時代だった頃の地球に飛来したキャンベル星人は既に一大文明を築いており、当時まだ猿人に過ぎなかった地球人類の祖先を奴隷として扱っていたが、それが結果的に猿人の知能向上、ひいては人類への進化へと繋がったとされた。やがて地殻変動により文明は滅亡、キャンベル星人達が永い眠りについた後に地球人が地上で繁栄したが、地球に衝突した隕石が切っ掛けで復活、地上侵攻を開始する。
- 円道祥之『空想歴史読本』(メディアファクトリー/1999年)では、「なぜわざわざ侵略に来てから何万年も寝ていたのだ、速攻で攻めかかれば一瞬で原始時代の人類など支配できたのではないか」という検証を行っている。同コラムでは今までの人類史の侵略に準え、「居住地獲得」(例:ガミラス帝国)、「資源の商取引・強奪」(例:ウルトラシリーズの登場宇宙人)などではないとして、最終的に「侵略の為だけの侵略」(例:『宇宙戦艦ヤマト』の白色彗星帝国)に他ならず、「猿同然の原始人相手に勝っても面白くもなんともないから」と結論付けている。