ワルキメデス
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| ワルキメデス | |
|---|---|
| 登場作品 | 超電磁ロボ コン・バトラーV |
| 声優 | 市川治 |
| デザイン | 安彦良和 |
| 初登場SRW | スーパーロボット大戦64 |
| SRWでの分類 | パイロット |
| プロフィール | |
|---|---|
| 種族 | キャンベル星人 |
| 性別 | 男 |
| 所属 | キャンベル星・地球攻撃軍 |
| 役職 | 総統 |
ワルキメデスは『超電磁ロボ コン・バトラーV』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
オレアナが破壊された後に地球にやってきた女帝ジャネラの配下の一人。ダンゲル将軍は弟。
高い知力を誇り、マグマ獣の開発や作戦の立案を行い、ジャネラの地球侵略を補佐する。高圧的なジャネラや力押しで豪快なダンゲルとは異なり、敵対者の戦力を冷静に分析するなど慎重な性格であるが、ジャネラやダンゲルからは臆病者と罵られていた。特に弟のダンゲルとは方針を巡っていがみあう事が多かった。
ジャネラに逆らったり任務に失敗したりすると、ヘッドギアが収縮して頭部を締め付け、激痛が走る仕組みになっている。
普段は空中戦艦のブランブルで後方の指揮を執る事が多いが、終盤の53話にて自らがロボットに改造される危機を感じてマグマ獣ダークロンに搭乗してコン・バトラーVに挑むが敢え無く敗北した。
その失態もあって最終話ではジャネラによってその頭脳だけを取り出され、ワルキメデスを模したロボットの体に移植されてしまうが、反旗を翻し、ジャネラを道連れにして爆死した。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
SRWでは原作と同じくダークロンに乗り込み、ツメミサイル及びダークロンドリルで武器名を毎回喋る。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- キャンベル軍の敵幹部として登場。今作ではブランブルで出撃するシナリオもある。ボアザン星の決戦で死亡するが、ジャネラに反旗を翻すという事は無く、最後の最後で潔く負けを認めて豹馬にもその悲惨な死を悼まれた本作のダンゲルと比べても何とも哀れな末路となってしまった。
COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇
- 中盤から登場し、色々と暗躍している。乗機はブランブル。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
- 地上の鬼面城で罠をしかけ、コン・バトラーVをおびき出すなど活躍。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 音声初収録。『COMPACT2』に準じた活躍。ただし乗機はダークロンになっている。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦A
- 序盤からダークロンを駆って、暗黒大将軍やヒドラー元帥と共に、ちょくちょくプレイヤーと交戦している。キャンベル軍の扱いが、ベガ星連合軍の中では格下扱いのため、あまりパっとしない。
- スーパーロボット大戦R
- 今回もダークロンに乗って登場。
Scramble Commanderシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 前作では登場しなかったが、今作ではダンゲルと共にジャネラの部下として登場。ジャネラの目的であるプロトカルチャーの技術の回収について、どこにあるかも判然としない上に深海故に手出しもしにくい海底都市よりも鳥の人をあたる方が現実的だと進言し、自らがその調査の指揮を執った。しかし、結局手に入れた技術はキャンベル星人にとって役に立たなかったことからジャネラに見限られ、ワルキメデス本人もダンゲルの死を一顧だにしなかったジャネラの冷酷さから不信と不満を抱いたため、最終決戦では見捨てられることを見越してブランブルの機関部に細工を施し、ジャネラが撤退できないようにした。最期はブランブルの墜落に巻き込まれて死亡した。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦64
- 初登場作品。銀河帝国キャンベル軍の幹部で、乗機はダークロン。特に目立ったイベントなどはない。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
特殊技能[編集 | ソースを編集]
小隊長能力[編集 | ソースを編集]
- クリティカル率+20%
- 『第3次α』で採用。
人間関係[編集 | ソースを編集]
キャンベル軍[編集 | ソースを編集]
- ジャネラ
- 上司。忠誠を誓っているが、ダンゲルを捨て駒同然にする等の冷徹な行動にはドン引きしていた。最後はロボットに改造された事により反旗を翻した。
- ダンゲル
- 弟。性格や方針の違いの為に常にいがみ合いが絶えない。如何せんダンゲルが好戦的で前線指揮を担う軍人なのに対し、ワルキメデスは後ろで策を練るタイプの軍人なのでその結果もやむなしか。
地球人[編集 | ソースを編集]
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- シャピロ・キーツ
- 『第3次α』では共に星間連合に所属し、地球侵攻軍の司令であるシャピロの指揮下に入っている。シャピロの方はワルキメデスを評価しているが、ワルキメデスの方はムゲの威を借る飾り物と見下していた。
- デスガイヤー将軍
- 『第3次α』での星間連合の同僚。互いに仲は良くなかった。
- ブライ大帝 / 暗黒大将軍 / 地獄大元帥
- 『A』の序盤では彼ら地下勢力の指導者の元へ使者として赴いて同盟を結んだ。『R』でもミケーネは同盟者にあたる。
- プリンス・ハイネル
- 『A』や『第3次α』で共演する。何気に声優は同じだがその性格は全く異なる。特に第3次αでは彼から「人々を苦しめてきた臆病者」という辛辣ながらも真っ当な嫌味を浴びせられた。
- 竜崎一矢
- 『第3次α』の決戦の際は彼の気迫に圧倒され怯えていた。
- ズール皇帝
- 『64』での上司。しかしあまりの暴虐ぶりに内心恐れていた。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「むぅぅ、何をぬかすか! ジャネラ様、あいつこそコピーマシンの生贄に!」
- 第40話より。バトルチームの食事風景を見て、大作に「栄養不良の見本ですたい」とコケにされて。直前と直後にダンゲルもジャネラも同じように酷評されており、プライドの高さがうかがえると同時に滑稽な場面。
- 「なんとだらしの無いどれい人間め。やむを得ん、第二の作戦だ」
- 第46話より。ニューヨークで豹馬らを始末する為に送ったどれい人の部隊が豹馬らにあっさり撃退された際の台詞だが、自身でトラックを運転している等シュールなシーンである。
- 「是が非でもジャネラ様を探し当ててお慈悲を請わねば、俺はまだ死にたくはない」
- 第53話より。ダンゲル戦死後、ジャネラに「用済み」を言い渡され、その後姿を消したジャネラをエネルギー探知機片手に行方を捜しながら。
- 「俺はまだ死にたくはない」はゲームでは撃墜台詞のほか、後述の通り断末魔にも採用されている。
- (この戦いに勝てばジャネラ様とて俺をロボットにすることはできまい)
「頼むぞ、ダークロン、のるかそるかだ!」 - 同上。姿を消したジャネラが自分の頭脳をロボットに入れる企みを知り、無断でダークロンを駆り、南原コネクションに襲撃をかける。
- 「のるかそるかだ!」はゲームでは戦闘台詞に採用されている。
- 「行くぞ、ダークロン!」
- 同上。ダークロンで攻撃を開始する際の台詞。
- 戦闘台詞に採用されているほか、『IMPACT』ではキャラクター事典で聞ける。
- 「ダークロンドリルでコネクションにとどめを刺してやる!」
- 同上。ダークロンドリルで突撃する際の台詞。
- ゲームでは「コネクションに」を抜いて、「ダークロンドリル」使用時の台詞に採用されている。
- 「覚えておれ…! ジャネラァ!」
- 最終話より。ロボットに脳を移植される直前の台詞で、生身のキャンベル星人としては最期の台詞となる。
- 「確率95%でコン・バトラーは倒れるでしょう。だが、5%とゼロは違う、油断できません」
- 同上、ロボットに改造された後の台詞。最後まで慢心せず敵対者の戦力を冷静に分析していた。ジャネラは生身の頃と同じ慎重さを臆病と嘲笑したが、ワルキメデスの目は不敵に輝いていた。
- 「どうせ私はこのカプセルに乗れない。一人だけ行かせるものか!」
- 同上。コン・バトラーにセントマグマを撃墜され、カプセルで一人脱出しようとするジャネラの前に立ち塞がった際の台詞。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「…お前達をここで倒してしまえば…地球の軍は戦力が整ってはいまい! まだ…まだ我々に勝機は有るっ!」
- 『IMPACT』第3部銀河決戦篇第26話「決着、そして新たなる謎」より。母星から放逐され進退窮まりながらも、一縷の望みを掛けてロンド・ベル隊へと挑むが…。
- 「俺はまだ死にたくないぃぃ!」
- 『IMPACT』での断末魔。豹馬やデュークからの撤退勧告を無視した結果、惨めな末路を迎える。
- 「さぁこい、コン・バトラーV。私はダンゲルとは違うぞ!」
- 『A』29話『地底城強襲/地底城直上決戦』でコン・バトラーVと対峙して。一応弟との出来の違いを主張するが豹馬からは「お前にダンゲルほどの戦いが出来るのか」と返されてしまう。
- 「そんな。私も敗れるのか。ダンゲルのように」
- 『A』での辞世の句。原作やIMPACTに比べるとやけに謙虚で潔い台詞を吐いている。
- 「αナンバーズ、お前達は退くことも許さぬ」
「お前達にはここで最高のショーの観客になってもらう!」
「そうだ!コン・バトラーV対ボルテスV、ダイモスのデスマッチをな!」
「剛健一、竜崎一矢…お前達に拒否する権利はない」
「死力を尽くしてコン・バトラーVと戦ってもらおう」 - 『第3次α』ボアザンルート第46話「崩れゆく邪悪の塔」より。黄金城の前に姿を現したαナンバーズに対して剛健太郎とエリカを人質に取り、仲間同士で戦わせる卑劣な手段を取る。豹馬達は助けが来ると信じて超電磁兄弟対決と称して戦いに応じる。
- 「ハッハッハ!見たか、徒労共!これでお前達の希望も地に堕ちた!絶望するがいい!そして、自らの愚かさを悔いるがいい!」
- 同上。効果は的面で、反乱を起こした徒労達もこの光景の前には呆然と立ち尽くすしか出来ず、そんな彼らを嘲笑う。この時はワルキメデスも優位に立ち余裕綽々だったが…。
- 「ひ…ひい!!」
- 同上。エリカ達の救出に現れたリヒテル。銃撃をものともしないリヒテルの気迫に怖気付き、情け無い叫び声を上げ逃げてしまう。どちらも声優が同じなだけにどうにも落差の激しさを感じさせる。
- 「こ、ここで退いても私は処刑されるだけなのだ!」
- 同上。ブランブルに続いてダークロンでも敗北するも、もはや後がないワルキメデスは見苦しく悪あがきをする。そんな彼に長浜ロマンロボ3機の怒りの一撃「超電磁烈風正拳突き」が炸裂。ワルキメデスもとうとう引導を渡され散るのだった。