「戒道幾巳」の版間の差分
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| 読み = かいどう いくみ | | 読み = かいどう いくみ | ||
− | | 外国語表記 = [[外国語表記::Ikumi | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Ikumi Kaidoh]]<ref>[http://www.gaogaigar.net/TV/chara/12.html Character]、ガオガイガーポータルサイト、2022年3月10日閲覧。</ref> |
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| タイトル = プロフィール | | タイトル = プロフィール | ||
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:今回はサブパイロットとしても参戦。覚える精神コマンドがソルダートJとトモロの精神を補完するので使い勝手がかなり良くなる。ついでにというかなんというか気合と覚醒を覚えるため『W』の精神バグ→覚醒による無限行動も使えてしまう。これはひどい。 | :今回はサブパイロットとしても参戦。覚える精神コマンドがソルダートJとトモロの精神を補完するので使い勝手がかなり良くなる。ついでにというかなんというか気合と覚醒を覚えるため『W』の精神バグ→覚醒による無限行動も使えてしまう。これはひどい。 | ||
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦BX}} | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦BX}} | ||
− | : | + | :本作もサブパイロットとして参戦。担当声優の紗ゆり氏は2012年に亡くなったため、戒道としては初のライブラリ出演となっている。ライブラリのためパターンは少ないが、戦闘中に掛け合いがある。戦闘中よりもDVEの方がボイスの印象としては強いかもしれない。 |
:これまでの出演作に比べジェイアーク隊の全体的な行動決定権が戒道にある描写が増え、比較的存在感が増した。また、寡黙ながらも子供らしい部分が強調されており、[[熱血ロボ ゲキ・ガンガー3|ゲキ・ガンガー]]を真剣に見ていたりもしていた。 | :これまでの出演作に比べジェイアーク隊の全体的な行動決定権が戒道にある描写が増え、比較的存在感が増した。また、寡黙ながらも子供らしい部分が強調されており、[[熱血ロボ ゲキ・ガンガー3|ゲキ・ガンガー]]を真剣に見ていたりもしていた。 | ||
:終盤でジェイアークともども離脱するが[[隠し要素/BX|隠し要素]]の条件を満たせば復帰する。ガオガイガー決戦シナリオでは凱と共に[[機界新種]]を浄解、EDでは護と共に星の海へ旅立つ。 | :終盤でジェイアークともども離脱するが[[隠し要素/BX|隠し要素]]の条件を満たせば復帰する。ガオガイガー決戦シナリオでは凱と共に[[機界新種]]を浄解、EDでは護と共に星の海へ旅立つ。 | ||
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=== VXT三部作 === | === VXT三部作 === | ||
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− | :今作ではサブパイロットから外れたが、[[DVE]] | + | :今作ではサブパイロットから外れたが、[[DVE]]でボイスがある。今作ではEI-01戦後も行方不明になっておらず、護達と[[竹尾ゼネラルカンパニー]]へ社会見学に行っており、[[トライダーG7]]に[[ガバール帝国|ガバール星系]]の技術が使われていることを見抜いた。 |
:J共々離脱しないため、エンディングでは護の代わりにJたちと共に宇宙へと旅立つ。 | :J共々離脱しないため、エンディングでは護の代わりにJたちと共に宇宙へと旅立つ。 | ||
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:1章Part13から登場。NPC。 | :1章Part13から登場。NPC。 | ||
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}} | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}} | ||
− | : | + | :『覇界王』設定での参戦で、護との交代制という形でSRWで初めてメインパイロットを務める。 |
− | : | + | :声は新たに斎賀みつき氏が担当する。これはガオガイガー各種作品の監督である米たにヨシトモ氏直々の指名<ref>[https://twitter.com/yuichiro_takeda/status/1414747039905181712 竹田裕一郎氏 2021年7月13日のtwitterより]</ref>によるもの。 |
+ | :護と比べると格闘・射撃は対等、技量と命中はわずかに勝り、防御・回避・SPはわずかに劣る。 | ||
+ | :初期から援護攻撃を持っており、序盤からガオガイゴーの攻撃力で援護を出せるのはなかなか強力。 | ||
+ | :エースボーナスが非常に有用かつ、戒道がメインパイロットの状態でなければ発動しないため両方がエースになって以降は戒道をメインに据えて戦うのが無難。 | ||
+ | :エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「命中アップ」。 | ||
== パイロットステータス == | == パイロットステータス == | ||
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;[[スーパーロボット大戦BX|BX]] | ;[[スーパーロボット大戦BX|BX]] | ||
:'''[[ひらめき]]、[[直撃]]、[[気合]]、[[友情]]、[[覚醒]]''' | :'''[[ひらめき]]、[[直撃]]、[[気合]]、[[友情]]、[[覚醒]]''' | ||
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+ | :序盤は主に「加速」に費やすことになるが、護が「必中」を習得するのが遅いため照準値を改造するまでは「集中」に回す判断も重要。 | ||
+ | :エースボーナス獲得後やファイナル・ガオガイガーへの乗り換え時は「閃き」によるボスへの対応の他、SPが余りがちなので味方に「感応」を使う役にもなれる。 | ||
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+ | :『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。 | ||
+ | :気力が必要だが自力習得する精神2つを同時にかける。コマンドの多様性という意味では勿体ないが、他の精神にSPを回せるようになるのは十分強力。 | ||
=== サポートアビリティ === | === サポートアビリティ === | ||
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;[[トモロ0117]] | ;[[トモロ0117]] | ||
:同じ目的を共にする同志。最期の時までJ・アルマ・トモロの3人が共にあることを誓っていたがFINALでは無言で戒道を地球へと送り出した。 | :同じ目的を共にする同志。最期の時までJ・アルマ・トモロの3人が共にあることを誓っていたがFINALでは無言で戒道を地球へと送り出した。 | ||
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=== カモメ第一小学校 === | === カモメ第一小学校 === | ||
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:クラスメイト。人懐っこい彼女には若干心を開いており、遊星主大戦では護と自分が宇宙から来た事を明かしつつ、護を地球に連れて帰ることを約束する。そして、約束を果たし、2人で華に会いに行った。 | :クラスメイト。人懐っこい彼女には若干心を開いており、遊星主大戦では護と自分が宇宙から来た事を明かしつつ、護を地球に連れて帰ることを約束する。そして、約束を果たし、2人で華に会いに行った。 | ||
:周囲の認識とは裏腹に二十歳になっても実際に籍は入れていない華と護であるが、幾巳にとっても『夫婦』という認識(冗談混じりの可能性もあるが)らしく下記のユカに対し、護の『妻』として紹介をしていた。 | :周囲の認識とは裏腹に二十歳になっても実際に籍は入れていない華と護であるが、幾巳にとっても『夫婦』という認識(冗談混じりの可能性もあるが)らしく下記のユカに対し、護の『妻』として紹介をしていた。 | ||
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=== その他 === | === その他 === | ||
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:遊星主大戦が始まる前に地球に帰還しながらも記憶を失っていた戒道を介抱してくれたオーストラリアの少女。戒道をテンシと呼んでいる。 | :遊星主大戦が始まる前に地球に帰還しながらも記憶を失っていた戒道を介抱してくれたオーストラリアの少女。戒道をテンシと呼んでいる。 | ||
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:『覇界王』で出会い、彼女からは憧れの人として見られている。 | :『覇界王』で出会い、彼女からは憧れの人として見られている。 | ||
:尚、戒道もアルエットも人為的に作り出された存在であり、幼くして、母と別れながらも後に再会したり、当初は出生から周囲に無愛想な態度を取っていたりと共通項が多い。 | :尚、戒道もアルエットも人為的に作り出された存在であり、幼くして、母と別れながらも後に再会したり、当初は出生から周囲に無愛想な態度を取っていたりと共通項が多い。 | ||
== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
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+ | :『30』での幼なじみの一人だが、「元気」が実は女の子だったことには気づいていなかった。 | ||
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:『BX』にて、デストルークに抗ったために力尽きた彼を、ダブルゼータ同様にジェイアークに保護した。 | :『BX』にて、デストルークに抗ったために力尽きた彼を、ダブルゼータ同様にジェイアークに保護した。 | ||
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:そしてこちらが14歳になった戒道が『覇界王~ガオガイガー対ベターマン~』にて覚醒人内の通信機の機能が一部故障したため思ったこと。 | :そしてこちらが14歳になった戒道が『覇界王~ガオガイガー対ベターマン~』にて覚醒人内の通信機の機能が一部故障したため思ったこと。 | ||
:さすがにこの時には精密機器の異常と古いテレビの不具合とは違うことを学んでいたため、考えただけで実行しなかった。 | :さすがにこの時には精密機器の異常と古いテレビの不具合とは違うことを学んでいたため、考えただけで実行しなかった。 | ||
+ | ;護「そういうものなんだ」<br />(そういうものなんだな…) | ||
+ | :漫画版『覇界王』第23話。凱がアルエットとも再会を果たし、「大きくなったな」と声をかけたところ、それは子供への挨拶と反発されたのを見ての感想。二人揃って乙女心が分かっていない。護が目立つ一方、声には出していないが同じことを思ってしまっている。 | ||
== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == | ||
;「…だが、いつかまた会おう。僕達が生まれた星の海で…」 | ;「…だが、いつかまた会おう。僕達が生まれた星の海で…」 | ||
− | :『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』のエンディングより。Jは[[ルネ・カーディフ・獅子王|ルネ]]と共に銀河へと旅立つ為、別れの台詞。原作でのED曲「いつか星の海で」の歌詞のアレンジ。 | + | :『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』のエンディングより。Jは[[ルネ・カーディフ・獅子王|ルネ]]と共に銀河へと旅立つ為、別れの台詞。原作でのED曲「いつか星の海で」の歌詞のアレンジ。 |
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+ | == スパロボシリーズの迷台詞 == | ||
+ | ;「怪獣だって!? もっと小さければ、飼ってみたかった…」 | ||
+ | :『[[スーパーロボット大戦30|30]]』での対[[怪獣]]戦の[[特殊戦闘台詞]]。センスは少年時代から変わらないようだ。 | ||
== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == | ||
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;[[ガオガイゴー]] | ;[[ガオガイゴー]] | ||
:護と共にヘッドダイバーとして搭乗。 | :護と共にヘッドダイバーとして搭乗。 | ||
+ | ;[[ファイナル・ガオガイガー]] | ||
+ | :ガジェットガオーに搭乗。 | ||
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== 脚注 == | == 脚注 == | ||
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2024年5月28日 (火) 19:29時点における最新版
戒道幾巳 | |
---|---|
読み | かいどう いくみ |
外国語表記 | Ikumi Kaidoh[1] |
登場作品 | |
声優 |
紗ゆり(勇者王) 斎賀みつき(覇界王) |
デザイン | 木村貴宏 |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ |
SRWでの分類 |
パイロット サブパイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 生体兵器アルマ |
性別 | 男 |
星座 | 双子座(時間経緯では不明) |
年齢 |
8歳(TVシリーズ) 10歳(FINAL) 20歳(覇界王本編) |
出身 | 赤の星 |
血液型 | AB型 |
所属 |
カモメ第一小学校(勇者王) ジェイアーク GGG(覇界王) |
学年 | 3年1組 |
戒道幾巳は『勇者王ガオガイガー』および『勇者王ガオガイガーFINAL』の登場人物。『覇界王 ガオガイガー対ベターマン』の主人公の一人。
概要[編集 | ソースを編集]
寡黙な子供で目立たないが、時折不思議な力を見せていた。しかし、東京タワーへ社会見学の際にEI-01とGGGの戦いに巻き込まれ、東京タワー展望台から投げ出されて自己防衛により自身の封印を解除。本来の使命に目覚めた。
正体は赤の星で生み出された「生体兵器アルマ」の一人であり、幼き頃にジェイアークと共に地球へ逃れ、阿蘇山で偶然保護した戒道夫人によって育てられた。アルマはラテン語で「道具」または「兵器」であるが、別の言葉では「魂」の意。東京中がゾンダーメタルプラントと化す騒ぎの中で姿を消したため、FINALで帰還するまでの2年間家族やクラスメートには行方不明者扱いだった。
使命に目覚めた戒道はゾンダリアン化したピッツァとペンチノンを、元のソルダートJとトモロ0117へと浄解。そして阿蘇山に眠るジェイアークを復活させ、機界31原種との戦いに望む。三重連太陽系の記憶を持ち兵器として自覚のある戒道は地球人に対して一線を引きつつも、自身の正体に戸惑う護を時に導き、また共闘しながら原種を浄解していく。Zマスターとの最終決戦ではソルダートJとトモロ0117と共にザ・パワーの暴走を引き起こし、キングジェイダーごとZマスターの崩壊に巻き込まれ護への感謝の言葉を残して姿を消した。
しかし、実はザ・パワーの反発作用で宇宙の果て「ヴォイド」に飛ばされており、そこで宇宙収縮現象を観測し宇宙の異常事態に気付き、修復したジェイアークで宇宙収縮現象の中心地へと向かう。半年間の連続ESドライブを続けた結果、その中心地が太陽系であった事に驚く。そこでは赤の星が生み出した三重連太陽系再生プログラムであるソール11遊星主と天海護が戦っていた。そして護から物質復元装置のコアである「パスキューマシン」を託されたものの、護を追う遊星主の攻撃の煽りを受けて戒道は生身のままESウインドウを抜けて地球大気圏に放り出され墜落、パスキューマシンも砕けて地球各地へと散らばっていった。その後GGGと接触し、知り得た事実を伝えて協力。GGGと共に辿り着いたレプリ地球で戒道はいち早く事態の真相に気づいたが、ソール11遊星主のパルス・アベルに発見・攻撃され捕縛されしまう。彼女にピア・デケムの生体コンピュータに接続され、ソルダートJに対する人質とされる。しかし、Jの尽力により自力で脱し、パルス・アベルに遊星主の目的は既に達していたことを伝え、ピサ・ソールの消滅を見届け幾多のダメージからついに昏倒。満身創痍のGGGとJやルネから、護と「勇気ある誓い」と共に、ジェイアークのESミサイルで地球へと送り返され、再び家族である戒道夫人の元へと帰ってきた。
周囲に感情を見せず常に寡黙で冷静な性格であるが、それは異星で作られた生体兵器としての自覚から本来の豊かな感情を押し殺しているだけである。内面は友人思いの心優しい少年であり、実は動物好き。兵器としての使命達成だけではなく友達や地球を守りたいという気持ちも持って戦っていた。
なおノベライズ版ではレプリ地球を訪れた際、複製されたGアイランドシティにて自宅に通りがかり、行方不明の息子を想う養母の愛を目の当たりにして、誰もいなくなった養母のベッドの上で一人で泣きながら寝て一晩過ごした描写があり、いつもの落ち着き払った戒道の普通の子供としての一面を見せた。
「生体兵器アルマ」とは赤の星の指導者アベルのクローンを元に、ラティオの遺伝子情報を加えて能力付加された生体兵器であり、兵器としての最終目的は原種との対消滅であったとされる。アベルのクローンを元にしているため、同じくアベルのコピーであるパルス・アベルとは外見が良く似ており声も略同じ。また31体の原種を確実に仕留めるため男女計31体製作されていたが現在は戒道幾巳ただ一人が生き残っている。生体兵器として原種に対する浄解と探知能力を持つほか、自己防衛のための強力なサイコキネシスを持ち、またラティオの持つGパワーとアベルの持つ超能力の複合によって「絶対防御壁」を張ることが出来る。ただし絶対防御壁は大抵の攻撃をシャットアウトすることが出来る代わりにバリアを展開している間は動くことが出来なくなるため諸刃の剣でもある。能力の発露の際には、全身が赤く発光、頭頂にJを象った光輪を抱き、背には孔雀の尾羽に似た形状の光の羽が開く。この変化もパルス・アベルと同一。光の羽を開いた姿であれば飛行はもちろん宇宙空間でも生身での活動が可能である。また、ソルダートJ及びジェイアークはアルマの護衛として生み出されており、もし強大な戦闘能力を持つソルダート及びジェイアークが暴走した際のセーフティとして、アルマは自身が担当するソルダートJ及びジェイアークに対する緊急停止コードを実行する権限を持つ。護がサイボーグ凱に行っていたようにソルダートJに対してアジャストを行い回復させるといった力も持っている。
『覇界王 ガオガイガー対ベターマン』では、『FINAL』後に成長を遂げた彼の姿が描写される。GGGやジェイアークを助け出すことを目的に、護と共にガオガイゴーのパイロットとして戦うことになる。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
GGGイベントでの出番はかなりあるのだが、明るい護と違い無口であまり他人と関わろうとしない性格の子供故か、他作品のキャラと絡むことは少ない。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 初登場作品。NPCだが音声収録が行われており、DVEが豊富。一連のガオガイガーイベントでは出番が多いのだが、終盤戦になると全く出番がない。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦W
- 今回はサブパイロットとしても参戦。覚える精神コマンドがソルダートJとトモロの精神を補完するので使い勝手がかなり良くなる。ついでにというかなんというか気合と覚醒を覚えるため『W』の精神バグ→覚醒による無限行動も使えてしまう。これはひどい。
- スーパーロボット大戦BX
- 本作もサブパイロットとして参戦。担当声優の紗ゆり氏は2012年に亡くなったため、戒道としては初のライブラリ出演となっている。ライブラリのためパターンは少ないが、戦闘中に掛け合いがある。戦闘中よりもDVEの方がボイスの印象としては強いかもしれない。
- これまでの出演作に比べジェイアーク隊の全体的な行動決定権が戒道にある描写が増え、比較的存在感が増した。また、寡黙ながらも子供らしい部分が強調されており、ゲキ・ガンガーを真剣に見ていたりもしていた。
- 終盤でジェイアークともども離脱するが隠し要素の条件を満たせば復帰する。ガオガイガー決戦シナリオでは凱と共に機界新種を浄解、EDでは護と共に星の海へ旅立つ。
VXT三部作[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦T
- 今作ではサブパイロットから外れたが、DVEでボイスがある。今作ではEI-01戦後も行方不明になっておらず、護達と竹尾ゼネラルカンパニーへ社会見学に行っており、トライダーG7にガバール星系の技術が使われていることを見抜いた。
- J共々離脱しないため、エンディングでは護の代わりにJたちと共に宇宙へと旅立つ。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スパロボ学園
- ジェイアークのサブパイロット。ただでさえ硬く落ちにくいジェイアークであるのに、戒道の友情でようやく削ったHPを全快される。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- サポートユニット。
- スーパーロボット大戦DD
- 1章Part13から登場。NPC。
- スーパーロボット大戦30
- 『覇界王』設定での参戦で、護との交代制という形でSRWで初めてメインパイロットを務める。
- 声は新たに斎賀みつき氏が担当する。これはガオガイガー各種作品の監督である米たにヨシトモ氏直々の指名[2]によるもの。
- 護と比べると格闘・射撃は対等、技量と命中はわずかに勝り、防御・回避・SPはわずかに劣る。
- 初期から援護攻撃を持っており、序盤からガオガイゴーの攻撃力で援護を出せるのはなかなか強力。
- エースボーナスが非常に有用かつ、戒道がメインパイロットの状態でなければ発動しないため両方がエースになって以降は戒道をメインに据えて戦うのが無難。
- エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「命中アップ」。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
- W
- ひらめき、直撃、気合、感応、友情、覚醒
- BX
- ひらめき、直撃、気合、友情、覚醒
- 30
- 集中、加速、閃き、感応、気合、勇気
- 序盤は主に「加速」に費やすことになるが、護が「必中」を習得するのが遅いため照準値を改造するまでは「集中」に回す判断も重要。
- エースボーナス獲得後やファイナル・ガオガイガーへの乗り換え時は「閃き」によるボスへの対応の他、SPが余りがちなので味方に「感応」を使う役にもなれる。
特殊スキル[編集 | ソースを編集]
エースボーナス[編集 | ソースを編集]
- 気力150以上で自軍フェイズ開始時、精神コマンド「集中」「加速」がかかる
- 『30』で採用。
- 気力が必要だが自力習得する精神2つを同時にかける。コマンドの多様性という意味では勿体ないが、他の精神にSPを回せるようになるのは十分強力。
サポートアビリティ[編集 | ソースを編集]
- 生体兵器アルマ
- SR。セットしたシューターの攻撃力、命中率大アップ。
- 『FINAL』版名義。
人間関係[編集 | ソースを編集]
家族 [編集 | ソースを編集]
- 戒道の母
- 育ての親。慕いながらも別れの時が来ることを覚悟していた為、愛されないように育ったと言い聞かせていたが母のためにも原種を倒すことを考えるようになり、Zマスターと刺し違える際には母のことを思い出していた。そして、遊星主大戦後、親子の再会を果たす。
赤の星 [編集 | ソースを編集]
- アルマ
- 自身のオリジナルとも呼べる存在。
- ソルダートJ
- 自身の護衛であり、同じ目的を共にする同志。Zマスターとの戦いでは最期まで共にいる事を望んでいたが遊星主との戦いの後には「もう兵器として戦わなくていい」と戒道を地球へと送り出した。
- トモロ0117
- 同じ目的を共にする同志。最期の時までJ・アルマ・トモロの3人が共にあることを誓っていたがFINALでは無言で戒道を地球へと送り出した。
- パルス・アベル
- アベルの分身同士であるが地球人としての心も持った戒道は抗う道を選ぶ。
カモメ第一小学校 [編集 | ソースを編集]
- 天海護
- クラスメイト。生体兵器アルマとしては遺伝子データ上の父、あるいは兄弟とも言える。次第に彼を「緑の星のラティオ」としてだけでなく「地球人の天海護」としても認めるようになる。
- そして成長した『覇界王』では、ガオガイゴーに搭乗し共に戦う相方となる。
- 初野華
- クラスメイト。人懐っこい彼女には若干心を開いており、遊星主大戦では護と自分が宇宙から来た事を明かしつつ、護を地球に連れて帰ることを約束する。そして、約束を果たし、2人で華に会いに行った。
- 周囲の認識とは裏腹に二十歳になっても実際に籍は入れていない華と護であるが、幾巳にとっても『夫婦』という認識(冗談混じりの可能性もあるが)らしく下記のユカに対し、護の『妻』として紹介をしていた。
その他 [編集 | ソースを編集]
- ヴァルナー
- 外伝の1つである「海のヴァルナー」に登場するGパークシーのシャチ。同話において、戒道はヴァルナーの隠れファンであることも描かれた。
- ユカ・コアーラ
- 遊星主大戦が始まる前に地球に帰還しながらも記憶を失っていた戒道を介抱してくれたオーストラリアの少女。戒道をテンシと呼んでいる。
- アルエット・ポミエ
- 『覇界王』で出会い、彼女からは憧れの人として見られている。
- 尚、戒道もアルエットも人為的に作り出された存在であり、幼くして、母と別れながらも後に再会したり、当初は出生から周囲に無愛想な態度を取っていたりと共通項が多い。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
ダイナミック系 [編集 | ソースを編集]
ガンダムシリーズ [編集 | ソースを編集]
- 闘士ダブルゼータ
- 『BX』にて、阿蘇山火口で倒れていたところを発見し、彼をジェイアークに保護した。この辺からも戒道の隠れた優しさが垣間見える。その後はブライティクス加入までジェイアークのクルーとして共に原種と戦う。
バンプレストオリジナル [編集 | ソースを編集]
- ブルーヴィクター
- 『BX』にて、デストルークに抗ったために力尽きた彼を、ダブルゼータ同様にジェイアークに保護した。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「テンペルム、ムンドゥース、インフィニ、トゥーム、レディーレ」
- 浄解の呪文であり、「ラテン語」である。直訳すると聖域、秩序正しい宇宙、無限、それから、直ちに、帰るとなる。
- 「僕たちは地球の子じゃない…いつか別れの時が来る。だから、僕は誰も愛さず誰にも愛されないように生きてきた」
「僕がいなくなっても誰も悲しまない…君のようにつらい思いをしなくてすむ」 - 養母に連絡を取らなくていいのかと尋ねられた戒道の台詞。原種との対消滅を使命に持つ兵器として生まれた戒道は、己の使命に目覚めると同時に養母に黙って姿を消した。
- 何も知らず育ててくれた養母を戦いに巻き込みたくない彼の優しさでもあり、「いってきます」と地球の家族に言うことができる護への嫉妬も混ざった言葉。
- 「ありがとう…地球の友達」
- Zマスターと共に滅びようとするところに声をかけた護への返答。原種と共に消滅するのは彼の果たすべき使命だったが、赤の星の対原種用兵器に対してではなく、地球の友人として戒道に「死なないで」と言ってくれた護に対し、感謝した。
- トモロ「J…アルマ…」
J「我々は最後まで一緒だ」
戒道「僕らの目的はこれで達成される…」(母さん…) - TV版における最後の台詞。『第3次α』、『BX』ではDVE。
- 「――天海、僕はいつか…謝ろうと思ってたことがある」
「Zマスターとの決戦の直前のことだ。僕は君に『哀れだ』と言ってしまった……」
「あれは…ウソだった。本当に哀れだったのは、僕の方だ。あのときの僕は、それを認める勇気を、持ってなかった」 - 小説版『FINAL』のラストシーン、ESミサイル内での護に対しての告白。TV版では、アルマとしての使命感もあって上記のようにしか言えなかった自分を振り返り、護に謝罪している。直前にも護に「ラティオ」ではなく「天海」と呼びかけており、またこの後の護の予想外な発言に声が裏返るほど驚くなど、Jの言葉を受けてアルマとしての使命から解放されたことを感じさせる。
迷台詞[編集 | ソースを編集]
- 「昔、母さんは! 拾ってきたテレビの調子が悪くなると、いつも! こうやって蹴飛ばしてたっ!」
「おかしいな? えぇいっ! 僕の力では威力が、ええぃっ! 弱いのか? えぇいっ!」 - ドラマCD『宇宙の空は俺の空』より。ジェイアーク内に進入した生物「ポゲチュウ」によりトモロのコンピュータが狂い、妙な言動を取り始める。修理するために戒道はこの台詞を言いながらトモロを蹴り始める。クールな戒道というかアルマに珍しい突飛な行動。地球の暮らしの中で妙なことを覚えてしまったようだが、Jはこれを見て「地球人の暮らしの知恵」と感心していた。なお、この台詞から戒道家は天海家と違い余り裕福ではない事が分かる。また、本編中では息子を失い悲しみに暮れるような姿ばかりが描かれた戒道夫人だが、本来は意外と豪快な性格なのかもしれない。
- (やれやれ……通信機を蹴飛ばしてやろうか)
- そしてこちらが14歳になった戒道が『覇界王~ガオガイガー対ベターマン~』にて覚醒人内の通信機の機能が一部故障したため思ったこと。
- さすがにこの時には精密機器の異常と古いテレビの不具合とは違うことを学んでいたため、考えただけで実行しなかった。
- 護「そういうものなんだ」
(そういうものなんだな…) - 漫画版『覇界王』第23話。凱がアルエットとも再会を果たし、「大きくなったな」と声をかけたところ、それは子供への挨拶と反発されたのを見ての感想。二人揃って乙女心が分かっていない。護が目立つ一方、声には出していないが同じことを思ってしまっている。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
スパロボシリーズの迷台詞[編集 | ソースを編集]
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
- ガオガイゴー
- 護と共にヘッドダイバーとして搭乗。
- ファイナル・ガオガイガー
- ガジェットガオーに搭乗。
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ Character、ガオガイガーポータルサイト、2022年3月10日閲覧。
- ↑ 竹田裕一郎氏 2021年7月13日のtwitterより