「ゼオルート・ザン・ゼノサキス」の版間の差分
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*役職:元大佐/剣術師範 | *役職:元大佐/剣術師範 | ||
*階級:戦士 | *階級:戦士 | ||
*キャラクターデザイン:河野さち子 | *キャラクターデザイン:河野さち子 | ||
− | 剣神ランドール・ゼノサキスの子孫にしてゼノサキス東宗家の当主。流派は[[神祇無窮流]]。「剣術世界大会」を制する剣腕の持ち主であり、おなじ世界大会を制したバゴニアの「剣聖」[[シュメル・ヒュール]] | + | 剣神ランドール・ゼノサキスの子孫にしてゼノサキス東宗家の当主。流派は[[神祇無窮流]]。「剣術世界大会」を制する剣腕の持ち主であり、おなじ世界大会を制したバゴニアの「剣聖」[[シュメル・ヒュール]]と共に剣の達人として並び称されるラングランの「剣皇」。離婚した妻ピアとの間に一人娘を儲けており、名は[[プレシア・ゼノサキス]]。[[サイバスター]]の操者[[マサキ・アンドー]]が「ランドール・ザン・ゼノサキス」の名とラングラン国籍を賜与された際、彼の養父となることを表明。マサキの第二の家族となる。ラングランの王子フェイルロード同様、押しつけがましいところが全くなく、自由奔放な気質のマサキには非常に懐かれ、慕われもした。 |
教育方針は放任主義、子供らに不干渉主義を貫く懐の深さを持っている。しかし、少々くだけすぎたところもあり、清掃・調理・経理などの一切を年端もゆかぬ娘プレシア(第一章開始時点のプレシアの年齢はなんと9歳頃)に委ねたまま…養子として嫡男に選んだマサキにもゼノサキス家にまつわる因縁などを一切明かしていなかった。自分の早逝に備えた完璧な遺言なども残しておらず(30代くらいなら当然の感覚だが)、良く言えば完璧主義ではない。悪く言えば頭の螺子(ネジ)がどこかで一本抜けてしまっているような人物である。好き嫌いも多く(作中で確認できるのは赤ピーマン、アスパラガス、ネギ)、度々プレシアにたしなめられるなど子供っぽい一面も持つ。マサキから感情の激しさを取り除けば、ゼオルートのような人間になるのかもしれない。 | 教育方針は放任主義、子供らに不干渉主義を貫く懐の深さを持っている。しかし、少々くだけすぎたところもあり、清掃・調理・経理などの一切を年端もゆかぬ娘プレシア(第一章開始時点のプレシアの年齢はなんと9歳頃)に委ねたまま…養子として嫡男に選んだマサキにもゼノサキス家にまつわる因縁などを一切明かしていなかった。自分の早逝に備えた完璧な遺言なども残しておらず(30代くらいなら当然の感覚だが)、良く言えば完璧主義ではない。悪く言えば頭の螺子(ネジ)がどこかで一本抜けてしまっているような人物である。好き嫌いも多く(作中で確認できるのは赤ピーマン、アスパラガス、ネギ)、度々プレシアにたしなめられるなど子供っぽい一面も持つ。マサキから感情の激しさを取り除けば、ゼオルートのような人間になるのかもしれない。 | ||
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第一章シナリオ「背教者」で、ラングラン王国と敵対することを宣言した[[シュウ・シラカワ]]と交戦。この時、おそらく初めて「自分は死ぬかもしれない」と予感したのだろう。自身の死後に養子と娘の義兄妹関係が拗れる事を案じて、決闘に赴く直前にホロレターを録り残していた(ただし、状況が切羽詰っていたため宗家や先祖に由来する邪神との因縁を知らせる完全な遺言は残せていない)。 | 第一章シナリオ「背教者」で、ラングラン王国と敵対することを宣言した[[シュウ・シラカワ]]と交戦。この時、おそらく初めて「自分は死ぬかもしれない」と予感したのだろう。自身の死後に養子と娘の義兄妹関係が拗れる事を案じて、決闘に赴く直前にホロレターを録り残していた(ただし、状況が切羽詰っていたため宗家や先祖に由来する邪神との因縁を知らせる完全な遺言は残せていない)。 | ||
− | 最期となった決闘の場においては、[[グランゾン]] | + | 最期となった決闘の場においては、[[グランゾン]]不落の象徴である腕部の「[[歪曲フィールド]]」を持ち前の剣技で崩すことに成功するも、ギオラストの性能不足もあって敗戦。脱出装置の誤作動で爆炎に巻き込まれて戦死したため、万が一に備えて残した映像レターが最後の遺言となってしまった…… |
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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:結果的に遺言となってしまった映像のなかで。死を覚悟しているにもかかわらず悲壮感を感じさせないのは、彼の気質なのだろう。 | :結果的に遺言となってしまった映像のなかで。死を覚悟しているにもかかわらず悲壮感を感じさせないのは、彼の気質なのだろう。 | ||
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;「ええ、私の役目はここまでです。プレシアの事、くれぐれもよろしく頼みましたよ」 | ;「ええ、私の役目はここまでです。プレシアの事、くれぐれもよろしく頼みましたよ」 | ||
:ゼオルートの残留思念が残した言葉。 | :ゼオルートの残留思念が残した言葉。 |
2014年6月10日 (火) 10:54時点における版
ゼオルート・ザン・ゼノサキス(Zeoroot Xan Zenosakis)
- 登場作品:魔装機神シリーズ(バンプレストオリジナル)
- 声優:田中秀幸
- 種族:ラ・ギアス人
- 性別:男
- 年齢:不明(中年)
- 出身:神聖ラングラン王国
- 所属:神聖ラングラン王国
- 役職:元大佐/剣術師範
- 階級:戦士
- キャラクターデザイン:河野さち子
剣神ランドール・ゼノサキスの子孫にしてゼノサキス東宗家の当主。流派は神祇無窮流。「剣術世界大会」を制する剣腕の持ち主であり、おなじ世界大会を制したバゴニアの「剣聖」シュメル・ヒュールと共に剣の達人として並び称されるラングランの「剣皇」。離婚した妻ピアとの間に一人娘を儲けており、名はプレシア・ゼノサキス。サイバスターの操者マサキ・アンドーが「ランドール・ザン・ゼノサキス」の名とラングラン国籍を賜与された際、彼の養父となることを表明。マサキの第二の家族となる。ラングランの王子フェイルロード同様、押しつけがましいところが全くなく、自由奔放な気質のマサキには非常に懐かれ、慕われもした。
教育方針は放任主義、子供らに不干渉主義を貫く懐の深さを持っている。しかし、少々くだけすぎたところもあり、清掃・調理・経理などの一切を年端もゆかぬ娘プレシア(第一章開始時点のプレシアの年齢はなんと9歳頃)に委ねたまま…養子として嫡男に選んだマサキにもゼノサキス家にまつわる因縁などを一切明かしていなかった。自分の早逝に備えた完璧な遺言なども残しておらず(30代くらいなら当然の感覚だが)、良く言えば完璧主義ではない。悪く言えば頭の螺子(ネジ)がどこかで一本抜けてしまっているような人物である。好き嫌いも多く(作中で確認できるのは赤ピーマン、アスパラガス、ネギ)、度々プレシアにたしなめられるなど子供っぽい一面も持つ。マサキから感情の激しさを取り除けば、ゼオルートのような人間になるのかもしれない。
ラ・ギアス人の宿命でプラーナは弱いものの、その卓越した剣術のためか、彼が乗った状態の魔装機ギオラストは反則的なまでに強い。
第一章シナリオ「背教者」で、ラングラン王国と敵対することを宣言したシュウ・シラカワと交戦。この時、おそらく初めて「自分は死ぬかもしれない」と予感したのだろう。自身の死後に養子と娘の義兄妹関係が拗れる事を案じて、決闘に赴く直前にホロレターを録り残していた(ただし、状況が切羽詰っていたため宗家や先祖に由来する邪神との因縁を知らせる完全な遺言は残せていない)。
最期となった決闘の場においては、グランゾン不落の象徴である腕部の「歪曲フィールド」を持ち前の剣技で崩すことに成功するも、ギオラストの性能不足もあって敗戦。脱出装置の誤作動で爆炎に巻き込まれて戦死したため、万が一に備えて残した映像レターが最後の遺言となってしまった……
登場作品と役柄
魔装機神シリーズ
- スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- 第一章のみに登場。初対面のマサキに赤ピーマンをあげようとしていた。また、弁当に入っているアスパラガスを食べるのを拒んでいたことからアスパラガスも苦手なようである。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- すき焼きパーティーでネギも食べられないことが判明。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- マサキを鍛えるべくイブンが精霊界で召喚する残留思念として登場。マサキを導いた。また、シュウがゼオルートについて「尊敬している」「技量では足元にも及ばない」とまで言い、プレシアにかつてゼオルートとの戦いで学び取った技を伝授している。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- 今作ではエランの口から東宗家の家長である事がマサキに伝えられた。
OGシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 既に死亡しているので直接登場はしないが、序盤のマサキ側のルートではリョウト達にマサキがゼオルートの事を語る場面がある。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
- 魔装機神シリーズ
- 設定によれば、ギオラストの高い索敵能力を生かした先制射撃と「一撃離脱」の必殺技を編み出した人物。本来の職分は剣士であるため、射撃戦よりも格闘戦を圧倒的に得意とする。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
人間関係
- マサキ・アンドー
- 義理の息子であり弟子。
- シュウ・シラカワ
- 彼の邪気を感じ取り、止めようと彼の駆るグランゾンに対して圧倒的に性能で劣るギオラストで挑む。その結果彼の手にかかって命を落とすことになるが、その姿は彼に深い感銘を与え、強い敬意を抱かせるに至る。
神聖ラングラン王国
- プレシア・ゼノサキス
- 娘。家事を任せている。
- ファング・ザン・ビシアス
- 弟子。後にギオラストは彼が引き継ぐこととなる。ゼオルート曰く「自分より見所がある」との事。
- トールス・ザン・ゼテキネス
- 士官学校での後輩。
- エラン・ザン・ゼノサキス
- ゼノサキス宗家の一人。南宗家の人間であるため、それなりに面識はあったようだ。
バゴニア連邦共和国
- シュメル・ヒュール
- 「剣術世界大会」三連覇の偉業を果たした武人。ライバルであり友人でもある。ゼオルートも世界大会を制しているが4度目の挑戦でシュメルを破ったのかは不明。
- ピア
- 元妻。現在は離婚しているが、プレシア曰く「お母さんにはお母さんの事情があった」との事。リメイク版においては彼女がバゴニア人と言うことが明かされている。
ヴォルクルス教団
- エルシーネ・テレジア
- 魔装機神IIの6年前に彼女の護衛を務めていた。
- ウーフ
- 魔装機神IIの6年前にエルシーネを襲撃してきた彼と一戦を交え彼の顔に傷をつけた(実はこの襲撃事件はヴォルクルス教団による自作自演であった)。
名台詞
魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- 「トホホ……」
- 苦手な赤ピーマンを食べるように勧められた時の台詞。剣皇の威厳はまるで感じられない。
- 「……あなたの気、邪悪すぎますよ、クリストフ。何があったかはわかりませんが、野放しにはできませんね」
- ついに自らの邪神信仰を公言し、ラングランとの敵対を宣言したシュウに対して。作中でゼオルートが最もシリアスになった瞬間だった。
- 「クリストフのまとった気は、あまりにも危険なのです。放っておいてはいずれ、世界に災厄を運ぶでしょう。そう、予言の魔神のように……倒せるチャンスがあれば、たとえ低くても可能性にかけなければいけません。……とはいえ、これを見てると言う事は、私は失敗してるんですよねぇ~。なんか、気合がそがれちゃいます。とにかく、そういう事ですからプレシア、負けちゃダメですよ。間違ってもマサキをうらんじゃダメです。あなたと同じくらい、マサキだって悲しいんですからね。あ、なんか、私も悲しくなっちゃいましたよ」
- 結果的に遺言となってしまった映像のなかで。死を覚悟しているにもかかわらず悲壮感を感じさせないのは、彼の気質なのだろう。
魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- 「ええ、私の役目はここまでです。プレシアの事、くれぐれもよろしく頼みましたよ」
- ゼオルートの残留思念が残した言葉。
余談
- ファンの間では「ゼオルートに声を付けるなら田中秀幸氏が合っているのではないか」と長年囁かれていたが、スタッフ側も同じ認識を持っており、魔装機神IIでのキャスティングは簡単に決まったらしい。
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