「グラヴァリン」の版間の差分

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[[地球]]を支配する「新たな地球の王」の証として開発され、[[クエスター|「先生」]]によって王に選ばれたカールレウムのアイデンティティとも、彼の座る玉座とも言える機体。紅いボディを有する[[スーパーロボット]]然とした外見で、頭部には王の証であることを意味するかの如く王冠のような意匠がある。
 
[[地球]]を支配する「新たな地球の王」の証として開発され、[[クエスター|「先生」]]によって王に選ばれたカールレウムのアイデンティティとも、彼の座る玉座とも言える機体。紅いボディを有する[[スーパーロボット]]然とした外見で、頭部には王の証であることを意味するかの如く王冠のような意匠がある。
  
単機で多数の敵を殲滅するコンセプトの下、多彩な武装による圧倒的な攻撃力を持ち、[[量産型]]である「[[オルクスーラ|オルクスーラ・シリーズ]]」とは一線を画する。高い戦闘能力に加え、指揮系統の中枢を担う機能を備えており、'''理論上では65535機のオルクスーラ・シリーズを同時にコントロールする事が可能。'''
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単機で多数の敵を殲滅するコンセプトの下、多彩な武装による圧倒的な攻撃力を持ち、[[量産型]]である「[[オルクスーラ|オルクスーラ・シリーズ]]」とは一線を画する。高い戦闘能力に加え、指揮系統の中枢を担う機能を備えており、'''理論上では65535機のオルクスーラ・シリーズを同時にコントロールする事が可能'''
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その正体は、クエスターズが支配下に置いた惑星で「先生」が実行部隊の中で「王」として認定した者に与える「'''ヴァリン・シリーズ'''」の一つであり、本機は他のヴァリン・シリーズをはるかに上回る性能を有する。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
=== 単独作品 ===
 
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;[[スーパーロボット大戦30]]
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}
:「進むべき道の先に」or「定められた運命」にて登場。
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:2021年12月開催の第9回制圧戦「流離の刃」および2024年6月開催の第19回制圧戦「翼はシュヴァルツ」のボスユニット。攻撃&防御タイプ。
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}
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:初登場作品。本作のライバル機。キーミッション「進むべき道の先に」or「定められた運命」、またはキーミッション「調停者」から登場する。
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:「調停者」ではHP50%で撤退するが、希少な強化パーツを持つ為、援護攻撃などを活用してなるべく撃墜しておきたいところ。
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:必殺技であるグラヴィスフィア・カノンの射程は10で、フルインパクト・ブラックホール・キャノンよりも長いが、射程1に穴があるため、移動力を上げた機体で一気に踏み込むのが有効。
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:また、強化パーツや[[狙撃]]を組み合わせて射程外から攻撃することも可能な上、[[脱力]]で気力を120未満に落とせば最大射程をヴァリアント・クラジエイターの6まで減らせるので、アウトレンジ戦法も取りやすい。
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:最終盤のキーミッション「覚醒」ではスポット参戦。更に抹消実行ルート「深淵への扉」では、クリア時の選択肢によっては自軍に加入するが最終話のイベント後に永久離脱する上に、エクストラチャプターで復帰する都合'''改造資金が返却されない'''ので注意。
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:機体性能はリアル系の[[ヒュッケバイン30]]や[[ヒュッケバイン30th|30th]]とは対称的に、射撃に特化したスーパー系ユニットとなっている。カールレウムに[[ヒット&アウェイ]]の養成は必須だが、広範囲のマップ兵器もあるためエクストラチャプターでも即戦力として運用可能。なお、同行許可した場合でも、'''改造段階が初期値に戻る'''ため撃墜数稼ぎ以外ではエクストラチャプターまで改造しない方がいい。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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;リンク・インストラクター
 
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:両目から放たれるビーム。
 
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:『DD』では特殊属性の通常攻撃として採用。
 
;ヴァリアント・クラジエイター
 
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:両手と胸のクリスタル状のパーツでエネルギーをチャージし、手の平から緑色の極太ビームを発射する。敵ユニット時は右手→左手、味方ユニット時は左手→右手の順で放たれる。MAP兵器版も存在。
 
:両手と胸のクリスタル状のパーツでエネルギーをチャージし、手の平から緑色の極太ビームを発射する。敵ユニット時は右手→左手、味方ユニット時は左手→右手の順で放たれる。MAP兵器版も存在。
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:『DD』では特殊属性の必殺技として採用。
 
;グラヴィスフィア・カノン
 
;グラヴィスフィア・カノン
:両腕で胸部装甲をこじ開け、剥き出しとなったクリスタル状のパーツから巨大な球体状のエネルギー弾を生成。グラヴァリンの口部分が開くと同時にエネルギー弾を敵に発射する。
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:両手で胸部装甲をこじ開け、剥き出しとなったクリスタル状のパーツから巨大な球体状のエネルギー弾を生成。グラヴァリンの口部分が開くと同時にエネルギー弾を敵に発射する。
 
:命中するとエネルギー弾が敵を包み込み、グラヴァリンが遠隔で握りつぶす動作を行うことでエネルギー弾が敵と共に圧縮され大爆発を起こす。
 
:命中するとエネルギー弾が敵を包み込み、グラヴァリンが遠隔で握りつぶす動作を行うことでエネルギー弾が敵と共に圧縮され大爆発を起こす。
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:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』敵仕様時、HPを含めた基本性能が強化され、エキスパート版「調停者」にてカールレウムを逃さず撃墜する難易度が大幅に上がった。
 
;EN+100、移動力+1
 
;EN+100、移動力+1
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。
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:『30』味方仕様時。
  
 
== 機体BGM ==
 
== 機体BGM ==
 
;「新たなる王」
 
;「新たなる王」
:ゲーム本編では主に敵として登場する本機だが、'''味方加入及びスポット参戦時しか聞くことが出来ない。'''その為『[[V]]』以降廃止されたラスボス以外の敵専用曲復活とはならなかった。
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:ゲーム本編では主に敵として登場するため、聞ける機会は限られている(初登場時のイベント戦、キーミッション「調停者」での敵勢力同士の戦闘時、終盤~エクストラチャプターのスポット参戦・味方加入時など)。
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*デザインは[[グランゾン]]をモチーフとしており、必殺技であるグラヴィスフィア・カノンもグランゾンの「ブラックホールクラスター」を参考にしている。
 
*デザインは[[グランゾン]]をモチーフとしており、必殺技であるグラヴィスフィア・カノンもグランゾンの「ブラックホールクラスター」を参考にしている。
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**65535の「砲台」の制御やグラヴィスフィア・カノンの演出など、細かな要所要所でグランゾンの意匠が見られる。
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**[[マサキ・アンドー|マサキ]]の[[特殊戦闘台詞]]にも「何となくグランゾンを思い出させるマシンだぜ…!」という台詞がある。
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*3つの武器名の頭2文字を下から縦読みすると「グラヴァリン」になる。
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*名前の由来は「「グラ」ンゾンのようにボリュームがある敵ロボを大「張」さ「ん」にデザインしていただいたということで、そういう名前になりました。」と寺田氏がXで語っている。<ref>[https://twitter.com/TakanobuTerada/status/1772275223707967780 寺田貴信の2024年3月25日のポスト]、Xのポスト</ref>
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== 関連商品 ==
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== 脚注 ==
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{{バンプレストオリジナル}}
 
{{バンプレストオリジナル}}

2024年6月29日 (土) 12:08時点における最新版

グラヴァリン
外国語表記 Gravalin[1]
登場作品

バンプレストオリジナル

デザイン 大張正己
初登場SRW スーパーロボット大戦30
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 ヴァリン・シリーズ
全長 45.3 m
重量 291.5 t
開発 クエスターズ
所属 クエスターズ
パイロット カールレウム・ヴァウル
テンプレートを表示

グラヴァリンは『スーパーロボット大戦30』の登場メカ

概要 [編集 | ソースを編集]

クエスターズの実行部隊隊長カールレウム・ヴァウルの駆る人型機動兵器。

地球を支配する「新たな地球の王」の証として開発され、「先生」によって王に選ばれたカールレウムのアイデンティティとも、彼の座る玉座とも言える機体。紅いボディを有するスーパーロボット然とした外見で、頭部には王の証であることを意味するかの如く王冠のような意匠がある。

単機で多数の敵を殲滅するコンセプトの下、多彩な武装による圧倒的な攻撃力を持ち、量産型である「オルクスーラ・シリーズ」とは一線を画する。高い戦闘能力に加え、指揮系統の中枢を担う機能を備えており、理論上では65535機のオルクスーラ・シリーズを同時にコントロールする事が可能

その正体は、クエスターズが支配下に置いた惑星で「先生」が実行部隊の中で「王」として認定した者に与える「ヴァリン・シリーズ」の一つであり、本機は他のヴァリン・シリーズをはるかに上回る性能を有する。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦DD
2021年12月開催の第9回制圧戦「流離の刃」および2024年6月開催の第19回制圧戦「翼はシュヴァルツ」のボスユニット。攻撃&防御タイプ。
スーパーロボット大戦30
初登場作品。本作のライバル機。キーミッション「進むべき道の先に」or「定められた運命」、またはキーミッション「調停者」から登場する。
「調停者」ではHP50%で撤退するが、希少な強化パーツを持つ為、援護攻撃などを活用してなるべく撃墜しておきたいところ。
必殺技であるグラヴィスフィア・カノンの射程は10で、フルインパクト・ブラックホール・キャノンよりも長いが、射程1に穴があるため、移動力を上げた機体で一気に踏み込むのが有効。
また、強化パーツや狙撃を組み合わせて射程外から攻撃することも可能な上、脱力で気力を120未満に落とせば最大射程をヴァリアント・クラジエイターの6まで減らせるので、アウトレンジ戦法も取りやすい。
最終盤のキーミッション「覚醒」ではスポット参戦。更に抹消実行ルート「深淵への扉」では、クリア時の選択肢によっては自軍に加入するが最終話のイベント後に永久離脱する上に、エクストラチャプターで復帰する都合改造資金が返却されないので注意。
機体性能はリアル系のヒュッケバイン3030thとは対称的に、射撃に特化したスーパー系ユニットとなっている。カールレウムにヒット&アウェイの養成は必須だが、広範囲のマップ兵器もあるためエクストラチャプターでも即戦力として運用可能。なお、同行許可した場合でも、改造段階が初期値に戻るため撃墜数稼ぎ以外ではエクストラチャプターまで改造しない方がいい。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

リンク・インストラクター
両目から放たれるビーム。
『DD』では特殊属性の通常攻撃として採用。
ヴァリアント・クラジエイター
両手と胸のクリスタル状のパーツでエネルギーをチャージし、手の平から緑色の極太ビームを発射する。敵ユニット時は右手→左手、味方ユニット時は左手→右手の順で放たれる。MAP兵器版も存在。
『DD』では特殊属性の必殺技として採用。
グラヴィスフィア・カノン
両手で胸部装甲をこじ開け、剥き出しとなったクリスタル状のパーツから巨大な球体状のエネルギー弾を生成。グラヴァリンの口部分が開くと同時にエネルギー弾を敵に発射する。
命中するとエネルギー弾が敵を包み込み、グラヴァリンが遠隔で握りつぶす動作を行うことでエネルギー弾が敵と共に圧縮され大爆発を起こす。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

30
EN回復(中)
DD
第9回制圧戦
アビリティ 効果
王の御座 周囲5マスの味方ユニットの攻撃力・防御力が増加する。
底力 HPが20%減少する毎に、攻撃力・防御力・照準値・運動性が増加する。
2回行動 ブレイク状態でないとき、自分のアクション時に2回行動する。
気力+(ダメージ・命中) 被ダメージ時と攻撃命中時の気力上昇量が増加する。
第19回制圧戦
アビリティ 効果
真理の探究者 周囲5マスの味方ユニットの攻撃力・防御力が増加する。自分のアクション時、照準値が増加する。
底力 HPが20%減少する毎に、攻撃力・防御力・照準値・運動性が増加する。
2回行動 ブレイク状態でないとき、自分のアクション時に2回行動する。
気力+(ダメージ・命中) 被ダメージ時と攻撃命中時の気力上昇量が増加する。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

飛行可能。

サイズ[編集 | ソースを編集]

1L
『30』
M
『DD』

カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]

HP+20000、EN+100、装甲値+300、運動性+25、照準値+30
30』敵仕様時、HPを含めた基本性能が強化され、エキスパート版「調停者」にてカールレウムを逃さず撃墜する難易度が大幅に上がった。
EN+100、移動力+1
『30』味方仕様時。

機体BGM[編集 | ソースを編集]

「新たなる王」
ゲーム本編では主に敵として登場するため、聞ける機会は限られている(初登場時のイベント戦、キーミッション「調停者」での敵勢力同士の戦闘時、終盤~エクストラチャプターのスポット参戦・味方加入時など)。

余談[編集 | ソースを編集]

  • デザインはグランゾンをモチーフとしており、必殺技であるグラヴィスフィア・カノンもグランゾンの「ブラックホールクラスター」を参考にしている。
    • 65535の「砲台」の制御やグラヴィスフィア・カノンの演出など、細かな要所要所でグランゾンの意匠が見られる。
    • マサキ特殊戦闘台詞にも「何となくグランゾンを思い出させるマシンだぜ…!」という台詞がある。
  • 3つの武器名の頭2文字を下から縦読みすると「グラヴァリン」になる。
  • 名前の由来は「「グラ」ンゾンのようにボリュームがある敵ロボを大「張」さ「ん」にデザインしていただいたということで、そういう名前になりました。」と寺田氏がXで語っている。[2]

関連商品[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. Steam英語版にて確認。
  2. 寺田貴信の2024年3月25日のポスト、Xのポスト