「ソーラリアン」の版間の差分
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2023年7月27日 (木) 19:46時点における最新版
ソーラリアン | |
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登場作品 | |
デザイン | 小野聖二 |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇 |
SRWでの分類 |
機体 母艦 |
スペック | |
---|---|
全長 | 325.0 m |
動力 | DEC反応炉 |
開発者 | |
所属 | Z-BLUE→個人所有 |
主な搭乗員 |
ソーラリアンは『第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
事象制御エネルギー「Zクリスタル」の運用を目的として、スコート・ラボが中心となって開発されたオリジン・ロー制御システム。「ソーラリアン」とはこのシステムを指し、戦場に運搬し、敵の攻撃から守るために戦艦型のユニットに内蔵されている。戦艦部分の基本システムはパレス・インサラウムのものが参考にされている。また、戦艦ユニット単体でも限定的だが事象制御は可能。
ウィスパードや21世紀警備保障、旧ブリタニア・ユニオン、ソレスタルビーイングなど、世界各国の研究者がそれぞれの専門分野において協力し完成した、地球の英知の結晶とも言える艦である。新多元世紀0002年の段階で考えうる限りの超時空物理学の到達点であり、武装や駆動など随所に次元力が使用されている。その在り様は、規模こそ違えど至高神ソル、即ち太極と同様のものであり、将来的には現地球人類においても至高神ソルに相当するシステムを作り上げる可能性が示唆されている。
戦艦ではあるが、あくまでもZクリスタルを使用した事象制御が本来の役目であるため、艦としての戦闘力は低い。そのため、協力者達による直衛部隊が組織されており、彼らとの連携によって戦う。また、システムの制御中枢には、リヴァイブ・セルの影響で次元力を無尽蔵に吸い出し、反動から己を守るため仮死状態となったエスターが封入されている。これは、彼女の引き出す地球の次元力をソーラリアンに転用することと、それによってエスターの容態を逐一チェック・対応するためという二つの理由が存在する。
カオス・コスモスでの戦いでは真化融合のコアを担い、真化融合の境地に至ったエスターが目を覚ましたことでより高度なコントロールが可能となった。
超時空修復においてZクリスタルが消失し、同時に御使いとの戦いが終わったことで役目を終えたが、戦艦ユニットは個人運用を前提にスコート・ラボで改修され、ゲートトラベラーになったヒビキが受領。修復されたジェニオンとオペレーターになったスズネと共に、超次元世界開拓のため新たな任務に就航することになった。
ちなみに、ブリッジの部分はトライアの代名詞でもある「おコンさんのお面」を模した、白い狐の顔を象っている。また名前の由来は「太陽光(ソーラー)」。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 第47話「決戦の地へ」のステージ中に参戦。スペックは他の戦艦と比べても低く、トライアの能力も高くはないため、前線に出すのには向いていないが、ZクリスタルによるDコマンドがいずれも強力。ただし、1ターンに1回、かつそれぞれのコマンドは1マップ1回しか使えないため、乱用に注意。AGの個性的過ぎるボイスを聞けるので、資金に余裕があれば改造して戦わせて見るといい。超次元転移砲は第56話で追加。
- 王道シリーズ初の味方側のオリジナル戦艦である(版権スパロボ全体としては『W』のヴァルストークや『NEO』のイオニアがある)。
- Zクリスタルを用いた事象制御がメインの機体という事もあり、シナリオ中では主にサポート面で多大な貢献をしてくれる機体となる。
- 会話シーンの背景となるのはZクリスタル中枢、ブリッジ、格納庫、モニタールームだが、格納庫の背景をよく見ると隅っこにDトレーダーが移設されている。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
武装[編集 | ソースを編集]
- MDQミサイル
- マイクロ・ディメンション・クエイク・ミサイル。「極小時空震動弾」を発射する。地味にバリア貫通つき。
- DECインパルスキャノン
- ブリッジ両舷と艦体下部にそれぞれ6門ずつ設置された次元力のエネルギー砲。
- 超次元転移砲(スーパー・ディメンション・トランスファー・バスター)
- パレス・インサラウムに装備されていた「次元転移砲」の強化型。ZクリスタルをDEC反応炉にリンクさせ、転移弾を放って敵を消滅させる。エスターのカットインが入る。
召喚攻撃[編集 | ソースを編集]
- フォーメーション・ソーラー
- 直衛部隊による連係攻撃。エリファスがファントム・ラッシュで釘付けにし、パールネイルがヴァルキュリア・スピナーで切り込み、バルゴラII号機がヘルブ・ストライクで突撃、I号機がレイ・ストレイターレットで一掃。トドメ演出ではインパルスキャノンを叩き込んで〆。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
- Zクリスタル
- Dトレーダーから移送されたZクリスタルにより、最大6種類の「Dコマンド」を使用可能。ZクリスタルのGRADEに合わせて使用できる機能が増える。詳細は以下のとおり。
- アッパーフィールド:GRADE1が必要。ソーラリアンの周囲3マス以内の味方全機の気力+5。
- テンションMAX:GRADE1が必要。指定した味方1チームのタッグテンションがMAXになる。
- キープコンボ:GRADE2が必要。使用したフェイズ中は、敵を撃墜できなくてもタクティカルコンボが下がらない。ボス戦に有効。
- ディメンションコール:GRADE3が必要。指定した味方1チームをソーラリアンの周囲4マスに移動させる。
- リヴァイヴチャンス:GRADE4が必要。指定した行動済みの味方1チームを行動可能にする。
- フルミラクル:GRADE5が必要。ソーラリアンも含む味方1チームを指定し、「必中」「集中」「ひらめき」「闘志」「熱血」「魂」「直撃」「狙撃」「突撃」「覚醒」「幸運」「努力」「加速」「鉄壁」「不屈」「気合」「気迫」をかける。『時獄篇』の強化パーツ「奇跡の欠片」の効果をそのまま引き継いだコマンド。これまた強力ながら使い所の見極めが難しい。
- 次元結界
- イベントでのみ使用。不死であるアサキム、御使いを封印するために急遽用意された機能。原理的にはZONEと同じく対象の次元力を抽出し、別次元に受け流すことで相手を無力化・封印する。最終的には御使いを封印できる程の性能を持つに至ったが、アサキムには増幅し続けるスフィアの力で破られ、アドヴェントにはアサキムとサクリファイを取り込んだことによる三つの永遠の力で脱出されてしまった(それでも当人曰く、アドヴェント独力ならば封じられた時点で終わっていたらしい)。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- 2L
カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]
- 特殊能力「HP回復(小)」取得
- 天獄篇で採用。次元力によって艦体を修復するということなのだろうが、元々打たれ弱いためあまり過信しないこと。
機体BGM[編集 | ソースを編集]
- 「SOLAR CRYSTAL」
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
- 輝きの果てに
- 天獄篇第56話「覚醒」より。カオス・コスモスで真徒達を迎撃しつつ、トライアの指示に従い目標ポイントに急ぐリアクター達。アンゲロイ・アルカとASIの猛攻を掻い潜ってポイントを確保した後、トライアが次元力の真髄を語る。
- 次元力―――その本質は、この世に在る全てに宿る意志そのもの。物質のそれは普段表に出て来ないが、彼らは知っている。限界を超えた機体が乗り手の意志に応えるように戦ったことを、想いを託した一撃が敵を打ち破ったことを。それこそがマシンの意志なのだと。
- が、そう伝えられた矢先にアドヴェントが来襲する。御使いの威圧を以ってZ-BLUEを屈服させんとするアドヴェントだったが、AGが仕掛けていたバインド・スペルで破られ、そのバインド・スペルもあまりの事態に怒りを顕にした面々により破られる。一人だけ例のやり取りを拒否し続け、影響下になかったヒビキはまだ危機の渦中だったが、マキの言葉に反発して覚醒。Zクリスタルと4つのスフィアが繋がり、そこから引き出されたマシンの心はそのパートナー達に伝わる。
- 生きるために戦い、融和することで広がり、切り開くことで進み、己の作り出した力で強くなる……その先に待つのは、手を取り合い共に生きるという生命の真理。太陽の輝きの先にあったのは、人類の真化。マシンと己を一つにしたその力は、真徒達を圧倒し、進撃が始まる。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- パレス・インサラウム
- 戦艦としてのモデル。形状など様々な部分が異なるが、共通点も少なくないので親戚艦とも言える。
- 至高神ソル
- 規模は大きく違うが、その力と設計思想が共通している。
- カオス・カペル、パールネイル、バルゴラ(I・II号機)
- 天獄戦争時の直衛部隊。
- ジェニオン
- ヒビキが受領した後、修復されたこの機体が艦載機として積まれている。
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