「宇宙戦艦ヤマト2199」の版間の差分
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− | : | + | :ガミラスにより定期的に地球に発射される大型爆弾。エッジワース・カイパーベルト天体に属する微惑星内部に環境改造用植物の種子が埋め込む改造を施し、下記の反射衛生砲によって点火、地球へのコリジョンコースに乗る様に加速させる。地球へは所謂隕石としてその落下衝撃による大破壊と、内包する胞子による惑星の環境改造を行う<ref>環境改造の理由は将来的な地球への移住の為と真田は語っていた。しかし木星に持ち込まれた浮遊大陸の大気成分はアナライザーによれば「メタン67%、窒素6%、二酸化炭素21%」と、これがガミラス星の大気成分で、これに改造しているのならば地球人が生活できるような環境では無いが、後に森雪が特に宇宙服など身に付けずにガミラス星に降り立つことが出来ている(つまりガミラス人は地球人と同じ大気成分で生活できる)。</ref>。 |
;波動コア | ;波動コア | ||
:地球に送られたイスカンダルからのメッセージカプセル。ヤマトの次元波動エンジンの起動キー。 | :地球に送られたイスカンダルからのメッセージカプセル。ヤマトの次元波動エンジンの起動キー。 | ||
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:物質転送波を照射することでワープシステムを持たない物でも任意の場所に転送できるシステム。旧作では瞬間物質移送機と呼ばれていた。 | :物質転送波を照射することでワープシステムを持たない物でも任意の場所に転送できるシステム。旧作では瞬間物質移送機と呼ばれていた。 |
2019年2月12日 (火) 22:54時点における版
宇宙戦艦ヤマト2199 | |
---|---|
読み |
うちゅうせんかんヤマト にいいちきゅうきゅう |
監督 | 出渕裕(総監督) |
シリーズ構成 | 出渕裕 |
キャラクターデザイン | 結城信輝 |
メカニックデザイン |
玉盛順一朗 石津泰志 山根公利 出渕裕 |
音楽 |
宮川泰 |
制作 |
XEBEC AIC(第10話まで) |
放送局 | MBS・TBS系 |
放送期間 | 2013年4月7日 - 9月29日 |
発表期間 |
2012年4月7日 - 2013年8月24日(劇場版) |
話数 |
全七章(劇場版) 全26話(テレビ版) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦V |
『宇宙戦艦ヤマト2199』はXEBECとAICが制作したテレビアニメ。
概要
1974年に放送され、アニメブームを起こしたSF作品『宇宙戦艦ヤマト』のリメイク作品。おおまかなプロットは旧作と同じだが、違和感のある描写が修正され、新たな設定や旧作にはない展開が加えられている。また、女性キャラクターが多く追加されている。2012年から劇場アニメとして先行公開し、1年後にテレビ放送するという形を取っている。
スーパーロボット大戦への参戦の経緯
ロボットの登場しない本作品[2]だが、参戦発表時のプロデューサー・寺田貴信氏の発言によれば「『ヤマト』を参戦させることは以前から考えていた」という。
また、「ロボットが登場しないため参戦を悩んでいた」ともいうが、本作品に島大介役で出演している声優の鈴村健一氏から「『ヤマト』はまだ参戦しないのか?」と問われたことや、「バンダイナムコエンターテインメントから(スパロボに対して)新たなクロスオーバーを求められた」ことから参戦が決定したという。
本作以降、スパロボでは『ふしぎの海のナディア』『わが青春のアルカディア 無限軌道SSX』など同じくロボ兵器が出ず戦艦を主体とした作品が続々と参戦する事となる。
ストーリー
地球外知的生命体・ガミラスの遊星爆弾によって地球は汚染され、人々は地下での生活を余儀無くされていた。だが、人類絶滅まで残り1年となった西暦2199年、異星人・イスカンダル人から齎された技術によって、恒星間航行が可能な宇宙戦艦「ヤマト」が完成し、これによってイスカンダルまで汚染浄化システムを取りに行く「ヤマト計画」の存在が明かされる。選抜メンバーは、16万8千光年[3]彼方にあるイスカンダルに向けて旅立つ。
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
ヤマトのクルー
- 沖田十三
- 宇宙戦艦ヤマトの艦長。
- 真田志郎
- 宇宙戦艦ヤマトの技術長兼副長。
- 古代進
- 宇宙戦艦ヤマトの戦術長。
- 島大介
- 宇宙戦艦ヤマトの航海長。
- 森雪
- 宇宙戦艦ヤマトの船務長。
- 南部康雄
- 宇宙戦艦ヤマトの砲雷長。
- 榎本勇
- 宇宙戦艦ヤマトの掌帆長。
- 太田健二郎
- 宇宙戦艦ヤマトの気象長。
- 相原義一
- 宇宙戦艦ヤマトの通信長。
- 加藤三郎
- 宇宙戦艦ヤマトの航空隊長。
- 篠原弘樹
- 航空隊の副隊長。
- 山本玲
- 航空隊の女性隊員。
- 岬百合亜
- 船務科士官候補生。艦内ラジオ番組のパーソナリティも務める。
- 西条未来
- 船務科の女性。
- 新見薫
- 宇宙戦艦ヤマトの情報長。
- 桐生美影
- 技術科員。専門は言語学。
- 徳川彦左衛門
- 宇宙戦艦ヤマトの機関長。
- 山崎奨
- 機関科に属する応急長。
- 薮助治
- 機関士。
- 平田一
- 宇宙戦艦ヤマトの主計長。
- 佐渡酒造
- 宇宙戦艦ヤマトの衛生長。
- 原田真琴
- 衛生士の女性。
- 伊東真也
- 宇宙戦艦ヤマトの保安部長。
- 星名透
- 保安部員。
- AU09
- 宇宙戦艦ヤマトに乗るロボット。自称「アナライザー」。
国連統合軍
- 古代守
- 駆逐艦ユキカゼ艦長。古代進の兄。
- 土方竜
- 空間防衛総隊司令官。沖田の親友。
- 藤堂平九郎
- 極東管区行政長官。ヤマト計画の責任者。
- 芹沢虎鉄
- 極東管区軍務局長。
- 山南修
- 国連宇宙軍第一艦隊旗艦キリシマの艦長。
大ガミラス帝星
- アベルト・デスラー
- ガミラスの若き永世総統。
- レドフ・ヒス
- ガミラスの副総統。
- ヴェルテ・タラン
- ガミラスの軍需国防相。
- ガデル・タラン
- ガミラスの大本営参謀次長。ヴェルテの弟。
- エルク・ドメル
- ガミラスの名将軍。
- ヘルム・ゼーリック
- ガミラス中央軍の総監。
- ガル・ディッツ
- ガミラス艦隊総司令官。
- ハイドム・ギムレー
- ガミラスの親衛隊長官。
- ミーゼラ・セレステラ
- ガミラスの宣伝情報相。
- ハルツ・レクター
- デスラーの座乗艦デウスーラII世の艦長。
- グレムト・ゲール
- 銀河方面作戦司令長官。
- ヴェム・ハイデルン
- ドメラーズIII世の艦長。
- フォムト・バーガー
- 第7駆逐戦隊長。
- カリス・クライツェ
- 第3宙雷戦隊長。
- ライル・ゲットー
- 第4航空戦隊長。
- ヴァンス・バーレン
- 臣民突撃隊爆撃指揮官を務める老兵。
- ヴォルフ・フラーケン
- 次元潜航艦の艦長。
- ゴル・ハイニ
- 次元潜航艦の副長。
- ヴァルス・ラング
- 航宙巡洋艦「EX178」の艦長。
- パレン・ネルゲ
- ガミラスの親衛隊情報将校。
- メルダ・ディッツ
- 女性パイロット。ディッツの娘。
- ヴァルケ・シュルツ
- 冥王星基地の司令官。
- ゲルフ・ガンツ
- 冥王星基地の副司令官。
- ヴォル・ヤレトラー
- 冥王星基地の作戦参謀。
- サレルヤ・ラーレタ
- 木星浮遊基地司令官。
- ミレーネル・リンケ
- 中央情報部の特務官。
- デバルゾ・ボーゼン
- 惑星レプタポーダの収容所の所長。
- ゲルト・ベルガー
- 特務小隊の隊長。
- ベリス・ライチェ
- 特務小隊の隊員。
- ノラン・オシェット
- 特務小隊の隊員。
- エリーサ・ドメル
- ドメルの妻。
- ヒルデ・シュルツ
- シュルツの娘。
- オルタ
- ガミロイドの一体。
- ドーテム・ゲルヒン
- 酒に酔ってデスラーに粛清された一発キャラの将校。
- ガミラス兵士
イスカンダル
- スターシャ・イスカンダル
- イスカンダルの女王。
- サーシャ・イスカンダル
- イスカンダルの使者でスターシャの妹の一人。
- ユリーシャ・イスカンダル
- イスカンダルの使者の女性。
登場メカ
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
国連宇宙軍
- ヤマト
- イスカンダルから齎された技術を使用して開発された宇宙戦艦。外観が旧日本軍の戦艦大和に偽装されており、ガミラス側から「テロンの舟」と呼称される。
- キリシマ
- 国連宇宙軍の戦艦。
- ムラサメ
- 国連宇宙軍の巡洋艦。
- ユキカゼ
- 国連宇宙軍の駆逐艦。
- コスモゼロ
- ヤマトの艦載機。
- コスモファルコン
- ヤマトの艦載機。
ガミラス軍
- ガイデロール級航宙戦艦
- ガミラス軍の戦艦。
- ハイゼラード級航宙戦艦
- ガミラス軍の新型戦艦。
- メルトリア級航宙巡洋戦艦
- ガミラス軍の巡洋戦艦。
- デストリア級航宙重巡洋艦
- ガミラス軍の重巡洋艦。
- ケルカピア級航宙高速巡洋艦
- ガミラス軍の軽巡洋艦。
- クリピテラ級航宙駆逐艦
- ガミラス軍の駆逐艦。
- ポルメリア級強襲航宙母艦
- ガミラス軍の円盤型空母。
- ガイペロン級多層式航宙母艦
- ガミラス軍の多層型空母。
- ゲルバデス級航宙戦闘母艦
- ガミラス軍の戦闘空母。
- ダロルド
- 試作1号艦。船体色は赤色。
- デウスーラII世
- 新造されたデスラーの座乗艦。
- 次元潜航艦UX-01
- ガミラス軍の潜宙艦。
- メランカ
- ポルメリア級の艦載機。
- ゼードラーII
- ガミラス軍の重戦闘機。
- ツヴァルケ
- ガミラス軍の主力戦闘機。
- デバッケ
- バルグレイの艦載機。
- スヌーカ
- ランベアの艦載機。
- ドルシーラ
- シュデルグの艦載機。
- ガルント
- ダロルドの艦載機。
- サルバーS-VI型 重戦車
- ガミラス軍の主力戦車。
用語
天体
- 大ガミラス帝星
- イスカンダル
- タランチュラ星雲(七色星団)
- 大マゼラン銀河の先端に位置する星雲。濃密な星間物質やイオン嵐が吹きすさぶ宙域で、七つの縮退星で構成される「七色星団」という難所を持つ。ドメル幕僚団との決戦の地となった。
- 惑星レプタポーダ
- 大マゼラン銀河の辺境惑星。ガミラスの反体制派などを収容する収容所がある事から「第十七収容所惑星」と呼ばれる。
組織・計画
- ガトランティス
- ズォーダー大帝を頂点とした戦闘民族国家。一部の遠征軍がガミラスと辺境で小競り合いをしていたが、ドメル艦隊に一蹴される。ガミラス側には「身の程を弁えていない辺境の蛮族」程度にしか思われていなかったが、その実態は蛮勇で宇宙にその名を轟かせる非常に強大な軍事帝国である。本編中ではガミラス側でのみ名前が多少言及され、捕えられたガトランティス人が一部で登場したのみであったが、彼らの真の恐ろしさはイスカンダルからの帰路を描いた劇場版『星巡る方舟』や続編『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』で明らかになる。
- ヤマト計画
- 地球を救うため、「コスモリバースシステム」を受け取りにイスカンダルへヤマトが向かう計画。
- イズモ計画
- 人類が移住可能な惑星を見つけ、地球を脱出しそこへ生き残った人々が移住する移民計画。ヤマトは本来のイズモ計画の移民船として建造されていた。
技術・兵器
- 遊星爆弾
- ガミラスにより定期的に地球に発射される大型爆弾。エッジワース・カイパーベルト天体に属する微惑星内部に環境改造用植物の種子が埋め込む改造を施し、下記の反射衛生砲によって点火、地球へのコリジョンコースに乗る様に加速させる。地球へは所謂隕石としてその落下衝撃による大破壊と、内包する胞子による惑星の環境改造を行う[4]。
- 波動コア
- 地球に送られたイスカンダルからのメッセージカプセル。ヤマトの次元波動エンジンの起動キー。
- 反射衛星砲
- ガミラスが冥王星前線基地に設置した遊星爆弾の発射装置。冥王星周辺のデブリに紛れ込ませた多数の反射衛星を経由することで任意の場所に正確に照射出来る。これを使って遊星爆弾に火を点け、地球へ落下する軌道に乗せていた。メ2号作戦ではヤマトを撃沈するために武器として用いられた。
- コスモリバースシステム
- 亜空間ゲート
- 数万光年もの長距離空間をワープすることができる古代文明アケーリアスの遺産。
- 物質転送システム
- 物質転送波を照射することでワープシステムを持たない物でも任意の場所に転送できるシステム。旧作では瞬間物質移送機と呼ばれていた。
その他
- 遊星爆弾症候群
- 遊星爆弾に内包された胞子が人体に感染して引き起こされる病。
楽曲
- オープニングテーマ
-
- 「宇宙戦艦ヤマト」(第3話~第14話)
- 作詞 - 阿久悠 / 作曲 - 宮川泰 / 編曲 - 宮川彬良 / 歌・先行上映版 - ささきいさお / バックコーラス - 東京混声合唱団、Yucca / 歌・TV放送版 - Project Yamato 2199
- 旧作から使われている、ヤマトシリーズの顔といえる歌。第1話ではEDとして使用。再放送では第16話以降もOPとして流れた。
- 歌詞は正にイスカンダルを目指すという歌なのだが、旧作ではそもそもイスカンダルに行かない作品であろうともこの歌が一貫して使われている。逆に言うとそれだけ「ヤマトといえばコレ」と言えるほど有名な歌と言うことであり、ヤマトの内容自体は知らなくともこの歌は知っているという人は多い。
- 『2202』もこれが使われているが、歌詞がストーリーと合わないのはいい加減問題視されたのか当初は歌詞は付いていなかった。
- しかし4章からは再びささきいさお氏による歌が付いた。結局、歌詞が付いてなかった理由は不明である。
- 広島県呉市では戦艦大和が建造された場所として駅の発車メロディーに使われている。
- 「Fight For Liberty」(第16話以降)
- 作詞・作曲 - TAKUYA∞ / 編曲 - UVERworld、平出悟 / 歌 - UVERworld
- 『宇宙戦艦ヤマト』TVシリーズ初となるタイアップソング。
- 劇中BGM
- 一部BGMはTV版と劇場版で名前が変更されているため、「TV版 / 劇場版」の順番に表記する。なお、SRWでは全て劇場版名義で採用されている。
- 「ヤマト渦中へ / 降下するヤマト」
- 『V』にて採用。OPの戦闘アレンジ。作曲者の宮川彬良氏曰く俗称「ブンチャカヤマト」。
- 「ブラックタイガー / ヤマトVSガトランティス」
- 『V』にて採用。ちなみにブラックタイガーとは今作でのコスモファルコンに相当する、旧作のヤマト艦載機の名称。
- 「大河ヤマトのテーマ / ヤマト激突ワープ」
- 『V』にて採用。
- 「地球を想う」
- 『V』にて採用。
- 「宇宙戦艦ヤマト2199のテーマ」
- 『V』限定版にて採用。本来は劇場版『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』の楽曲。OPのインストゥルメンタルアレンジ。
- 「ヤマト出撃」
- 『V』限定版にて採用。本来は劇場版『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』の楽曲。
登場作と扱われ方
単独作品
- スーパーロボット大戦V
- 初参戦作品。上記の通り巨大ロボットが登場しない作品なので、参戦発表には驚きの声が上がった。
- 同じく戦艦を主体とした『劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-』と同時参戦するためか、「ヤマトナデシコ」と洒落た呼び名ネタも[5]。
- 本作における世界観の根幹を担う作品の一つである他、ガミラスによって主人公二人は家族を失うという因縁があるなど、その存在感は非常に大きい。ネームドの乗る戦艦の武装はヤマト同様非常に濃密な砲撃となっており[6]、向こうからのダメージを受けるのも回避するのも筆舌に尽くしがたい大迫力のアクションが繰り広げられる。回避が確定していても安心できないと思わせる圧倒的ともいえる猛攻は必見である。更に敵味方同士の特殊戦闘台詞も豊富で、これまで以上に聴く楽しみもあるなど、総じて破格な扱いとなっている。
- ガミラス側の台詞から、本作の銀河系も続編『宇宙戦艦ヤマト2202』の展開を示唆するように帝星ガトランティスの侵略を受けていることがわかる。あくまで『V』は単発作であるが、ヤマトとクルーの物語はEDの後も続くのだろう。
- なお、中断メッセージにおいてヤマトクルーは珍しくおふざけの類が一切ない。地球の状況が状況なので仕方ないが。
各話リスト
劇場版話数・サブタイトル | テレビ版話数 | テレビ版サブタイトル | 登場メカ | 備考 | 再現スパロボ |
---|---|---|---|---|---|
第一章「遥かなる旅立ち」 | 第1話 | イスカンダルの使者 | 『V』 | ||
第2話 | 我が赴くは星の海原 | 『V』 | |||
第二章「太陽圏の死闘」 | 第3話 | 木星圏脱出 | 『V』 | ||
第4話 | 氷原の墓標 | 『V』 | |||
第5話 | 死角なき罠 | 『V』 | |||
第6話 | 冥王の落日 | 『V』 | |||
第三章「果てしなき航海」 | 第7話 | 太陽圏に別れを告げて | 『V』 | ||
第8話 | 星に願いを | 『V』 | |||
第9話 | 時計仕掛けの虜囚 | ||||
第10話 | 大宇宙の墓場 | 『V』 | |||
第四章「銀河辺境の攻防」 | 第11話 | いつか見た世界 | |||
第12話 | その果てにあるもの | ||||
第13話 | 異次元の狼 | ||||
第14話 | 魔女はささやく | 『V』 | |||
第五章「望郷の銀河間空間」 | 第15話 | 帰還限界点 | 『V』 | ||
第16話 | 未来への選択 | ||||
第17話 | 記憶の森から | 『V』 | |||
第18話 | 昏き光を越えて | 『V』 | |||
第六章「到達!大マゼラン」 | 第19話 | 彼らは来た | |||
第20話 | 七色の陽のもとに | 『V』 | |||
第21話 | 第十七収容所惑星 | 『V』 | |||
第22話 | 向かうべき星 | 『V』 | |||
第七章「そして艦は行く」 | 第23話 | たった一人の戦争 | 『V』 | ||
第24話 | 遥かなる約束の地 | 『V』 | |||
第25話 | 終わりなき戦い | 『V』 | |||
最終話 | 青い星の記憶 | 『V』 |
余談
- ブームを起こした『宇宙戦艦ヤマト』だが、「放送当初は視聴率に伸び悩み打ち切りに追い込まれた」事実は有名である。
- その後、雑誌などの口コミで人気が集まり定期的に新作が製作され、ガンダムシリーズと同様に再評価された作品となっている。
- というか戦艦大和が一般に広く知られるようになったのも本作からである。ヤマトの建造は徹底的に秘密にされ、山本五十六提督をはじめとする軍上層部ですら名前を知ってはいてもその性能を知るものは大和に乗艦したことのある者に限られる程に少なかった。当時の一般人レベルであれば言わずもがなである。
- 初参戦作の『スパロボV』の発売から2日後の2017年2月25日、TVシリーズ第2期のリメイク作『宇宙戦艦ヤマト2202-愛の戦士たち-』の第一章が劇場公開された。
- 余談ではあるが、こちらは総監督を始めとした『2199』からの主要スタッフの何人かは降板し、新たに監督として羽原信義、副監督として小林誠、シリーズ構成には福井晴敏が参加。そのためか、作風は『2199』と比べると良くも悪くも大分変わっている。
脚注
- ↑ 旧作で宮川泰氏が作曲したBGMが多数使用されているが、マスターテープの劣化と譜面の紛失によりそのまま再利用はできなかったため、息子である宮川彬良氏が耳コピーして譜面に起こし再録したという。
- ↑ もっとも、『宇宙戦艦ヤマト2199』には巨大ロボットが登場しないだけで、人間大のロボットキャラ自体は存在するのだが、続編の『2202』では人型機動兵器が登場した。
- ↑ 旧作では14万8千光年彼方の大マゼラン星雲だったが、『2199』制作時点の現実での見解に合わせて16万8千光年彼方の大マゼラン銀河へと変更された。
- ↑ 環境改造の理由は将来的な地球への移住の為と真田は語っていた。しかし木星に持ち込まれた浮遊大陸の大気成分はアナライザーによれば「メタン67%、窒素6%、二酸化炭素21%」と、これがガミラス星の大気成分で、これに改造しているのならば地球人が生活できるような環境では無いが、後に森雪が特に宇宙服など身に付けずにガミラス星に降り立つことが出来ている(つまりガミラス人は地球人と同じ大気成分で生活できる)。
- ↑ 余談だが、『機動戦艦ナデシコ』のパラレルワールドに当たる漫画作品『遊撃宇宙戦艦ナデシコ』におけるナデシコは、ヤマトユニットと合体し「ヤマト=ナデシコ」と改称されている。また、ヤマトの波動エンジンとナデシコの相転移エンジンは共に真空からエネルギーを取り出すという共通の特徴がある。
- ↑ 新正歴世界のモビルスーツ戦法がガミラスの大艦巨砲主義に敗北したという設定がゲーム的にきちんと再現されており、ガミラスの名だたる士官の戦艦の砲撃は、こちらが一線級のパイロットとユニットでなければ運動性をフル改造しても100%の命中率になるのはざらであり、こちらがリアル系の機体なら装甲とHPをフル改造しても一撃で撃墜されるとんでもない性能である。