「戦闘前会話」の版間の差分
(BX後半のリディとリオンVSロッド) |
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特定のパイロットが乗るユニット同士が戦闘すると、戦闘前に会話が起きるイベントの事。『[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]』などのように、戦闘後に会話が起きる場合もある。 | 特定のパイロットが乗るユニット同士が戦闘すると、戦闘前に会話が起きるイベントの事。『[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]』などのように、戦闘後に会話が起きる場合もある。 | ||
2016年9月25日 (日) 08:26時点における版
特定のパイロットが乗るユニット同士が戦闘すると、戦闘前に会話が起きるイベントの事。『スーパーロボット大戦COMPACT3』などのように、戦闘後に会話が起きる場合もある。
また、特定の機体が条件である場合や、そのキャラにとっての初戦闘時など相手を限定しない場合もたまにある。その場合は「戦闘前台詞」と区別されることもある。
初期のシリーズでは基本的に原作にて因縁のあるキャラぐらいしか発生せず、その頻度も多くなかったが、『α』あたりから全体的に戦闘前会話が増加し、他作品のキャラクター同士でも会話が起こり、ラスボスや特定のボスキャラなどは各作品の主人公クラスほぼ全員に戦闘前会話が用意されており、特にラスボスの場合だと、原作のストーリー的に主要なキャラクターや母艦の艦長クラスにも会話があるケースもある。主人公のほかのキャラも一緒に言うこともある。
また場合によってはDVE(原作再現のケースが多い)が発生し、あるいは乗っているユニットによって同じキャラクター同士でも会話の内容が違ってくる場合も。
これを発生させることが何かしらのフラグ(主に説得関連)に関わってくることも非常に多い。よって、隠し要素を自分で見つけたい人は色々と試してみると良いだろう。
面白い会話、意外な組み合わせによる会話(「担当声優が同じなキャラ同士の対決」など)なども多く、これを探してみるのもスパロボの醍醐味の一つと言えよう。
『魔装機神F』では、発生する組み合わせの相手をMAP兵器に巻き込むと範囲内の全員に対して発生し、通常武器で戦闘すると同じ内容でもう一度発生する、という仕様になっている。
『スーパーロボット大戦Operation Extend』『スーパーロボット大戦BX』では、戦闘前会話を発生させることで各種ボーナスポイント(EC・部隊ポイント)を獲得できるが、量的には微々たるもの(それぞれ5EC・10ポイント)であり、ボーナス要素としてはあくまでおまけ程度のものに留まっている。
スパロボにおける主な主人公クラスとの戦闘前会話
バンプレストオリジナルのラスボスについては、主人公格ほぼ全員に戦闘前会話が存在する。一方で、『OG外伝』のシュウ・シラカワ(ただし、その前のダークブレインはほぼ全員に戦闘前会話が存在)、『第2次OG』のユーゼス・ゴッツォのように、全く戦闘前会話が発生しないこともある。また、『MX』のAI1は作品主人公のヒューゴのみ戦闘前会話がない、という特殊な仕様。
- VSバスク・オム(スーパーロボット大戦α外伝)
- 版権作品では初めてほとんどの主人公クラスと会話が発生する。一応、ジャミトフが熟練度「難」でしか登場しないのもあるが。
- VSシャア・アズナブル(第2次スーパーロボット大戦α、第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇)
- ほとんどの主人公クラスとの会話イベントが発生する。主人公によっても違ってくるが、最低でも二つのシナリオでシャアと対決する事になり、特に『α』『α外伝』で共闘した主人公は未だ「クワトロ大尉と呼び、最後まで説得を試みようとするキャラもいる。
- ただし、オリジナル主人公では最終戦で会話があるのはアイビスのみである(アラドは序盤。ゼンガーは面識がないが、シャア自身は前作における未来の平行世界の彼を知っている。クワトロ時代のシャアを知っている筈のクスハには無い)。
- 一方、『時獄篇』では行いを糾弾しつつも、その内容は「どうして俺たちに言ってくれない」と一人で抱え込んだことを責めるものが大半。
- VS碇シンジ(第3次スーパーロボット大戦α)
- 厳密にはシンジを取り込んだ初号機との対決だが、中のシンジに呼びかける形になる。
- VS碇ゲンドウ(第3次スーパーロボット大戦α)
- シンジに続いて主人公クラスと会話があり、その人類補完計画を否定する。
- VSキラ・ヤマト(スーパーロボット大戦Z)
- セツコルート第30話「罪の在処」にて、オリジナル主人公セツコ及び版権作品の主役級パイロット全員と戦闘前会話があるが、セツコを除く全員が無意味に戦乱を拡大しているように見えるアークエンジェル隊や迷いのある戦いぶりを見せるキラに対して批判をしている。
- VSシン・アスカ(スーパーロボット大戦Z)
- 原作ルートのシナリオである「最後の力」のみセツコルートでセツコ及び共闘した主人公クラスと会話がある。彼らはシンが望んだ戦いでは無いと知り、必死で説得しようとする事になる。一方のシンもかつての仲間と戦う事の心苦しさや自身の戦いへの苦悩が窺える。
- VS人造次元獣ルーク・アダモン(第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇)
- 第35話「昨日への決別」もしくは「明日へのあがき」より。前代未聞のそのとき出撃できるパイロット全員に戦闘前会話が存在する(艦長のみならずいわゆる二軍も例外なく)。といっても、相手が相手なので敵と会話しているわけではないのだが。
- 基本的には戦闘前に会話→戦闘→戦闘後も会話という形であるが、クロウとアサキムは例外として戦闘後の会話は存在しない。
- VSルルーシュ・ヴィ・ヴリタニア(第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇)
- 第57話ゼロレクイエムルートより。全ての戦闘前会話において、最後にルルーシュの心の声が入る。
- VS聖アドヴェント(第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇)
- 最終話より。(王道シリーズ最終作のラスボスというのもあるが)上記のルーク・アダモンと同じくそのとき出撃できるパイロットや艦長全員に戦闘前会話が存在する。
意外な戦闘前会話
- ギャブレット・ギャブレーVSマシュマー・セロ(スーパーロボット大戦F完結編)
- ポセイダルルートのシナリオ「敗者への凱歌」で発生。
- 柿崎速雄VSチャック・キース(スーパーロボット大戦α外伝)
- 極東ルート第5話で発生。この二人は続編である『第2次α』では特に絡む。
- ボスVSケリィ・レズナー(スーパーロボット大戦A)
- 宇宙ルート第10話で発生。ちなみに、この作品ではボスもヴァル・ヴァロ修復を手伝っているため、ケリィとは顔見知りである。
- カミーユ・ビダンVSポセイダル兵(スーパーロボット大戦GC)
- 第50話「ドリーマーズ・アゲン(後編)」で発生。カミーユはほぼいるだけ参戦でここまで特に戦闘前会話がなかった上、相手が一般兵(特定の一人なので、狙って戦闘させる必要があり事前情報がないと難しいが)という意外にも程のある組み合わせ。
- なおこの話には他にもダバ、レッシィ、キャオと戦闘前会話を行うポセイダル兵がいるのだが、カミーユ役の飛田氏も『エルガイム』で反乱軍側のアジーンというキャラを演じていたので、これもある種の声優ネタかもしれない。
- ルナマリア・ホークVSグレイス・オコナー(スーパーロボット大戦L)
- 第39話で発生。ルナマリア役の坂本真綾氏が演じるランシェ・メイ(ランカ・リーの母親)とグレイスの関係に由来する一種の声優ネタであろう。
- 巴武蔵 (OVA)VSあしゅら男爵(第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇)
- 日本ルート第35話で発生。このときあしゅら男爵は海底要塞サルードに搭乗しており、ゲッター3にピッタリな、しかも巴武蔵で戦うことのできるボス戦はなかなかないだろう。それを意識した台詞を今作の武蔵は喋る。ほとんどのプレイヤーは最後の撃墜をマジンガーZにまかせることになるのだろうが、せっかくだから大部分の削りを彼に任せるのはいかがだろうか。
- ロミナ・ラドリオVSアウグストゥス(スーパーロボット大戦UX)
- ユニオンルート第43話で発生。「地球皇帝」を名乗るアウグストゥスをロミナ姫が批判する。
- ゴーグorジョルディ・ボーダーVSリディ・マーセナス(スーパーロボット大戦BX)
- 第32話で発生。スパロボシリーズでは初?となる、作品の壁を越えて越えて一括となる戦闘前会話になる。
- リオン・榊VSロッド・バルボア(スーパーロボット大戦BX)
- 敵対時に発生する会話はさらでも、特筆すべきはキャンペーンマップ「兵どもの夢」において。部隊を二分し各作品の主人公同士で会話が発生するこのマップにおいて、唯一の例外としてかつての親友と同じ名の相手である彼とのやり取りも行われる。
主人公以外で大ボス格と会話のあるキャラクター
- クワトロ・バジーナ(シャア・アズナブル)
- 『α外伝』以降、味方にいる場合は他作品の主人公格と会話があるボス格に対してはほぼ戦闘前会話がある。『D』の場合は無論シャアとしてだが。
- ロイ・フォッカー
- 彼も『α外伝』のシュウ等、主人公達とともに戦闘前会話が用意されている。『α外伝』ではシュウくらいだったのだが、『第3次α』では完全に主人公クラスに用意された。逆に、輝の影が薄くなりがちな一因かもしれないが。
- ガムリン木崎
- フォッカー同様に『第3次α』では主要なボス格との会話が用意されている。
- ジャミル・ニート、ホランド・ノヴァク
- 共に『Z』では主要なボス格との会話が用意されている。
- 剣鉄也(『マジンカイザー』版)
- OVA版における彼は主人公ではないのだが、『W』では主に分岐時にボス格との会話が用意された。特にOVAでは対峙することのなかったTV版での因縁の敵・暗黒大将軍との会話もあるのが印象的。
- ボン太くん
- 対戦する敵のリアクションがいちいち極端で、ムキになるか、心癒されるかのどちらかが大半。『J』のテッカマンエビル、グ=ランドンや『時獄篇』のベック、フロンタルのように、割とまともに受け答えするキャラもそこそこいる(エビルの場合はそもそも聞く気がないのだが)。
- リディ・マーセナス
- 『BX』では序盤バナージを差し置いて一時加入することもあってか、そこそこ会話が用意されている。また終盤の再加入後は基本バナージと条件が共有で会話に入る。
なお、『W』のホシノ・ルリのように「主人公なのにボス格との会話が用意されない」キャラクターや、『A』(GBA版)のコウ・ウラキや『第3次α』のグッドサンダーチームのように肝心のラスボス戦でのみ、会話が発生しないケースも稀に存在する。
関連項目
- 特殊戦闘台詞
- 戦闘シーンにおいてキャラクターが特定の相手と戦闘する際に発する台詞。戦闘前会話と同様、非常に凝ったものが多い。