「イーグレット・イング」の版間の差分
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== 名台詞 == | == 名台詞 == |
2012年12月7日 (金) 19:55時点における版
イーグレット・イング(Eagret Ing)
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 声優:岡本寛志
- 種族
- マシンナリー・チルドレン(ロスト・チルドレン)
- ハイブリッド・ヒューマン(第2次OG)
- 性別:男
- 年齢:15歳に設定
- 人体構造:マシンセル
- 所属
- 搭乗機
- ベルゲルミル(ロスト・チルドレン)
- アルブレード・カスタム⇒アッシュ⇒エグゼクスバイン(第2次OG)
- キャラクターデザイン:環望、河野さち子(リデザイン)
『第2次スーパーロボット大戦α』の外伝的な漫画作品『ロスト・チルドレン』の主人公。イーグレット・フェフが作り出した人造人間「マシンナリー・チルドレン」の一人。生まれて間もないのか、見た目は純粋そうな幼い少年そのもの。
頭の回転が早く、ベルゲルミルを上手く操作してブレンパワードとの即席の連携攻撃をお膳立てしたりと、活躍する。
本来、第2次αと第3次αで何らかの参戦を果たす筈だったが、原作未完により残念ながら登場出来なかった不遇のキャラ。このまま彼の再登場は果たされないかと思いきや、遂に第2次OGにて参戦が決定した。
OGシリーズでは他のイーグレットと同様、マシンセルとアラド・バランガの遺伝子を結合させて誕生した人造人間である模様。フェフの会話によると、『イングシリーズ』と呼ばれるカテゴリーに属するとみられている。なお、作中ではイングの他にも、彼と同じ顔をした同種のチルドレンや、女性型と思われるチルドレンが登場していた。また、イングは他のマシンナリー・チルドレンには無い特殊な力念動力を持っているようだ。
アイドネウス島から脱走を試みたところ追撃を受け、ドゥバン・オーグの駆るアレス・ガイストに撃墜される。脱出ポッドはその後エクサランス・レスキューによって回収されたが、この時イングは墜落のショックで記憶をなくしていた。その後はハガネに回収されて検査を受けていたが、結果は「ブーステッド・チルドレンではなく、戦闘訓練を受けたただの人間で、TPLテストにも引っかからない」というものだった。しかし、アーマラとガリルナガンの襲撃を受けた際にアッシュを起動させ、迎撃に成功する。この際、強力な念動力を発現させると共にT-LINKシステムとウラヌス・システムに異常反応が起き、結果アッシュはイング以外には使えない専用機となる。
この時イングは、まるで別人のような冷徹な雰囲気を纏っており、念を感じたクスハは「イングであってイングではない」と評していたことから、普段の「イング」の人格の裏に何者かの存在があるのは確かだとみられる。
劇中では明言されていないが、イングは単なるマシンナリー・チルドレンのアッパーバージョンではないらしいことが示唆されている。実はツェントル・プロジェクトの背後にいたアルテウルの差し金による、マシンナリー・チルドレンとバルシェムシリーズのデータを合わせたハイブリッド・ヒューマンの22号体であり、クォヴレー・ゴードンを模した上で人工的に強力な念動力を与えられた存在である。
また、「記憶喪失で物語が始まる」「創造主が『超える』ために作られた存在」「最終的にその創造主と対峙する」など、「SH作戦」のイングラムとの共通点が多い。また、随所にクォヴレーを思わせる要素も散りばめられており、OGSで言及された「因子」の一つとなりうるのでは、との予測も立てられている。
ちなみに「イング」とはルーン文字で「22」を意味する。この辺りが正体に関する伏線となっている。
登場作品と役柄
αシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦α ロスト・チルドレン
- 覚醒早々に謎の一団から攻撃を受けるが、寸前で命を取り止める。その後はシーブックとセシリーの家で世話になるが、イングと同種のチルドレンらから襲撃を受ける。そこに現れたのが伊佐未勇と宇都宮比瑪であり、ベルゲルミルに「チャクラエクステンション」を放ち、チルドレンらを引かせる。その後は一人どこかへと姿を消すが………未完。
OGシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 本作の主人公。ネタバレ防止のためか、名前がイングのみでフルネームは不明になっている。彼がアイドネウス島から脱出したところからストーリーが始まる。今回イラストが幼いイメージを残した少年からウルズ達に近い青年風に改められた。愛機は書籍で搭乗していたベルゲルミルでは無く、アッシュと呼ばれる機体に。新PVにて彼の戦闘シーンが公開。顔グラはα外伝時代のイーグレット達に近いものが採用されており、彼等マシンナリー・チルドレンの特徴の1つである髪の色はアンサズに近い青色になっている。
人間関係
- メイガス
- アンセスターのメインコンピュータ。マシンセルの機能を掌握している。
- イーグレット・フェフ
- 生みの親。回想シーンのみの登場。自身にマシンセルを注入し、新人類へと進化を果たそうとしたが、ゼンガーに殺害される。
- アラド・バランガ
- OGシリーズでは彼の遺伝子から生まれた同じ存在。他のイーグレットとは違って彼とは面識がなく、特に憎んでもいない。
- アリエイル・オーグ
- ドゥバン・オーグ
- 元々は彼らと同じところにいた。アリエイルとは後に共闘。
- アルテウル・シュタインベック
- アーマラ・バートン
- ライバル的存在。執拗にイングを狙う。
版権作品との人間関係
- シーブック・アノー / セシリー・フェアチャイルド
- 彼らの家に転がり込み、世話になる事に。第3次αクォヴレー編でアラドが彼らの世話になっていたのは、イングが2人の世話になっていた設定の流用と思われる。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
全能力が非常に高く、特に射撃・命中・回避に優れる典型的なスピード型。その他の能力も技量が平均な以外は高い水準でまとまっており、26話でアッシュに乗り換えてからはさらに跳ね上がる。
精神コマンド
- 集中 ひらめき 必中 気合 熱血
- リアル系の手本のような構成。スタンダードに強力なものが揃っており、しかも消費は最大40。これだけでも十分強いのだが……。
- 強襲
- ツイン精神がこれ。「加速」「突撃」「狙撃」の効果を一度に得られる上に消費はたったの20。エグゼクスバインに乗り換えると本領を発揮する。
特殊技能
- 念動力L9 底力L6 見切り 連続行動
- 人工サイコドライバーだけあって念動力は最大まで伸びる。まずは気力を130まで上げるのが先決。突っ込んで避けまくるタイプなので「気力+(回避)」があるといい。念動力は26話までは「?????」表記で封印状態。乗り換え後を見越してBセーブかEセーブが欲しい。
エースボーナス
- 射撃武器の与える、最終ダメージ+10%
- エグゼクスバインに乗り換えてから威力を発揮し出す。アッシュの間は最強武器が格闘なので実感できないかもしれない。
名台詞
- 「こ、殺される……このまま……過去を思い出せないまま……殺さ……れる……!?」
- OG2nd26話「ミクスト・トルーパーズ」にて、アーマラの猛攻を受けて。死を眼前に見た、その時……。
- (機体……ここにある機体……僕が使える機体……)
(グルンガスト参式……龍人機……駄目だ、もう念が定着している……)
(エクスバイン……アッシュ……)
「……来い!」 - トランス状態に陥り、無意識に念動力で対応する機体を探す。それに引っかかったのは、ジョナサンたちが出撃させた最後のヒュッケバインシリーズ・アッシュ。強大極まりないその念は、中枢たるウラヌス・システムまでも掌握し、新たなる剣を主の許に届ける。
- 「フ……フフフ……」
「僕を狩るだと? 狩られるのはお前の方だ……このアッシュでな!!」 - アーマラとの戦闘前会話。並行世界の番人を、あるいはその後継者を思わせる不敵さを纏い、強念者が凶鳥の眷属を駆る。
関連機体
- ベルゲルミル
- アンセスターの主力機。パイロットのイングと合わせて高い性能を発揮する。
- アッシュ
- 大破したエクスバインの改造機。OGシリーズでは乗機となる。
- エグゼクスバイン
- アッシュの強化改修機。破壊されたヒュッケバインシリーズの武装や動力を受け継いでおり、正しく「生まれ変わったヒュッケバイン」と言える。
余談
OG2でフェフが会話の中でイングシリーズのことを口にしていて、またウルズもアンサズやスリサズが倒された後に「まだ数多くの兄弟達がいる」と語っており、後に第2次スーパーロボット大戦OGにて登場した。
資料リンク
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