草薙北斗
草薙北斗 | |
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読み | くさなぎ ほくと |
登場作品 | GEAR戦士電童 |
声優 | 進藤尚美 |
デザイン | 久行宏和 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦R |
SRWでの分類 |
パイロット サブパイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(アルクトス星人とのハーフ) |
性別 | 男 |
誕生日 | 7月7日 |
星座 | かに座 |
年齢 | 11歳 |
身長 | 147.6cm |
体重 | 42.5kg |
血液型 | A(RH+)型 |
所属 | 星見小学校5年1組兼GEAR |
特技 |
コンピュータ サッカー |
趣味 |
アニメ 模型工作 ビリヤード |
概要[編集 | ソースを編集]
物語の序盤で、星見町に引っ越してきた少年。お隣の出雲家の出雲銀河とはその時に出会う。理知的と直感的という全く正反対の性格と北斗と銀河だが、趣味の玩具や図工といった「物作り」遊びを好む共通点から仲良しコンビとなる。パソコンに詳しく、エリスや大人たちのITワークを手伝うシーンも見受けられる。
電童に選ばれパイロットとなり、人類抹殺を企む「機械帝国ガルファ」と戦うことになる。優等生で、学校の人気者。武術の心得はないが、母方の血筋によるもので電童を自在に操る。趣味はアニメで、同じサンライズ作品から「ニュータイプ」と発言したり、後のフルアーマー電童の武装の開発に繋がる発言をしたりしている。
中盤で正気を取り戻したアルテアから騎士GEAR凰牙を受け継ぎ、一人乗りになった銀河の電童と共に戦っていたが、一時はガルファに拉致され洗脳されてしまった事もあった。決戦時にはアルテアが凰牙のパイロットに復帰したため、再び2人乗りに戻った電童に搭乗している。
本当に偶然戦いに巻き込まれただけの銀河とは対極に、アルクトス王家の血統を受け継ぐ存在であり、偶然巻き込まれた先に『運命』が待ち受けていたという意味で、銀河とは完全に対等な『もう1人の主人公』である。
なお、彼の誕生日は7月7日なのだが、彼の母と伯父の名前を見れば理由が分かるだろう。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
電童搭乗時はサブパイロット扱いだが、電童・ユニコーンドリルなど彼の所持するデータウェポン装備形態へ変形中はメインになれる(ゲッターロボ等と同様の処理)。一定期間凰牙のパイロットを勤めた後、終盤で再び電童に搭乗するがフェニックスも大太刀も銀河用のため、最終的にメインになる機会が減ってしまうのは避けられない。なお、原作通り洗脳されて敵になってしまう展開が再現される場合、短期間だが離脱するステージがあるので注意。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦R
- 初登場作品。序盤は必中・不屈を担当。電童のデータウェポンの能力上、フェニックスエール入手までは彼をメインにした方が扱いやすい。気合を覚えるのがやや遅いものの、スーパーロボット乗りとしては過不足のない精神コマンドが揃っており、凰牙一人乗り時もルート選択で無償フル改造されるので主力になれる。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦MX
- 音声初収録。担当声優の進藤尚美氏は当作品でスパロボ初参加。彼の発言が元となって開発されたフルアーマー電童の武装について、他作品の弓使い達からアドバイスを受ける一幕があった。エンディングではアルクトスに戻ったアルテアやスバル達の近況を、銀河へ語る。
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- 最初から全データウェポンが使用可能。入手までの経緯については後に振り返りイベント「Cosmic Chronicle 第7章」で補完された。
- なお、過去作では銀河がメインパイロット担当だったフルアーマー電童は、本作では北斗がメインパイロットを担当するように変更されている。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2020年7月のイベント「希望はいつもその胸に」期間限定参戦。銀河と二人一組で電童のメインパイロット。原作終了後設定。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
特殊技能[編集 | ソースを編集]
パイロットBGM[編集 | ソースを編集]
- 「W-Infinity」
- オープニング主題歌。『MX』における通常戦闘時のBGM。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- 出雲銀河
- お隣さんで、電童のもう1人のパイロット。
- 草薙織絵
- 母親。その正体はアルクトスの王女・ベガ。
- 草薙圭介
- 父親。
- エリス・ウィラメット
- 銀河とは異なり、明晰な頭脳と穏やかな心を持つ北斗は、エリスとすぐに打ち解けていた。
- アルテア
- 母の兄……つまり、伯父である。最初は敵対していたが、最後は伯父と甥の関係に戻る事が出来た。
- スバル
- ガルファに拉致された際に交流し、心を通わせた少年。北斗との出会いがきっかけで、生き方が変わる。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
スーパー系[編集 | ソースを編集]
- デューク・フリード
- 『MX』序盤では「戦う意味」についての疑問を彼にぶつけるが、逆に「電童に選ばれた意味から逃げてはいけない」と諭される。
- コマンダー・ゼノイア、コマンダー・ベルトリー
- 『R』では、ベルトリーが放ったバグ軍団によってダイターン3とフリーデンが行動不能になり、ダイターンチームの無茶苦茶なチームワークによってなかなかダイターン3に変形できないと言うメガノイド側にとっては総攻撃をかける絶好のチャンスにも関わらず、何をとち狂ったのか律儀に合体完了するまで待っている彼らの不可解な行動に、翔と共に首をかしげていた。
- 渚カヲル
- 『MX』での彼との戦いの時に彼から意味深な発言を受ける。
リアル系[編集 | ソースを編集]
- ウィッツ・スー、ロアビィ・ロイ
- 祖父の執事仕込みでビリヤードをたしなむことから、『R』でのビリヤード仲間。その腕前でロアビィをしてなかなか強いと言わしめ、ウィッツとのゲームには勝利してしまった。ウィッツからは再戦を望まれたが敵襲が来てしまい結局うやむやに。
- ケーン・ワカバ
- 『MX』にてマグネイト・テンに入る際にしばらく家に帰れない北斗に、自分の母親が行方不明となっているからか「今の内に母ちゃんに甘えとけよ」と北斗を気遣う場面がある。
- 一条輝
- 『CC』では銀河共々、彼から「二股はやめるんだぞ」との忠告を受けている。
- プロスペクター
- 『R』では、ベガの正体が母の織絵だと知ってからは銀河と一緒に作戦中にも関わらず、仕事とプライベートの分別もつけない言動を取ったため、公私混同は良くないと彼から窘められた。
バンプレストオリジナル[編集 | ソースを編集]
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「月を見て、みんな! あれはガルファの螺旋城。人類を抹殺して宇宙を支配しようなんて、そんなことは僕たちが許さない! コマンド・インストール!」
- 番宣CM(DVD最終巻に収録)の台詞。簡潔に番組内容を纏めているが、地球から望遠鏡等で月面の螺旋城を見るのは難しい気が…。
- 「ミサイルとかビームとか剣とか弓とかヨーヨーとか、何か武器は無いの!?」
- 第1話。電童に初めて搭乗した時に、電童が徒手空拳である事に慌てふためきながら発した台詞。ヨーヨーが出てくるあたりに彼の趣味がうかがえる。この台詞が元になって、後にフルアーマー電童の開発プランが立てられ、換装パーツが開発される。この台詞に惹かれたファンも多いだろう。
- 「臆病で悪かったな! でもこれは喧嘩やスポーツじゃないんだ! 『戦ったけど負けました』じゃすまないんだよ!」
- 第3話。アルテアに圧倒され、怒りに任せ継戦を試みる銀河を一喝する。だが銀河からは「負けるって決めつけてたら勝てるもんも勝てない」と反論された。
- 「負けると思ったら負けだって言ったのはキミだろ。じゃあ、『ダメだ』って思ったら最初からダメじゃんか!」
- 第4話。機兵によりフラスコに閉じ込められたことに諦めムードになった銀河を鼓舞する。2人で協力してフラスコを落とし、死んだふりをすることでフラスコのフタを開けさせて逃げるという北斗の機転が光る一場面。
- 「あいつら…なんだってんだよ! 勝手にやって来て、いきなりよその星攻撃して…許せない、もう絶対許せない! なのに…どうやったらやっつけられるんだ!」
- 第11話。六大機士からの猛攻を受け、銀河を昏倒にまで追い込まれたことに苛立つ。そこには自分の弱さへの無力感もあるかもしれない。
- 「そんな、ニュータイプや超能力者じゃあるまいし…」
- 第13話より。銀河の父親の話を聞かされた時の台詞。
- 「母さんのシチューが…食べたい…」
- 中盤、螺旋城に母である織絵を連れ去られ、彼女の素性を知った北斗。銀河の母みどりが作ったシチューを食べながら、この台詞とともに涙を流す。
- 彼の涙を見た銀河は、月の螺旋城へ織絵を取り返そうと北斗に声をかけるのだった。
- 母や親友との絆を表した名シーン…なのだが、RやMXに登場する強化パーツ『母さんのシチュー』の語源であったりもする。
- 「…でも、しょうがないよ。確かに今僕たちの所に7体目はいない。でも、だからって…だからってそれで諦めるわけにはいかないんだから。7体目がいなくなったって、どうにかしなくちゃ…ガルファを倒さなくちゃならないんだ。そうでしょ、母さん、スバル!」
「僕達、銀河やみんなと、ずっとガルファと戦って、でもいっつもピンチばっかりでした。でも、ダメだろうとか、無理だろうとか最初から諦めた事は無いんです。だって、諦めちゃったらそこで終わりでしょ? 無理だって言われたら、それでやめちゃったら、本当にそこで終わりでしょ!?」 - 第37話。7体目のデータウェポンが手元にいない事で戦いを絶望視するアルクトス人の生き残り達に対して、不利な状況でも諦める訳にはいかないと鼓舞する。それはかつて自分が銀河に言われた事であったが、もう無謀と勇気を履き違えはしなかった。
スパロボシリーズの名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]
- 「ミサイルとか、ビームとか、剣とか、弓とか、ヨーヨーとか!」
「デッカいトンカチとか、ギターとか、何か武器はないの!?」 - 『MX』第4~6話「碧い奇跡」より。原作とほぼ同じシチュエーションでのセリフ。『第2次α』で参戦したガオガイガー、『D』で参戦したファイアーバルキリーを指していると思われる小ネタ。ちなみに『MX』発売の約1年後、2作品とも『第3次α』に参戦している。
- (前半略)
「ブーメランとか、チェーンソーとか、青い羽根とか、何か武器はないの!?」 - 『MX PORTABLE』第4~6話「碧い奇跡」より。上記の台詞がこちらに変更されている。明らかに意図的に差し替えられていた為に新規参戦作品の前フリではないかという憶測が飛び交い、「北斗の予言」と考えるファンもいた。その後、『Z』ではブーメランを武器として使うニルヴァーシュ type ZERO、チェーンソー型の武器の『チェンガン』を使うキングゲイナー、青い羽根を背負うストライクフリーダムガンダムが参戦した。
- 「でも、銀河君…。地面に降りたら鷹じゃなくなっちゃうよ」
- 『MX』第4~6話「仮面の下の悲しき瞳」に於けるマイヨとの戦闘前会話より。マイヨに対し、「降りて来い」と言った事についての、正直どうでもいい指摘。実際銀河も「下らないことで突っ込むな」と言われる。
- 「君…スキーか何かを想像してるだろ?」
- 『MX』第16、17話月ルート「キミノオモイデ」より。A級ジャンパーに関する説明を受けた際、「もの凄いジャンプが出来る人間」と解釈した銀河に呆れながら入れたツッコミ。
- 「ニューマン?…もしかして、ライトさんの親戚?」
- 『MX』第31話(『PORTABLE』では第32話)「輝く刃は僕らと共に」に於けるバグ・ニューマンとの戦闘前会話より。彼をライト・ニューマンの血縁者かと訝しんで発した台詞。勿論、親戚でも何でもない。なお銀河のほうは機士バグの方と勘違いしていた。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
余談[編集 | ソースを編集]
- 漫画版では、戦い終えた後、母と共にアルクトス再興のために地球を旅立つ。