New Story of Aura Battler DUNBINE
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New Story of Aura Battler DUNBINE | |
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原作 |
富野由悠季 矢立肇 |
監督 | 滝沢敏文 |
脚本 | 五武冬史 |
キャラクターデザイン | 幡池裕行(後の伊東岳彦) |
メカニックデザイン | 出渕裕 |
音楽 | 小六禮次郎 |
制作 | サンライズ |
発表期間 | 1988年 |
話数 | 全3話 |
巻数 | 全3巻 |
シリーズ | バイストン・ウェルシリーズ |
前作 | 聖戦士ダンバイン |
初クレジットSRW | スーパーロボット大戦Operation Extend |
『New Story of Aura Battler DUNBINE』はサンライズ制作のOVA作品。
概要[編集 | ソースを編集]
バイストン・ウェルシリーズの一つ。『聖戦士ダンバイン』の物語の700年後のバイストン・ウェルを描いた後日談的作品。
1988年に発売されたTV版『ダンバイン』の総集編ビデオ1巻につき本OVAが1話、3巻で全3話が発表された。その後、『聖戦士ダンバイン』Blu-ray BOX2とDVD旧版メモリアルBOX2、レンタル版第9巻(最終巻)に収録されている(廉価版のDVD-BOX2とセル版の9巻にはない)。
本作でのオーラバトラーは「ハーモニー処理」という背景と同様の描き方で描かれており(一部通常のセル画での描写もある)、重量感を感じさせる演出がなされている。しかしそのために激しい動きがほとんど出来なくなってしまい「ゴッドマーズ並に動かない」と視聴者に揶揄されてもいる。
登場人物[編集 | ソースを編集]
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
シオンとその仲間[編集 | ソースを編集]
- シオン・ザバ
- 主人公。『聖戦士ダンバイン』から700年後のバイストン・ウェルの地にて、かつて召喚された地上人ショウ・ザマがコモン人として転生した姿。
- レムル・ジルフィード
- バランバラン(アの国)の姫。リムル・ルフトの転生体。
- シルキー・マウ
- ミ・フェラリオ。『聖戦士ダンバイン』に登場する同名のエ・フェラリオの転生体。
- 700年前の戦乱にて地上人を召喚したことで戦乱の原因をもたらした咎により、ミ・フェラリオの身に落とされた。
ラバーンとその手勢[編集 | ソースを編集]
- ラバーン・ザラマンド
- バイストン・ウェル征服を目論む「黒騎士」を名乗る男。ショウ・ザマのライバルであるバーン・バニングスが転生した姿。
- ベラーナ・ガリアッハ
- ラバーン配下の女戦士。ガラリア・ニャムヒーが転生した姿。
- ガルー
- ラバーン配下のガロウ・ラン。
その他[編集 | ソースを編集]
登場メカ[編集 | ソースを編集]
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
- メカ&キャラクターリスト/BX
- メカ&キャラクターリスト/X
- メカ&キャラクターリスト/T
- メカ&キャラクターリスト/OE
- メカ&キャラクターリスト/X-Ω/期間限定
- メカ&キャラクターリスト/DD
- 参考:ゲスト参戦
- サーバイン
- バランバランの民が「白き秘宝」として700年もの間守ってきた伝説のオーラバトラー。ダンバインのプロトタイプと言える機体。
- ズワウス
- バイストン・ウェルの破壊神ズワウスと同名の漆黒のオーラバトラー。ズワァースをベースに製作された機体。
- 翼竜ジーラ
- ラバーン配下が搭乗する生物。
- スプリガン
- ショットと運命を共にしたオーラクルーザーだが、元の機能が失われたためか飛行船に改造されている。
- ゲア・ガリング
- ロズン家の戦士たちに守られていたオーラバトルシップ。劇中では動いた描写は無い。
その他[編集 | ソースを編集]
- ヴェルビン
- 出渕裕氏が発表した『ダンバイン』版MSVとも呼べる企画「オーラ・ファンタズム」の登場機体。
- ズワウス (ハイパー化)
- 『スーパーロボット大戦Operation Extend』においてズワウスがハイパー化した姿。
用語[編集 | ソースを編集]
楽曲[編集 | ソースを編集]
- 主題歌
-
- 「Last No」(第1話)
- 作詞・作曲・歌:辛島美登里、編曲:戸塚修
- 「モノローグを染めて」(第2話・第3話)
- 作詞・作曲・歌:辛島美登里、編曲:戸塚修
- 『T』限定版で原曲を収録。
- 劇中BGM
-
- 「守護者~SIRBINE~」
- 戦闘BGM。『COMPACT3』『T』で採用。
登場作と扱われ方[編集 | ソースを編集]
『COMPACT3』までは「聖戦士ダンバインOVA」名義、『OE』では「New Story of Aura Battler Dunbine」名義、『BX』以降の作品では「聖戦士ダンバイン New Story of Aura Battler Dunbine」となっている。
長年に渡り機体やシルキー・マウが登場するだけ・原作再現は『COMPACT3』のみというなんとも言い難い特殊な扱いを受けていたが、『T』で久方振りのまともな参戦を果たすなど、比較的普通の扱いになりつつある。
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 初参戦作品。機体とシルキーが隠し要素として登場。なお、シルキーのEDでの動向から、TV版とOVA版が同じバイストン・ウェルに両立して存在している模様(ショットがどういう扱いになっているのかは不明)。
- スーパーロボット大戦F
- 機体とシルキーの没データが存在する。
COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
- 機体のみ参戦。運動性、移動力ともにトップクラスの高さ。武器は射程1しかないが、攻撃力はビルバインより総じて高く、宇宙適応Bも気にならないくらいのダメージを出せる。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 原作再現が行われた初の作品だが、本作の時点ではまだ参戦作品扱いではない[1]。
- 主人公シオンを筆頭に、主要キャラクターは全員登場。『聖戦士ダンバイン』のキャラクターと共演を果たすが、前世設定を生かした絡みはない。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦BX
- 機体のみ参戦。
- サーバインは条件を満たさなければ名前すら出てこないが、ズワウスは機体のみの参戦でありながら積極的にストーリーに絡んでくる。どちらも条件を満たすと自軍入りする。サーバインを入手しない場合、ズワウスの存在に僅かな違和感を抱いてしまうことになるため、スパログで開示されているヒントを元に是非とも入手したいところ。
- なお、サーバインとズワウスはそれぞれバイストン・ウェルとは全く関係のないオウストラル島と惑星アーストに存在しており、その理由は隠し最終話に行かないと分からないため、頑張って全ての隠し要素を集めるべし。
- 他、原作第1話の冒頭でシオンが収集していた鉱石「バランタイト」もスキルアイテムとして登場する。
VXT三部作[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦X
- 機体のみ参戦とのアナウンスだが、シルキーも登場し、中断メッセージにも参加する。
- 今作でのサーバインは機体のみ参戦時としては初の無条件入手となる。
- シルキー(を依り代にしたジャコバ・アオン)によりショットが永遠に死ぬ事のない身に墜とされるなど、時系列はOVAの前日譚となっている。
- スーパーロボット大戦T
- キャラクター達が『COMPACT3』以来の登場を果たす。更にPV2ではヴェルビンが登場するというサプライズも明かされる。
- ダンバインTV版の他、『魔法騎士レイアース』とも大きく絡む事となる。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦64(リンクバトラー)
- 機体とシルキーが隠し要素として参戦。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 初めて参戦作品として表記された[2]。機体のみ参戦。サーバインはDLC購入でのみ登場するが、ズワウスは黒騎士がストーリー上でも搭乗している。本作ではSRWオリジナル機体として、ズワウスのハイパー化形態が登場する。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2019年9月のイベント「目覚め」にて期間限定参戦。
- スーパーロボット大戦DD
- 2020年7月に追加された1章Part8より参戦。ワールド1の構成作品。
- ストーリー上は第3話の核ミサイル爆発直後の時間軸からシオンとシルキー、ラバーンが機体と共に飛ばされて来た設定で、『UX』におけるTV版と似た形のいるだけ参戦。一方でTV版は今回原作再現があるため、原作終了後の続編作品のキャラクター達が前作の物語に参戦するという珍しい展開が描かれている。
- 2022年11月のショートシナリオイベント「クロス・ブレイド(巨兵邂逅)」では同様の時間軸から、期間限定参戦作品『ブレイクブレイド』の世界に飛ばされるという流れで独自のクロスオーバーが成されている。
各話リスト[編集 | ソースを編集]
話数 | サブタイトル | 登場メカ | 備考 | 再現スパロボ |
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第1話 | 復活 | サーバイン ズワウス |
「聖戦士ダンバインI 鳳麟の章」収録 | |
第2話 | 七百年の野望 | ゲア・ガリング | 「聖戦士ダンバインII 天魔の章」収録 | |
第3話 | 地上に近き者 | 「聖戦士ダンバインIII 羇愁の章」収録 |
余談[編集 | ソースを編集]
- 本作の第3話「地上に近き者」の最終盤における爆発シーンにおいて、赤と青を交互に激しく点滅させる「パカパカ」というアニメーション技法が長時間で使われている。
- これは「視聴者の健康を損ねるおそれがある」という理由により現在では自粛が行われている演出(業界自粛の流れについてはWikipedia ポケモンショックの項が詳しい)であり、視聴する際は注意を要する。
商品情報[編集 | ソースを編集]
レンタルビデオ・動画配信[編集 | ソースを編集]
サイト名 | 取扱いの有無 | 備考 |
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ツタヤディスカス | 〇 | DVD9巻に収録 |
DMM | 〇 | DVD9巻に収録 |
サイト名 | 取扱いの有無 | 備考 |
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TSUTAYA TV | 〇 | |
DMM動画 | 〇 | |
バンダイチャンネル | 〇 | 見放題の時期あり |
GYAO!ストア | 〇 | |
東映アニメオンデマンド | × | |
ユーネクスト | 〇 | 配信期限・見放題対象の時期あり |
ビデオマーケット | ○ | 総集編のみ |
フジテレビオンデマンド | × | |
Amazonプライムビデオ | 〇 | 見放題対象の時期あり |
dアニメストア | × |
脚注 [編集 | ソースを編集]
- ↑ マニアックな作品が勢揃い! 『スーパーロボット大戦COMPACT3』 2019年9月10日閲覧。
- ↑ スーパーロボット大戦OE ミッション&DLCマル秘情報局、2017年6月24日のオリジナルよりアーカイブ。