「トロワ・バートン」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
− | | 外国語表記 = [[外国語表記::Trowa Barton]] | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Trowa Barton]] |
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | ||
*{{登場作品 (人物)|新機動戦記ガンダムW}} | *{{登場作品 (人物)|新機動戦記ガンダムW}} | ||
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劇中、トロワが「'''トロワ・バートン'''」と名乗る切っ掛けになった出来事が語られる。「トロワ・バートン」という名前は[[デキム・バートン]]の息子のものであり、死亡した彼の代わりに名前を引き継いで[[オペレーション・メテオ]]に参加しただけなので、彼の本名ではない。その名前を名乗るまでは名前すらない「名無しの兵士」だった(当時の仲間たちも一言も喋らない為、彼を呼ぶときは『名無し』と言っていた。なお、彼は戦場と帰る場所を求めて放浪を続けていたが、宇宙には戦場がなかったため、この時は'''整備士'''という立場だった。しかも割と天職だったらしい)。この時、彼は地球にいる家族を守るために本物の「トロワ・バートン」を殺し、その罪悪感に苛まれるヘビーアームズの技師(ドクトルSの助手)に同情して自らが「トロワ・バートン」を名乗る(記録上でもなりかわったため、「トロワ・バートン」は生きていることになる)事を提案している。つまり、彼はヒイロ達とは違って[[オペレーション・メテオ]]のための特別な訓練を何一つ受けていない。しかし10才の頃から[[モビルスーツ|MS]][[リーオー]]に乗っているため、その腕前は高い。 | 劇中、トロワが「'''トロワ・バートン'''」と名乗る切っ掛けになった出来事が語られる。「トロワ・バートン」という名前は[[デキム・バートン]]の息子のものであり、死亡した彼の代わりに名前を引き継いで[[オペレーション・メテオ]]に参加しただけなので、彼の本名ではない。その名前を名乗るまでは名前すらない「名無しの兵士」だった(当時の仲間たちも一言も喋らない為、彼を呼ぶときは『名無し』と言っていた。なお、彼は戦場と帰る場所を求めて放浪を続けていたが、宇宙には戦場がなかったため、この時は'''整備士'''という立場だった。しかも割と天職だったらしい)。この時、彼は地球にいる家族を守るために本物の「トロワ・バートン」を殺し、その罪悪感に苛まれるヘビーアームズの技師(ドクトルSの助手)に同情して自らが「トロワ・バートン」を名乗る(記録上でもなりかわったため、「トロワ・バートン」は生きていることになる)事を提案している。つまり、彼はヒイロ達とは違って[[オペレーション・メテオ]]のための特別な訓練を何一つ受けていない。しかし10才の頃から[[モビルスーツ|MS]][[リーオー]]に乗っているため、その腕前は高い。 | ||
− | + | マリーメイア軍には「ラルフ・カート」(これは『新機動戦記ガンダムW BLIND TARGET』(スパロボ未参戦)に登場したかつての戦友の名)という名で潜入していたが、デキムにあっさりと正体を見破られてしまう。その後は[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]と[[デュオ・マックスウェル]]と共に地球に降下し、[[ゼクス・マーキス]]達と[[サーペント (ガンダムW)|サーペント]]の大部隊と戦闘を繰り広げる。 | |
戦乱後は、[[ガンダムヘビーアームズカスタム|ヘビーアームズ]]を爆破させ、キャスリンの元へと帰っている。 | 戦乱後は、[[ガンダムヘビーアームズカスタム|ヘビーアームズ]]を爆破させ、キャスリンの元へと帰っている。 | ||
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:[[ティターンズ]]に潜入しているため、自軍の敵として登場し、中盤から自軍に参加する。原作通り、カトルに撃墜された後に記憶を失う展開が再現される。能力は改善され、待望の[[必中]]を習得した。他の4人に比べ、乗機の最終型の能力が振るわないので不遇。終盤[[トールギスIII]]に乗せてもいい。PS版では[[魂]]を覚える。 | :[[ティターンズ]]に潜入しているため、自軍の敵として登場し、中盤から自軍に参加する。原作通り、カトルに撃墜された後に記憶を失う展開が再現される。能力は改善され、待望の[[必中]]を習得した。他の4人に比べ、乗機の最終型の能力が振るわないので不遇。終盤[[トールギスIII]]に乗せてもいい。PS版では[[魂]]を覚える。 | ||
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}} | :;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}} | ||
− | ::回避が飛躍的に上昇。ただし、『α外伝』に準拠し[[魂]] | + | ::回避が飛躍的に上昇。ただし、『α外伝』に準拠し[[魂]]を習得しなくなった。今回は愛機ヘビーアームズカスタムが強力なので乗り換える必要はない。 |
+ | : | ||
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}} | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}} | ||
− | : | + | :序盤、マリーメイア軍に潜入し、敵として登場するがすぐに仲間になる。[[射撃]]が若干上昇し、[[友情]]・[[魂]]が[[集中]]・[[加速]]へと変化。最初から[[援護]]を習得しており、[[ガンダムヘビーアームズカスタム|愛機]]も弾数増加など強化されたため、トロワの[[援護]]の活かし方次第では活躍する局面が広がった。[[必中]]があるため[[ウイングガンダムゼロカスタム|ゼロカスタム]]との相性も良いが、[[格闘]]も低くはないのでどの機体にも対応できる。 |
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}} | ;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}} | ||
− | : | + | :台詞に新規収録が入った。「射程+1」の小隊長能力を持ち、[[狙撃]]も覚えるため便利。デスサイズに乗り換えてビームシザース全体攻撃版を使わせると使い勝手がいい。熱血のコストが高いのが玉に瑕。 |
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}} | ;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}} | ||
− | : | + | :使い勝手は前作と同じ。今回は[[PS装甲]]のせいで[[ガンダムヘビーアームズカスタム|愛機]]が不遇なので、[[トールギスIII]]に乗せかえると、[[狙撃]]との相性も抜群で小隊長として使いやすい。小隊員の時に[[精神コマンド]][[狙撃]]を使うと、小隊長として攻撃しない限りは効果が消えないので、長射程の小隊攻撃が可能。加えて、[[直撃]]と[[かく乱]]を持つ為、小隊員としても優秀。今回は[[地球連邦軍]]のやり方に不満を持ち、一時的に[[ザフト]]に所属したりもするが、直ぐにザフトのやり方にも反目し、カトル達と和解する。[[セレーナ・レシタール|セレーナ]]編ではその辺りが詳しく描写されている。[[Bセーブ]]を養成すると、特殊台詞があったりする。 |
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=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
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:自爆したヒイロの介護、暴走したカトルに身を挺した説得など原作準拠の面倒見の良い場面が見られる。今作では記憶の取り戻し方が異なる。[[ダブルオーライザー]]の[[トランザム]]によりカトルの呼び掛けがダイレクトにトロワの心に届き記憶を取り戻す。また、[[トランザム]]の意識共有の中、[[キャスリン・ブルーム|キャスリン]]の呼び掛けに応じるが、戦うことでキャスリンもカトル、そして暴走するヒイロを守ると決意する。今作でもルートによっては早くから使用可能。残念ながら、ヒット&アウェイをデフォルトで所持していないので早めに習得させたいところ。援護攻撃に関しては、初めから[[連携攻撃]]もあり優秀。 | :自爆したヒイロの介護、暴走したカトルに身を挺した説得など原作準拠の面倒見の良い場面が見られる。今作では記憶の取り戻し方が異なる。[[ダブルオーライザー]]の[[トランザム]]によりカトルの呼び掛けがダイレクトにトロワの心に届き記憶を取り戻す。また、[[トランザム]]の意識共有の中、[[キャスリン・ブルーム|キャスリン]]の呼び掛けに応じるが、戦うことでキャスリンもカトル、そして暴走するヒイロを守ると決意する。今作でもルートによっては早くから使用可能。残念ながら、ヒット&アウェイをデフォルトで所持していないので早めに習得させたいところ。援護攻撃に関しては、初めから[[連携攻撃]]もあり優秀。 | ||
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}} | ;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}} | ||
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:「永遠の円舞曲」から参戦。直後のトレーダーイベントやエースボーナスでは、意外に[[AG]]と愉快な会話をしていたりする。 | :「永遠の円舞曲」から参戦。直後のトレーダーイベントやエースボーナスでは、意外に[[AG]]と愉快な会話をしていたりする。 | ||
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}} | ;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}} | ||
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}} | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}} | ||
:『F完結編』の反省を踏まえてか[[2回行動]]可能レベルがLv40とかなり改善され、[[能力]]的にも底上げされた(相変わらず[[必中]]と[[集中]]はないが)。原作通りに一度抜けて記憶喪失になって再加入する。その後は、ゼロシステムによって記憶を取り戻すが、インターミッション中の会話で触れられるのみなので、割とあっさり気味な記憶回復である。独立軍ルートだと、カトルらと再会するより前にキャスリン達を守るために記憶喪失のまま[[ガンダムヘビーアームズ改|ハワードが改修した愛機]]で戦っていたらしい。 | :『F完結編』の反省を踏まえてか[[2回行動]]可能レベルがLv40とかなり改善され、[[能力]]的にも底上げされた(相変わらず[[必中]]と[[集中]]はないが)。原作通りに一度抜けて記憶喪失になって再加入する。その後は、ゼロシステムによって記憶を取り戻すが、インターミッション中の会話で触れられるのみなので、割とあっさり気味な記憶回復である。独立軍ルートだと、カトルらと再会するより前にキャスリン達を守るために記憶喪失のまま[[ガンダムヘビーアームズ改|ハワードが改修した愛機]]で戦っていたらしい。 | ||
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}} | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}} | ||
:ガンダムヘビーアームズ改(EW版)のパイロット。 | :ガンダムヘビーアームズ改(EW版)のパイロット。 | ||
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=== 関連作品 === | === 関連作品 === | ||
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=== [[精神コマンド]] === | === [[精神コマンド]] === | ||
− | W系のお約束として[[自爆]] | + | W系のお約束として[[自爆]]を常に持っていたが、使い勝手を考慮してか近年では習得しなくなってきている。ほとんど[[集中]]を覚えないためリアル系のオーソドックスな戦法で戦うと使い辛いが、[[必中]]と[[鉄壁]]をよく覚える傾向があり、硬い守りで反撃というスタイルの戦闘には向く(ただし、[[性格]]が冷静の作品では被弾すると[[気力]]が下がるため[[鉄壁]]スタイルが仇となることも)。[[援護攻撃]]においては[[集中]]より[[必中]]の方が役立つので、一概に[[集中]]がない事がデメリットとは言えない。 |
− | + | 近年は精神コマンドが充実してきており、[[突撃]]・[[狙撃]]など乗機の長射程をより生かせる精神コマンドを習得するようになった。参戦当初は、原作の身を挺したカトルの説得の再現か「[[みがわり]]」を覚えたこともあった。 | |
『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』以降は[[魂]]を覚えなくなった。 | 『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』以降は[[魂]]を覚えなくなった。 | ||
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;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|α for DC]]、[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]] | ;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|α for DC]]、[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]] | ||
:'''[[自爆]]、[[必中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[集中]]、[[加速]]''' | :'''[[自爆]]、[[必中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[集中]]、[[加速]]''' | ||
− | ;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]、[[スーパーロボット大戦W|W]] |
:'''[[鉄壁]]、[[狙撃]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[直撃]]、[[かく乱]]''' | :'''[[鉄壁]]、[[狙撃]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[直撃]]、[[かく乱]]''' | ||
;[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]] | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]] | ||
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:;パイロットパーツ装備時 | :;パイロットパーツ装備時 | ||
::'''[[鉄壁]]、[[必中]]、[[熱血]]''' | ::'''[[鉄壁]]、[[必中]]、[[熱血]]''' | ||
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=== [[特殊技能]](特殊スキル) === | === [[特殊技能]](特殊スキル) === | ||
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;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]] | ;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]] | ||
:'''[[援護]]L2、[[シールド防御]]L3、[[切り払い]]L3''' | :'''[[援護]]L2、[[シールド防御]]L3、[[切り払い]]L3''' | ||
− | ;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]] |
:'''[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L2、[[SPアップ]]L7''' | :'''[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L2、[[SPアップ]]L7''' | ||
;[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]] | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]] | ||
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;[[スーパーロボット大戦X|X]] | ;[[スーパーロボット大戦X|X]] | ||
:'''[[底力]]L5、[[ガード]]L1、[[援護攻撃]]L2、[[サポートアタック]]''' | :'''[[底力]]L5、[[ガード]]L1、[[援護攻撃]]L2、[[サポートアタック]]''' | ||
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=== [[小隊長能力]] === | === [[小隊長能力]] === | ||
;マップ兵器及び射程1以外の武器の射程+1 | ;マップ兵器及び射程1以外の武器の射程+1 | ||
− | :『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦α | + | :『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で採用。 |
=== [[エースボーナス]] === | === [[エースボーナス]] === | ||
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;援護攻撃の与ダメージ1.2倍。援護攻撃に参加すると気力+5。 | ;援護攻撃の与ダメージ1.2倍。援護攻撃に参加すると気力+5。 | ||
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』で採用。 | :『[[スーパーロボット大戦X|X]]』で採用。 | ||
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== パイロットBGM == | == パイロットBGM == | ||
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=== [[ガンダムシリーズ]] === | === [[ガンダムシリーズ]] === | ||
==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ==== | ==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ==== | ||
− | ;[[シャア・アズナブル]] | + | ;[[シャア・アズナブル]]([[クワトロ・バジーナ]]) |
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』で[[ティターンズ]]に潜入していた頃に、彼と交戦した際に、彼の機体の動きや戦闘パターンからシャアと酷似していると看破した。 | :『[[スーパーロボット大戦α|α]]』で[[ティターンズ]]に潜入していた頃に、彼と交戦した際に、彼の機体の動きや戦闘パターンからシャアと酷似していると看破した。 | ||
;[[ララァ・スン]] | ;[[ララァ・スン]] | ||
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==== ガンダムSEEDシリーズ ==== | ==== ガンダムSEEDシリーズ ==== | ||
;[[オルガ・サブナック]] | ;[[オルガ・サブナック]] | ||
− | :同じ重武装ガンダムのパイロット。『[[第3次スーパーロボット大戦α | + | :同じ重武装ガンダムのパイロット。『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で彼が戦死した際には手向けの言葉を投げる。 |
;[[ラウ・ル・クルーゼ]] | ;[[ラウ・ル・クルーゼ]] | ||
:『第3次α』では[[ザフト]]に潜入していた時の上官。 | :『第3次α』では[[ザフト]]に潜入していた時の上官。 | ||
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:『[[スーパーロボット大戦A|A]]』ではデュオやカトルと共に彼の不正を暴いた。 | :『[[スーパーロボット大戦A|A]]』ではデュオやカトルと共に彼の不正を暴いた。 | ||
;[[碇シンジ]] | ;[[碇シンジ]] | ||
− | :『[[第3次スーパーロボット大戦α | + | :『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で[[レプリ地球]]にて[[パレッス粒子]]に侵された際、カトルとシンジと一緒に音楽の演奏会を開こうとした。 |
;[[ギムレット]] | ;[[ギムレット]] | ||
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』ではトロワの監視を潜り抜け、ガウルンの脱走と[[千鳥かなめ|かなめ]]及び[[テレサ・テスタロッサ|テッサ]]の誘拐を成し遂げている。トロワはこの件を相当な負い目に思ったらしく、[[相良宗介|宗介]]へのフォローには自責が多分に混ざっていた。 | :『[[スーパーロボット大戦W|W]]』ではトロワの監視を潜り抜け、ガウルンの脱走と[[千鳥かなめ|かなめ]]及び[[テレサ・テスタロッサ|テッサ]]の誘拐を成し遂げている。トロワはこの件を相当な負い目に思ったらしく、[[相良宗介|宗介]]へのフォローには自責が多分に混ざっていた。 | ||
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:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』ではかつて共に[[OZ]]と戦った戦友同士。 | :『[[スーパーロボット大戦D|D]]』ではかつて共に[[OZ]]と戦った戦友同士。 | ||
;[[セレーナ・レシタール]] | ;[[セレーナ・レシタール]] | ||
− | :『[[第3次スーパーロボット大戦α | + | :『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』では[[ザフト]]に潜入していた頃からの縁。 |
== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
=== TV版 === | === TV版 === | ||
;「発見された以上は見逃せない。スペースポートの破壊が目的だったが……すべてを消滅させる」 | ;「発見された以上は見逃せない。スペースポートの破壊が目的だったが……すべてを消滅させる」 | ||
− | : | + | :第1話の第一声。重要拠点を攻撃している全身火薬庫ガンダムが発見されないことなどあり得るのだろうか。 |
;「戦闘記録001、記録者名、トロワとでも名乗っておこう…」 | ;「戦闘記録001、記録者名、トロワとでも名乗っておこう…」 | ||
:直後、機械的に敵を倒した後の台詞。「トロワ・バートン」を名乗るきっかけは後続作品での描写だが、番組開始時点で元々の名前は無いという設定が出来ていたことを示唆する台詞はこれ以外にも散見される。 | :直後、機械的に敵を倒した後の台詞。「トロワ・バートン」を名乗るきっかけは後続作品での描写だが、番組開始時点で元々の名前は無いという設定が出来ていたことを示唆する台詞はこれ以外にも散見される。 | ||
;「敵ではないものに牙は剥かない。獣は素直だ」 | ;「敵ではないものに牙は剥かない。獣は素直だ」 | ||
− | : | + | :サーカスのライオンに手を差し伸べての台詞。 |
;「戦術的に見て、少数を倒すには退路を断ち、集中砲火を浴びせた方が確実な戦果を挙げられる。この場合、包囲・殲滅という敵の司令官の判断は正しい」<br />「だが…こちらの戦力を把握する前に、行動を起こすべきではなかった」 | ;「戦術的に見て、少数を倒すには退路を断ち、集中砲火を浴びせた方が確実な戦果を挙げられる。この場合、包囲・殲滅という敵の司令官の判断は正しい」<br />「だが…こちらの戦力を把握する前に、行動を起こすべきではなかった」 | ||
:第3話、己の命を賭けてガンダムの戦闘データを得ようとする[[ワーカー]]率いるOZの兵士に対し、トロワは淡々と状況を語る。単機での制圧能力を重視した、戦艦並みの砲撃力を持つ機体に対する作戦としては下策だと。 | :第3話、己の命を賭けてガンダムの戦闘データを得ようとする[[ワーカー]]率いるOZの兵士に対し、トロワは淡々と状況を語る。単機での制圧能力を重視した、戦艦並みの砲撃力を持つ機体に対する作戦としては下策だと。 | ||
360行目: | 335行目: | ||
:第5話でカトルの下から旅立つ際に名前を聞かれて。 | :第5話でカトルの下から旅立つ際に名前を聞かれて。 | ||
;「!? …ふふふ…ははははははっ!!」 | ;「!? …ふふふ…ははははははっ!!」 | ||
− | : | + | :第12話より、意識を回復したヒイロから「(自爆は)死ぬほど痛いぞ」と言われて。鉄面皮のヒイロが放った傑作な冗談ととったのか。声をあげて笑うトロワを見て、キャスリンは「トロワが声をあげて笑ってるなんて初めてじゃないかしら?」とこぼしている。 |
;「始めるか…俺の自爆ショーを…」 | ;「始めるか…俺の自爆ショーを…」 | ||
:第13話より。ヘビーアームズを狙うOZの襲撃を受け、交戦する前の独白。ヒイロの価値観と覚悟を知ったことで'''(弾薬が尽きたら)自爆する'''と決意した。 | :第13話より。ヘビーアームズを狙うOZの襲撃を受け、交戦する前の独白。ヒイロの価値観と覚悟を知ったことで'''(弾薬が尽きたら)自爆する'''と決意した。 | ||
390行目: | 365行目: | ||
;「俺はトロワじゃない。物心ついた時から戦場にいる、名前もない兵士だ」 | ;「俺はトロワじゃない。物心ついた時から戦場にいる、名前もない兵士だ」 | ||
:第2話、サーペントを駆りデュオの操縦するリーオーを攻撃しながら、トロワは『名無し』だった頃を回想する。 | :第2話、サーペントを駆りデュオの操縦するリーオーを攻撃しながら、トロワは『名無し』だった頃を回想する。 | ||
− | ; | + | ;「名前などない…俺は、『名無し』だ。殺すつもりならそれでも構わないが、少しは抵抗するかも知れん」 |
:第2話の回想シーン、ヘビーアームズの整備員として働いていた『名無し』。本物の「トロワ・バートン」を殺害する現場を目撃した彼は、両手を上げながら無抵抗の意思を示す。 | :第2話の回想シーン、ヘビーアームズの整備員として働いていた『名無し』。本物の「トロワ・バートン」を殺害する現場を目撃した彼は、両手を上げながら無抵抗の意思を示す。 | ||
− | ; | + | ;「俺は地球を乗っ取る事に興味はない…名前がなくて少々不便だった。何なら、そいつの名前をもらってもいい」<br />「この機体は気に入っている…ここの暮らしも悪くはないが、やはり俺には戦場という舞台が似合っているらしい」 |
:殺害された本物のトロワの名をもらう時に。この瞬間、『名無し』は我々が知る『トロワ・バートン』を名乗ることになる。なお、不便だったと言っているが、小説版では内心では「名前がなくて困ったことなどない」と回想している。にも関わらず『名無し』が『トロワ・バートン』を名乗った理由は本物のトロワを殺してしまった技師が罪の意識に苛まれているのを見過ごせなかったためであった。無論、トロワが殺されたことにデキムが気づくのをしばらく誤魔化すためという狙いもあった。 | :殺害された本物のトロワの名をもらう時に。この瞬間、『名無し』は我々が知る『トロワ・バートン』を名乗ることになる。なお、不便だったと言っているが、小説版では内心では「名前がなくて困ったことなどない」と回想している。にも関わらず『名無し』が『トロワ・バートン』を名乗った理由は本物のトロワを殺してしまった技師が罪の意識に苛まれているのを見過ごせなかったためであった。無論、トロワが殺されたことにデキムが気づくのをしばらく誤魔化すためという狙いもあった。 | ||
;「オペレーションメテオ。従来はガンダムの地球降下作戦のことをそう呼んでいたが、本来は全く別のものだった。コロニーの回転を上げてラグランジュポイントの均衡を破壊し、地球に落とす。その後、混乱に陥った地球をガンダムで制圧する。これが本来のオペレーションメテオの内容だ」 | ;「オペレーションメテオ。従来はガンダムの地球降下作戦のことをそう呼んでいたが、本来は全く別のものだった。コロニーの回転を上げてラグランジュポイントの均衡を破壊し、地球に落とす。その後、混乱に陥った地球をガンダムで制圧する。これが本来のオペレーションメテオの内容だ」 | ||
:第2話。ゼクスとデキムのやり取りを補足するように「真のオペレーションメテオ」の詳細を解説する。そして明かされた真のオペレーションメテオとは、歴代ガンダムでも『X』でしか実行されなかった'''複数同時のコロニー落とし'''であった。 | :第2話。ゼクスとデキムのやり取りを補足するように「真のオペレーションメテオ」の詳細を解説する。そして明かされた真のオペレーションメテオとは、歴代ガンダムでも『X』でしか実行されなかった'''複数同時のコロニー落とし'''であった。 | ||
;「やはりオペレーションメテオはこう在るべきだ」 | ;「やはりオペレーションメテオはこう在るべきだ」 | ||
− | : | + | :ガンダムに乗り込んでから、デュオとカトル相手に呟いた台詞。コロニーの落下を阻止するべく仲間とガンダムだけで地球に降りる。しかし今度も「負ける戦争」。それでも「やはりオペレーションメテオはこう在るべき」だ。 |
;「残り250機…一人50機の割り当てだ。MSを始末するだけなら何とかなるだろう」 | ;「残り250機…一人50機の割り当てだ。MSを始末するだけなら何とかなるだろう」 | ||
− | :最終話、苦戦するゼクスとノインの加勢に躍り出る時の台詞。 | + | :最終話、苦戦するゼクスとノインの加勢に躍り出る時の台詞。 |
;「こいつらはかつての俺達と同じだ。己の存在意義をデキムの口車に踊らされてるだけなんだ」 | ;「こいつらはかつての俺達と同じだ。己の存在意義をデキムの口車に踊らされてるだけなんだ」 | ||
:マリーメイア軍と交戦中、旧・OZ兵士達の姿を見て。サーカスとキャスリンという”確たる居場所”を得たからこそ、彼らの姿を自分自身に重ねるように感じたのだろうか。 | :マリーメイア軍と交戦中、旧・OZ兵士達の姿を見て。サーカスとキャスリンという”確たる居場所”を得たからこそ、彼らの姿を自分自身に重ねるように感じたのだろうか。 | ||
406行目: | 381行目: | ||
;デュオ「そ、そうだな…」 | ;デュオ「そ、そうだな…」 | ||
:とうとう弾薬もエネルギーも尽き、ガンダム3機に残された攻撃材料は自爆装置だけ。窮地に立ってもなお'''「戦闘によって誰も殺さない」'''断固たる決意をトロワは見せる。しかしその直後、ロックオンの作動音が聞こえ、上空を見上げるとツインバスターライフルを構えたウイングガンダムゼロの姿があった。 | :とうとう弾薬もエネルギーも尽き、ガンダム3機に残された攻撃材料は自爆装置だけ。窮地に立ってもなお'''「戦闘によって誰も殺さない」'''断固たる決意をトロワは見せる。しかしその直後、ロックオンの作動音が聞こえ、上空を見上げるとツインバスターライフルを構えたウイングガンダムゼロの姿があった。 | ||
− | |||
=== 他媒体 === | === 他媒体 === | ||
;「騎士同士の決着の時か――」<br />「ここは二人だけの戦場――― だれも手を出してはならない―――」<br />「だがこの戦いこそ人々が見なくてはならない戦い――」<br />「MDの大量破壊などではない 意味のある決闘なのだ――」 | ;「騎士同士の決着の時か――」<br />「ここは二人だけの戦場――― だれも手を出してはならない―――」<br />「だがこの戦いこそ人々が見なくてはならない戦い――」<br />「MDの大量破壊などではない 意味のある決闘なのだ――」 | ||
426行目: | 400行目: | ||
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』EDより。『人の心の光』に触れた事で人類間の争いが終わり、自らに課せられた使命からも解放される事を願って発した台詞。 | :『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』EDより。『人の心の光』に触れた事で人類間の争いが終わり、自らに課せられた使命からも解放される事を願って発した台詞。 | ||
;「…戦うためだけにその存在を許されていた者だ…。もう眠れ…」 | ;「…戦うためだけにその存在を許されていた者だ…。もう眠れ…」 | ||
− | :『[[第3次スーパーロボット大戦α | + | :『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』第51話「終わらない明日へ」にてオルガ死亡の時に言った台詞。 |
+ | |||
+ | === 携帯機シリーズ === | ||
+ | ;「急所のみを正確に打っている」 | ||
+ | :『[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|PORTABLE]])』第30話にて、一矢が怒涛の勢いで三輪を殴打している様子を見ての一言。デュオに「感心してる場合か!」と突っ込まれた。 | ||
+ | ;「…近寄るなと言われた。[[ガンダムヘビーアームズカスタム|全身に火薬を詰めたモビルスーツ]]では不安らしい」 | ||
+ | :『A(PORTABLE)』小バームルート第35話より。不本意とはいえ戦禍に巻き込んでしまった[[小バーム]]の復興作業を[[ロンド・ベル]]隊が手伝っていたのだが、彼のガンダムは復興作業をするには内蔵武器的に不安を与えてしまうようだ。 | ||
+ | :ちなみに、[[ウイングガンダムゼロカスタム]]は羽が邪魔になり、[[ガンダムデスサイズヘルカスタム]]はアクティブクロークを開かねば作業が出来ないため、W勢のガンダムは軒並みあまり復興作業に向いていないように見受けられる(基本的に純戦闘用モビルスーツなので当然だが)。 | ||
+ | ;「そうだな…歌ってみるとするか」 | ||
+ | :『[[スーパーロボット大戦D|D]]』「響け銀河に オレたちの歌」より。[[ゲペルニッチ]]との死闘の中、皆で歌おうと呼びかける[[ミレーヌ・フレア・ジーナス|ミレーヌ]]に応じて。この後[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]に「えっ、トロワさんが!?」とつっこまれる。 | ||
+ | ;「違うな」<br />「俺たちの命は、奴らに高く売りつけてやる必要がある」 | ||
+ | :『D』最終話「デザイア」のインターミッションより。「自分の命など安い」という[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]に対して。帰還が絶望的なミッションに臨む彼の覚悟が伺える。 | ||
+ | ;「なぜなにナデシコ…久しぶりだな」 | ||
+ | :『[[スーパーロボット大戦W|W]]』第49話終了後の分岐選択より。何故かはわからないが、トロワは[[なぜなにナデシコ]]がえらく気に入った模様。その後、カトルから「嬉しそうだね、トロワ」と言われるが、五飛には「時々、あいつのことが理解できん」と言われた。 | ||
+ | ;「なぜなにナデシコはやらないのか?」 | ||
+ | :『W』第52話「歪んだ太陽」より。[[ナデシコ]]の例のあれが気に入ったらしい。サーカス団員として何か共通するものを感じたのかもしれない。 | ||
=== Zシリーズ === | === Zシリーズ === | ||
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;「そういう態度だから、[[ムッツリ5|良くないあだ名]]を付けられる」 | ;「そういう態度だから、[[ムッツリ5|良くないあだ名]]を付けられる」 | ||
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』第59話「決戦の銀河」にて、ヒイロと刹那が普段と変わりない態度を見せたために言い放った言葉。直後にデュオが「'''トロワに言われちゃ終わりだな'''」と言うが、彼は[[貧乏クジ同盟|別の良くない集まり]]に入っている。 | :『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』第59話「決戦の銀河」にて、ヒイロと刹那が普段と変わりない態度を見せたために言い放った言葉。直後にデュオが「'''トロワに言われちゃ終わりだな'''」と言うが、彼は[[貧乏クジ同盟|別の良くない集まり]]に入っている。 | ||
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=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
*[[漫画]]『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] THE EDGE Desire』の2巻にて、名前だけのカメオ出演を果たしており、1コマだけトロワの名前が刻まれている。過去のザフトの軍学校での訓練の成績発表時、1位が[[レイ・ザ・バレル]]と表示される中、ご丁寧に'''3位'''である。 | *[[漫画]]『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] THE EDGE Desire』の2巻にて、名前だけのカメオ出演を果たしており、1コマだけトロワの名前が刻まれている。過去のザフトの軍学校での訓練の成績発表時、1位が[[レイ・ザ・バレル]]と表示される中、ご丁寧に'''3位'''である。 | ||
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== 資料リンク == | == 資料リンク == |