「カミーユ・ビダン」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
− | | 外国語表記 = [[外国語表記::Kamille Bidan]] | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Kamille Bidan]] |
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | ||
*{{登場作品 (人物)|機動戦士Ζガンダム}} | *{{登場作品 (人物)|機動戦士Ζガンダム}} | ||
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| 声優 = {{声優|飛田展男|SRW=Y}} | | 声優 = {{声優|飛田展男|SRW=Y}} | ||
− | | キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン | + | | キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|安彦良和}} |
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| SRWでの分類 = [[パイロット]] | | SRWでの分類 = [[パイロット]] | ||
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
| タイトル = プロフィール | | タイトル = プロフィール | ||
− | | 異名 = | + | | 異名 = [[異名::アムロ・レイの再来]] |
| 種族 = [[種族::地球人]] | | 種族 = [[種族::地球人]] | ||
| 性別 = [[性別::男]] | | 性別 = [[性別::男]] | ||
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}} | }} | ||
'''カミーユ・ビダン'''は『[[機動戦士Ζガンダム]]』の[[主人公]]。 | '''カミーユ・ビダン'''は『[[機動戦士Ζガンダム]]』の[[主人公]]。 | ||
+ | == 概要 == | ||
+ | [[サイド7]]の[[スペースコロニー|コロニー]]「グリーンノア1」に住んでいた少年。 | ||
− | + | 両親ともに連邦軍の[[科学者・技術者|技術士官]]で、家庭を顧みない両親によって孤独な子供時代を過ごし、女性的な「カミーユ」という自身の名前に対してコンプレックスを抱いている。そうした環境によって非常に繊細かつ乱暴で、感情の起伏が激しい複雑な内面の持ち主となる。 | |
− | [[ | + | |
+ | そのキレやすい[[性格]]は第1話から全開で、「女みたいな名前」と言われただけで初対面の軍人([[ジェリド・メサ]])相手に殴りかかったり、2話では尋問を担当したマトッシュに仕返しとして笑いながら[[ガンダムMk-II]]で踏み潰そうとしたりと、常軌を逸した行動が目立った。 | ||
+ | |||
+ | SRWを含め多くの[[コンピュータゲーム|ゲーム作品]]ではプレイヤーが感情移入できなくなることを考慮してか、基本的に原作序盤(TV版)通りのエキセントリックな性格を描写することは殆ど無く、原作後半や劇場版『Ζ』の時の優等生的なキャラクターとされることが多い。 | ||
− | + | 自身の名前に対して抱くコンプレックス故に、男性らしさを欲して[[武術・格闘技|空手]]やジュニアモビルスーツに没頭しており、ジュニアモビルスーツ大会優勝はかなり有名で、[[ガンダムシリーズ]]の外伝漫画でもカミーユの事は知られていた。 | |
− | |||
− | + | [[地球]]に降下した際に「ホンコンみやげ」をMk-IIのコクピットに忍ばせていたり(クルーの[[トーレス]]の依頼である)TV版第29話で[[シャワーシーン|バスローブ1枚]]のファ・ユイリィの胸元をまじまじと覗きこんで平手打ちを受ける等、思春期の少年相応に色を好む一面も有る。 | |
− | + | 小説版『Ζ』によると、誕生した地は[[東京]]近郊のニューシート(おそらく、[[シン・ザ・シティ]]の名前元となった埼玉県新座市)。 | |
=== TV版 [[機動戦士Ζガンダム]] === | === TV版 [[機動戦士Ζガンダム]] === | ||
− | 第1話で[[ブライト・ノア]] | + | 第1話で[[ブライト・ノア]]が艦長を務めるテンプテーションへ幼なじみの[[ファ・ユイリィ]]と向かうが、その途中に自分の名前を「女性の名」と馬鹿にした[[ティターンズ]]の[[ジェリド・メサ]]を殴打した事件にてMPの厳しい尋問を受けることになる。 |
+ | |||
+ | そして直後の[[エゥーゴ]]の「ガンダムMk-II強奪事件」に巻き込まれ、どさくさにまぎれてガンダムMk-IIを奪いエゥーゴに参加。そこで[[ニュータイプ]]能力が開花し、以降エゥーゴのエースパイロットとして活躍する。 | ||
+ | |||
+ | 最終決戦で[[パプテマス・シロッコ]]の乗る[[ジ・O]]を撃破するも、シロッコが最後に放った思念によって精神崩壊を起こし、以降戦いから身を引く。 | ||
− | + | なお、近藤和久氏の漫画版ではシロッコから思念を受けていないが、ラストシーンのコマはハイライトの消えた目で虚空を見上げながら独白するという、やはり精神崩壊を起こしたとも受け取れるものになっている。 | |
− | + | 小説版ではエマの死をきっかけに精神崩壊を起こしており、クワトロ、ハマーン、シロッコが生身での[[白兵戦]]を行っている最中に乱入した上に接触してきたファに対して怒声を発したり、ジ・Oとの戦闘中にΖの片腕を吹き飛ばされた際にジ・Oに父親の姿をダブらせる、[[ロザミア・バダム]]を母親と勘違いする等の描写がある。そしてロザミアと[[ゲーツ・キャパ]]が相討ちした際に完全に崩壊している。戦闘終了後にファが迎えに来た際にはバイザーが開いており、続編になる小説版ΖΖではこの状態を見た[[ジュドー・アーシタ]]が酸素欠乏症にやられたと認識している。 | |
=== [[劇場版 機動戦士Ζガンダム]] === | === [[劇場版 機動戦士Ζガンダム]] === | ||
TV版における凶暴性や感情面の不安定さが薄れており(富野監督曰く'''「健やかな」カミーユ''')、作中の各場面で台詞や行動が異なる。TV原作では感受的過ぎた故に精神崩壊を起こしたが、劇場版では穏やかに受け流す事を覚えた為に無事乗り切った。 | TV版における凶暴性や感情面の不安定さが薄れており(富野監督曰く'''「健やかな」カミーユ''')、作中の各場面で台詞や行動が異なる。TV原作では感受的過ぎた故に精神崩壊を起こしたが、劇場版では穏やかに受け流す事を覚えた為に無事乗り切った。 | ||
− | また、富野監督は'''「劇場版のカミーユこそが、ニュータイプとして最高の姿」'''と評している<ref> | + | |
+ | また、富野監督は'''「劇場版のカミーユこそが、ニュータイプとして最高の姿」'''と評している<ref>劇場版とほぼ同時代の発表で富野氏が基本的に関わっていない『[[機動戦士ガンダムUC|ガンダムUC]]』主人公の[[バナージ・リンクス]]が「完成されたニュータイプ」などとも表現されるため、アムロらと併せて議論の的になる事もある。</ref>。 | ||
=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] === | === [[機動戦士ガンダムΖΖ]] === | ||
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その後、[[ネオ・ジオン]]による[[コロニー落とし]]を察知。これをきっかけに眠れる自我を取り戻し、全力で走り出すも悲劇は止まらず、絶望的な光景を目の当たりにすることになった。 | その後、[[ネオ・ジオン]]による[[コロニー落とし]]を察知。これをきっかけに眠れる自我を取り戻し、全力で走り出すも悲劇は止まらず、絶望的な光景を目の当たりにすることになった。 | ||
− | + | 爆心地にいたジュドーのように精神が蝕まれる可能性も危惧されたが、最終話では無事に回復した様子が伺える。 | |
+ | |||
+ | なお、小説版『ΖΖ』においてジュドーがカミーユに感じていた人物評は「もう一人の俺」というもので、両作品を視聴していたファンには感じ入る台詞である。 | ||
=== カミーユのその後 === | === カミーユのその後 === | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
− | + | 原作でのキレやすい一面は影を潜め、作品にもよるが冷静な優等生といったイメージが形成されており、同じく凶暴性が影を潜めた劇場版にも近いと言える。より年下の少年少女達がプレイヤー部隊に多かったり、設定的に原作終了後の更に数年後と思われるような参戦の多い影響もあると思われる。ただし、クワトロへの当たりの強さは変わっていない。特に逆襲したシャアに対してはその思想を完全否定し、容赦がない。また、ニュータイプの登場しない作品群のキャラからは、アムロと共にニュータイプには人の心を読む力のある[[超能力]]と間違われる事もしばしば。 | |
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かつてはたびたびTV版の最終回を再現され、精神崩壊して自軍に復帰しないという事態も起こり得た。しかし、精神崩壊には必ず回避策が設けられているので、イベントを見たい場合以外には回避するのも容易である。『Ζガンダム』本編後設定の参戦では、開始時点で既に精神崩壊を起こした後で療養しているパターンも多いが、それは復活イベントとほぼ同義で、自軍入りが遅めになる以上の危険性は無い。 | かつてはたびたびTV版の最終回を再現され、精神崩壊して自軍に復帰しないという事態も起こり得た。しかし、精神崩壊には必ず回避策が設けられているので、イベントを見たい場合以外には回避するのも容易である。『Ζガンダム』本編後設定の参戦では、開始時点で既に精神崩壊を起こした後で療養しているパターンも多いが、それは復活イベントとほぼ同義で、自軍入りが遅めになる以上の危険性は無い。 | ||
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一部の外伝作品において医者となった後日設定の方がエンディングなどで引用されやすいという、主人公としてはやや珍しいタイプの設定活用を受けている。 | 一部の外伝作品において医者となった後日設定の方がエンディングなどで引用されやすいという、主人公としてはやや珍しいタイプの設定活用を受けている。 | ||
− | + | またフォウが生存する作品は多いが、結果的にファを交えた[[三角関係]]が形成されてしまう事が多い。 | |
− | + | [[能力]]は文句無しのエース級で、初期シリーズは終盤に息切れしやすいイメージがあった[[Ζガンダム]]もニュータイプ用機体の色を強めながら作品を経るごとに強くなり、[[乗り換え]]ずにゲームを貫徹する事も難しくなくなっている。逆に、初期乗機であるガンダムMk-Ⅱは[[スーパーガンダム]]になっても1人乗りというケースも増え、趣味以上の選択意義は乏しい。 | |
− | 歴代最高のNT能力を持つという評価に対し、作品によってはNTレベルが8止まり(『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]] | + | 歴代最高のNT能力を持つという評価に対し、作品によってはNTレベルが8止まり(『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』等)だったり、アムロやジュドーよりレベル9に上がる速度が遅かったりしたが、近年の作品では見直されNTレベル9に唯一到達できる。または最速でレベル9に到達できるように修正されている(後述の特種技能の欄参照)。 |
=== [[旧シリーズ]] === | === [[旧シリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦]] |
− | : | + | :初出演作品。[[グランゾン]]に敗れたため[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]に捕まっており、第1話は「救出!Ζガンダム」というカミーユ&Ζガンダムの救出シナリオである。そのため第2話から仲間に加わり、フォウとのイベントもあるが、そのせいでファを交えた三角関係がこの作品から始まる事になる。 |
− | :; | + | :;[[第2次スーパーロボット大戦G]] |
− | ::[[シュラク隊]] | + | ::[[シュラク隊]]のお姉さんに目が行ったプレイヤーには無視され、自力脱出する羽目になる場合がある。 最初から加速と熱血を覚えているので、移動力が低く[[ビームライフル]]の威力が高い[[Vガンダム]]に乗せ換えてもいいかもしれない。ウッソは加速を持たないので、移動力が高いΖガンダムとの相性がよい。 |
: | : | ||
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦]] |
− | + | :仲間になった時点で精神コマンドが一通り揃っており、[[幸運]]を覚える為にレベルが上がりやすく、アムロよりも能力が高くなっている場面をよく見かける。終盤は[[Ζガンダム]]が通用しなくなる為、ファンネルかマップ兵器持ちの機体に乗っている可能性が高い。クワトロが加入したときに原作にもあった「[[修正]]」イベントがある。再び洗脳されたフォウとのイベントあり。また、[[隠し要素/第3次|隠し要素]]でシロッコをカミーユで倒すとフォウがいない場合精神崩壊イベントが起こる。 | |
− | ; | + | :PSのコンプリートボックス版では幸運が削られてしまったが、早期から[[覚醒]]を使えるためやはりマップ兵器と相性がいい。相変わらず[[2回行動]]可能レベルも早め。 |
− | : | + | ;[[スーパーロボット大戦EX]] |
− | ; | + | :胞子の谷に皆でピクニックに行った時にファのそばでうたたねをしていたようだが、フォウの名を寝言で呼ぶという大失態を犯し、修羅場になった。今回は[[熱血]]を持たないため、攻撃面ではガンダム系最低クラスという主人公にあるまじき待遇となっている。 |
− | :[[ヘンケン・ベッケナー|ヘンケン]]の下でヨーロッパ前線に参加していたが、序盤で[[ロンド・ベル]]に復帰。中盤の地上ルートでは[[破嵐万丈|万丈]] | + | ;[[第4次スーパーロボット大戦]] |
− | : | + | :[[ヘンケン・ベッケナー|ヘンケン]]の下でヨーロッパ前線に参加していたが、序盤で[[ロンド・ベル]]に復帰。中盤の地上ルートでは[[破嵐万丈|万丈]]とブライトの声が似ていることを指摘していた。フォウとロザミアのイベントはあるが、終盤の分岐ルートではティターンズとの一応の決着となるシナリオ「栄光の落日」に参戦することができない。 |
− | + | :数少ない地形適応が優秀なMS系パイロット(順にAACA)なので可変型の[[Ζガンダム]]とは好相性。だが「加速」「幸運」持ちのアムロ(順にBABA)のほうが本機の性能を活かしきれる場合が多い。 | |
+ | :前作での鬱憤を晴らすかのごとく、今作では強力な機体である[[Ζガンダム]]と共に最後まで主力として活躍できる。 | ||
:エンディングでは、腐敗した連邦政府を内部から改革するべく、軍に残った。 | :エンディングでは、腐敗した連邦政府を内部から改革するべく、軍に残った。 | ||
− | :; | + | :;[[第4次スーパーロボット大戦S]] |
::今回から声が入った。また、シナリオ「ターニング・ポイント」で、[[サラ・ザビアロフ|サラ]]との会話が追加されている。 | ::今回から声が入った。また、シナリオ「ターニング・ポイント」で、[[サラ・ザビアロフ|サラ]]との会話が追加されている。 | ||
: | : | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦F]] |
− | + | :中盤で[[Ζガンダム]]に乗って仲間になる。今回から戦闘時の顔グラフィックが複数用意された。アムロ同等の力を持ち頼りになる。ちなみに合流前は何と[[ティターンズ]]に所属していた。 | |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦F完結編]] | |
− | : | + | :フォウとロザミィ絡みのイベントがある。今回はフォウが仲間にいる場合にシロッコと戦うと精神崩壊イベントがある。『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』と条件が反対なので注意。完結編にまで来ると[[Ζガンダム]]では厳しくなる。そのため、[[ビギナ・ギナ]]→[[量産型νガンダム]](フィン・ファンネル装備型)に乗り換えるのが望ましい。 |
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=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦α]] |
− | :リアル系を選ぶと原作と同じ流れで[[エゥーゴ]]に入る。また、[[ΖΖガンダム]] | + | :リアル系を選ぶと原作と同じ流れで[[エゥーゴ]]に入る。また、[[ΖΖガンダム]]を盗んだジュドーにNTの資質を感じ取って容認する行動を取ったため、バニングと合意の上で彼から修正を喰らい、責任を感じたジュドーが味方入りするきっかけを作った。このあたり、原作の彼からは考えられない行動である(それでも選択肢次第では原作通りクワトロを殴打するイベントが存在しているが)。終盤、フォウがいない状態でシロッコと戦闘すると精神崩壊するが、精神崩壊したとしてもEDで復活する。 |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦α外伝]] | |
− | : | + | :第1話にて味方増援で登場する。[[援護]]なしNT主人公の一角だが、序盤こそ他の同格キャラと比べて売りがないもののやはり能力が高く(初期レベルのステータス合計値はアムロとほぼ同等)、未来以後[[気合]]を覚えると運用しやすくなり、後半は[[覚醒]]と[[魂]]も覚えるため[[マップ兵器]]要員にもなりうる。ニュータイプLvが9まで行くので、ニュータイプ補正込みの最終的なステータス合計値は[[援護]]なしNT主人公でも屈指の高さとなる。 |
− | + | :[[Ζガンダム]]のパワーアップイベントにも関与しており、カミーユの覚醒により強化されたΖガンダムの強さは凄まじい。最強武器は格闘なので、Ζガンダムに乗り続けるなら、ある程度格闘武器を使って挌闘値を伸ばしておくといい。 | |
− | : | + | :台詞も大幅に新規収録された。彼絡みのイベントとして前述のパワーアップにも絡むロザミィのイベントがあり、フォウやロザミィを気に掛けるカミーユに遂にファがジェラシーを爆発させてしまう展開となっている。エンディングでは、しばらく戦いから遠ざかりたいという願いからファと共に故郷であるサイド7へと帰っていった。また、[[プリベンター]]本部へルーと共に旅立っていったフォウを笑顔で見送った。 |
− | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦α]] | |
− | : | + | :人類に絶望したシャアに激怒する姿が見られる。しかし、最終決戦では「なんであんな事をしたんだ」と発言するなど、複雑な感情が描かれている。既に[[エゥーゴ]]を離れて[[ネオ・ジオン]]総帥となったシャアを最初は「クワトロ大尉」と呼んだが、[[Ζガンダム]]の強化イベント後は一貫して「シャア」と呼ぶ。これらは「逆シャア」ではカミーユ不在で実現しなかったためにまさにスパロボのif展開が活かされている。また前作でファを選んだ流れとはいえ、フォウが加わった時はファもいることもあり気まずい雰囲気だった。能力・精神コマンド・小隊長能力、いずれも極めて高い。序盤から[[気合]]を使えるのでΖガンダムのバージョンアップまでは[[ΖΖガンダム]]や[[ガンダムF91]]など必要気力の高い機体に乗せておくと便利。 |
− | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦α]] | |
− | + | :今回は[[地球連邦軍]]が[[ブルーコスモス]]派台頭による暴走で再び人間同士の醜い争いが再発した事により、シャアのやっていた事は正しいのではないかと疑問視する姿が描かれた。その影響で一度だけ出撃できないシナリオがある(援軍として強制出撃するが)。また他のイベントとしては[[キラ・ヤマト|キラ]]の暴挙を最初に止める役割を担っており、それが原因でキラとはやや気まずい関係となる。ジュドーには、αの頃に比べて丸くなったと言われる。全ての戦いが終わった後は、[[チェーン・アギ|チェーン]]の紹介で、[[アナハイム・エレクトロニクス]]にモビルスーツの工学者として就職。サイコミュを含めたモビルスーツを軍事兵器以外の用途を前提に可能性を追及していく抱負を語った。 | |
− | : | ||
− | : | ||
=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Z]] |
− | :劇場版で登場。そのために顔グラも劇場版準拠となっている。今回劇場版ということでこれまで以上に好青年ぶりに磨きがかかり、今作ではDESTINY関連とのクロスオーバーが多く、シンの友人&アドバイザーも担当。おかげでレイとアスランの影が薄くなる。ちなみに、劇場版ではなかったシャアに殴りかかるイベントが存在する(アムロに止められ未遂に終わる)。ロザミアとは特に絡まない。能力はいつも通りアムロやクワトロに匹敵する高さだが、まだ経験不足ということでか[[技量]]がやや低め(エマのほうが高い)。[[オープニング戦闘デモ]]では[[ガンダムMk-II]] | + | :劇場版で登場。そのために顔グラも劇場版準拠となっている。今回劇場版ということでこれまで以上に好青年ぶりに磨きがかかり、今作ではDESTINY関連とのクロスオーバーが多く、シンの友人&アドバイザーも担当。おかげでレイとアスランの影が薄くなる。ちなみに、劇場版ではなかったシャアに殴りかかるイベントが存在する(アムロに止められ未遂に終わる)。ロザミアとは特に絡まない。能力はいつも通りアムロやクワトロに匹敵する高さだが、まだ経験不足ということでか[[技量]]がやや低め(エマのほうが高い)。[[オープニング戦闘デモ]]では[[ガンダムMk-II]]に乗っている。 |
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] |
− | :前作からの継続参戦。Ζガンダムに追加された新技「ビーム・コンフューズ」には専用の台詞があるが、(おそらく前作の)没セリフの流用だったのか、特殊台詞等の新録が行われていない。エンディングでは[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]の計らいで、[[アムロ・レイ|アムロ]]や[[シン・アスカ|シン]]と共に[[OZ]] | + | :前作からの継続参戦。Ζガンダムに追加された新技「ビーム・コンフューズ」には専用の台詞があるが、(おそらく前作の)没セリフの流用だったのか、特殊台詞等の新録が行われていない。エンディングでは[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]の計らいで、[[アムロ・レイ|アムロ]]や[[シン・アスカ|シン]]と共に[[OZ]]へ参加するが…? |
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] |
− | :破界篇に引き続き登場。当初は[[OZ]]に参加していたが、[[アロウズ]]との対立の中で強硬になっていくOZに疑問を感じ、[[シン・アスカ|シン]] | + | :破界篇に引き続き登場。当初は[[OZ]]に参加していたが、[[アロウズ]]との対立の中で強硬になっていくOZに疑問を感じ、[[シン・アスカ|シン]]達と共にOZを脱走。[[プトレマイオス2|トレミー]]チームと合流し自軍に参戦する。シナリオ上での出番も多く、[[ニュータイプ]]として[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の「革新」を早期から感じ取っており、[[アムロ・レイ|アムロ]]達と共に彼の変化を見守り、時には先輩として導いていく。 |
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] |
− | :今回は[[アナハイム・エレクトロニクス|アナハイム]]所属のテストパイロットになっている。最初は[[リゼル]] | + | :今回は[[アナハイム・エレクトロニクス|アナハイム]]所属のテストパイロットになっている。最初は[[リゼル]]に乗り、途中でΖガンダムに乗り換える。また飛田氏による大幅なボイス新録がされた。<ref>余談だが、第3次での新録音声は以前収録されたものより飛田氏の声が低くなっている。</ref> |
− | :本作は『逆シャア』と『UC』が物語のメインの一角を担っていることもあり出番も多く、後輩のニュータイプである[[バナージ・リンクス|バナージ]] | + | :本作は『逆シャア』と『UC』が物語のメインの一角を担っていることもあり出番も多く、後輩のニュータイプである[[バナージ・リンクス|バナージ]]を導きつつも、ネオジオン総帥として起ったシャアへ複雑な感情を抱き、不安定な心境を見せることが多くなり、以前とは逆にシンにフォローされるといった一幕も見られた。 |
:一方で17話Aルートでは'''劇場版かつ原作終了後にも関わらず名前のことを言われてDVEつきでブチキレる'''場面があり、加えてエースボーナス取得時には「生身の人間にMSのバルカンをぶっ放した」ことをネタにされ、後半とあるエピソードでは(シン曰く)ラッキースケベになるなどコミカルタッチな場面も何度か見られた。 | :一方で17話Aルートでは'''劇場版かつ原作終了後にも関わらず名前のことを言われてDVEつきでブチキレる'''場面があり、加えてエースボーナス取得時には「生身の人間にMSのバルカンをぶっ放した」ことをネタにされ、後半とあるエピソードでは(シン曰く)ラッキースケベになるなどコミカルタッチな場面も何度か見られた。 | ||
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] |
:今回はプロローグ第1話からΖガンダムに搭乗しており、シャアのことはクワトロ時代以上に敬慕している。 | :今回はプロローグ第1話からΖガンダムに搭乗しており、シャアのことはクワトロ時代以上に敬慕している。 | ||
:また、初代Zからの親友であるシンと共演する中断メッセージも用意されている。 | :また、初代Zからの親友であるシンと共演する中断メッセージも用意されている。 | ||
=== COMPACTシリーズ === | === COMPACTシリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT]] |
− | + | :序盤から登場する。彼の持ってくるΖは序盤の主力となる。終盤はもっと強力な機体が手に入るため乗り換えることが多い。カラー版では[[援護]]システムが導入されたため、[[援護攻撃]]の強力な[[コウ・ウラキ|コウ]]や[[サウス・バニング|バニング]]にΖを取られることもある。 | |
− | : | + | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]] |
− | + | :物語開始前に精神崩壊していたが、気付いたら[[スーパーガンダム]]で飛び出していたという離れ業を行う。[[ルー・ルカ|ルー]]が[[宇宙]]で使用しているため、第4部ではΖガンダムに乗れず、第3部からになる。 | |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]] | |
− | :物語開始前に精神崩壊していたが、気付いたら[[スーパーガンダム]]で飛び出していたという離れ業を行う。[[ルー・ルカ|ルー]]が[[宇宙]] | + | :ようやくΖに乗れる。Ζは本作の主力の一角なので、しっかり強化しよう。ちなみに、本作では[[サイコガンダム]]を入手できるのだが、彼はどんな気持ちだったのだろうか。 |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦IMPACT]] | |
− | : | + | :基本的には[[スパロボ補正]]のかかった所謂「優等生カミーユ」。同世代キャラにも敬語で接し、更には暴走しがちな[[ジョウ・マヤ|ジョウ]]のフォローを苦笑しながら引き受ける余裕も見せるなど、従来のシリーズ(もしくは、後に製作された劇場版三部作)以上に折り目正しく温厚な印象が強い。尤も、[[ジェリド・メサ|ジェリド]]からの挑発に我を忘れて熱くなる描写も存在するが…。ウェイブライダー突撃は[[格闘]]武器だが格闘が低め(NTパイロットの中では最高)。安定性を求めるなら[[ΖII]]に乗せてもいい。特殊台詞もある。戦力としては相変わらずの高ステータス・高NTレベルで特に第1部では頼れる。しかし他スキルと精神がイマイチなので、個性的なMSパイロットが揃う本作においてはやや地味な印象か。 |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]] | |
− | :基本的には[[スパロボ補正]]のかかった所謂「優等生カミーユ」。同世代キャラにも敬語で接し、更には暴走しがちな[[ジョウ・マヤ|ジョウ]]のフォローを苦笑しながら引き受ける余裕も見せるなど、従来のシリーズ(もしくは、後に製作された劇場版三部作)以上に折り目正しく温厚な印象が強い。尤も、[[ジェリド・メサ|ジェリド]]からの挑発に我を忘れて熱くなる描写も存在するが…。ウェイブライダー突撃は[[格闘 | ||
− | ; | ||
:序盤から加入。[[見切り]]をデフォルトで覚えているのはいいが、[[援護攻撃]]がないのが難。 | :序盤から加入。[[見切り]]をデフォルトで覚えているのはいいが、[[援護攻撃]]がないのが難。 | ||
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=== Scramble Commanderシリーズ === | === Scramble Commanderシリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]] |
:[[母艦]]が[[アウドムラ]]であるにも関わらず出番は少なめ。[[ティターンズ]]が相手となると血気に逸るところがあり、そういった部分をクワトロ、アムロ、ジュドーらから諌められる事もある。シロッコとは特にイベントがないがハマーンとはある。Ζガンダムの性能が微妙で乗り換えもできないのが難。 | :[[母艦]]が[[アウドムラ]]であるにも関わらず出番は少なめ。[[ティターンズ]]が相手となると血気に逸るところがあり、そういった部分をクワトロ、アムロ、ジュドーらから諌められる事もある。シロッコとは特にイベントがないがハマーンとはある。Ζガンダムの性能が微妙で乗り換えもできないのが難。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]] |
:劇場版設定での登場となっており、顔グラフィックもそれに準拠した。シロッコにカミーユで止めを差すとΖガンダム(ハイパーメガランチャー装備)を入手出来る。 | :劇場版設定での登場となっており、顔グラフィックもそれに準拠した。シロッコにカミーユで止めを差すとΖガンダム(ハイパーメガランチャー装備)を入手出来る。 | ||
− | === | + | === 携帯機シリーズ === |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦A]] | |
− | ; | + | :[[グリプス戦役]]後に地球で療養していたが、連邦軍の情報を引き出す目的で[[ギニアス・サハリン]]に捕まり、情報を聞き出せるような精神状況ではなかったため[[キンバライト基地]]で拘束されていた。第7話で核を装備した[[ガンダム試作2号機]]が宇宙に打ち上げられたショックから正気を取り戻し、ガンダムMk-IIで戦闘に参加しロンド・ベル隊に加わる。ちなみにAはクワトロが当初は初代シャアの設定でジオン残党に参加しているため、[[グリプス戦役]]後に初対面となるという珍しい設定(旧シリーズもそれに近いが)。 |
− | : | + | :;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]] |
− | : | + | ::GBA版に引き続き[[魂]]を覚えないのは残念だが、「[[気力]]130以上で与ダメージ1.2倍」という非常に強力なエースボーナスを持つ。GBA版と異なり、[[格闘]]も高いので[[Ζガンダム]]の必殺武器も効果的に生かせる。 |
− | : | + | : |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦R]] | |
− | : | + | :[[フォートセバーン]]に幽閉されていたが、中盤に[[スーパーガンダム]]に乗って参戦。ΖΖの途中のはずだが、ファの看護で精神崩壊から回復したことになっている。Ζガンダムはエゥーゴと合流したあと、ルーが乗っていたものを使えるが、性能がいまいちで、[[ΖΖガンダム]]に[[乗り換え]]た方が活躍できる。ファとフォウどちらと隣接してもハートマークが出る。 |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦D]] | |
− | ; | + | :原作終了後の設定。[[月]]で静かに暮らしていたが、戦力を欲したシャアとアムロの訪問を受けて、シャアの行動について問い詰める。結局話の決着は付かないが、アムロの説得に応じて自軍に参加。後半には他作品の軍人嫌いのキャラが増えるせいか、シャアに一定の理解を示して緩衝を務める場面も。[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]の母[[ミューラ・ミゲル]]が人質にされた時には、ティターンズを思い起こして激怒した。ファがいるにも関わらず、フォウ(故人)に向かって問いかけるようなセリフが多く、後半でウッソに「フォウって誰なんですか?」と聞かれてしまった。 |
− | : | + | :エンディングでは経緯は不明だが月には戻らず、ファと共にカサレシアに訪れている([[タワー]]所属メンバーと合流して「思ったより早かったみたいですね」と言っているのでタワーに残ったわけではない模様)。 |
− | : | ||
− | |||
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=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦64]] |
− | : | + | :珍しく地球在住という設定で登場。主に『Ζ』と『W』の世界観を反映しているからかガンダム強奪のイベントなど再現も多く出番も多い。スーパー系でエマを仲間にした場合、ファ操縦の[[メタス]]に同乗して登場と、なんとも情けない初登場シーンとなる。 |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦MX]] | |
− | ; | ||
:『ΖΖ』終了直後の設定の為、物語開始前に原作同様に精神崩壊して、1年ほど療養していたが、回復してファを置いてパイロットとして復帰した。復帰直後に行方不明になっていたクワトロと『D』と同じ流れで一悶着あるが、『D』とは違い、クワトロもまだ人類に絶望していなかったのですぐに和解する。ギガノスとの決戦の際、[[ケーン・ワカバ|ケーン]]の母親が人質に取られていた事にかつての自分を重ねる描写があり、ケーンを批判した[[ジェームス・C・ダグラス|ダグラス]]に対し怒りをあらわにするというイベントがある。エンディングではクワトロが用意した住居にファと共に暮らす事に。また、[[Ζガンダム]]も[[木星]]へと旅立つジュドー達に再度、預けた様子。 | :『ΖΖ』終了直後の設定の為、物語開始前に原作同様に精神崩壊して、1年ほど療養していたが、回復してファを置いてパイロットとして復帰した。復帰直後に行方不明になっていたクワトロと『D』と同じ流れで一悶着あるが、『D』とは違い、クワトロもまだ人類に絶望していなかったのですぐに和解する。ギガノスとの決戦の際、[[ケーン・ワカバ|ケーン]]の母親が人質に取られていた事にかつての自分を重ねる描写があり、ケーンを批判した[[ジェームス・C・ダグラス|ダグラス]]に対し怒りをあらわにするというイベントがある。エンディングではクワトロが用意した住居にファと共に暮らす事に。また、[[Ζガンダム]]も[[木星]]へと旅立つジュドー達に再度、預けた様子。 | ||
:フラグを立てると、参戦時の搭乗機が[[リ・ガズィ]]から[[ディジェSE-R]]へと変更される。珍しいところとしてアイドルグループ「C-DRiVE」に妙に詳しく、隠れファンらしい。スパロボ参戦歴ベテランの一角の彼にミーハーな一面が設定されるのは今回が初。もともと年相応らしい部分も多々あったため、不思議なことではない。 | :フラグを立てると、参戦時の搭乗機が[[リ・ガズィ]]から[[ディジェSE-R]]へと変更される。珍しいところとしてアイドルグループ「C-DRiVE」に妙に詳しく、隠れファンらしい。スパロボ参戦歴ベテランの一角の彼にミーハーな一面が設定されるのは今回が初。もともと年相応らしい部分も多々あったため、不思議なことではない。 | ||
:気合を覚えるので[[アタッカー]]の発動や合体攻撃の使用が素早く可能で、リベンジも最初から習得済みとNT勢の中で特に火力面が光る。 | :気合を覚えるので[[アタッカー]]の発動や合体攻撃の使用が素早く可能で、リベンジも最初から習得済みとNT勢の中で特に火力面が光る。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]]) |
− | :外宇宙から帰ってくるとエマやクワトロ共々[[ホワイトベース]]のクルーとして登場。[[ティターンズ]]が出てこないので原作の敵がハマーンくらいしかおらず、[[いるだけ参戦]]に近い。ジュドーを庇って[[修正]]された『[[スーパーロボット大戦α|α]]』とは逆にMSを盗んだシャングリラ・チルドレンを修正したりと、珍しくTV版寄りな性格。また、[[アムロ・レイ|アムロ]] | + | :外宇宙から帰ってくるとエマやクワトロ共々[[ホワイトベース]]のクルーとして登場。[[ティターンズ]]が出てこないので原作の敵がハマーンくらいしかおらず、[[いるだけ参戦]]に近い。ジュドーを庇って[[修正]]された『[[スーパーロボット大戦α|α]]』とは逆にMSを盗んだシャングリラ・チルドレンを修正したりと、珍しくTV版寄りな性格。また、[[アムロ・レイ|アムロ]]がファースト時代の設定で同年代である為か、アムロに対してタメ口で話すというかなり異例の一幕も見ることができる。Ζ自体いるだけ参戦なので、フォウかジュドーが絡むシナリオ以外では空気であることが多い。 |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]] |
− | + | :TV版設定。ジオンのスパイである連邦兵クワトロの部下として登場、クワトロと共にコネクト・フォース入りする。軍籍は地球連邦軍なので、たびたびホワイトベースと共に召集がかかっている。クワトロの素性は知っており、かつて修正したことがあるらしい。また、クワトロがジオンに戻りシャア・アズナブルとして立ちはだかった際には怒りを隠せなかった。 | |
− | ; | + | :『GC』同様にティターンズが不在どころか、ファ達すら影も見せない。直に絡める『Ζガンダム』キャラがクワトロとハマーンぐらいしかおらず、いるだけ参戦感が一層如何ともし難い。その2人は大いに活躍する筋の中、[[ZOIDS新世紀/ZERO|主人公を削る]]わけには流石にいかなかったのだろうが…。乗機のΖガンダムは、宇宙では対宙MAP兵器が優秀だが、地上ではやや半端な1人ユニットという水準なので、いかに宇宙で稼がせるかが肝だろう。 |
− | : | + | ;[[スーパーロボット大戦X-Ω]] |
− | + | :ユニットとしてはリリース当初から登場していたが、本編への登場は第2章からとなる。デザインは劇場版だが、性格はTV版そのまんまという珍しい設定。従来作と比べて他人に対して刺々しい態度で接するシーンが目立つ。[[ガンダムMk-II]]のユニットクエストではヒルダ殺害についても触れられている。 | |
− | + | :2017年5月のイベント「麗しき花、心の行く末」にてボイス付きパイロットパーツが実装された。 | |
− | : | + | ;[[スーパーロボット大戦V]] |
− | : | + | :TV版設定。中盤[[リ・ガズィ]]に乗って[[スポット参戦]]するがすぐに離脱し、正式な加入は遅め。乗機の[[Ζガンダム]]は正式加入時に[[ルー・ルカ|ルー]]から譲り受ける。精神崩壊を克服したことをアピールするためか[[精神耐性]]を初期習得している。 |
− | + | :本作では[[グリプス戦役]]での出来事は、TV版最終回同様廃人となり入院していたため、ネオ・ジオン抗争には未参加だった模様。今回はジェリド&ヤザンとの和解と共闘がスパロボシリーズにおいて初めて実現する。 | |
− | + | :また困難ルートEDではジュドーやハサウェイ共々[[Gハウンド]]の面々に勧誘されているが、医師になるために復学する事を理由に断っている(漫画『ムーンクライシス』を意識したものと思われる)。 | |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦X]] | |
− | + | :TV版設定。29話で加入しシロッコとの戦いの後に[[アル・ワース]]に飛ばされ、聖地ホーリーウッド付近で療養していた。 | |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦T]] |
− | + | :第10話で参戦。今作は劇場版と同じく精神崩壊が起こらなかったため、最初からZガンダムのパイロットとしてジュドーと共に戦う。 | |
− | : | + | :エース達成時の獲得プログラムは「格闘アップ」。 |
− | : | + | ;[[スーパーロボット大戦DD]] |
− | :[[ | + | :PV1で登場。 |
− | : | ||
=== 関連作品 === | === 関連作品 === | ||
+ | ;[[リアルロボットレジメント]] | ||
+ | :ストーリーでは[[ガンダムMk-Ⅱ]]に搭乗した後、[[Zガンダム]]に乗り換える。 | ||
;[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]] | ;[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]] | ||
:「エゥーゴ共和国」の軍人で、アムロと並ぶエースパイロット。Ζガンダムに搭乗する。特殊能力は「ねらう」。ただし、ストーリー進行の都合で、対ボス戦には参加せず(他には[[ハマーン・カーン|ハマーン]]も対ボス戦非参加)、ほとんど戦闘させる事なく仲間から外れるため出番が少ない。 | :「エゥーゴ共和国」の軍人で、アムロと並ぶエースパイロット。Ζガンダムに搭乗する。特殊能力は「ねらう」。ただし、ストーリー進行の都合で、対ボス戦には参加せず(他には[[ハマーン・カーン|ハマーン]]も対ボス戦非参加)、ほとんど戦闘させる事なく仲間から外れるため出番が少ない。 | ||
:エゥーゴ軍上層部の命令によりティターンズに潜入するが、エマと共に捨て駒にされてゼウスに所属する事になる。原作に比べて温厚で物腰も丁寧な人物となっている(「機動戦士Ζガンダム」の登場人物がティターンズの面々を除けばカミーユとエマしかいないという事もある)が、原作と同じく名前の事に触れられると豹変する。 | :エゥーゴ軍上層部の命令によりティターンズに潜入するが、エマと共に捨て駒にされてゼウスに所属する事になる。原作に比べて温厚で物腰も丁寧な人物となっている(「機動戦士Ζガンダム」の登場人物がティターンズの面々を除けばカミーユとエマしかいないという事もある)が、原作と同じく名前の事に触れられると豹変する。 | ||
:原作通りジェリドに名前のことを言われて殴りかかるイベントがあるが、本作ではアムロとエマが仲裁に入り、原作とは違いジェリドに謝っている。 | :原作通りジェリドに名前のことを言われて殴りかかるイベントがあるが、本作ではアムロとエマが仲裁に入り、原作とは違いジェリドに謝っている。 | ||
− | : | + | ;[[ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦]] |
+ | :連邦軍の一員だが、既にシロッコによって廃人にされた姿でしか登場しない。それきり回復せず。精神崩壊に至るまでの経緯はコミカライズ版で詳細が語られた。 | ||
+ | ;[[バトルロボット烈伝]] | ||
+ | :第3章から登場。フォウ死亡後の世界から転写されたが、この世界において2度目の死別を味わうこととなってしまう。「私はこの結果を避けたかったのかも知れん…」と口にするシャアに、「お前は人の心を忘れて覚醒したんだ!」と怒りを露にする。パイロット能力は行動順以外はアムロより高くなる。Ζガンダムは移動回数が低いが、ハイメガランチャーが極めて強力。ラスボス戦では[[エルガイムMk-II]]とΖガンダムの最強武器以外ではダメージが通らないので重要。 | ||
;[[リアルロボット戦線]] | ;[[リアルロボット戦線]] | ||
:ルートによっては敵としても登場するが、いずれにしても仲間に加わる。 | :ルートによっては敵としても登場するが、いずれにしても仲間に加わる。 | ||
:[[アマンダラ・カマンダラ|ポセイダル]]・シロッコルートでは戦いたがらないアムロを「あんたあのアムロ・レイだろ!?」と修正する。なお同ルートでは、「ハマーンはネオジオンを組織した女」と発言しているが、彼は『Ζガンダム』の時代から転写されているので、このセリフはNGである。 | :[[アマンダラ・カマンダラ|ポセイダル]]・シロッコルートでは戦いたがらないアムロを「あんたあのアムロ・レイだろ!?」と修正する。なお同ルートでは、「ハマーンはネオジオンを組織した女」と発言しているが、彼は『Ζガンダム』の時代から転写されているので、このセリフはNGである。 | ||
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== パイロットステータス == | == パイロットステータス == | ||
=== [[能力|能力値]] === | === [[能力|能力値]] === | ||
− | [[ | + | [[射撃]]が非常に高く、[[命中]]・[[回避]]も高水準で自軍のエースとなる。また、当初は[[格闘]]が低かったが、機体の特性([[Ζガンダム]]に強力な格闘系の武器が追加された)に合わせ、近年は格闘も徐々に上昇している。ただし、[[防御]]は非常に低いので被弾時のダメージはかなりでかい。『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では新米の兵士だからか、[[技量]]はアムロやシャアと比べると低めに設定されている。しかし[[魂]]を覚えるため、火力はその二人よりも高い。 |
=== [[精神コマンド]] === | === [[精神コマンド]] === | ||
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:'''[[集中]]、[[熱血]]、[[加速]]、[[てかげん]]、[[覚醒]]、[[友情]]''' | :'''[[集中]]、[[熱血]]、[[加速]]、[[てかげん]]、[[覚醒]]、[[友情]]''' | ||
;[[スーパーロボット大戦EX|EX]] | ;[[スーパーロボット大戦EX|EX]] | ||
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:'''[[根性]]、[[気合]]、[[加速]]、[[覚醒]]、[[てかげん]]、[[愛]]''' | :'''[[根性]]、[[気合]]、[[加速]]、[[覚醒]]、[[てかげん]]、[[愛]]''' | ||
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]]) | ;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]]) | ||
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;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[スーパーロボット大戦MX|MX]] | ;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[スーパーロボット大戦MX|MX]] | ||
:'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[魂]]''' | :'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[魂]]''' | ||
− | ;[[第3次スーパーロボット大戦α | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]] |
:'''[[集中]]、[[直感]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[魂]]''' | :'''[[集中]]、[[直感]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[魂]]''' | ||
+ | ;[[スーパーロボット大戦Z|Z]] | ||
+ | :'''[[集中]]、[[直感]]、[[気合]]、[[狙撃]]、[[魂]]''' | ||
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]] | ;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]] | ||
:'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[威圧]]、[[突撃]]''' | :'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[威圧]]、[[突撃]]''' | ||
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]] | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]] | ||
:'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[突撃]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[覚醒]]''' | :'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[突撃]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[覚醒]]''' | ||
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;[[スーパーロボット大戦A|A]] | ;[[スーパーロボット大戦A|A]] | ||
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;[[スーパーロボット大戦R|R]]、[[スーパーロボット大戦D|D]]、[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]]) | ;[[スーパーロボット大戦R|R]]、[[スーパーロボット大戦D|D]]、[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]]) | ||
:'''[[ひらめき]]、[[集中]]、[[突撃]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[魂]]''' | :'''[[ひらめき]]、[[集中]]、[[突撃]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[魂]]''' | ||
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;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]] | ;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]] | ||
:'''[[根性]]、[[ひらめき]]、[[集中]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[魂]]''' | :'''[[根性]]、[[ひらめき]]、[[集中]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[魂]]''' | ||
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]] | ;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]] | ||
:'''[[集中]]、[[直感]]、[[魂]]''' | :'''[[集中]]、[[直感]]、[[魂]]''' | ||
− | :; | + | :;パイロットパーツ装備時 |
::'''[[閃き]]、[[信頼]]、[[共鳴]]''' | ::'''[[閃き]]、[[信頼]]、[[共鳴]]''' | ||
− | + | ;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦X|X]]、[[スーパーロボット大戦T|T]] | |
− | + | :'''[[集中]]、[[直感]]、[[加速]]、[[狙撃]]、[[気迫]]、[[魂]]''' | |
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;[[リアルロボット戦線]] | ;[[リアルロボット戦線]] | ||
:'''[[熱血]]、[[根性]]、[[集中]]、[[加速]]、[[捨て身]]、[[覚醒]]''' | :'''[[熱血]]、[[根性]]、[[集中]]、[[加速]]、[[捨て身]]、[[覚醒]]''' | ||
=== [[特殊技能]](特殊スキル) === | === [[特殊技能]](特殊スキル) === | ||
− | + | 前述の通り原作設定では「最高のニュータイプ能力者」となっているが、過去の作品ではニュータイプLvが最高値のL9に達しないことが多かった。近年の作品では設定が活かされ、ニュータイプL9に最速で到達するように改善された。作品によっては他のニュータイプはL8止まりでカミーユのみニュータイプL9に到達するものも幾つかあるため[[Ζガンダム]]より[[νガンダム]]向きだったこともある(ファンネルの射程が伸びるため)。 | |
;[[第2次スーパーロボット大戦|第2次(PS版)]]、[[第3次スーパーロボット大戦|第3次(PS版)]] | ;[[第2次スーパーロボット大戦|第2次(PS版)]]、[[第3次スーパーロボット大戦|第3次(PS版)]] | ||
:'''[[ニュータイプ]]L5、[[シールド防御]]L5、[[切り払い]]L5''' | :'''[[ニュータイプ]]L5、[[シールド防御]]L5、[[切り払い]]L5''' | ||
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;[[スーパーロボット大戦α|α]] | ;[[スーパーロボット大戦α|α]] | ||
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[シールド防御]]L5、[[切り払い]]L9''' | :'''[[ニュータイプ]]L9、[[シールド防御]]L5、[[切り払い]]L9''' | ||
− | ;[[ | + | ;[[第2次α]]、[[第3次α]] |
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[切り払い]]L5、[[シールド防御]]L2''' | :'''[[ニュータイプ]]L8、[[切り払い]]L5、[[シールド防御]]L2''' | ||
+ | ;[[スーパーロボット大戦Z|Z]] | ||
+ | :'''[[ニュータイプ]]L9、[[カウンター]]L6、[[ブロッキング]]''' | ||
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]] | ;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]] | ||
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[防御]]L8、[[援護攻撃]]L1''' | :'''[[ニュータイプ]]L9、[[防御]]L8、[[援護攻撃]]L1''' | ||
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]] | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]] | ||
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[防御]]L3、[[見切り]]''' | :'''[[ニュータイプ]]L9、[[防御]]L3、[[見切り]]''' | ||
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;[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]) | ;[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]) | ||
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[切り払い]]L8''' | :'''[[ニュータイプ]]L8、[[切り払い]]L8''' | ||
;[[スーパーロボット大戦R|R]] | ;[[スーパーロボット大戦R|R]] | ||
− | :'''[[ニュータイプ]]L9、[[ | + | :'''[[ニュータイプ]]L9、[[防御]]L4、[[援護攻撃]]L1''' |
;[[スーパーロボット大戦D|D]] | ;[[スーパーロボット大戦D|D]] | ||
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[シールド防御]]、[[切り払い|斬り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[援護攻撃]]L1、[[コンボ]]L2''' | :'''[[ニュータイプ]]L9、[[シールド防御]]、[[切り払い|斬り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[援護攻撃]]L1、[[コンボ]]L2''' | ||
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;[[スーパーロボット大戦MX|MX]] | ;[[スーパーロボット大戦MX|MX]] | ||
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[切り払い]]L8、[[シールド防御]]L7、[[リベンジ]]''' | :'''[[ニュータイプ]]L8、[[切り払い]]L8、[[シールド防御]]L7、[[リベンジ]]''' | ||
;[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]]) | ;[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]]) | ||
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[援護]]L1、[[シールド防御]]、[[狙い撃ち]]''' | :'''[[ニュータイプ]]L9、[[援護]]L1、[[シールド防御]]、[[狙い撃ち]]''' | ||
− | ;[[ | + | ;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦X|X]]、[[スーパーロボット大戦T|T]] |
− | + | :'''[[ニュータイプ]]L9、[[援護攻撃]]L2、[[闘争心]]L2、[[精神耐性]]''' | |
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=== [[小隊長能力]](隊長効果) === | === [[小隊長能力]](隊長効果) === | ||
− | ; | + | ;反撃時の攻撃力+20% |
− | :『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦α | + | :『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で採用。 |
− | :[[ | + | :[[F91]]や[[Hi-νガンダム]]に乗せたEPでの反撃戦法が強力。 |
− | + | ;命中率+10%、反撃時の攻撃力+10% | |
− | ; | ||
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で採用。 | :『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で採用。 | ||
=== [[エースボーナス]] === | === [[エースボーナス]] === | ||
− | ; | + | ;反撃時敵に与える最終ダメージ1.2倍(敵対する軍勢のフェイズ時に与ダメージ1.2倍)、クリティカル率+20% |
− | + | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』、『[[スーパーロボット大戦V|V]]』、『[[スーパーロボット大戦X|X]]』、『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。『時獄篇』以降、前半部分の言い方が変わっているが効果は同じ。味方ターン時に効果がないのが残念なところ。 | |
− | |||
− | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』、『[[スーパーロボット大戦V|V]]』、『[[スーパーロボット大戦X|X]]』、『[[スーパーロボット大戦T|T]] | ||
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== パイロットBGM == | == パイロットBGM == | ||
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
− | + | 初代時のアムロと比べると周囲に大人が多く、その中で精神的に成長していった面はあるが、TV版では悲劇的な別離が相次いだ事や、味方内も必ずしも良好な空気とはいえなかった事で、精神的に追い詰められる一因となった。(劇場版では改善されたり、むしろ縁が無くなったおかげで別離という水準に至らなかったりで、結末が違っていた。) | |
=== [[機動戦士Ζガンダム]] === | === [[機動戦士Ζガンダム]] === | ||
==== 家族 ==== | ==== 家族 ==== | ||
;フランクリン・ビダン | ;フランクリン・ビダン | ||
− | :父親。63歳。SRW未登場。[[地球連邦軍]]の技術士官で、[[モビルスーツ]]工学のスペシャリストであり[[ガンダムMk-II (黒)|ガンダムMk-II]] | + | :父親。63歳。SRW未登場。[[地球連邦軍]]の技術士官で、[[モビルスーツ]]工学のスペシャリストであり[[ガンダムMk-II (黒)|ガンダムMk-II]]の開発スタッフでもある。仕事の虫で家庭を顧みないばかりかマルガリータ(小説版ではジュヌビェーブ・フォンサーン)という愛人まで作っており、カミーユはそんな父親に失望していた。一応MSも操縦できるが、軍属でありながら守秘義務の遵守やセキュリティーの確保には疎かったようで、カミーユがMk-IIを強奪する際に、事前にフランクリンのコンピューターから本機のデータを盗み見ていたことで、ある程度は操作方法などを把握していた。 |
− | : | + | :TV版と劇場版では展開がやや違うが、[[エゥーゴ]]から[[リック・ディアス (クワトロ専用)|クワトロのリック・ディアス]]を奪ってティターンズに寝返ろうとし、[[エゥーゴ]]と[[ティターンズ]]の乱戦の中で命を落とす。 |
− | : | + | :漫画作品『機動戦士ゼータガンダム1/2』においては、ガンダムMk-IIのコンペに立ち合っている。 |
;ヒルダ・ビダン | ;ヒルダ・ビダン | ||
:母親。51歳。SRW未登場(MXとX-Ωにて名前のみ登場)。フランクリン同様に[[地球連邦軍]]の技術士官であり、材料工学を専攻していた。カミーユの容姿は彼女譲り。しかし、研究に実直すぎるあまり家庭を顧みず夫の浮気を知っていながら黙っていたために、フランクリン同様に息子のカミーユから失望されていた。だが、第1話で息子が宇宙港で[[ティターンズ]]の士官である[[ジェリド・メサ|ジェリド]]達と乱闘沙汰を起こして、MPに連行された際に身元引受人として迎えに行くなど、夫と比べればまだ母親としての自覚はあり、カミーユがハマーンと共鳴した際、思い浮かべたのは、母と仲が良かった頃であることから、カミーユも少なくとも母親のほうは好いていたことがうかがえる。 | :母親。51歳。SRW未登場(MXとX-Ωにて名前のみ登場)。フランクリン同様に[[地球連邦軍]]の技術士官であり、材料工学を専攻していた。カミーユの容姿は彼女譲り。しかし、研究に実直すぎるあまり家庭を顧みず夫の浮気を知っていながら黙っていたために、フランクリン同様に息子のカミーユから失望されていた。だが、第1話で息子が宇宙港で[[ティターンズ]]の士官である[[ジェリド・メサ|ジェリド]]達と乱闘沙汰を起こして、MPに連行された際に身元引受人として迎えに行くなど、夫と比べればまだ母親としての自覚はあり、カミーユがハマーンと共鳴した際、思い浮かべたのは、母と仲が良かった頃であることから、カミーユも少なくとも母親のほうは好いていたことがうかがえる。 | ||
− | :そして[[ティターンズ]] | + | :そして[[ティターンズ]]の人質としてカプセルの中へ入れられ、カミーユの目の前でジェリドに撃たれ死亡する。実は、ティターンズの巨大戦艦である[[ドゴス・ギア]]の建造にも携わっていた。 |
− | ==== [[グリーンノア]] ==== | + | ==== [[グリーンノア]]時代 ==== |
;[[ファ・ユイリィ]] | ;[[ファ・ユイリィ]] | ||
− | : | + | :隣に住む幼馴染で同級生。TV版ではカミーユとの関係は周りの大人からはレクリエーションと言われていた。 |
:『ΖΖ』では精神崩壊したカミーユの看病をしている。 | :『ΖΖ』では精神崩壊したカミーユの看病をしている。 | ||
==== [[エゥーゴ]] ==== | ==== [[エゥーゴ]] ==== | ||
− | ;[[シャア・アズナブル | + | ;[[シャア・アズナブル]]([[クワトロ・バジーナ]]) |
:カミーユにとっての師とも兄とも第二の父ともいえる大きな存在。クワトロ自身がカミーユにニュータイプとしての将来に期待し、逆に彼がクワトロに対して期待していることの裏返しか、TV版ではクワトロがシャアを名乗ることを渋ったときは激怒して殴打している。そしてクワトロがシャアとして表舞台に立つ事を決めてからは彼の行動を信じて戦っていた。 | :カミーユにとっての師とも兄とも第二の父ともいえる大きな存在。クワトロ自身がカミーユにニュータイプとしての将来に期待し、逆に彼がクワトロに対して期待していることの裏返しか、TV版ではクワトロがシャアを名乗ることを渋ったときは激怒して殴打している。そしてクワトロがシャアとして表舞台に立つ事を決めてからは彼の行動を信じて戦っていた。 | ||
− | : | + | :そして最終回以後、カミーユとクワトロは会うことはなく、『逆シャア』でのシャアの行動にどのような反応を示したかは不明。スパロボを含む複数のゲーム作品では、何度か否定しているが、近年のスパロボではクワトロ時代の事を引きずって本気で闘う事が出来ず、他作品のキャラに叱責されるという展開も増えている。 |
;[[ブライト・ノア]] | ;[[ブライト・ノア]] | ||
:上官。元々は憧れの存在であり、第1話では彼のサインを貰うために部活をさぼってまで宇宙港に来ていた。 | :上官。元々は憧れの存在であり、第1話では彼のサインを貰うために部活をさぼってまで宇宙港に来ていた。 | ||
:漫画『機動戦士ΖガンダムDefine』では、暴走したカクリコンの[[ガンダムMk-II (黒)|Mk-II]]2号機によって踏み殺されそうになった彼を助けるべく、空いていたMk-II3号機に乗り込んだという設定になっている。 | :漫画『機動戦士ΖガンダムDefine』では、暴走したカクリコンの[[ガンダムMk-II (黒)|Mk-II]]2号機によって踏み殺されそうになった彼を助けるべく、空いていたMk-II3号機に乗り込んだという設定になっている。 | ||
;[[エマ・シーン]] | ;[[エマ・シーン]] | ||
− | : | + | :基本的には良好な関係であったが、エマに年上の母性を求めたがるカミーユに対し、女性・母性よりも任務や正義感を優先するエマは何度となく拒絶する。劇場版ではエマもそう言った場面が無いためにやや軟化しているが。 |
;[[レコア・ロンド]] | ;[[レコア・ロンド]] | ||
− | : | + | :序盤では、かなり彼女に面倒を見てもらっていた。エマと同様に彼女にも母性を求めたが、最終的には敵対する。 |
;[[アポリー・ベイ]] | ;[[アポリー・ベイ]] | ||
:上官。良き兄貴分のような存在で良くカミーユの相談に乗っていたが、ファに関する恋愛絡みについてはてんで駄目であった。 | :上官。良き兄貴分のような存在で良くカミーユの相談に乗っていたが、ファに関する恋愛絡みについてはてんで駄目であった。 | ||
411行目: | 347行目: | ||
:年下の同僚。序盤のカミーユも滅茶苦茶な行動は多かったが、自身の成長と彼の暴走っぷりのせいで後半は目立たなくなった。流石にカツの無謀振りにはカミーユでさえも怒りを露にしたが、彼を引き立てる場面も見受けられる。 | :年下の同僚。序盤のカミーユも滅茶苦茶な行動は多かったが、自身の成長と彼の暴走っぷりのせいで後半は目立たなくなった。流石にカツの無謀振りにはカミーユでさえも怒りを露にしたが、彼を引き立てる場面も見受けられる。 | ||
;[[ヘンケン・ベッケナー]] | ;[[ヘンケン・ベッケナー]] | ||
− | : | + | :上官。最初はアーガマの艦長をしていたが、ブライト着任後はラーディッシュの艦長となる。その為、原作におけるカミーユとの絡みは中盤以降は少ない。 |
;[[アストナージ・メドッソ]] | ;[[アストナージ・メドッソ]] | ||
− | : | + | :上官。カミーユ自身もジュニア・モビルスーツ大会で優勝したことから、MS関係にお互い詳しく馬が合っていた。カミーユの設計したΖガンダムについても、良く出来ていると高評価を下していた。 |
:『ΖΖ』で精神崩壊を起こした後も、ダブリンで行方不明になったカミーユを探して欲しいというファの頼みに賛同してブライトに捜索を願い出たり、ジュドー達に絶対探して来いと念を押すなど、仲間として大事にしていた。 | :『ΖΖ』で精神崩壊を起こした後も、ダブリンで行方不明になったカミーユを探して欲しいというファの頼みに賛同してブライトに捜索を願い出たり、ジュドー達に絶対探して来いと念を押すなど、仲間として大事にしていた。 | ||
;[[トーレス]]、[[サエグサ]] | ;[[トーレス]]、[[サエグサ]] | ||
420行目: | 356行目: | ||
:自軍の代表。序盤でMk-IIを強奪した事を高く評価される。TV版ではカミーユをアムロの再来だと評したが、劇場版ではアムロの再来とまでは言っていない。 | :自軍の代表。序盤でMk-IIを強奪した事を高く評価される。TV版ではカミーユをアムロの再来だと評したが、劇場版ではアムロの再来とまでは言っていない。 | ||
;[[ハサン]] | ;[[ハサン]] | ||
− | : | + | :[[アーガマ]]の船医。自分の妹という偽の記憶を刷り込まれ、エゥーゴに潜入してきた[[ロザミア・バダム|ロザミィ]]の診察を頼んだ。 |
==== [[カラバ]] ==== | ==== [[カラバ]] ==== | ||
441行目: | 377行目: | ||
:スパロボでは生存させた場合は、ロザミィとして疑似兄妹の関係になることが多い。 | :スパロボでは生存させた場合は、ロザミィとして疑似兄妹の関係になることが多い。 | ||
;[[ジェリド・メサ]] | ;[[ジェリド・メサ]] | ||
− | :名前を馬鹿にされて殴り、[[ティターンズ]]様の顔に傷つけたと捕らえられたのがそもそものきっかけ。互いに相手の大事な人を殺し殺される因縁の関係へと発展する。『[[機動戦士ガンダム]] | + | :名前を馬鹿にされて殴り、[[ティターンズ]]様の顔に傷つけたと捕らえられたのがそもそものきっかけ。互いに相手の大事な人を殺し殺される因縁の関係へと発展する。『[[機動戦士ガンダム]]』のアムロとシャアのような関係になると思われたが、ジェリドの能力、キャラクター性が足りずにヤザンやシロッコにいいところを奪われてしまった。「俺はカミーユを倒さない限り一歩も先に進めない男になっちまった」と嘆くなど彼のおかげで転落人生・・・と思いきや、後半ではジャミトフ総帥の側で働くようになっており、割と出世していた様子。最後は第49話で自分の全てを奪ったカミーユと戦うもその実力差は歴然で、撃墜されて死亡。 |
;[[カクリコン・カクーラー]] | ;[[カクリコン・カクーラー]] | ||
:序盤で幾度となく刃を交えるものの、第10話でジャブロー降下作戦において[[マラサイ]]で交戦した際、大気圏突入用のバリュートがカミーユの乗るMk-IIのフライングアーマーと接触し、引き裂かれ大気圏の熱で機体が焼けて戦死。 | :序盤で幾度となく刃を交えるものの、第10話でジャブロー降下作戦において[[マラサイ]]で交戦した際、大気圏突入用のバリュートがカミーユの乗るMk-IIのフライングアーマーと接触し、引き裂かれ大気圏の熱で機体が焼けて戦死。 | ||
;[[ライラ・ミラ・ライラ]] | ;[[ライラ・ミラ・ライラ]] | ||
− | :7話においてサイド1宙域にて、[[ガルバルディβ]] | + | :7話においてサイド1宙域にて、[[ガルバルディβ]]に乗ってカミーユと交戦。カミーユに撃墜される前に、カミーユが只者ではないニュータイプの資質がある者と見抜いていた。 |
;[[マウアー・ファラオ]] | ;[[マウアー・ファラオ]] | ||
:偽名を使ってティターンズに占拠された[[フォン・ブラウン]]に潜入しようとした際に初めて会う。ライラやカクリコンを殺した仇として、即座に殺そうとするジェリドに対して、まだ子供なんだから行き過ぎだと諌めるものの、恋人の敵だと知るや否や目の敵にされる。しかし、30話でアーガマ奇襲作戦の折、カミーユの攻撃からジェリドを庇って死亡。 | :偽名を使ってティターンズに占拠された[[フォン・ブラウン]]に潜入しようとした際に初めて会う。ライラやカクリコンを殺した仇として、即座に殺そうとするジェリドに対して、まだ子供なんだから行き過ぎだと諌めるものの、恋人の敵だと知るや否や目の敵にされる。しかし、30話でアーガマ奇襲作戦の折、カミーユの攻撃からジェリドを庇って死亡。 | ||
451行目: | 387行目: | ||
:[[アッシマー]]に乗り、幾度となくカミーユやクワトロと交戦。15話にて、カミーユのMk-IIの背後に取り付いてバックパックのサーベルラックから[[ビームサーベル]]を奪われ、トドメを刺されかける。 | :[[アッシマー]]に乗り、幾度となくカミーユやクワトロと交戦。15話にて、カミーユのMk-IIの背後に取り付いてバックパックのサーベルラックから[[ビームサーベル]]を奪われ、トドメを刺されかける。 | ||
;[[パプテマス・シロッコ]] | ;[[パプテマス・シロッコ]] | ||
− | : | + | :『Ζ』のストーリーを通じて、自分よりも他者への優しさを優先して行動するように成長していったカミーユにとって、あらゆるものを自己の為にのみ利用しようとする許せない人物として断定された男。カミーユは死闘の末に勝利するが精神を崩壊させられ引き分け同然の結果に。劇場版では強く成長したカミーユが精神崩壊を回避。長年の因縁を乗り越えて完全勝利を叩きつけた形で決着をつけた。 |
;[[ヤザン・ゲーブル]] | ;[[ヤザン・ゲーブル]] | ||
:シロッコ同様にカミーユにとって生きていてはいけない、いのちを自分の楽しみのために弄ぼうとする存在とみなされた弱肉強食の男。原作、スパロボ共にカミーユの怒りを買う。原作での初対戦は24話と遅めなのだが、彼が現れる度にカミーユは苦戦を強いられ、最終盤の49話まで決着を付けることが出来なかった手強いライバル。 | :シロッコ同様にカミーユにとって生きていてはいけない、いのちを自分の楽しみのために弄ぼうとする存在とみなされた弱肉強食の男。原作、スパロボ共にカミーユの怒りを買う。原作での初対戦は24話と遅めなのだが、彼が現れる度にカミーユは苦戦を強いられ、最終盤の49話まで決着を付けることが出来なかった手強いライバル。 | ||
461行目: | 397行目: | ||
:作中におけるカミーユの両親が死に追いやられた原因を作った人物で、カミーユはそこまで意識していないものの、憎むべき仇敵といえる存在。 | :作中におけるカミーユの両親が死に追いやられた原因を作った人物で、カミーユはそこまで意識していないものの、憎むべき仇敵といえる存在。 | ||
;マトッシュ | ;マトッシュ | ||
− | : | + | :SRW未登場。第1話でジェリドに殴りかかり暴力沙汰になり連行されたカミーユを尋問したMP。徹底した地球至上主義者であり、[[エゥーゴ]]を[[ジオン]]の真似事をしている[[テロリスト]]と断じている。権力を傘にきた高圧的な性格で、警棒でカミーユをリンチにするが、ジェリドがティターンズ本部ビルに[[ガンダムMk-II (黒)|ガンダムMk-II]]3号機で突っ込んだ騒ぎに乗じて脱走される。第2話でカミーユが強奪したMk-II3号機によって、バルカンを撃たれ追い回される羽目になる。 |
==== [[アクシズ]] ==== | ==== [[アクシズ]] ==== | ||
;[[ハマーン・カーン]] | ;[[ハマーン・カーン]] | ||
:ヤザンやシロッコよりも対戦回数は少ないはずなのに、カミーユからは「人を不幸にする」「戦いの意志を生む源」「暗黒の世界に戻れ!」とまで言われてしまう犬猿の仲。戦闘の最中、まるでかつてのアムロとララァのように、強いニュータイプ同士ゆえに彼と深く意識を共有するところまで到達するが決裂。高レベルのニュータイプ同士でも互いを分かり合えない、戦いを止めることは出来ないという悲劇を演じた。 | :ヤザンやシロッコよりも対戦回数は少ないはずなのに、カミーユからは「人を不幸にする」「戦いの意志を生む源」「暗黒の世界に戻れ!」とまで言われてしまう犬猿の仲。戦闘の最中、まるでかつてのアムロとララァのように、強いニュータイプ同士ゆえに彼と深く意識を共有するところまで到達するが決裂。高レベルのニュータイプ同士でも互いを分かり合えない、戦いを止めることは出来ないという悲劇を演じた。 | ||
− | |||
==== その他 ==== | ==== その他 ==== | ||
;[[ウォン・リー]] | ;[[ウォン・リー]] | ||
:作中では、ミーティングに遅刻した挙句、自分勝手な屁理屈をこね回すカミーユを、カンフーで気絶するまで[[修正]]した。しかし、それはニュータイプ特有の増長が見られ、それが戦場では生命を落としてしまうものになると認めた上での行動であった。 | :作中では、ミーティングに遅刻した挙句、自分勝手な屁理屈をこね回すカミーユを、カンフーで気絶するまで[[修正]]した。しかし、それはニュータイプ特有の増長が見られ、それが戦場では生命を落としてしまうものになると認めた上での行動であった。 | ||
− | |||
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;[[カイ・シデン]] | ;[[カイ・シデン]] | ||
:[[ジャブロー]]で[[レコア・ロンド|レコア]]と共に捕らえられていた彼を救出する。 | :[[ジャブロー]]で[[レコア・ロンド|レコア]]と共に捕らえられていた彼を救出する。 | ||
;[[ミライ・ノア]] | ;[[ミライ・ノア]] | ||
− | : | + | :ブライトの妻。子供達共々[[ベン・ウッダー|ウッダー]]に人質にされ、[[ホンコン・シティ]]で救出した。また、ミライからは詳細までとはいかなかったが7年前のアムロとララァの悲劇について教えてもらう。 |
;[[ハサウェイ・ノア]]、チェーミン・ノア | ;[[ハサウェイ・ノア]]、チェーミン・ノア | ||
− | : | + | :ブライトとミライの子供。母共々[[ベン・ウッダー|ウッダー]]に人質にされ、[[ホンコン・シティ]]で救出した。のちにハサウェイは、[[クェス・パラヤ|6年後にカミーユと同じような悲劇]]に見舞われてしまう事になる。 |
;[[ハロ]] | ;[[ハロ]] | ||
:市販のレプリカとして登場。月面の瓦礫の山でカミーユが拾い修理した。その後はシンタとクムの遊び相手となる。 | :市販のレプリカとして登場。月面の瓦礫の山でカミーユが拾い修理した。その後はシンタとクムの遊び相手となる。 | ||
486行目: | 419行目: | ||
==== [[エゥーゴ]] ==== | ==== [[エゥーゴ]] ==== | ||
;[[ジュドー・アーシタ]] | ;[[ジュドー・アーシタ]] | ||
− | : | + | :原作では精神崩壊した状態のみでしか接触していないが、ジュドーに大きな影響を与えていく事になる。 |
:スパロボでは基本的に精神崩壊していない為、彼に対する良き兄貴分と言った感じで信頼されている。…ただし『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』では[[MS]]を盗んだジュドーたちを修正するなどいきなり険悪。 | :スパロボでは基本的に精神崩壊していない為、彼に対する良き兄貴分と言った感じで信頼されている。…ただし『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』では[[MS]]を盗んだジュドーたちを修正するなどいきなり険悪。 | ||
− | :ちなみに『[[スーパーロボット大戦α|α]] | + | :ちなみに『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では同じ行動を取ったジュドーのために殴られている。 |
;[[リィナ・アーシタ]] | ;[[リィナ・アーシタ]] | ||
:原作では精神崩壊した状態のみでしか接触していない。SRWでは、暴走がちな兄よりしっかりした存在として彼女から頼りにされている。 | :原作では精神崩壊した状態のみでしか接触していない。SRWでは、暴走がちな兄よりしっかりした存在として彼女から頼りにされている。 | ||
567行目: | 500行目: | ||
:『第3次Z時獄篇』では、共に[[ロンド・ベル]]に配属され先輩後輩といったフランクな関係を築く。 | :『第3次Z時獄篇』では、共に[[ロンド・ベル]]に配属され先輩後輩といったフランクな関係を築く。 | ||
;[[フル・フロンタル]] | ;[[フル・フロンタル]] | ||
− | : | + | :師であるシャアに酷似した人物。『第3次Z時獄篇』ではその存在に違和感や同様、脅威を覚えるが、シャアとは決定的な違いを持つ彼に対し、否定の感情を向ける。 |
:『V』では逆にアムロ同様カミーユも彼が「器」ではなく「フル・フロンタル」という一人の人間であることを望み、最終的には完全に和解する。 | :『V』では逆にアムロ同様カミーユも彼が「器」ではなく「フル・フロンタル」という一人の人間であることを望み、最終的には完全に和解する。 | ||
;[[スベロア・ジンネマン]]、[[マリーダ・クルス]] | ;[[スベロア・ジンネマン]]、[[マリーダ・クルス]] | ||
573行目: | 506行目: | ||
;[[アルベルト・ビスト]] | ;[[アルベルト・ビスト]] | ||
:『V』ではマリーダを救いたいという想いに端を発し戦争の終結手段を模索する彼とウォンを介して接触し、彼をラプラスへと誘う。 | :『V』ではマリーダを救いたいという想いに端を発し戦争の終結手段を模索する彼とウォンを介して接触し、彼をラプラスへと誘う。 | ||
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==== アナザーガンダムシリーズ ==== | ==== アナザーガンダムシリーズ ==== | ||
581行目: | 511行目: | ||
:意外と来歴や性格に共通点があり、スパロボでは絡みが多い。 | :意外と来歴や性格に共通点があり、スパロボでは絡みが多い。 | ||
:『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』ではフォウとロザミア両名が死亡してしまうとしばらく出撃不能となってしまうが、彼との殴り合いを通じて復活する。 | :『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』ではフォウとロザミア両名が死亡してしまうとしばらく出撃不能となってしまうが、彼との殴り合いを通じて復活する。 | ||
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;[[ウォン・ユンファ]] | ;[[ウォン・ユンファ]] | ||
:『A』では、[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]や[[ロザミア・バダム|ロザミィ]]を手駒にしている仇敵。なお、彼から[[グリプス戦役]]で2人と心を通わせた[[ニュータイプ]]ということから、彼から危険視されマークされていた。 | :『A』では、[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]や[[ロザミア・バダム|ロザミィ]]を手駒にしている仇敵。なお、彼から[[グリプス戦役]]で2人と心を通わせた[[ニュータイプ]]ということから、彼から危険視されマークされていた。 | ||
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;[[デュオ・マックスウェル]] | ;[[デュオ・マックスウェル]] | ||
:『α』の序盤では、彼から[[30バンチ事件]]の真相を聞かされる。 | :『α』の序盤では、彼から[[30バンチ事件]]の真相を聞かされる。 | ||
595行目: | 521行目: | ||
:『F完結編』では彼を説得するイベントがあったり、比較的絡む事が多く年齢的には後輩格の一人として互いに信頼関係がある。 | :『F完結編』では彼を説得するイベントがあったり、比較的絡む事が多く年齢的には後輩格の一人として互いに信頼関係がある。 | ||
:『α外伝』では、未来世界の北アメリア大陸北西部に飛ばされた際、彼と行動を共にする。 | :『α外伝』では、未来世界の北アメリア大陸北西部に飛ばされた際、彼と行動を共にする。 | ||
− | : | + | :『第3次α』では彼とシンジと共にキラのサイへの暴力を止めさせた。 |
;[[張五飛]] | ;[[張五飛]] | ||
:『α外伝』序盤では、[[マリーメイア軍]]に加担する彼を悲しみながらも非難するが、[[バルマー戦役]]における自分達の戦いを通じても人類は変わらず、今の平和に正義はないと断じられる。 | :『α外伝』序盤では、[[マリーメイア軍]]に加担する彼を悲しみながらも非難するが、[[バルマー戦役]]における自分達の戦いを通じても人類は変わらず、今の平和に正義はないと断じられる。 | ||
608行目: | 534行目: | ||
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では[[フォートセバーン]]に囚われていたところを彼と竜馬に救出された。 | :『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では[[フォートセバーン]]に囚われていたところを彼と竜馬に救出された。 | ||
;[[ティファ・アディール]] | ;[[ティファ・アディール]] | ||
− | :『α外伝』では、ガロードと共にフロスト兄弟に追われていた際、SOSを求める彼女の意思を感じ取った。また、[[フォートセバーン]]での戦いの後、[[ノモア・ロング]] | + | :『α外伝』では、ガロードと共にフロスト兄弟に追われていた際、SOSを求める彼女の意思を感じ取った。また、[[フォートセバーン]]での戦いの後、[[ノモア・ロング]]の下にロザミィがいた事を彼女から知らされる。 |
;[[ジャミル・ニート]] | ;[[ジャミル・ニート]] | ||
:スパロボで共演すると、悲劇を招いてしまったニュータイプ同士なのか絡みも多い。 | :スパロボで共演すると、悲劇を招いてしまったニュータイプ同士なのか絡みも多い。 | ||
654行目: | 580行目: | ||
:『第3次α』では上官。彼らからモビルスーツのレクチャーを[[キラ・ヤマト|キラ]]と共に頼まれるが、ナーバスになっていたので、気乗りしないという理由から断った。また、その際にジュリからは「'''何だか神経質そうな人'''」と評されてしまう。 | :『第3次α』では上官。彼らからモビルスーツのレクチャーを[[キラ・ヤマト|キラ]]と共に頼まれるが、ナーバスになっていたので、気乗りしないという理由から断った。また、その際にジュリからは「'''何だか神経質そうな人'''」と評されてしまう。 | ||
;[[フレイ・アルスター]] | ;[[フレイ・アルスター]] | ||
− | : | + | :『第3次α』では、眼前で父を殺され錯乱してキラを非難する彼女に、憎悪に近いプレッシャーを感じていた。しかし、カミーユも原作では父を眼前で亡くし錯乱してクワトロ達に当り散らした事があり、一定の理解を示していた。 |
;[[サイ・アーガイル]] | ;[[サイ・アーガイル]] | ||
:『第3次α』では、彼と[[キラ・ヤマト|キラ]]が諍いを起こしてるという事を見かねた[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]から事の次第を聞き、[[碇シンジ|シンジ]]と共に彼を助けるべく、キラを後述の台詞で呵責した。 | :『第3次α』では、彼と[[キラ・ヤマト|キラ]]が諍いを起こしてるという事を見かねた[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]から事の次第を聞き、[[碇シンジ|シンジ]]と共に彼を助けるべく、キラを後述の台詞で呵責した。 | ||
680行目: | 606行目: | ||
:『Z』では、[[ZEUTH]]結成後は[[ブライト・ノア|ブライト]]同様に上官となる。メイリンの口伝ではあるが、「もし彼がザフト・アカデミーを卒業していたら、間違いなく赤服を着ていた」と高く評価している。 | :『Z』では、[[ZEUTH]]結成後は[[ブライト・ノア|ブライト]]同様に上官となる。メイリンの口伝ではあるが、「もし彼がザフト・アカデミーを卒業していたら、間違いなく赤服を着ていた」と高く評価している。 | ||
;[[ハイネ・ヴェステンフルス]] | ;[[ハイネ・ヴェステンフルス]] | ||
− | : | + | :『Z』では彼に窮地を救われたりした。良き上官だったが……。 |
;[[ラクス・クライン]] | ;[[ラクス・クライン]] | ||
:『Z』では、彼が増長したシンに対して怒鳴りつけた言葉を、[[ハリー・オード|ハリー]]を通じてキラと共に聞かされ、それまでの自分達の行いを反省させる事に。そして、彼女が率いる[[クライン派]]の考えを大きく変えることとなる。 | :『Z』では、彼が増長したシンに対して怒鳴りつけた言葉を、[[ハリー・オード|ハリー]]を通じてキラと共に聞かされ、それまでの自分達の行いを反省させる事に。そして、彼女が率いる[[クライン派]]の考えを大きく変えることとなる。 | ||
825行目: | 751行目: | ||
==== TV版 ==== | ==== TV版 ==== | ||
;「病欠します!」<br />「はい! 自分がです!」 | ;「病欠します!」<br />「はい! 自分がです!」 | ||
− | :記念すべき第1話での最初の台詞。[[ブライト・ノア]] | + | :記念すべき第1話での最初の台詞。[[ブライト・ノア]]がキャプテンを務める[[テンプテーション]]が宇宙港に入港したため、彼に会おうと仮病を使う。 |
− | : | + | :あからさまに元気に喋るので主将のメーズン・メックスにサボる気である事を見抜かれ、張り手をかまされた。だが受身をとって逃げ出したため「あれで病欠かよ」と呆れられる。 |
− | |||
;「言うなよ、カミーユってのが俺だって誰にでも分かってしまうだろ!」 | ;「言うなよ、カミーユってのが俺だって誰にでも分かってしまうだろ!」 | ||
− | : | + | :嫌いな自分の名前をファに連呼され、不快感を顕にした台詞。カミーユが自分の名前を嫌っている事がよくわかる。 |
− | : | + | :なお、本作を監督した富野由悠季氏は「カミーユは自分自身で『女性的な名前』だと勝手に思い込んでしまっているだけなのだ」とインタビューで述べており、現実にも中近東辺りでは男性名として割と一般的な名前である。近年のフランスでは男女兼用ではあるが、どちらかというと女性に多い名前である。ただしカミーユ・ビダンの綴りは「Kamille」なので「Camille」とは違う名前である可能性もある。 |
;「カミーユが男の名前で何で悪いんだ! 俺は男だよ!!」 | ;「カミーユが男の名前で何で悪いんだ! 俺は男だよ!!」 | ||
− | : | + | :自分の名前を馬鹿にしたジェリドに鉄拳をかまし、さらに止めようとした軍人も殴っている。この行動が、二人の間に後々まで続く[[ライバル|因縁]]を生んだのであった。 |
:アニメ史において初めて「キレる若者」が主人公になった瞬間。 | :アニメ史において初めて「キレる若者」が主人公になった瞬間。 | ||
− | :一方、[[劇場版 機動戦士Ζガンダム|劇場版]] | + | :一方、[[劇場版 機動戦士Ζガンダム|劇場版]]では登場した時点でティターンズに連行されているため、ジェリドの回想という形で語られている。 |
− | : | + | :[[スーパーロボット大戦α|α]]では[[DVE]]で収録されている。そして[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]でも('''劇場版設定かつ原作終了後であるにもかかわらず''')DVEで登場した。 |
;「気のせいだ。疲れているんだ」 | ;「気のせいだ。疲れているんだ」 | ||
− | : 乱闘騒動の後、ティターンズに連行され取調室でMP(Military | + | : 乱闘騒動の後、ティターンズに連行され取調室でMP(Military Police。[[警察官|軍警察]]、憲兵)のマトッシュに尋問されながらも、だんまりを決め込んでいた時に、机の下に見えるはずのない宇宙空間を感じての台詞。 |
− | : | + | :この頃から、すでに高い[[ニュータイプ]]としての資質があったのである。また、同じ頃グリプス付近宙域を偵察していた[[クワトロ・バジーナ]]もこの時のカミーユの波動を感じていた……。 |
− | ; | + | ;「許せないな、あの軍人たち」 |
− | : | + | ;「ティターンズだなんて言ったって、地球生まればかりを使う軍隊に、何ができるんだ」 |
− | + | :第2話で、自分を袋叩きにしたマトッシュに復讐するため、[[ガンダムMk-II|Mk-II]]を奪うべく駆け抜けながら呟いた台詞。 | |
− | + | ;「そこのMP! 一方的に殴られる痛さと怖さを教えてやろうか!」<br />「ふふふ…ははははは!ざまぁないぜ!」 | |
− | |||
− | ;「そこのMP! 一方的に殴られる痛さと怖さを教えてやろうか!」<br /> | ||
:奪ったMk-IIでマトッシュに復讐しようとした時の台詞。流石に殺すまでには至らなかったが、生身の人間に対してバルカンを乱射したり踏み潰そうとしたりし、逃げ惑う彼を見て嘲笑するなど、仮にもTVアニメの主人公の取る態度としては放送当時では衝撃的、現在でもかなり異端的なシーン。これには近くで見ていたシャアも開いた口が塞がらなかった。 | :奪ったMk-IIでマトッシュに復讐しようとした時の台詞。流石に殺すまでには至らなかったが、生身の人間に対してバルカンを乱射したり踏み潰そうとしたりし、逃げ惑う彼を見て嘲笑するなど、仮にもTVアニメの主人公の取る態度としては放送当時では衝撃的、現在でもかなり異端的なシーン。これには近くで見ていたシャアも開いた口が塞がらなかった。 | ||
:[[アムロ・レイ|アムロ]]との差別化を図るべく、思春期特有の情緒不安定さや無軌道な嗜虐性が、前面に出され強調されている。 | :[[アムロ・レイ|アムロ]]との差別化を図るべく、思春期特有の情緒不安定さや無軌道な嗜虐性が、前面に出され強調されている。 | ||
:なお、カミーユのエキセントリックな面が抑えられている劇場版においても、このシーンはカットされていない(言い回しが僅かに変わっている程度)。 | :なお、カミーユのエキセントリックな面が抑えられている劇場版においても、このシーンはカットされていない(言い回しが僅かに変わっている程度)。 | ||
;「いえ、行きます。連邦軍は嫌いですし、何よりもティターンズはもっと嫌いなんです」 | ;「いえ、行きます。連邦軍は嫌いですし、何よりもティターンズはもっと嫌いなんです」 | ||
− | : | + | :クワトロから「どうした?付いてこないのか?」と声をかけられて時の返答。 |
:なお、今回の件でティターンズとの直接的な因縁が生まれたわけだが、以前からカミーユが連邦軍やティターンズを嫌っていた本当の理由は別のところにあり、それが明かされるのは後の話になってからである。 | :なお、今回の件でティターンズとの直接的な因縁が生まれたわけだが、以前からカミーユが連邦軍やティターンズを嫌っていた本当の理由は別のところにあり、それが明かされるのは後の話になってからである。 | ||
;「いつもそうだ……いつもそうだ。いつもそうやって、あなたは何やってんです、そんなとこで!」 | ;「いつもそうだ……いつもそうだ。いつもそうやって、あなたは何やってんです、そんなとこで!」 | ||
:第3話で、カミーユの両親を人質にとった[[バスク・オム]]から「Mk-IIを返さなければ両親を殺す」という脅迫を受け、カプセルの中に入れられて何か叫んでいる母ヒルダを見て苦々しく呟く。 | :第3話で、カミーユの両親を人質にとった[[バスク・オム]]から「Mk-IIを返さなければ両親を殺す」という脅迫を受け、カプセルの中に入れられて何か叫んでいる母ヒルダを見て苦々しく呟く。 | ||
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;「これで若い恋人とうまくいくね。マルガリータとかってさ」 | ;「これで若い恋人とうまくいくね。マルガリータとかってさ」 | ||
− | + | :第4話で、対面した父フランクリンに向かって。 | |
− | + | :父に対する精一杯の皮肉であり、カミーユがいかに酷い家庭環境で育ったかが想像できる。しかし、この直後フランクリンからは「やめないかっ!」とビンタを食らわされる。 | |
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− | : | ||
;「そうだな。軍人の宿命だものな。軍人は事態の善悪などわからずに上官の命令に従うんだものな。許してやるよ」<br />「僕はあなたの操るハイザックを抑えてみせた。それでもこうなってしまったのは、軍という組織の性だ。そういう組織を憎むことを、僕は今日覚えたんだ!」 | ;「そうだな。軍人の宿命だものな。軍人は事態の善悪などわからずに上官の命令に従うんだものな。許してやるよ」<br />「僕はあなたの操るハイザックを抑えてみせた。それでもこうなってしまったのは、軍という組織の性だ。そういう組織を憎むことを、僕は今日覚えたんだ!」 | ||
:連行されている途中で、知らなかったとは言え母を殺してしまったジェリドに、罪悪感からの裏返しなのか「まだおっぱいが恋しい年頃だったんだものな」と挑発された時に返した台詞。 | :連行されている途中で、知らなかったとは言え母を殺してしまったジェリドに、罪悪感からの裏返しなのか「まだおっぱいが恋しい年頃だったんだものな」と挑発された時に返した台詞。 | ||
;「いけませんか、こんな事言って! でもね、僕は両親に親をやってほしかったんですよ。そう言っちゃいけないんですか、子供が!? ……父は、前から愛人を作っていたし、母は父が愛人を作っていたって、仕事で満足しちゃって、そんな父を見向きもしなかったんです。軍の仕事ってそんなに大切なんですか!? エゥーゴだ、ティターンズだってそんな事じゃないんです。子供が無視されちゃたまんないんですよ!!」 | ;「いけませんか、こんな事言って! でもね、僕は両親に親をやってほしかったんですよ。そう言っちゃいけないんですか、子供が!? ……父は、前から愛人を作っていたし、母は父が愛人を作っていたって、仕事で満足しちゃって、そんな父を見向きもしなかったんです。軍の仕事ってそんなに大切なんですか!? エゥーゴだ、ティターンズだってそんな事じゃないんです。子供が無視されちゃたまんないんですよ!!」 | ||
:第5話にて。 | :第5話にて。 | ||
− | ; | + | ;「死んだ両親の事は言うなと言うのですか?」 |
− | + | :クワトロの「よくわかる話だが」に対して返した台詞。カミーユ自身、薄々そういう返事が返ってくるのを予想していた事が伺える。 | |
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;「尊敬してますよ。あの人は両親の苦労を一身に背負って、ザビ家を倒そうとした人ですから」 | ;「尊敬してますよ。あの人は両親の苦労を一身に背負って、ザビ家を倒そうとした人ですから」 | ||
;「でも、一人で組織に対抗しようとして敗れた、馬鹿な人です」 | ;「でも、一人で組織に対抗しようとして敗れた、馬鹿な人です」 | ||
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:全く持ってその通りな手厳しい評論だが、シャアは特に気にしていなかったようだ。ただし、TV版終盤の事を考えるとカミーユも割と人の事は言えない。 | :全く持ってその通りな手厳しい評論だが、シャアは特に気にしていなかったようだ。ただし、TV版終盤の事を考えるとカミーユも割と人の事は言えない。 | ||
:なおさりげなく「この時代では『ジオン軍のエースパイロットであるシャア・アズナブル=ザビ家に簒奪されたジオン・ダイクンの子キャスバル』であることが一般的にも知られている」という事がアピールされている。 | :なおさりげなく「この時代では『ジオン軍のエースパイロットであるシャア・アズナブル=ザビ家に簒奪されたジオン・ダイクンの子キャスバル』であることが一般的にも知られている」という事がアピールされている。 | ||
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;「自分だけが特別だと思うな! あの人が喜ぶものかよ、生き返るのかよ!」 | ;「自分だけが特別だと思うな! あの人が喜ぶものかよ、生き返るのかよ!」 | ||
:第8話で、ライラを殺されたジェリドに対しての台詞。 | :第8話で、ライラを殺されたジェリドに対しての台詞。 | ||
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:余談だが、カミーユの声を演じた飛田氏も「放送当時、本作を監督した富野由悠季氏から『キャラクターの生死は、演じるあなたたちのオーラにかかっています』という趣旨の発言を出演者全員に言われた時には、この言葉を心の中で何度も唱えながら必死で演じた」との事である。また、飛田氏は「毎回台本を開いてカミーユが生きている事を知った時はホッとした」との事である。 | :余談だが、カミーユの声を演じた飛田氏も「放送当時、本作を監督した富野由悠季氏から『キャラクターの生死は、演じるあなたたちのオーラにかかっています』という趣旨の発言を出演者全員に言われた時には、この言葉を心の中で何度も唱えながら必死で演じた」との事である。また、飛田氏は「毎回台本を開いてカミーユが生きている事を知った時はホッとした」との事である。 | ||
;「ぼ、暴力はいけない……」 | ;「ぼ、暴力はいけない……」 | ||
− | : | + | :正式に[[エゥーゴ]]のパイロットになってまだ日が浅いTV版第9話にて。 |
− | : | + | :ミーティングに遅刻して言い訳しまくったため、[[ウォン・リー]]に気絶するまで[[武術・格闘技|カンフー]]で[[修正|ボコボコにされて]]ノックアウト寸前での一言。 |
+ | :なお、カミーユは直前に自分から殴りかかってウォンの返り討ちにあったため、説得力が無い。更に自分の名前を馬鹿にしたジェリドに殴りかかるなど、これまで散々暴力に訴えてきたため、正にお前が言うなという台詞になっている。 | ||
;「僕の力があったから、アーガマはここまで来られたんでしょ!」 | ;「僕の力があったから、アーガマはここまで来られたんでしょ!」 | ||
:「今日まで生きてこられたのは、あなた一人の力ではないのよ」というエマの言葉にこう返した。 | :「今日まで生きてこられたのは、あなた一人の力ではないのよ」というエマの言葉にこう返した。 | ||
− | :この時のカミーユは、[[一年戦争]] | + | :この時のカミーユは、[[一年戦争]]の頃の[[アムロ・レイ]]にそっくりである。 |
;「僕は見込みありません。自閉症の子供なんだ」 | ;「僕は見込みありません。自閉症の子供なんだ」 | ||
− | : | + | :ウォンの真意を説くエマに対しての屁理屈。この後、エマから「自分の都合で大人と子供を使い分けないで!」と当然のように説教を食らう。 |
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;「こ、これが地球の重力なのか……」 | ;「こ、これが地球の重力なのか……」 | ||
− | :第12話で、大気圏を突破し[[ジャブロー]] | + | :第12話で、大気圏を突破し[[ジャブロー]]上空を降りながら。カミーユにとっては地球は初めてだったので、人工的な[[コロニー]]の重力とは違う本物に戸惑いを隠せない。 |
;「出てこなければ、やられなかったのに!」 | ;「出てこなければ、やられなかったのに!」 | ||
:ジャブロー防衛のために出てきたロートル戦闘機に対して。 | :ジャブロー防衛のために出てきたロートル戦闘機に対して。 | ||
:ゲームでも戦闘でよく聞く台詞の一つ。 | :ゲームでも戦闘でよく聞く台詞の一つ。 | ||
;「抵抗すると無駄死にをするだけだって、なんでわからないんだ!」 | ;「抵抗すると無駄死にをするだけだって、なんでわからないんだ!」 | ||
− | : | + | :フライングアーマーで基地防衛のMSや戦闘機を撃墜しながら。かなりパイロットとしての自信がついてきたのであろう。 |
:ゲームでも戦闘でよく聞く台詞の一つ。 | :ゲームでも戦闘でよく聞く台詞の一つ。 | ||
;「もし、そうならそれは卑怯ですよ! シャア・アズナブル、名乗った方がスッキリします!」 | ;「もし、そうならそれは卑怯ですよ! シャア・アズナブル、名乗った方がスッキリします!」 | ||
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;「しますよ。どっちなんです? 教えてください!」 | ;「しますよ。どっちなんです? 教えてください!」 | ||
:「ガンダムをシャトルへ移動させろ!」とはぐらかそうとするクワトロに対して。 | :「ガンダムをシャトルへ移動させろ!」とはぐらかそうとするクワトロに対して。 | ||
− | : | + | :クワトロとしては、何とかこの場を有耶無耶にして誤魔化したいのだが、逃がすものかと言わんばかりにカミーユも食い下がる。 |
;「歯ぁ食いしばれっ! そんな大人、修正してやるっ!!」 | ;「歯ぁ食いしばれっ! そんな大人、修正してやるっ!!」 | ||
:あからさまにバレているのに「今の私はクワトロ・バジーナだ。それ以上でも、それ以下でもない」というはぐらかしを繰り返しすクワトロについにブチ切れ、[[修正]]をかます。 | :あからさまにバレているのに「今の私はクワトロ・バジーナだ。それ以上でも、それ以下でもない」というはぐらかしを繰り返しすクワトロについにブチ切れ、[[修正]]をかます。 | ||
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;「どんな事情があるか知らないけど……どんな事情があるか知らないけど!」 | ;「どんな事情があるか知らないけど……どんな事情があるか知らないけど!」 | ||
:クワトロを殴り倒してなお、詰め寄った台詞。 | :クワトロを殴り倒してなお、詰め寄った台詞。 | ||
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;「知りませんよ。傷を舐め合うような男と女なんて」 | ;「知りませんよ。傷を舐め合うような男と女なんて」 | ||
− | :第18話で、[[フォウ・ムラサメ]] | + | :第18話で、[[フォウ・ムラサメ]]から[[アムロ・レイ]]と[[ベルトーチカ・イルマ]]について「あの恋人たちとお知り合いなの?」と尋ねられた言葉に対しての返答。 |
:しかし、後のカミーユとフォウもその「傷を舐め合うような男と女」の関係になるとは、この時の2人は知る由もなかった。 | :しかし、後のカミーユとフォウもその「傷を舐め合うような男と女」の関係になるとは、この時の2人は知る由もなかった。 | ||
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;「好きさ。自分の名前だもの!」 | ;「好きさ。自分の名前だもの!」 | ||
− | : | + | :第20話で、[[サイコガンダム]]のコクピットの中で、死の間際のフォウに「今でも自分の名前が嫌いか」と言われて。 |
:自分の名前を嫌っていたカミーユだったが、フォウとの出会いで成長した。コンプレックスを乗り越え、受け入れた瞬間。 | :自分の名前を嫌っていたカミーユだったが、フォウとの出会いで成長した。コンプレックスを乗り越え、受け入れた瞬間。 | ||
;「トーレスの奴、トーストにしてやる」 | ;「トーレスの奴、トーストにしてやる」 | ||
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:宇宙に帰ってきて、ジェリドと[[マウアー・ファラオ]]との戦闘でMk-IIのコクピットハッチが開いてしまい宇宙に投げ出されて。 | :宇宙に帰ってきて、ジェリドと[[マウアー・ファラオ]]との戦闘でMk-IIのコクピットハッチが開いてしまい宇宙に投げ出されて。 | ||
:ようやくカミーユが己の行いを反省した瞬間である。この後、輸送機で駆けつけたファに救助されて事なきを得た。 | :ようやくカミーユが己の行いを反省した瞬間である。この後、輸送機で駆けつけたファに救助されて事なきを得た。 | ||
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;「死ぬかもしれないんです。綺麗にしておかなければね……鳥に笑われます」 | ;「死ぬかもしれないんです。綺麗にしておかなければね……鳥に笑われます」 | ||
:第23話にて、作戦宙域に向かっている最中なのに部屋の掃除をしていた事をエマに咎められて。ここで言う鳥とはカラスやハゲタカなどの死肉をついばむ類の鳥を指す。さらにこの時、「[[宗教|無宗教]]ですけどね」と言いつつ自分が殺したパイロットたちの霊を慰めるための手作りの祭壇のような物を見せている。 | :第23話にて、作戦宙域に向かっている最中なのに部屋の掃除をしていた事をエマに咎められて。ここで言う鳥とはカラスやハゲタカなどの死肉をついばむ類の鳥を指す。さらにこの時、「[[宗教|無宗教]]ですけどね」と言いつつ自分が殺したパイロットたちの霊を慰めるための手作りの祭壇のような物を見せている。 | ||
:自分や敵の死と何度も向かい合わされた結果、この時点ですでに精神崩壊の前兆とも取れる様相を見せている。 | :自分や敵の死と何度も向かい合わされた結果、この時点ですでに精神崩壊の前兆とも取れる様相を見せている。 | ||
− | ; | + | ;「すごい迫力だ。ファ」 |
− | + | ;[[ファ・ユイリィ|ファ]]「どういう意味?あたしがパイロットに向いていないって事?」 | |
− | + | ;「そのパワーなら十分パイロットになれる。うん、そう思う」 | |
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:第29話より、脱衣所でシンタとクムを躾けるファに対して。なかなかの躾けぶりにわざとらしい表情で茶化すが、ふてくされたファに頭からバスタオルを被せられてしまった。珍しくコミカルなシーンであり、他にも脱衣所とファの胸元を覗いて引っ叩かれるカミーユや、バスローブ姿のファといった[[シャワーシーン|サービスシーン]]が見られた。 | :第29話より、脱衣所でシンタとクムを躾けるファに対して。なかなかの躾けぶりにわざとらしい表情で茶化すが、ふてくされたファに頭からバスタオルを被せられてしまった。珍しくコミカルなシーンであり、他にも脱衣所とファの胸元を覗いて引っ叩かれるカミーユや、バスローブ姿のファといった[[シャワーシーン|サービスシーン]]が見られた。 | ||
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;「フォウは今は何も分かってないんです。分からせてやればいいんですよ!」<br />「強化人間なら外的な条件付けで戦闘を強要されているだけなんだ。治してあげれば済むんです! 性急に殺す事なんてないでしょう!?」 | ;「フォウは今は何も分かってないんです。分からせてやればいいんですよ!」<br />「強化人間なら外的な条件付けで戦闘を強要されているだけなんだ。治してあげれば済むんです! 性急に殺す事なんてないでしょう!?」 | ||
− | :[[キリマンジャロ]]基地に潜入した時に再会したフォウを射殺しようとするクワトロに訴えた台詞。 | + | :第35話で、[[キリマンジャロ]]基地に潜入した時に再会したフォウを射殺しようとするクワトロに訴えた台詞。 |
:カミーユがクワトロにここまで必死になって訴えるのは初めてでもあり、それだけカミーユにとってフォウは大事な存在なのだ。そして、これを見たクワトロはカミーユがフォウに恋をしてしまった事を見抜く。 | :カミーユがクワトロにここまで必死になって訴えるのは初めてでもあり、それだけカミーユにとってフォウは大事な存在なのだ。そして、これを見たクワトロはカミーユがフォウに恋をしてしまった事を見抜く。 | ||
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;「よし、コクピットを開けろ!」 | ;「よし、コクピットを開けろ!」 | ||
− | : | + | :第36話で、必死の呼びかけの末にフォウがサイコガンダムのサイコウェーブから解放され、正気を取り戻したのを見て安堵しながら呼びかけた台詞。ところが、カミーユはこの時フォウに気を取られすぎて、心に油断が生まれてしまった。 |
;「サイコガンダムのコクピットにいてはいけない。早く!」 | ;「サイコガンダムのコクピットにいてはいけない。早く!」 | ||
:正気を取り戻したフォウが「カミーユ、あなたなの?」という呼びかけに対して、サイコガンダムから早く降りるよう促した台詞。 | :正気を取り戻したフォウが「カミーユ、あなたなの?」という呼びかけに対して、サイコガンダムから早く降りるよう促した台詞。 | ||
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;「僕はもうあなたの事をクワトロ大尉とは呼びませんよ。貴方はシャア・アズナブルに戻らなくてはいけないんです!」 | ;「僕はもうあなたの事をクワトロ大尉とは呼びませんよ。貴方はシャア・アズナブルに戻らなくてはいけないんです!」 | ||
:キリマンジャロで息絶えたフォウを横抱きに抱えながら。ララァの死の再現を防げなかった事実を目の当たりにし、シャアは長い雌伏の時を終えて表舞台に立つ事を決意。スパロボでもお馴染みの[[ダカール演説]]へと繋がる。 | :キリマンジャロで息絶えたフォウを横抱きに抱えながら。ララァの死の再現を防げなかった事実を目の当たりにし、シャアは長い雌伏の時を終えて表舞台に立つ事を決意。スパロボでもお馴染みの[[ダカール演説]]へと繋がる。 | ||
− | : | + | :なお余談だが、その後カミーユは実際にクワトロを「シャア」と呼ぼうとしたが妙に違和感のある表情を見せ、それに対してシャアも「今はクワトロでいい」と返している。結局、物語終了まで「クワトロ大尉」と呼び続けるのだった。周りとは違う、二人の間の深い[[絆]]が伺える。 |
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;「何故そうも簡単に人を殺すんだよ! 死んでしまえ! 死んで!!」 | ;「何故そうも簡単に人を殺すんだよ! 死んでしまえ! 死んで!!」 | ||
:第41話で、レコア率いるティターンズの部隊が[[スペースコロニー]]に毒ガスを注入して、住民を皆殺しにしたのを光景を目の当たりにしたカミーユは、憤りを爆発させる。 | :第41話で、レコア率いるティターンズの部隊が[[スペースコロニー]]に毒ガスを注入して、住民を皆殺しにしたのを光景を目の当たりにしたカミーユは、憤りを爆発させる。 | ||
:敵が相当な行いをしたとはいえ、「何故そうも簡単に人を殺す」と言った途端に「死んでしまえ」と殺しにかかってる辺り、インパクトのある台詞である。 | :敵が相当な行いをしたとはいえ、「何故そうも簡単に人を殺す」と言った途端に「死んでしまえ」と殺しにかかってる辺り、インパクトのある台詞である。 | ||
− | ; | + | ;「ダメです、僕には撃てません!」 |
− | : | + | :第42話において、[[ロザミア・バダム|「ロザミィ」]]と再会するが、[[ゲーツ・キャパ]]の乗るバウンド・ドックから発せられる邪悪な波動で、彼女が「ロザミア」に戻ってしまう。撃てずにいるカミーユにクワトロが叱咤した時に。 |
− | :[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]では、カミーユが[[サイコガンダムMk-II]] | + | :[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]では、カミーユが[[サイコガンダムMk-II]]で暴走するロザミアにとどめを刺すシーン(原作で言う第48話)で用いられ、[[DVE]]で収録されている。 |
:余談だが、上記のカミーユとクワトロとのやりとりは、『[[機動戦士ガンダムUC]]』OVA版第4巻における[[バナージ・リンクス|あ]][[リディ・マーセナス|る]][[ロニ・ガーベイ|場面]]にてオマージュされている。 | :余談だが、上記のカミーユとクワトロとのやりとりは、『[[機動戦士ガンダムUC]]』OVA版第4巻における[[バナージ・リンクス|あ]][[リディ・マーセナス|る]][[ロニ・ガーベイ|場面]]にてオマージュされている。 | ||
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;「僕にはまだ人殺しはできそうにない。それに、人殺しが一番いい方法とも思えないだろう?」 | ;「僕にはまだ人殺しはできそうにない。それに、人殺しが一番いい方法とも思えないだろう?」 | ||
− | : | + | :第44話でサラをアーガマに連れて来た事に対して咎めてくるファに対して。 |
+ | :かなりのMSを破壊し間接的に人を殺しているが、これは知っている人を殺したくないという事だろう | ||
:ここでは「できない」と言っているが、48話では… | :ここでは「できない」と言っているが、48話では… | ||
;「うぁぁぁぁぁー!!アポリー中尉!」<br />「貴様!貴様あああ!貴様あああああーーー!!!!」<br />ジェリド「これが戦争だろうが!…Zのパワーが!?」 | ;「うぁぁぁぁぁー!!アポリー中尉!」<br />「貴様!貴様あああ!貴様あああああーーー!!!!」<br />ジェリド「これが戦争だろうが!…Zのパワーが!?」 | ||
− | : | + | :第45話でジェリドにアポリーを撃墜されてしまう。それを見たカミーユの怒りに呼応するように[[Ζガンダム]]のビームサーベルの出力があがり、バイアランを受けたサーベルごと切り裂く。 |
− | : | + | :[[バイオセンサー]]が正常に発動したと思われるが…?このあたりから登場人物が次々と死んでしまい、カミーユは毎回悲痛な叫びをあげている。 |
;「誰でもいい! 止めてくれ!!」<br />「ロザミィ……可哀想だが! 直撃させる!」 | ;「誰でもいい! 止めてくれ!!」<br />「ロザミィ……可哀想だが! 直撃させる!」 | ||
:第48話、精神崩壊し暴走するロザミアの[[サイコガンダムMk-II]]に対する台詞の一部。前者はアーガマに接近するのを止めようとして、後者は説得を振り切られて撃墜以外に止める手段を失った際に。Ζガンダム1機ではサイコガンダムMk-IIの進行を阻む事が出来ず、帰るべき場所であるアーガマを守る為に撃墜を覚悟するが、引き金を引く刹那、Ζガンダムの中でカミーユの叫びが空しく響く。 | :第48話、精神崩壊し暴走するロザミアの[[サイコガンダムMk-II]]に対する台詞の一部。前者はアーガマに接近するのを止めようとして、後者は説得を振り切られて撃墜以外に止める手段を失った際に。Ζガンダム1機ではサイコガンダムMk-IIの進行を阻む事が出来ず、帰るべき場所であるアーガマを守る為に撃墜を覚悟するが、引き金を引く刹那、Ζガンダムの中でカミーユの叫びが空しく響く。 | ||
1,041行目: | 883行目: | ||
:ヘンケンが死んだ後、エマに対して言った台詞。一見なんでもないようだが、実は'''宇宙でバイザーを上げた'''のを自覚していないため、精神が崩壊する前兆として極めて印象に残るシーン。カミーユはどれだけ危険な事をしているのか全くわかっておらず、エマから厳しく注意された。 | :ヘンケンが死んだ後、エマに対して言った台詞。一見なんでもないようだが、実は'''宇宙でバイザーを上げた'''のを自覚していないため、精神が崩壊する前兆として極めて印象に残るシーン。カミーユはどれだけ危険な事をしているのか全くわかっておらず、エマから厳しく注意された。 | ||
:なお、劇場版では同じシーンでも、台詞がまったく違う。 | :なお、劇場版では同じシーンでも、台詞がまったく違う。 | ||
− | ;「貴様! 人が死んだんだぞ! いっぱい人が死んだんだぞ!?」<br />「遊びでやってんじゃないんだよーッ!!」<br />「生命は、生命は力なんだ! 生命は、この宇宙を支えているものなんだ! それを、それを!」<br />「こうも簡単に失っていくのは、それは……それは、酷い事なんだよ!!」 | + | ;「貴様! 人が死んだんだぞ! いっぱい人が死んだんだぞ!?」<br />「遊びでやってんじゃないんだよーッ!!」<br />「生命は、生命は力なんだ! 生命は、この宇宙を支えているものなんだ! それを、それを!」<br />「こうも簡単に失っていくのは、それは……それは、酷い事なんだよ!!」 |
− | : | + | :第49話にて、戦闘を狩猟のように楽しむ[[ヤザン・ゲーブル]]を断罪する叫び。同時にカミーユとΖがピンク色に光り出して[[ハイパー化]]を始め、ハイパー・ビーム・サーベルでヤザンの[[ハンブラビ]]を両断するのだった。 |
:ついに、ニュータイプとしての力がΖガンダムを通して具現化し始める。 | :ついに、ニュータイプとしての力がΖガンダムを通して具現化し始める。 | ||
:ゲームでは2行目の部分が戦闘台詞でも採用されている他、[[スーパーロボット大戦GC|GC]]・[[スーパーロボット大戦XO|XO]]ではジュドーたちを[[修正]]する際にも言う。 | :ゲームでは2行目の部分が戦闘台詞でも採用されている他、[[スーパーロボット大戦GC|GC]]・[[スーパーロボット大戦XO|XO]]ではジュドーたちを[[修正]]する際にも言う。 | ||
;「本当に排除しなければならないのは、地球の重力に魂を引かれた人間たちだろう!?」<br />「けど、そのために大勢の人間が死ななければならないのは、間違っている!!」 | ;「本当に排除しなければならないのは、地球の重力に魂を引かれた人間たちだろう!?」<br />「けど、そのために大勢の人間が死ななければならないのは、間違っている!!」 | ||
− | : | + | :最終話(第50話)にて、グリプスII内部で[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]、[[ハマーン・カーン|ハマーン]]と対峙して。フォローしているとは言え、何気なくとんでもない事を言っている。 |
;「人の心を大事にしない世界を作って、何になるんだ!」 | ;「人の心を大事にしない世界を作って、何になるんだ!」 | ||
:上記の台詞の後、ハマーンやシロッコから自分の言い分を一蹴されてもなお叫んだ台詞。 | :上記の台詞の後、ハマーンやシロッコから自分の言い分を一蹴されてもなお叫んだ台詞。 | ||
1,057行目: | 899行目: | ||
:シロッコとの最終決戦時の台詞。ヤザンとの戦い同様、ニュータイプの力がΖを通して発現。シロッコは「Ζに何か隠された武装があるのか!?」と思っただけで、カミーユの言う通りその力を理解する事はできなかった。 | :シロッコとの最終決戦時の台詞。ヤザンとの戦い同様、ニュータイプの力がΖを通して発現。シロッコは「Ζに何か隠された武装があるのか!?」と思っただけで、カミーユの言う通りその力を理解する事はできなかった。 | ||
;「まだ、抵抗するのならっ!うおぉぉぉーっ!」<br />「ここからいなくなれぇぇぇぇぇっ!!」 | ;「まだ、抵抗するのならっ!うおぉぉぉーっ!」<br />「ここからいなくなれぇぇぇぇぇっ!!」 | ||
− | : | + | :ウェイブライダーによる突撃をシロッコに仕掛けた時の台詞。この台詞と共に無限のオーラを放つウェイブライダーは[[ジ・O]]の腹部に突っ込み、シロッコを葬った。 |
;「シ、シロッコ…やったのか!? 光が……広がってゆく………」 | ;「シ、シロッコ…やったのか!? 光が……広がってゆく………」 | ||
− | : | + | :シロッコを遂に倒した時の台詞。しかし、戦いを通じて肥大化したカミーユのニュータイプ能力は死者の魂だけでなく、死ぬ間際のシロッコの怨念まで吸収してしまい……。 |
;「……あ? 大きな星が点いたり消えたりしている……。あはは、大きい! 彗星かな? いや、違う……違うな。彗星はもっと、バァーって動くもんな」<br />「暑苦しいなぁ、ここ。うーん……出られないのかな? おーい、出してくださいよ。ねぇ?」 | ;「……あ? 大きな星が点いたり消えたりしている……。あはは、大きい! 彗星かな? いや、違う……違うな。彗星はもっと、バァーって動くもんな」<br />「暑苦しいなぁ、ここ。うーん……出られないのかな? おーい、出してくださいよ。ねぇ?」 | ||
:'''ガンダムシリーズだけでなくアニメ史に残る衝撃のシーン。''' | :'''ガンダムシリーズだけでなくアニメ史に残る衝撃のシーン。''' | ||
− | : | + | :まさに全身全霊をかけてシロッコを打倒したカミーユであったが、これまでの精神的な疲弊とシロッコ最後のあがきを喰らい、ついに[[医療・病障害|精神が崩壊]]した。カミーユはニュータイプとして最高の能力を持っていたが、人の死や悲しみ、怒りといった感情を敏感に受け止めすぎた結果、精神がついていけなくなってしまったのだ。 |
− | : | + | :なお、カミーユを演じた飛田氏は、前述の通り「富野由悠季氏から『キャラクターの生死は、演じるあなたたちのオーラにかかっています』と言われた中で、この台詞が一番楽に喋れた台詞だった」と語っている。 |
− | |||
==== [[劇場版 機動戦士Ζガンダム|劇場版]] ==== | ==== [[劇場版 機動戦士Ζガンダム|劇場版]] ==== | ||
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:両親が死んだ後で、両親への不満をぶちまけるシーン。TV版とは違い、クワトロ達もカミーユの話を聞き、エマが振ったシャアの話に対してもカミーユの意見に同調するような態度をとった事で、これまでの両親に対する鬱憤が和らいだ。 | :両親が死んだ後で、両親への不満をぶちまけるシーン。TV版とは違い、クワトロ達もカミーユの話を聞き、エマが振ったシャアの話に対してもカミーユの意見に同調するような態度をとった事で、これまでの両親に対する鬱憤が和らいだ。 | ||
:ここから少しづつTV版と違う流れになっていき、劇場版の結末につながる。 | :ここから少しづつTV版と違う流れになっていき、劇場版の結末につながる。 | ||
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;「僕の事はお隣さんのファ任せだったんだ。うるさい娘でね」<br />「『爪を噛むな、両手をちゃんと洗え、パンツを取り替えてるか』って!」<br />「えっ!? ……俺って何を話してんだ?」 | ;「僕の事はお隣さんのファ任せだったんだ。うるさい娘でね」<br />「『爪を噛むな、両手をちゃんと洗え、パンツを取り替えてるか』って!」<br />「えっ!? ……俺って何を話してんだ?」 | ||
:サイコガンダムのコクピットで両親について話すシーンでファの話になった時。 | :サイコガンダムのコクピットで両親について話すシーンでファの話になった時。 | ||
:TV版では「口うるさく言うファに自分が男である事を証明したい」というニュアンスだったが、劇場版ではファがいつも一緒にいてくれた事に気づき、自分が孤独ではない、自分と似ていると思っていたフォウと違う点に気づいてしまい、フォウと別れる事になってしまう。 | :TV版では「口うるさく言うファに自分が男である事を証明したい」というニュアンスだったが、劇場版ではファがいつも一緒にいてくれた事に気づき、自分が孤独ではない、自分と似ていると思っていたフォウと違う点に気づいてしまい、フォウと別れる事になってしまう。 | ||
;「とっくに好きさ。自分の名前になっているもの!」 | ;「とっくに好きさ。自分の名前になっているもの!」 | ||
− | : | + | :フォウに「『カミーユ』って名前、今でも好き?」と問われて。TV版と比べてやや長い台詞に変更されている。冗長と感じた方もいるだろうか。 |
:TV版と違う印象としては、TV版ではこのフォウの問いに対して初めて心から受け入れた印象があるが、劇場版ではフォウとのやりとりですでに気づいていたのだろうか。 | :TV版と違う印象としては、TV版ではこのフォウの問いに対して初めて心から受け入れた印象があるが、劇場版ではフォウとのやりとりですでに気づいていたのだろうか。 | ||
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;「戦争に女性を利用するなんて、まともじゃないよ!」 | ;「戦争に女性を利用するなんて、まともじゃないよ!」 | ||
:劇場版で[[サラ・ザビアロフ]]をシロッコから離そうと必死に説得する。クワトロが聞いていたらどう思ったのだろうか。 | :劇場版で[[サラ・ザビアロフ]]をシロッコから離そうと必死に説得する。クワトロが聞いていたらどう思ったのだろうか。 | ||
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;「こんな、ジオンくさいスーツ!」 | ;「こんな、ジオンくさいスーツ!」 | ||
− | : | + | : |
;「ヘンケン艦長やカツや、みんなが死んでいたからって、エマさんはまだ生きています!」<br />「命の限界って、僕らが思っている以上に強いんです!」<br />「はぁ……一瞬気絶していました……。もう、こんな事はやりません」 | ;「ヘンケン艦長やカツや、みんなが死んでいたからって、エマさんはまだ生きています!」<br />「命の限界って、僕らが思っている以上に強いんです!」<br />「はぁ……一瞬気絶していました……。もう、こんな事はやりません」 | ||
:ヘンケンが死んだ後、エマに対して言った台詞。TV版では精神が崩壊する前兆だったが、劇場版ではエマに気合を入れるためにバイザーを上げた。 | :ヘンケンが死んだ後、エマに対して言った台詞。TV版では精神が崩壊する前兆だったが、劇場版ではエマに気合を入れるためにバイザーを上げた。 | ||
:'''宇宙でバイザーを上げたのを自覚している'''のが、大きなポイント。 | :'''宇宙でバイザーを上げたのを自覚している'''のが、大きなポイント。 | ||
;「本当に排除しなければならないのは、地球の重さと大きさを想像できないあなたたちです!」 | ;「本当に排除しなければならないのは、地球の重さと大きさを想像できないあなたたちです!」 | ||
− | : | + | :グリプスII内部でシロッコ、ハマーンと対峙した際の台詞の劇場版バージョン。TV版とは考えが異なっている。この場にいたシャアもアクシズ落としの事を考えると、やはりこの言葉が当てはまる。 |
;「ならば! ビーム・コンフューズ!!」 | ;「ならば! ビーム・コンフューズ!!」 | ||
− | :'''[[宇宙世紀]][[ガンダムシリーズ]] | + | :'''([[宇宙世紀]])[[ガンダムシリーズ]]ではほぼ唯一([[機動武闘伝Gガンダム]]を除く)と言っていい「技名を叫ぶ」シーン'''。 |
:TV版では[[キュベレイ]]のファンネルをシールド防御したが、劇場版ではビームコンフューズにより多数の[[ファンネル]]を一瞬で撃墜した。 | :TV版では[[キュベレイ]]のファンネルをシールド防御したが、劇場版ではビームコンフューズにより多数の[[ファンネル]]を一瞬で撃墜した。 | ||
;「あなたはいつも傍観者で、人を弄ぶだけの人ではないですか!」<br />「その傲慢は人を家畜にする事だ! 人を道具にして!」<br />「それは一番、人間が人間にやっちゃいけない事なんだ!!」 | ;「あなたはいつも傍観者で、人を弄ぶだけの人ではないですか!」<br />「その傲慢は人を家畜にする事だ! 人を道具にして!」<br />「それは一番、人間が人間にやっちゃいけない事なんだ!!」 | ||
− | : | + | :シロッコとの最終決戦時の台詞の劇場版バージョン。やはりTV版とは物事の捉え方が若干違う。 |
;「わかるまい! 戦争を手段にしているシロッコには、この僕を通して出ている力が!!」 | ;「わかるまい! 戦争を手段にしているシロッコには、この僕を通して出ている力が!!」 | ||
:シロッコとの最終決戦時の台詞の劇場版バージョン。 | :シロッコとの最終決戦時の台詞の劇場版バージョン。 | ||
;「女たちの所へ戻るんだ!」 | ;「女たちの所へ戻るんだ!」 | ||
− | : | + | :ウェイブライダーによる突撃をシロッコに仕掛けた時の台詞の劇場版バージョン。 |
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;「ああ、メットを交換する。シロッコのモビルスーツは[[ジュピトリス]]を道連れにしたんだ……」 | ;「ああ、メットを交換する。シロッコのモビルスーツは[[ジュピトリス]]を道連れにしたんだ……」 | ||
− | : | + | :シロッコを撃破した後、ファの呼び掛けに対して。 |
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=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] === | === [[機動戦士ガンダムΖΖ]] === | ||
;「戻れ、戻るんだ、Mk-IIの女の子が危ない!」 | ;「戻れ、戻るんだ、Mk-IIの女の子が危ない!」 | ||
− | :第34話で[[アリアス・モマ|アリアス]]の[[バウ]]に苦戦する[[エルピー・プル|プル]]に思念を送り、さらに[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]ら[[シャングリラ (ΖΖ)|シャングリラ組]] | + | :第34話で[[アリアス・モマ|アリアス]]の[[バウ]]に苦戦する[[エルピー・プル|プル]]に思念を送り、さらに[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]ら[[シャングリラ (ΖΖ)|シャングリラ組]]にプルの窮地を伝えた際の台詞。 |
;「空が、空が落ちてくる!」 | ;「空が、空が落ちてくる!」 | ||
;「いけない!空を落としちゃ!ダメだ!これ以上悲しみを増やしたら!」 | ;「いけない!空を落としちゃ!ダメだ!これ以上悲しみを増やしたら!」 | ||
:第35話より。ダブリンへの[[コロニー落とし]]を察知し自我を取り戻したのか、無我夢中で駆け出す。[[ロザミア・バダム|ロザミィ]]の台詞も彷彿とさせる。 | :第35話より。ダブリンへの[[コロニー落とし]]を察知し自我を取り戻したのか、無我夢中で駆け出す。[[ロザミア・バダム|ロザミィ]]の台詞も彷彿とさせる。 | ||
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;「もし戦うのに理由がいるなら、その君の怒りこそ、理由だ!」 | ;「もし戦うのに理由がいるなら、その君の怒りこそ、理由だ!」 | ||
:第36話より。コロニー落としによって死んでいった人間の思念を感じ取り、苦しむジュドーに聞こえたカミーユの言葉。 | :第36話より。コロニー落としによって死んでいった人間の思念を感じ取り、苦しむジュドーに聞こえたカミーユの言葉。 | ||
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;「エッ…エマさぁーんっ!!」 | ;「エッ…エマさぁーんっ!!」 | ||
:[[漫画|漫画版]]にて、自分を庇ってレコアが撃墜された事に激怒したシロッコに、エマが惨殺される姿を見たときの叫び。 | :[[漫画|漫画版]]にて、自分を庇ってレコアが撃墜された事に激怒したシロッコに、エマが惨殺される姿を見たときの叫び。 | ||
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;「ティターンズが連邦軍のエリートだと言っても優れているのは戦闘技術だけで、人格は問われないんですね」 | ;「ティターンズが連邦軍のエリートだと言っても優れているのは戦闘技術だけで、人格は問われないんですね」 | ||
:漫画『機動戦士ΖガンダムDefine』にて、TV版第1話で言えば宇宙港でのジェリドとの因縁が始まる場面。 | :漫画『機動戦士ΖガンダムDefine』にて、TV版第1話で言えば宇宙港でのジェリドとの因縁が始まる場面。 | ||
:ブライトにサインを貰おうとしていたところにティターンズが通りかかり、ジェリドから茶々を入れられた事に激怒するという流れに変更されている。 | :ブライトにサインを貰おうとしていたところにティターンズが通りかかり、ジェリドから茶々を入れられた事に激怒するという流れに変更されている。 | ||
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== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == | ||
TV版・劇場版含めて感情的な台詞は多いのだが、原作TV版と比べると過激さやヒステリックさを感じさせるセリフは少なく、年下のキャラクターも多い故に子供っぽさも無い為、総じて冷静さを保っているイメージが強い。しかし、傲慢さや非道さを隠そうとしない相手に対しては素直に怒りを露わにしている。 | TV版・劇場版含めて感情的な台詞は多いのだが、原作TV版と比べると過激さやヒステリックさを感じさせるセリフは少なく、年下のキャラクターも多い故に子供っぽさも無い為、総じて冷静さを保っているイメージが強い。しかし、傲慢さや非道さを隠そうとしない相手に対しては素直に怒りを露わにしている。 | ||
− | === 戦闘台詞 === | + | === TV版 === |
− | + | ==== 戦闘台詞 ==== | |
− | |||
;「V2ガンダムの光の翼を使う! 行けぇーっ!」 | ;「V2ガンダムの光の翼を使う! 行けぇーっ!」 | ||
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』において、カミーユを[[V2ガンダム]]に乗せ光の翼(通常バージョン)を使った時の台詞。飛田展男氏による音声で収録されている。音声はないが[[スーパーロボット大戦D|D]]でも似たような台詞がある。ウッソ以外に光の翼(通常またはMAP兵器)を使用した時に専用の台詞が出てくるのは、彼やウッソの他に[[アムロ・レイ|アムロ]]、[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]、[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]、[[ルー・ルカ|ルー]]がいる。また、このメンバーの中で、台詞に一番気合が入っている。 | :『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』において、カミーユを[[V2ガンダム]]に乗せ光の翼(通常バージョン)を使った時の台詞。飛田展男氏による音声で収録されている。音声はないが[[スーパーロボット大戦D|D]]でも似たような台詞がある。ウッソ以外に光の翼(通常またはMAP兵器)を使用した時に専用の台詞が出てくるのは、彼やウッソの他に[[アムロ・レイ|アムロ]]、[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]、[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]、[[ルー・ルカ|ルー]]がいる。また、このメンバーの中で、台詞に一番気合が入っている。 | ||
1,146行目: | 967行目: | ||
:自分達の現状では、まだ世の中がニュータイプの事を分かっていないからと割り切れもしたが、遥か先の未来でも自分達の時代から全く進歩がなく同じ事が続いているとなると、悲しみ、無念さや悔しさに項垂れるしかなった。 | :自分達の現状では、まだ世の中がニュータイプの事を分かっていないからと割り切れもしたが、遥か先の未来でも自分達の時代から全く進歩がなく同じ事が続いているとなると、悲しみ、無念さや悔しさに項垂れるしかなった。 | ||
;「クワトロ大尉…いや、シャア・アズナブルかっ!!」<br />「あなたはシャア・アズナブルを名乗って、何やってんです!?」<br />「クワトロ大尉…あなたが本気で地球を潰すというのなら!」<br />「もう容赦はしませんよ、クワトロ大尉…いや、シャア・アズナブル!」 | ;「クワトロ大尉…いや、シャア・アズナブルかっ!!」<br />「あなたはシャア・アズナブルを名乗って、何やってんです!?」<br />「クワトロ大尉…あなたが本気で地球を潰すというのなら!」<br />「もう容赦はしませんよ、クワトロ大尉…いや、シャア・アズナブル!」 | ||
− | : | + | :[[IMPACT]]、『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』での[[ネオ・ジオン]]の総帥となり『'''逆襲'''』してきた[[シャア・アズナブル|シャア]]との戦闘台詞。原作ではシャアとして再起するように持ち掛けたのはカミーユだったが、まさかこんな形で再起した彼と合間見える事になろうとは、何とも皮肉な話である。完全な決別を表しているかのようにみえるが…… |
;「ΖIIでここを突破してみせる!!」 | ;「ΖIIでここを突破してみせる!!」 | ||
− | : | + | :α外伝、[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]にて[[ΖII]]に乗った時の戦闘台詞。 |
;「憎しみを吐き出すだけの存在は、この宇宙から消えろ!」<br />「なぜ、わからない! 人は憎み合うだけの生き物ではないことが!」<br />「貴様のエゴのためだけに、人の未来を渡しはしない!」 | ;「憎しみを吐き出すだけの存在は、この宇宙から消えろ!」<br />「なぜ、わからない! 人は憎み合うだけの生き物ではないことが!」<br />「貴様のエゴのためだけに、人の未来を渡しはしない!」 | ||
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』にて、最終決戦における[[プロヴィデンスガンダム|プロヴィデンス]]に乗った[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]]との戦闘台詞。前大戦でやり方こそ誤ったが、曲がりなりにも人類の未来や行く末を案じて走った[[シャア・アズナブル|信じた元上官]]の行動を、本質を理解しようとすらせず、曲解して自分の呪われた運命による狂気の行動への正当化するための引き合いに出した事から、凄まじい怒りがあふれている。 | :『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』にて、最終決戦における[[プロヴィデンスガンダム|プロヴィデンス]]に乗った[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]]との戦闘台詞。前大戦でやり方こそ誤ったが、曲がりなりにも人類の未来や行く末を案じて走った[[シャア・アズナブル|信じた元上官]]の行動を、本質を理解しようとすらせず、曲解して自分の呪われた運命による狂気の行動への正当化するための引き合いに出した事から、凄まじい怒りがあふれている。 | ||
;「ケイサル・エフェス! 怨念に人の魂は渡さない!」<br />「お前は神でも悪魔でもない! 憎しみに満ちたエゴの塊だ!」<br />「人の革新…過去からの亡霊を断ち切って、進ませてもらう!」 | ;「ケイサル・エフェス! 怨念に人の魂は渡さない!」<br />「お前は神でも悪魔でもない! 憎しみに満ちたエゴの塊だ!」<br />「人の革新…過去からの亡霊を断ち切って、進ませてもらう!」 | ||
:[[ケイサル・エフェス]]への[[特殊戦闘台詞]]。シロッコとの最終決戦を彷彿とさせる戦闘前会話から察するに、丁度TV版最終話のような状況でカミーユに力が宿っているものと思われる。 | :[[ケイサル・エフェス]]への[[特殊戦闘台詞]]。シロッコとの最終決戦を彷彿とさせる戦闘前会話から察するに、丁度TV版最終話のような状況でカミーユに力が宿っているものと思われる。 | ||
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;[[第2次]] | ;[[第2次]] | ||
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:;「アムロさん、もしかすると……」 | :;「アムロさん、もしかすると……」 | ||
::上記の台詞の後、アムロが「彼らはコロニーのために戦っていると言っていたな……ならば、敵対する必要はないはずだ」と説き、もしかしたら今の状態なら、彼を仲間に引き込めるのではないのかと暗に提示した台詞。この後、アムロも今なら話が通じるかも知れないと頷き、2人で説得を試みる事に…。 | ::上記の台詞の後、アムロが「彼らはコロニーのために戦っていると言っていたな……ならば、敵対する必要はないはずだ」と説き、もしかしたら今の状態なら、彼を仲間に引き込めるのではないのかと暗に提示した台詞。この後、アムロも今なら話が通じるかも知れないと頷き、2人で説得を試みる事に…。 | ||
− | :; | + | :;カミーユ「よせ! 俺達は敵じゃない!!」<br />カトル「!? そ、そうですよね……わかっていたんだ……ずっと前から……ロンド=ベルは敵じゃないって……それなのに、僕は……お願いします! 僕を、ロンド=ベルに加えてください! ……勝手な言い草だという事は、十分承知しているつもりです……けど……このままじゃ……」<br />カミーユ「本気で言っているのか?」<br />カトル「ええ……もう、あなた達と戦う理由はありませんから……」<br />カミーユ「……君の名前は?」<br />カトル「カトルです。カトル=ラバーバ=ウィナー」<br />カミーユ「……なるほど、確かに信用してもよさそうだ」<br />カトル「? 今のは…宇宙の心?」<br />カミーユ「カトル、君を歓迎するよ。ロンド=ベルの一員として」<br />カトル「本当ですか! ありがとうございます!」 |
::上記の台詞の後、カミーユでカトルを説得した場合のやり取り。彼の真意や決意が本物かどうか確かめるべく、一度は試すような物言いをするが彼の真摯な応対を受け、仲間に引き入れる事にする。なお、一度はカトルがニュータイプのカミーユと共鳴するような描写があり、「'''ガンダムWの5人のガンダムパイロットの中でも一番感覚が鋭敏で、「勘」というものに関しては神憑りレベル'''」という『[[新機動戦記ガンダムW]]』のシリーズ構成を担当した、脚本家の隅沢克之氏による設定が如実に再現されており、宇宙世紀史上最高のニュータイプ能力を持つカミーユと高度な感応を示しているあたり、芸が細かい。これが縁なのか、後のスパロボシリーズでもカトルとは何かと絡む事が多くなる。 | ::上記の台詞の後、カミーユでカトルを説得した場合のやり取り。彼の真意や決意が本物かどうか確かめるべく、一度は試すような物言いをするが彼の真摯な応対を受け、仲間に引き入れる事にする。なお、一度はカトルがニュータイプのカミーユと共鳴するような描写があり、「'''ガンダムWの5人のガンダムパイロットの中でも一番感覚が鋭敏で、「勘」というものに関しては神憑りレベル'''」という『[[新機動戦記ガンダムW]]』のシリーズ構成を担当した、脚本家の隅沢克之氏による設定が如実に再現されており、宇宙世紀史上最高のニュータイプ能力を持つカミーユと高度な感応を示しているあたり、芸が細かい。これが縁なのか、後のスパロボシリーズでもカトルとは何かと絡む事が多くなる。 | ||
::なお、後のシナリオに出てくる[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]、[[トロワ・バートン|トロワ]]、そして[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]の3名はカトルが仲間にいないと説得できないので、彼らも仲間に引き入れたいならこのステージでのカトルの説得は必要不可欠である。 | ::なお、後のシナリオに出てくる[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]、[[トロワ・バートン|トロワ]]、そして[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]の3名はカトルが仲間にいないと説得できないので、彼らも仲間に引き入れたいならこのステージでのカトルの説得は必要不可欠である。 | ||
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;[[スーパーロボット大戦α|α]] | ;[[スーパーロボット大戦α|α]] | ||
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:;「自分の肉親の死を目の当たりにしたんだ…無理はないな」 | :;「自分の肉親の死を目の当たりにしたんだ…無理はないな」 | ||
::第11話「君と戦場で」のシナリオデモにて。実父を失った[[フレイ・アルスター|フレイ]]を気にかける[[サイ・アーガイル|サイ]]達の会話に続いて。原作で同じ経験を持ったものとして彼女の心情を察しての台詞。 | ::第11話「君と戦場で」のシナリオデモにて。実父を失った[[フレイ・アルスター|フレイ]]を気にかける[[サイ・アーガイル|サイ]]達の会話に続いて。原作で同じ経験を持ったものとして彼女の心情を察しての台詞。 | ||
− | :; | + | :;「自惚れるな! αナンバーズには、お前より強い人間がいくらでもいる!それも肉体的にじゃない! 精神的にだ!」 |
− | :: | + | ::第21話地球降下ルート「プリティ・デビル」より。フレイの謀略によって増長したキラに説教しようとして。しかし、この後「僕の気持ちが他の人にわかるものか」と反論されてシンジに説教役の座を譲ることに。 |
− | |||
:;「どこまで人は…他人の命をエゴで踏みにじれば気が済むんだ…!」<br />「こんな戦いのどこに理想や信念があるというんだ!?」 | :;「どこまで人は…他人の命をエゴで踏みにじれば気が済むんだ…!」<br />「こんな戦いのどこに理想や信念があるというんだ!?」 | ||
::第31話アラスカ行ルート「青き清浄なる世界のために」より。[[サイクロプス]]で味方ごと[[ザフト]]を殲滅しようとする連邦のやり方に激怒する。 | ::第31話アラスカ行ルート「青き清浄なる世界のために」より。[[サイクロプス]]で味方ごと[[ザフト]]を殲滅しようとする連邦のやり方に激怒する。 | ||
1,273行目: | 1,073行目: | ||
::最終話より。魂となったシャア([[クワトロ・バジーナ]])と邂逅を果たしたカミーユが静かに言った言葉。自分がこの世から去った後も、自分の理想を信じようとしたカミーユに、シャアはカミーユが人の可能性を見せてくれる事を望み、この時カミーユは、生を越えてシャアと本当の意味で分かり合うのだった。 | ::最終話より。魂となったシャア([[クワトロ・バジーナ]])と邂逅を果たしたカミーユが静かに言った言葉。自分がこの世から去った後も、自分の理想を信じようとしたカミーユに、シャアはカミーユが人の可能性を見せてくれる事を望み、この時カミーユは、生を越えてシャアと本当の意味で分かり合うのだった。 | ||
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::第3部銀河決戦篇隠しシナリオ最終話「メビウスの宇宙を越えて」より。[[地球]]に落下しつつある[[アクシズ]]を[[νガンダム]]一機で押し返そうとする[[アムロ・レイ|アムロ]]に応えるように、[[サイコフレーム]]が光を放つのを見た時の反応。それはかつて自身が[[バイオセンサー]]の力を発現した時と同じものであり、ガンダムが人の想いを力に変えて奇跡を起こしていくのを再び目の当たりにしたカミーユは、新たな「刻」を見たのである。 | ::第3部銀河決戦篇隠しシナリオ最終話「メビウスの宇宙を越えて」より。[[地球]]に落下しつつある[[アクシズ]]を[[νガンダム]]一機で押し返そうとする[[アムロ・レイ|アムロ]]に応えるように、[[サイコフレーム]]が光を放つのを見た時の反応。それはかつて自身が[[バイオセンサー]]の力を発現した時と同じものであり、ガンダムが人の想いを力に変えて奇跡を起こしていくのを再び目の当たりにしたカミーユは、新たな「刻」を見たのである。 | ||
− | === 携帯機シリーズ === | + | ==== 携帯機シリーズ ==== |
;[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]) | ;[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]) | ||
: | : | ||
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:;「お前は…お前みたいな奴が地球にいるから、人類はいらないなんて考える奴が出てくるんだよぉぉっ!」 | :;「お前は…お前みたいな奴が地球にいるから、人類はいらないなんて考える奴が出てくるんだよぉぉっ!」 | ||
::第19話「勝利者たちの挽歌」or「魂の扉」より。バーサーカーシステムによって暴走するアレンビーをレインが説得した際、割り込んできたウォンは「フォウやロザミアもデビルガンダムの生体ユニット候補だった」ことを明かす。人の命を弄ぶウォンは、カミーユにとって到底許せる存在ではなかった。 | ::第19話「勝利者たちの挽歌」or「魂の扉」より。バーサーカーシステムによって暴走するアレンビーをレインが説得した際、割り込んできたウォンは「フォウやロザミアもデビルガンダムの生体ユニット候補だった」ことを明かす。人の命を弄ぶウォンは、カミーユにとって到底許せる存在ではなかった。 | ||
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;[[スーパーロボット大戦R|R]] | ;[[スーパーロボット大戦R|R]] | ||
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:;「地球の人々の多くは魂を重力で縛られている。けど、あんたは魂をニュータイプという言葉で縛られているんだ」 | :;「地球の人々の多くは魂を重力で縛られている。けど、あんたは魂をニュータイプという言葉で縛られているんだ」 | ||
::第30話(宇宙に行くルート)「戦士、再び・・・」にて、ニュータイプという概念にこだわり続けるザイデルの考え方を非難した時の台詞。 | ::第30話(宇宙に行くルート)「戦士、再び・・・」にて、ニュータイプという概念にこだわり続けるザイデルの考え方を非難した時の台詞。 | ||
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;[[スーパーロボット大戦D|D]] | ;[[スーパーロボット大戦D|D]] | ||
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:;シャア「君を迎えに来た。カミーユ・ビダン」<br />「聞けませんね」<br />シャア「ではどうすればいいというのだ、カミーユ」<br />「みんな死んだんだ。エマさんも、アポリー中尉も、ヘンケン艦長も。」<br />「あの戦争で死んでいった人たちは、それで世界を変えられると思ったから、死んでいったんです。みんな、あなたを信じたんだ。なのにあなたは僕らの前から消えて、ネオ・ジオンの総帥になって戻ってきた。それでやることが、地球つぶしだっていうんですか!?そんなバカな話はない!あれはいったい何のための戦いだったんです!?シャア・アズナブル!」<br />シャア「言いたいことはわかるが、今はそんな状況ではない」<br />「あなたは、いつもそれだ。いつもいつもそうやって、自分一人違う場所にいようとする」 | :;シャア「君を迎えに来た。カミーユ・ビダン」<br />「聞けませんね」<br />シャア「ではどうすればいいというのだ、カミーユ」<br />「みんな死んだんだ。エマさんも、アポリー中尉も、ヘンケン艦長も。」<br />「あの戦争で死んでいった人たちは、それで世界を変えられると思ったから、死んでいったんです。みんな、あなたを信じたんだ。なのにあなたは僕らの前から消えて、ネオ・ジオンの総帥になって戻ってきた。それでやることが、地球つぶしだっていうんですか!?そんなバカな話はない!あれはいったい何のための戦いだったんです!?シャア・アズナブル!」<br />シャア「言いたいことはわかるが、今はそんな状況ではない」<br />「あなたは、いつもそれだ。いつもいつもそうやって、自分一人違う場所にいようとする」 | ||
::第3話「刻の涙は止まることなく」にてシャアと再会して。 | ::第3話「刻の涙は止まることなく」にてシャアと再会して。 | ||
::「『逆シャア』でのカミーユとシャア」という多くのファンが夢にまで描いたシチュエーションを再現したシーン。この一連のセリフにカミーユのシャアへの信頼、失望の思いが込められている。シャアもこのカミーユの言葉に、胸に痛いものを感じていた。この言葉で『逆シャア』でのシャアにわだかまりを感じていた多くのファンもすっきりできたのではないだろうか。まさに「スパロボだからこそ」生まれた名台詞であるといえる。 | ::「『逆シャア』でのカミーユとシャア」という多くのファンが夢にまで描いたシチュエーションを再現したシーン。この一連のセリフにカミーユのシャアへの信頼、失望の思いが込められている。シャアもこのカミーユの言葉に、胸に痛いものを感じていた。この言葉で『逆シャア』でのシャアにわだかまりを感じていた多くのファンもすっきりできたのではないだろうか。まさに「スパロボだからこそ」生まれた名台詞であるといえる。 | ||
− | ::『[[スーパーロボット大戦MX|MX]] | + | ::『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』でもカミーユとクワトロが再会した際に似たようなやり取りがあるが、『逆シャア』再現がなく戦いの後で自分の進む道を見定める事を約束するため、カミーユの態度も『D』に比べて穏やかである。また、最初に言った戦死メンバーの中に『D』では挙げていなかったロベルトとカツの名前も挙げている。 |
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:;「くっ、ベスパめ。ティターンズのような真似を…。ウッソ、相手をするな! チャンスを待つんだ!」 | :;「くっ、ベスパめ。ティターンズのような真似を…。ウッソ、相手をするな! チャンスを待つんだ!」 | ||
::「聞こえないレクイエム」にて、ミューラを人質に取ったゴズを前にして。かつてティターンズによって母親を目の前で殺された彼にとっては、なんとしても防ぎたかった事だったのだが…。 | ::「聞こえないレクイエム」にて、ミューラを人質に取ったゴズを前にして。かつてティターンズによって母親を目の前で殺された彼にとっては、なんとしても防ぎたかった事だったのだが…。 | ||
:;(グリーン・ノア…? 俺の住んでたコロニーじゃないか。あっ、そうか、今日はブライトキャプテンのテンプテーションが、入港する日だったな。ファ、俺さ、ブライトキャプテンにサインもらったことあるんだ) | :;(グリーン・ノア…? 俺の住んでたコロニーじゃないか。あっ、そうか、今日はブライトキャプテンのテンプテーションが、入港する日だったな。ファ、俺さ、ブライトキャプテンにサインもらったことあるんだ) | ||
− | ::[[エンジェル・ハイロゥ]] | + | ::[[エンジェル・ハイロゥ]]の影響を受けた際の台詞。『Ζ』第1話でのエピソードである。 |
:;「ウッソ、気をつけろ。やさしさに包まれた深い悪意が、狙っているぞ!」 | :;「ウッソ、気をつけろ。やさしさに包まれた深い悪意が、狙っているぞ!」 | ||
::「狂乱のエンジェル・ハイロゥ」の前半マップにて、ウッソとクロノクルが戦闘した際に。原作ではシャクティの台詞。 | ::「狂乱のエンジェル・ハイロゥ」の前半マップにて、ウッソとクロノクルが戦闘した際に。原作ではシャクティの台詞。 | ||
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::[[ルイーナ]]との最終決戦で何度倒しても蘇ってくる[[ペルフェクティオ]]との絶望的なまでの力の差を見せ付けられ、勝ち目を見出せず'''恐怖のあまり震え出した'''台詞。この時ばかりはカミーユも弱気になってしまい、戦慄せざるを得なかった。 | ::[[ルイーナ]]との最終決戦で何度倒しても蘇ってくる[[ペルフェクティオ]]との絶望的なまでの力の差を見せ付けられ、勝ち目を見出せず'''恐怖のあまり震え出した'''台詞。この時ばかりはカミーユも弱気になってしまい、戦慄せざるを得なかった。 | ||
− | === | + | ==== 単独作品 ==== |
− | ;[[ | + | ;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|MX PORTABLE]]) |
: | : | ||
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:;「…それ、C-DRiVEのファーストコンサートの名前だろう?」 | :;「…それ、C-DRiVEのファーストコンサートの名前だろう?」 | ||
::第31話(『MX PORTABLE』では第32話) (「宇宙へ向かわせる」ルート)「輝く刃は僕らと共に」より。[[ラゴウ]]を捕獲する時に銀河の作戦のネーミング(『頑張れ電童、ガルファなんてぶっ飛ばせ作戦』)を聞いて。カミーユも見てたのだろうか?ちなみに[[ヒューゴ・メディオ|ヒューゴ]]は知らなかった。 | ::第31話(『MX PORTABLE』では第32話) (「宇宙へ向かわせる」ルート)「輝く刃は僕らと共に」より。[[ラゴウ]]を捕獲する時に銀河の作戦のネーミング(『頑張れ電童、ガルファなんてぶっ飛ばせ作戦』)を聞いて。カミーユも見てたのだろうか?ちなみに[[ヒューゴ・メディオ|ヒューゴ]]は知らなかった。 | ||
:;「…俺はあの時、助けなければならない子を助けられなかった。だが、お前は…!」<br />「お前は必ず北斗を助け出すんだ。でなきゃ、一生後悔する事になる。いいな、銀河!」 | :;「…俺はあの時、助けなければならない子を助けられなかった。だが、お前は…!」<br />「お前は必ず北斗を助け出すんだ。でなきゃ、一生後悔する事になる。いいな、銀河!」 | ||
− | ::第44話(『MX PORTABLE』では第45話)「クロノスの大逆襲」より。自身が味わった悲劇を繰り返させぬ為、[[出雲銀河|銀河]]に[[ | + | ::第44話(『MX PORTABLE』では第45話)「クロノスの大逆襲」より。自身が味わった悲劇を繰り返させぬ為、[[出雲銀河|銀河]]に[[ガルファ]]の精神支配を打ち破るほどの強い想いを、[[草薙北斗|北斗]]へとぶつけるよう助言する。 |
− | :; | + | :;「あなたにはわかるまい!目の前で自分の親の肉や血が飛び散る時の気持ちが!」 |
− | ::第46~48話(『MX | + | ::第46~48話(『MX PORTABLE』では第47~49話)(「地上に残す」ルート)「Starlight serenade」より。ダグラスが止む無くギガノスに寝返ってしまったケーンを批判した際、自分自身のかつての苦い過去を想起して彼を批判した際の台詞。ダグラスはこの言葉に驚くが、直後にクワトロ達にカミーユの苦い過去の事を教えられ、反省する。 |
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;[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]]) | ;[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]]) | ||
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::'''現代の政治家のように街角に立ち、市民に向けて演説をするシャア'''…たしかにアムロでなくとも想像するのは難しい光景である。 | ::'''現代の政治家のように街角に立ち、市民に向けて演説をするシャア'''…たしかにアムロでなくとも想像するのは難しい光景である。 | ||
: | : | ||
− | ;[[ | + | ;[[スーパーロボット大戦V|V]] |
+ | : | ||
+ | :;「あまり楽しい話はないな。俺が戦う事になったきっかけだって短気を起こした事が原因みたいなものだから。その行き着く先として心を壊したのもある意味、当然だったかも知れない…」 | ||
+ | ::エーストークにて、自分に対して話を聞かせてほしいとねだった[[ナイン]]に対して。 | ||
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− | + | ;[[スーパーロボット大戦X|X]] | |
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− | ;[[ | + | :;「そう…じゃない…ファ」<br />「戦う…事を…選んだのは…俺だよ…」<br />「この…アル・ワースに…跳ばされた…時…俺の…パイロットスーツも…一緒に…来ていた…」<br />「それは…俺に…戦えと…誰かが…言っているんだと…思う…」<br />「守りたいものがある限り…俺は…戦う…」<br />「それで…傷ついたとしても…何度でも…立ち上がって…」 |
+ | ::第29話「薔薇のバーサーカー」より。シロッコとの戦いで精神崩壊して療養していたところ、目の前にあるゼータに搭乗することを決意して。しゃべるのもだいぶ辛そうな状態だったが、直後、マシュマーの幸せな記憶に触れたことで一気に元通りに…。 | ||
+ | :;「金の事しか考えていないのかお前は!そんな大人、この俺が修正してやる!」 | ||
+ | ::同上。vs[[アック・スモッグル|俗物成金オヤジ]]。つい先ほどまで精神崩壊していたのだけど、すぐにらしさを取り戻しました。 | ||
+ | :;「似合ってませんよ、そのオールバック」 | ||
+ | ::第33話対ミスルギルート「シャアの迷い」より、自軍に合流したシャアと久々に対面しての言葉。 | ||
: | : | ||
− | :; | + | ;[[スーパーロボット大戦T|T]] |
− | :: | + | : |
− | :; | + | :;ベルトーチカ「アナハイムはアナハイムの長所を伸ばせばいいのにね」<br />カミーユ「俺も同感です。せっかく、アムロさんがνガンダムの稼働データを送っているんですから…」<br />「[[ガンダムタイプ|ガンダム系のモビルスーツ]]とサイコミュの融合を極めるのもありだと思います」 |
− | :: | + | ::宇宙ルート第35話「アクシズ激震」にて、アナハイムの小型MS開発が難航しているとの話を聞いた際に。もっとも、その[[ユニコーンガンダム|融合を極めた機体]]は今作未登場であるが。 |
− | :; | + | |
− | :: | + | ==== その他 ==== |
+ | ;「目の前の現実も見えない女が!」<br />「シャアは、戦いの意志を生む源だ!生かしてはおけない!」 | ||
+ | :『[[バトルロボット烈伝]]』にて、クェスとの戦闘前台詞。シロッコへの台詞のアレンジ。 | ||
+ | |||
+ | === 劇場版 === | ||
+ | ==== 戦闘台詞 ==== | ||
+ | ;「目先の目的だけで動くな、ガロード!!」<br>「ゲイナー! もっと現実を見るんだ!」 | ||
+ | :『Z』中盤にて[[ZEUTH]]で内紛が発生した際に敵対した[[ガロード・ラン|ガロード]]、または[[ゲイナー・サンガ]]と戦闘すると発生する特殊台詞。 | ||
+ | ;「どこまでもターンタイプを弄ぶのか!」<br />「そのモビルスーツは、人の手に余るものなんだ!」 | ||
+ | :『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で、[[ターンX]]に搭乗した[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]と戦闘すると発生する特殊台詞。 | ||
+ | ;「貴様の春など、地球にも宇宙にも来させちゃいけないんだ!」 | ||
+ | :『Z』で、ギンガナムの攻撃を回避すると発生する特殊台詞。 | ||
+ | ;「やめろ、シン! それじゃ、自分自身までも滅ぼすぞ!」 | ||
+ | :『Z』終盤にて、原作ルートに進み[[ギルバート・デュランダル|デュランダル]]の配下となった[[シン・アスカ|シン]]の搭乗する[[デスティニーガンダム|デスティニー]]と戦闘すると発生する特殊台詞。 | ||
+ | ;「ギルバート・デュランダル! あなたのやり方を俺は認めない!」 | ||
+ | :『Z』終盤にて、デスティニープランを推進させようとする[[ギルバート・デュランダル|デュランダル]]の乗った[[ミネルバ]]と戦闘すると発生する特殊台詞。中の人がクワトロと同じなだけあって、[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆襲した時]]の[[シャア・アズナブル|シャア]]との戦いを彷彿させる。 | ||
+ | ;「子供の遊びに付き合う暇はない!」 | ||
+ | :『Z』で、戦闘した相手が子供だった場合、相手からの攻撃を回避した時に発生する特殊台詞。『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆襲のシャア]]』で[[クェス・パラヤ|クェス]]の操る[[α・アジール]]の執拗な攻撃を凌いだ[[アムロ・レイ|アムロ]]を彷彿させる台詞である。 | ||
+ | ;「俺は認めない! お前のそのエゴを、その傲慢さを!」 | ||
+ | :『[[第3次Z時獄篇]]』にて逆襲したシャアと戦闘した際に。語調にかなり力が篭っており、シャアへの怒りと失望が非常に強く感じられる。劇場版ZでのTV版との変更を鑑みればこれも当然と言える。もっとも、時獄篇のシャアの真意は原作とは全く別のところにあったわけだが…。ちなみにフロンタルとの決戦時にも採用されている。 | ||
+ | |||
+ | ==== Zシリーズ ==== | ||
+ | ;[[スーパーロボット大戦Z|Z]] | ||
+ | : | ||
+ | :;「いい加減にしろ! 今はあれを地球へ落とさないことが一番大事な事だろ!」<br />「そっちは異星人との戦いが未体験な以上、俺達が引き受けるのが最善だと言ってるんだ!」<br />「文句なら、後でいくらでも聞いてやる! 今は目の前の敵に集中しろ!」 | ||
+ | ::セツコ編第8話「世界の終わる時」より。[[エゥーゴ]]との連携を頑なに拒むシンを叱った際の台詞。カミーユがシンを叱ったことがきっかけとなってカミーユとシンが親友同士となった為、カミーユが叱っていなければ『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』でのシンの運命もまた変わっていたのかもしれない。 | ||
+ | :;「…似てるんだ、そいつと俺…きっと少しのきっかけで俺もあいつのようになってしまうと思うんだ…」 | ||
+ | ::セツコ編第26話「ホンコン・シティ」より。カミーユがシンの事を気にかける理由。今回のカミーユは劇場版なので、シンのようになるというのはTV版のようになる事を指していると思われる。 | ||
+ | :;「フォウの事だけじゃない…。戦争なんてやってる俺達が正しいわけがない!」<br />「それでもやるしかないんだ…!自分のやってる事が正しくないと知りながらも…!」<br />「だが、お前は違う! 今のお前は自分で判断する事をやめて誰かの決めた正しさに酔ってるだけだ!」 | ||
+ | ::セツコ編第35話ジブラルタルルート「戦闘神の影」より。ステラ返還の一件でアスランと揉めた挙げ句、議長に許された事によりアスランに対して増長した態度を取ったシンの言動が切欠で彼と論戦になった際の言葉。原作同様に議長の思想に溺れていくシンへのカミーユなりの危惧を表しているが、そんな中で戦いに対するカミーユの決意が側で聞いていたハリーを感銘させて後にキラへとこの言葉を伝える事になり、キラに大きな影響を与え、シンとの一触即発状態も一応は免れて自軍の空気も好転していく。劇場版でTV版から成長し、物事を大きく考えることができるようになったカミーユらしい台詞。 | ||
+ | ::『時獄篇』ではシャアの再起に衝撃を受けていたところ、シンからこの台詞を下敷きにした叱咤を受けて立ち直っている。 | ||
+ | :;(だが、わからない…。俺は何度かUNを使用したが、俺達に関する記事は見た事がなかった…検索条件をZEUTHにした時、なぜ、別働隊の記事だけが見つかったんだ…) | ||
+ | ::中盤で、[[カイメラ|何者か]]の謀略によって[[UN]]にでっち上げの記事を書かれた事により残虐非道の極悪人の濡れ衣を着せられ、それを見た別働隊のメンバーが誤解し自分達に本気で攻撃を仕掛けた事によって、内部抗争が本格化しそうになったところを[[破嵐万丈]]と[[オルソン・D・ヴェルヌ|オルソン大尉]]が双方の誤解を解くべく、一時休戦した後で万丈たちに事の真相を聞いた場面で思った独白。 | ||
+ | ::なお、この疑問はランドルートではゲイナーが独白している。 | ||
+ | :;(ジェリド…。お前は最期の時に何を思った…俺を倒すためだけの戦いに何の意味があったんだ…) | ||
+ | ::第56話ミネルバ一時残留ルート「君の姿、僕の姿」に於けるジェリドの最期を見届けた時の台詞。 | ||
+ | : | ||
+ | ;[[スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク|ZSPD]] | ||
+ | : | ||
+ | :;「多くの人の犠牲の上に取り戻した平和だ…!必ず守ってみせる!」<br />「戦いを望む者は、この世界から居なくなれ!」 | ||
+ | ::シークレットエピローグセツコ編第1話「眠れる脅威」に於ける[[エグゼクター|無人機軍団]]との初戦闘時に発生する[[戦闘前会話]]。世界を再び戦火に巻き込もうとする者達への怒りを叫びながら、[[黒歴史]]の「傀儡」たる意志無き兵器に照準を絞り込む。 | ||
+ | :;「あいつは…敵意は有るが、害意ではない…?自分のやっている事に信念を持っているのか…!」<br />「ためらえば殺られる…!向こうは迷いも何も無いんだ!」<br />「負ける訳にはいかない!俺達は世界を…人を信じて今日まで戦ってきたんだ!!」 | ||
+ | ::シークレットエピローグ最終話「黒い歴史を越えて」に於ける[[XAN-斬-]]との戦闘前会話。ブラックオーバーマンから伝わる意思に一瞬の躊躇いを覚えるも、可能性に満ちた人類の未来を守るべく一切のセンチメンタリズムを棄てる。 | ||
+ | :;「人間を愛するからこそ、エグゼクターシステムのマスターの役割を果たしていたのかもな…」 | ||
+ | ::戦闘終了後に[[ゲイナー・サンガ|ゲイナー]]からXANの真意を告げられ、人類への試練として敢えて「鬼神」と化したサムライに想いを馳せる。 | ||
+ | : | ||
+ | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]] | ||
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+ | :;「マシンを支配するって…どういう原理なんだ…!?」 | ||
+ | ::第32話「あばよ、ダチ公…」より。チミルフとの戦いの中、[[ダイガンザン]]を奪う方法として、リーロン説明したグレンラガンの合体システムを聞かされた際に少々困惑した台詞。 | ||
+ | :;「俺は…こいつのような男を知っている…!」<br />「戦いを楽しむような男は危険だ…! ここで、この男を倒さなければ、いつか取り返しのつかない事になる!」 | ||
+ | ::第35話ソレスタルビーイングルート「悪意の矛先」に於ける[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]との戦闘前会話。ここでカミーユの言う「サーシェスのような男」とは、やはり[[ヤザン・ゲーブル|彼]]の事か(前作の展開上、他にも[[ギム・ギンガナム|あの人]]も該当しそうだが)。後に時獄篇にて[[ガウルン]]と対峙した際にも同様の趣旨の台詞を言っている。 | ||
+ | : | ||
+ | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]] | ||
+ | : | ||
+ | :;(それは、この世界にいる人間の声…叫びだ)<br />(刹那…。お前は何かに変わろうとしている)<br />(耳を澄ませ、刹那。もっと多くの声を聞くんだ) | ||
+ | ::第29話「戦士たちの叫び」にて、[[GN粒子]]による意識共有空間を初めて経験し戸惑う[[刹那・F・セイエイ|刹那]]に対して。かつての自分が[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]や[[アムロ・レイ|アムロ]]に導かれたように、自らの力に戸惑う[[刹那・F・セイエイ|刹那]]に「先輩」として助言し、導く。 | ||
+ | : | ||
+ | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]] | ||
+ | : | ||
+ | :;カミーユ「せっかくだから行ってこいよ、バナージ。これも勉強だ」<br/>バナージ「いいパイロットになるために必要だってことですか?」<br/>カミーユ(そうじゃない。オードリーが参っているようだから、気晴らしに連れ出してやれ) | ||
+ | ::第17話「開かれた新世界」にて。 | ||
+ | :;「自分の命にすら執着がないから、他人の命を簡単に奪うことができるのか?!」 | ||
+ | ::「BEYOND THE TIME」より。自爆という手段で、時空修復を妨害しようとするフロンタルに対しての台詞。何気に[[キンケドゥ・ナウ|今作には登場してない彼]]を髣髴する発言でもある。 | ||
+ | :;「わかりました!」 | ||
+ | ::地球へと落下していくアクシズを前にブライトの一声「すまんが、みんなの命をくれ」にカミーユは真っ先に、即答する。シャアが繋いでくれた千載一遇の機会を、この手につかむために。 | ||
== スパロボシリーズの迷台詞 == | == スパロボシリーズの迷台詞 == | ||
− | === 旧シリーズ === | + | === TV版 === |
+ | ==== 旧シリーズ ==== | ||
;[[スーパーロボット大戦EX|EX]] | ;[[スーパーロボット大戦EX|EX]] | ||
: | : | ||
1,624行目: | 1,255行目: | ||
::宇宙ルート第30話「無限力イデ伝説」にてユング仲間フラグを立てている場合に発生する台詞。フォウとのデート中にユングと遭遇し、スタイル抜群な彼女を見てしょぼくれてしまうフォウに対して。何だか色々と墓穴を掘っているような気がしないでもない台詞。そして、実に思春期全開な台詞。 | ::宇宙ルート第30話「無限力イデ伝説」にてユング仲間フラグを立てている場合に発生する台詞。フォウとのデート中にユングと遭遇し、スタイル抜群な彼女を見てしょぼくれてしまうフォウに対して。何だか色々と墓穴を掘っているような気がしないでもない台詞。そして、実に思春期全開な台詞。 | ||
− | === αシリーズ === | + | ==== αシリーズ ==== |
;第2次α | ;第2次α | ||
: | : | ||
− | |||
− | |||
:;「や、やあ…フォウ」 | :;「や、やあ…フォウ」 | ||
::クスハ編第17話「二人の姫君」orアラド編第6話「動乱の赤き星」より。フォウと再会したときの台詞。ファが側にいるためかなり気まずい様子で、ファにも睨まれる事になる。尤も、フォウの死を回避できるスパロボでは嬉しい悩みといったところか。笑顔で見守ってあげよう。 | ::クスハ編第17話「二人の姫君」orアラド編第6話「動乱の赤き星」より。フォウと再会したときの台詞。ファが側にいるためかなり気まずい様子で、ファにも睨まれる事になる。尤も、フォウの死を回避できるスパロボでは嬉しい悩みといったところか。笑顔で見守ってあげよう。 | ||
− | === Zシリーズ === | + | === 劇場版 === |
− | + | ==== Zシリーズ ==== | |
− | |||
− | |||
− | |||
;第2次Z再世篇 | ;第2次Z再世篇 | ||
: | : | ||
1,665行目: | 1,291行目: | ||
== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == | ||
− | |||
;[[ガンダムMk-II]] | ;[[ガンダムMk-II]] | ||
:前半の乗機。両親が開発に関わっているMS。 | :前半の乗機。両親が開発に関わっているMS。 | ||
1,672行目: | 1,297行目: | ||
;[[リック・ディアス]] | ;[[リック・ディアス]] | ||
:第15話でMk-IIで勝手に出撃した[[カツ・コバヤシ]]を、救出するために一時的に搭乗。 | :第15話でMk-IIで勝手に出撃した[[カツ・コバヤシ]]を、救出するために一時的に搭乗。 | ||
− | |||
− | |||
;[[アッシマー]] | ;[[アッシマー]] | ||
:漫画『サイド・ストーリー・オブ・ガンダムZ』にて搭乗。同作品における唯一の搭乗機である。 | :漫画『サイド・ストーリー・オブ・ガンダムZ』にて搭乗。同作品における唯一の搭乗機である。 | ||
;[[ネモ (ガンダム)|ネモ]] | ;[[ネモ (ガンダム)|ネモ]] | ||
− | : | + | :漫画『機動戦士ΖガンダムDefine』にて搭乗。この時、Mk-IIはエマが乗っていたためである。 |
− | === | + | === スパロボでの搭乗機体 === |
;[[スーパーガンダム]] | ;[[スーパーガンダム]] | ||
:『[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部|COMPACT2第1部]]』並びに『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』、『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では参入時に搭乗している。 | :『[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部|COMPACT2第1部]]』並びに『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』、『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では参入時に搭乗している。 | ||
1,692行目: | 1,315行目: | ||
;[[トーラス]] | ;[[トーラス]] | ||
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』で搭乗。 | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』で搭乗。 | ||
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− | |||
== 余談 == | == 余談 == | ||
− | *ギャグ漫画『[[SDガンダムシリーズ|爆笑戦士SDガンダム]] | + | *ギャグ漫画『[[SDガンダムシリーズ|爆笑戦士SDガンダム]]』シリーズでは精神崩壊の描写が誇張され、'''瞳の中が宇宙になっている'''という表現がなされており、毎回騒動を巻き起こす主人公キャラとして描かれていた。 |
− | *漫画作品『サイド・ストーリー・オブ・ガンダムZ』では大幅に設定が変更された影響の分かり易い例になっており、両親をジオン狩りで失ったため[[エゥーゴ]] | + | *漫画作品『サイド・ストーリー・オブ・ガンダムZ』では大幅に設定が変更された影響の分かり易い例になっており、両親をジオン狩りで失ったため[[エゥーゴ]]に参加している、[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]の[[シャア・アズナブル|正体]]を最初から知っている事が挙げられる。 |
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== 脚注 == | == 脚注 == |