「イーグレット・イング」の版間の差分

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== イーグレット・イング(Eagret Ing) ==
 
== イーグレット・イング(Eagret Ing) ==
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*[[登場作品]]:[[バンプレストオリジナル]]
 
*[[登場作品]]:[[バンプレストオリジナル]]
 
**[[第2次スーパーロボット大戦α ロスト・チルドレン]]
 
**[[第2次スーパーロボット大戦α ロスト・チルドレン]]
 
**[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
 
**[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
 
*[[声優]]:岡本寛志
 
*[[声優]]:岡本寛志
*種族
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*種族:[[マシンナリー・チルドレン]]
**[[マシンナリー・チルドレン]](ロスト・チルドレン)
 
**ハイブリッド・ヒューマン(第2次OG)
 
 
*性別:男
 
*性別:男
 
*[[年齢]]:15歳に設定
 
*[[年齢]]:15歳に設定
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*所属
 
*所属
 
**[[アンセスター]](ロスト・チルドレン)
 
**[[アンセスター]](ロスト・チルドレン)
**不明⇒[[鋼龍戦隊]]([[OGシリーズ]])
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**不明([[OGシリーズ]])
*搭乗機
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*キャラクターデザイン:環望,河野さち子(リデザイン)
**[[ベルゲルミル]](ロスト・チルドレン)
 
**[[アルブレード・カスタム]]⇒[[アッシュ (OG)|アッシュ]]⇒[[エグゼクスバイン]](第2次OG)
 
*キャラクターデザイン:環望、河野さち子(リデザイン)
 
  
『[[第2次スーパーロボット大戦α]]』の外伝的な漫画作品『[[第2次スーパーロボット大戦α ロスト・チルドレン|ロスト・チルドレン]]』の[[主人公]]。[[イーグレット・フェフ]]が作り出した[[人造人間]]「[[マシンナリー・チルドレン]]」の一人。生まれて間もないのか、見た目は純粋そうな幼い少年そのもの。<br />頭の回転が早く、[[ベルゲルミル]]を上手く操作して[[ブレンパワード (兵器)|ブレンパワード]]との即席の連携攻撃をお膳立てしたりと、活躍する。
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『[[第2次スーパーロボット大戦α]]』の外伝的な漫画作品『[[第2次スーパーロボット大戦α ロスト・チルドレン|ロスト・チルドレン]]』の[[主人公]]。[[イーグレット・フェフ]]が作り出した[[人造人間]]「[[マシンナリー・チルドレン]]」の一人。生まれて間もないのか、見た目は純粋そうな幼い少年そのもの。<br />
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頭の回転が早く、[[ベルゲルミル]]を上手く操作して[[ブレンパワード (兵器)|ブレンパワード]]との即席の連携攻撃をお膳立てしたりと、活躍する。
  
本来、第2次αと第3次αで何らかの参戦を果たす筈だったが、原作未完により残念ながら登場出来なかった不遇のキャラ。このまま彼の再登場は果たされないかと思いきや、遂に第2次OGにて参戦が決定した。
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本来、第2次αと第3次αで何らかの参戦を果たす筈だったが、原作未完により残念ながら登場出来なかった不遇のキャラ。
  
 
OGシリーズでは他のイーグレットと同様、[[マシンセル]]と[[アラド・バランガ]]の遺伝子を結合させて誕生した人造人間である模様。フェフの会話によると、『イングシリーズ』と呼ばれるカテゴリーに属するとみられている。なお、作中ではイングの他にも、彼と同じ顔をした同種のチルドレンや、女性型と思われるチルドレンが登場していた。また、イングは他のマシンナリー・チルドレンには無い特殊な力[[念動力]]を持っているようだ。
 
OGシリーズでは他のイーグレットと同様、[[マシンセル]]と[[アラド・バランガ]]の遺伝子を結合させて誕生した人造人間である模様。フェフの会話によると、『イングシリーズ』と呼ばれるカテゴリーに属するとみられている。なお、作中ではイングの他にも、彼と同じ顔をした同種のチルドレンや、女性型と思われるチルドレンが登場していた。また、イングは他のマシンナリー・チルドレンには無い特殊な力[[念動力]]を持っているようだ。
  
アイドネウス島から脱走を試みたところ追撃を受け、[[ドゥバン・オーグ]]の駆る[[アレス・ガイスト]]に撃墜される。脱出ポッドはその後[[エクサランス・レスキュー]]によって回収されたが、この時イングは墜落のショックで記憶をなくしていた。その後はハガネに回収されて検査を受けていたが、結果は「ブーステッド・チルドレンではなく、戦闘訓練を受けたただの人間で、TPLテストにも引っかからない」というものだった。しかし、アーマラと[[ガリルナガン]]の襲撃を受けた際に[[アッシュ (OG)|アッシュ]]を起動させ、迎撃に成功する。この際、強力な念動力を発現させると共にT-LINKシステムとウラヌス・システムに異常反応が起き、結果アッシュはイング以外には使えない専用機となる。
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このまま彼の再登場は果たされないかと思いきや、遂に第2次OGにて参戦が決定した。
  
この時イングは、まるで別人のような冷徹な雰囲気を纏っており、念を感じたクスハは「イングであってイングではない」と評していたことから、普段の「イング」の人格の裏に何者かの存在があるのは確かだとみられる。
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== 登場作品と役柄 ==
  
劇中では明言されていないが、イングは単なるマシンナリー・チルドレンのアッパーバージョンではないらしいことが示唆されている。実はツェントル・プロジェクトの背後にいたアルテウルの差し金による、マシンナリー・チルドレンとバルシェムシリーズのデータを合わせたハイブリッド・ヒューマンの22号体であり、[[クォヴレー・ゴードン]]を模した上で人工的に強力な念動力を与えられた存在である。
 
  
また、「'''記憶喪失で物語が始まる'''」「'''創造主が『超える』ために作られた存在'''」「'''最終的にその創造主と対峙する'''」など、「SH作戦」のイングラムとの共通点が多い。また、随所にクォヴレーを思わせる要素も散りばめられており、OGSで言及された「因子」の一つとなりうるのでは、との予測も立てられている。
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=== [[αシリーズ]] ===
  
ちなみに「イング」とはルーン文字で「22」を意味する。この辺りが正体に関する伏線となっている。
 
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α ロスト・チルドレン]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α ロスト・チルドレン]]
 
:覚醒早々に'''謎の一団'''から攻撃を受けるが、寸前で命を取り止める。その後は[[シーブック・アノー|シーブック]]と[[セシリー・フェアチャイルド|セシリー]]の家で世話になるが、イングと同種のチルドレンらから襲撃を受ける。そこに現れたのが[[伊佐未勇]]と[[宇都宮比瑪]]であり、[[ベルゲルミル]]に「チャクラエクステンション」を放ち、チルドレンらを引かせる。その後は一人どこかへと姿を消すが………[[打ち切り|未完]]。
 
:覚醒早々に'''謎の一団'''から攻撃を受けるが、寸前で命を取り止める。その後は[[シーブック・アノー|シーブック]]と[[セシリー・フェアチャイルド|セシリー]]の家で世話になるが、イングと同種のチルドレンらから襲撃を受ける。そこに現れたのが[[伊佐未勇]]と[[宇都宮比瑪]]であり、[[ベルゲルミル]]に「チャクラエクステンション」を放ち、チルドレンらを引かせる。その後は一人どこかへと姿を消すが………[[打ち切り|未完]]。
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=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
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;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
:本作の主人公。ネタバレ防止のためか、名前がイングのみでフルネームは不明になっている。彼が[[アイドネウス島]]から脱出したところからストーリーが始まる。今回イラストが幼いイメージを残した少年からウルズ達に近い青年風に改められた。愛機は書籍で搭乗していたベルゲルミルでは無く、[[アッシュ(OG)|アッシュ]]と呼ばれる機体に。新PVにて彼の戦闘シーンが公開。顔グラはα外伝時代のイーグレット達に近いものが採用されており、彼等マシンナリー・チルドレンの特徴の1つである髪の色はアンサズに近い青色になっている。
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:本作の主人公。ネタバレ防止のためか、名前がイングのみでフルネームは不明になっている。彼が[[アイドネウス島]]から脱出したところからストーリーが始まる予定。今回イラストが幼いイメージを残した少年からウルズ達に近い青年風に改められた。愛機は書籍で搭乗していたベルゲルミルでは無く、[[アッシュ(OG)|アッシュ]]と呼ばれる機体に。新PVにて彼の戦闘シーンが公開。顔グラはα外伝時代のイーグレット達に近いものが採用されており、彼等マシンナリー・チルドレンの特徴の1つである髪の色はアンサズに近い青色になっている。
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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;[[アラド・バランガ]]
 
;[[アラド・バランガ]]
 
:OGシリーズでは彼の遺伝子から生まれた同じ存在。他のイーグレットとは違って彼とは面識がなく、特に憎んでもいない。
 
:OGシリーズでは彼の遺伝子から生まれた同じ存在。他のイーグレットとは違って彼とは面識がなく、特に憎んでもいない。
;[[アリエイル・オーグ]]
 
;[[ドゥバン・オーグ]]
 
:元々は彼らと同じところにいた。アリエイルとは後に共闘。
 
;[[ユーゼス・ゴッツォ|アルテウル・シュタインベック]]
 
;[[アーマラ・バートン]]
 
:ライバル的存在。執拗にイングを狙う。
 
  
 
== 版権作品との人間関係 ==
 
== 版権作品との人間関係 ==
;[[シーブック・アノー]] / [[セシリー・フェアチャイルド]]
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;[[シーブック・アノー]][[セシリー・フェアチャイルド]]
 
:彼らの家に転がり込み、世話になる事に。[[第3次α]]クォヴレー編でアラドが彼らの世話になっていたのは、イングが2人の世話になっていた設定の流用と思われる。
 
:彼らの家に転がり込み、世話になる事に。[[第3次α]]クォヴレー編でアラドが彼らの世話になっていたのは、イングが2人の世話になっていた設定の流用と思われる。
 
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<!-- ロスト・チルドレンはゼンガー編後なので、連載が続いてもアラドが本格登場していた可能性は少ない。 -->
== パイロットステータス設定の傾向 ==
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<!-- :'''謎の一団''':イングを危険視し、[[マジンカイザー]]等を用いて一方的に攻撃してきた一団。<br />「[[α外伝]]での経緯から[[マシンナリー・チルドレン]]を危険視する'''[[αナンバーズ]]'''」という説が有力だが、操縦者の姿が明確に描かれていない上に、[[兜甲児]]たちの人柄からは考えられない'''偏見に満ちた言動・行動'''が目立つことから、「瓜二つの機体を用いた、'''偽の[[αナンバーズ]]'''」と見ることもできる。 -->
=== 能力値 ===
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<!-- ↑どうも推測以上のものではないみたいなので伏字。 -->
全能力が非常に高く、特に射撃・命中・回避に優れる典型的なスピード型。その他の能力も技量が平均な以外は高い水準でまとまっており、26話でアッシュに乗り換えてからはさらに跳ね上がる。
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<!-- == 名台詞 == -->
 
+
<!-- :セリフ:説明 -->
=== 精神コマンド ===
 
;[[集中]] [[ひらめき]] [[必中]] [[気合]] [[熱血]]
 
:リアル系の手本のような構成。スタンダードに強力なものが揃っており、しかも消費は最大40。これだけでも十分強いのだが……。
 
;[[強襲]]
 
:ツイン精神がこれ。「加速」「突撃」「狙撃」の効果を一度に得られる上に消費はたったの20。エグゼクスバインに乗り換えると本領を発揮する。
 
 
 
=== 特殊技能 ===
 
;[[念動力]]L9 [[底力]]L6 [[見切り]] [[連続行動]]
 
:人工サイコドライバーだけあって念動力は最大まで伸びる。まずは気力を130まで上げるのが先決。突っ込んで避けまくるタイプなので「気力+(回避)」があるといい。念動力は26話までは「?????」表記で封印状態。乗り換え後を見越してBセーブかEセーブが欲しい。
 
 
 
=== エースボーナス ===
 
;射撃武器の与える、最終ダメージ+10%
 
:エグゼクスバインに乗り換えてから威力を発揮し出す。アッシュの間は最強武器が格闘なので実感できないかもしれない。
 
 
 
== 名台詞 ==
 
;「こ、殺される……このまま……過去を思い出せないまま……殺さ……れる……!?」
 
:OG2nd26話「ミクスト・トルーパーズ」にて、アーマラの猛攻を受けて。死を眼前に見た、その時……。
 
;(機体……ここにある機体……僕が使える機体……)<br />(グルンガスト参式……龍人機……駄目だ、もう念が定着している……)<br />(エクスバイン……アッシュ……)<br />「……来い!」
 
:トランス状態に陥り、無意識に念動力で対応する機体を探す。それに引っかかったのは、ジョナサンたちが出撃させた最後のヒュッケバインシリーズ・アッシュ。強大極まりないその念は、中枢たるウラヌス・システムまでも掌握し、新たなる剣を主の許に届ける。
 
;「フ……フフフ……」<br />「僕を狩るだと? 狩られるのはお前の方だ……このアッシュでな!!」
 
:アーマラとの戦闘前会話。並行世界の番人を、あるいはその後継者を思わせる不敵さを纏い、強念者が凶鳥の眷属を駆る。
 
  
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
;[[ベルゲルミル]]
 
;[[ベルゲルミル]]
 
:アンセスターの主力機。パイロットのイングと合わせて高い性能を発揮する。
 
:アンセスターの主力機。パイロットのイングと合わせて高い性能を発揮する。
;[[アッシュ(OG)|アッシュ]]
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;アッシュ
 
:大破した[[エクスバイン]]の改造機。OGシリーズでは乗機となる。
 
:大破した[[エクスバイン]]の改造機。OGシリーズでは乗機となる。
;[[エグゼクスバイン]]
 
:アッシュの強化改修機。破壊されたヒュッケバインシリーズの武装や動力を受け継いでおり、正しく「生まれ変わったヒュッケバイン」と言える。
 
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==

2012年12月7日 (金) 21:37時点における版

イーグレット・イング(Eagret Ing)

第2次スーパーロボット大戦α』の外伝的な漫画作品『ロスト・チルドレン』の主人公イーグレット・フェフが作り出した人造人間マシンナリー・チルドレン」の一人。生まれて間もないのか、見た目は純粋そうな幼い少年そのもの。
頭の回転が早く、ベルゲルミルを上手く操作してブレンパワードとの即席の連携攻撃をお膳立てしたりと、活躍する。

本来、第2次αと第3次αで何らかの参戦を果たす筈だったが、原作未完により残念ながら登場出来なかった不遇のキャラ。

OGシリーズでは他のイーグレットと同様、マシンセルアラド・バランガの遺伝子を結合させて誕生した人造人間である模様。フェフの会話によると、『イングシリーズ』と呼ばれるカテゴリーに属するとみられている。なお、作中ではイングの他にも、彼と同じ顔をした同種のチルドレンや、女性型と思われるチルドレンが登場していた。また、イングは他のマシンナリー・チルドレンには無い特殊な力念動力を持っているようだ。

このまま彼の再登場は果たされないかと思いきや、遂に第2次OGにて参戦が決定した。

登場作品と役柄

αシリーズ

第2次スーパーロボット大戦α ロスト・チルドレン
覚醒早々に謎の一団から攻撃を受けるが、寸前で命を取り止める。その後はシーブックセシリーの家で世話になるが、イングと同種のチルドレンらから襲撃を受ける。そこに現れたのが伊佐未勇宇都宮比瑪であり、ベルゲルミルに「チャクラエクステンション」を放ち、チルドレンらを引かせる。その後は一人どこかへと姿を消すが………未完


OGシリーズ

第2次スーパーロボット大戦OG
本作の主人公。ネタバレ防止のためか、名前がイングのみでフルネームは不明になっている。彼がアイドネウス島から脱出したところからストーリーが始まる予定。今回イラストが幼いイメージを残した少年からウルズ達に近い青年風に改められた。愛機は書籍で搭乗していたベルゲルミルでは無く、アッシュと呼ばれる機体に。新PVにて彼の戦闘シーンが公開。顔グラはα外伝時代のイーグレット達に近いものが採用されており、彼等マシンナリー・チルドレンの特徴の1つである髪の色はアンサズに近い青色になっている。

人間関係

メイガス
アンセスターのメインコンピュータ。マシンセルの機能を掌握している。
イーグレット・フェフ
生みの親。回想シーンのみの登場。自身にマシンセルを注入し、新人類へと進化を果たそうとしたが、ゼンガーに殺害される。
アラド・バランガ
OGシリーズでは彼の遺伝子から生まれた同じ存在。他のイーグレットとは違って彼とは面識がなく、特に憎んでもいない。

版権作品との人間関係

シーブック・アノーセシリー・フェアチャイルド
彼らの家に転がり込み、世話になる事に。第3次αクォヴレー編でアラドが彼らの世話になっていたのは、イングが2人の世話になっていた設定の流用と思われる。

関連機体

ベルゲルミル
アンセスターの主力機。パイロットのイングと合わせて高い性能を発揮する。
アッシュ
大破したエクスバインの改造機。OGシリーズでは乗機となる。

余談

OG2でフェフが会話の中でイングシリーズのことを口にしていて、またウルズアンサズスリサズが倒された後に「まだ数多くの兄弟達がいる」と語っており、後に第2次スーパーロボット大戦OGにて登場した。

資料リンク