アーマラ・バートン

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2014年11月29日 (土) 07:13時点におけるパワー (トーク | 投稿記録)による版 (→‎魔装機神F)
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アーマラ・バートン(Armala Burton)

ガイアセイバーズ指揮官アルテウル・シュタインベック直轄の部下。ガイアセイバーズの最高位部隊である「オメガ・セイバー」の隊長を務めており、「ベータ・セイバー」のドゥバン・オーグや「アルファ・セイバー」のエグレッタ・ウーノより上位の立場。ハイ・パーソナルトルーパー「ガリルナガン」を駆り、執拗にイングを狙って襲い来る。高いプライドを持ちクールな性格だが、戦闘中に感情が高ぶるとその裏に隠れた激烈な本性が顔を出す。

行動の全てはアルテウルからの命令によるものであり、戦隊の前に現れた最初の場面では、オルレアン工場でオーバーホールを受けていたヒュッケバインシリーズを全機破壊、ヒュッケバインMk-IIIトロニウムを強奪している。

その正体は、アルテウルことユーゼス・ゴッツォが作り上げたバルシェムの1体。本人は自らを「ユーゼスの懐刀」と自負し、地球での戦いも全てはゼ・バルマリィ帝国の繁栄の為と信じている反面、劇中における台詞からも、帝国側からはユーゼスの監視を命令されていた節もあり、その関係は決して一枚岩ではなかったと思われる。
そして当のユーゼスにとっても、イングを成長させて「因子」の一つとするべく送り込んだ「捨て駒」に過ぎず、またユーゼスの真の目的にも気付かないまま、最後はナシム・ガンエデンアダマトロンへ変貌させたユーゼスに切り捨てられ、ガリルナガンごと吸収されてしまった。
そのままアダマトロンの崩壊と共に消滅したと思われていたが、記憶の無い状態でラ・ギアスへ愛機共々転移していた(時期は不明)。

登場作品と役柄

OGシリーズ 

第2次スーパーロボット大戦OG
第24話「黒焔の狩人」で初登場。本作のライバルキャラ的立ち位置であるが、途中からエグレッタ・ウーノが登場するためそちらの意味ではやや分が悪い。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END
まさかのOGシリーズ本編からの電撃参戦。アダマトロンに吸収され死亡したと思われていたが生き延びており、最終話足元にあったクロスゲートからラ・ギアスに転移、ヨーテンナイのいる空間に転移してしまう。ヨーテンナイが捕えて過去を覗いた結果、対ネオ・グランゾン戦で使えると判断、ガリルナガンを修理しアーマラから過去の記憶を奪い、シュウの駆るネオ・グランゾンを襲撃させた。レヱゼンカヰムと共にネオ・グランゾンを大破に追い込むもシュウはガリルナガンを現状を解く鍵と判断、ガリルナガンを確保し結界の外に脱出する。その後記憶を失いつつ「主」に執着していたアーマラに術を施し、自らを主と思い込むように修正を掛け、現在はシュウ一行と行動を共にしている。尚、封印戦争での彼女を知るテュッティやリューネ達は記憶を失ったとは言え、さすがに完全に信用はできず、最後まで警戒していた。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

射撃・命中・技量に優れるスピード型。射撃武器の多いガリルナガンの特性を存分に発揮して来る。
魔装機神Fではスキル構成の問題で格闘寄りになった。ガリルナガンの最強武器も格闘なので噛み合っている。しかし射撃戦も強い。

精神コマンド

加速 集中 直感 直撃 連撃(ツイン)
第2次OG。リアル系としてはなかなかの構成。全体的に消費量が少ないのは敵パイロットたるがゆえか。
集中 狙撃 加速 直感  自由選択
魔装機神F。無駄な精神が1つもなく、自由枠で何を習得すべきか迷ってしまうレベルで恵まれている。

特殊技能(特殊スキル)

底力L6 援護攻撃L3 ガンファイトL8 連続攻撃L2 見切り ガード
第2次OG。気力130を超えると「底力」との相乗効果で当たらない・通らないの強敵に変貌するので「脱力」を切らさないように。
  • 魔装機神Fでは専用スキルこそないが「豪腕」「名手」の両方を持つので格闘・射撃どちらも強い。終盤は「気炎万丈」「達人(豪腕と名手の効果を同時に持つ複合スキル)」を習得するのでやや格闘に傾く。

パイロットBGM

「黒焔の狩人」
専用曲。音程はまるで違うが、イングラム・プリスケンの専用曲「TIME DIVER」のアレンジ。

人間関係

ゼ・バルマリィ帝国

アルテウル・シュタインベック
司令官にして創造主。彼には絶対の忠誠を誓う。が……。なお、「連れてきて正解だった」という彼の台詞から見るにアーマラは帝国で製造されたのち地球にやってきたと見られる。
イングラム・プリスケン(α)
キャリコ・マクレディ
色々と彼らとの共通点を持たされている。
クォヴレー・ゴードン
『第3次α』の主人公。いまは番人として彷徨の旅を送っている(所在は不明)。彼も元々はバルシェムで、戦闘台詞の大半は彼のものを踏襲している。

地球連邦

イーグレット・イング
執拗に彼を狙う。並行世界論では彼と共にイングラムの代役であり、物語再現を分担している。エグゼクスバインのパイロットして連邦軍「鋼龍戦隊」に所属。
ドゥバン・オーグ
特殊部隊「ガイアセイバーズ」に属する同僚。立場上は彼の上官に当たる。生死不明(おそらく死亡)。
ヴィレッタ・バディム
SRXチームの隊長。彼女より後発のバルシェム・シリーズであり、からかい半分で「お姉様」と呼んだ。スペクトラ・マクレディが“ダレット”、すなわち4番目のバルシェムであるため、アーマラは“へー”(ヘブライ文字の5番目)より以降、“アイン”(ヘブライ文字の13番目)より以前のナンバーだと考えられる。候補となるのは“ヘー”“ヴァヴ”“ザイン”“ヘット”“テット”“ヨッド”“カフ”“ラメド”“メム”“ヌーン”“サメフ”。

ラ・ギアス

シュウ・シラカワ
神聖ラングラン王国の元大公子にして、邪教集団の元大司教。『魔装機神F』では彼の部下として付き従う。ユーゼスとの決戦の場には彼もいた以上、アーマラの正体は知っているはずだが…?
サフィーネ・グレイスモニカ・グラニア・ビルセイアテュッティ・ノールバック
シュウ配下及び、『魔装機神F』でシュウ陣営に合流している面々。彼女達もアーマラの正体を知っているのだが…。
ヨーテンナイ
アーマラの記憶を奪い、対ネオ・グランゾン用の捨て駒に仕立てた張本人。
巨人族
記憶を失ってもなお、自分の心の中から彼らを拒絶あるいは抵抗している。

名台詞

戦闘台詞

「スラッシャー、ロック・オフ! 回れ! 切り裂け!」
「トライ・スラッシャー」使用時。「ロック・オフ」の言い回しはクォヴレー・ゴードンと同じ。26話の初戦闘の時点でこの戦闘台詞なので、αシリーズ経験者には正体&元ネタがバレバレ。
「くらったか。だが、トロニウム・レヴに異常はない」
被弾台詞。こっちはさらに露骨。正体を隠す気がないのは創造主の影響だろうか?
「虚空の彼方へ消え去れ!」
「アキシオン・アッシャー」始動時。露骨を通り越してそのまま。
「トロニウム・レヴ、フルドライブ! ゲマトリア修正! マキシマム・シュ―――ト!!」
使用時。ますます自重しない。
「テヒル・デレット!」
同上。ヘブライ語でテヒルはカバラにおける「根源的世界」「原初世界」、デレットは「扉」を意味する。さりげなくインフィニティ・シリンダーを意識した内容なのがミソ。
「唸れ、トロニウム・レヴ!」
こちらは別パターン。まんまである。
「デッド・エンド・スラァァッシュ!!」
「アキシオン・アッシャー」の締め台詞。これで彼女もいわゆる「デッドエンド一族」の仲間入りを果たした。
「奴を逃がすな、ガリルナガン!」
反撃時。やっぱりクォヴレーから踏襲。
「用済みの駒ごときが、調子に乗るな!!」
マイからの被弾台詞。カンのいい人はこの辺りでバルマーの関係者だと気づいたはず。
「……やっている事は、破壊神と同じだな」
魔装機神Fでのギゾース・グラギオスからの被弾台詞。調和神にしろ創造神にしろ基本は同じである。
「お前に従ってはならない……私の心の中の何かが、そう言っている!」
最終話、カドゥム・ハーカームとの特殊戦闘台詞。その何かはの事だろうか?

OGシリーズ

第2次スーパーロボット大戦OG

「イデアラントに拘っているだけだろうが。無理をするな、命には限りがある……特にお前の場合はな」
「ダブル・インターセプト」にて、ドゥバンに対して。イデアラントの寿命のことを言っているのだが、当のドゥバンはこの時点でそれを知らなかった。
「馬鹿なことを! 我がガリルナガンは根本が違う!」
「凶鳥の血を取り入れ、姿が似ていても、決定的な違いがあるのだ!!」
「凶鳥は三度死ぬ」にて、イングから「お前は僕とエグゼクスバインに恐れを抱いている! 違うか!」と啖呵を切られて。要するにバルマーの技術が入っているということなのだが、「それが雌雄を決する決め手になると思うな!」と言い返されることに。
「ああ。帝国繁栄のため、ゴッツォの先遣り足りて礎となるが我らバルシェムの用途であり、存在理由」
ハードルート最終話「古の忌憶」にて。これはRoAでイングラムが言ったのと全く同じ内容。この台詞で、自分とアルテウルがエアロゲイターことゼ・バルマリィ帝国の一員である事を暴露。予想の斜め上を行く事実で鋼龍戦隊を驚愕させるのだが…。
「そ、そう言って、私を捨てるのですか!?」
直後、今まで信じてきた主人に裏切られ、動揺しながらアダマトロンに吸収されてしまう。しかし…

魔装機神F

「……ガリルナガンだ。食通の銃など、意味不明だろうが!」
ティールから自分の機体を「グルメなガン」と言われて。……地上製の別の機体を思い浮かべたプレイヤーも多いのではないだろうか。
「私は黒焔の狩人を狩る者……視力には自信がある」
サフィーネ「……目視索敵する気?見るのはレーダーよ」
「ブレイクスルー」のエンドデモにおいて。
「ご主人……メイド……シュウと私の間柄みたいなものか」
サフィーネ「あんたがメイドって……ああいう格好、似合うと思ってんの?」
「……お互い様だ」
サフィーネ「何ですってぇ!?」
エランの自己紹介を聞いての、サフィーネとの掛け合い。
「何故だ……?あれに似たような存在を知っている気がする……!」
第26話「託す者、託される者」でのギゾース・グラギオスとの戦闘前会話。バルマー関連で怨念で思い浮かぶのは今の所こいつだが……。
「ヴォルクルス……ヤツもどこかで見たような……!」
「失った記憶と何か関係があるとでもいうのか……!?」
第28話「破壊の権化」でのサーヴァ・ヴォルクルスとの戦闘前会話。グラギオスの時と同じ反応である。ちなみに、彼女は境界空間での戦いでヴォルクルスが出てくる前にアダマトロンに取り込まれているので、それ以前から知っている事になるのだが……?
「カドゥム・ハーカーム……お前に従ってはならないと、心の中の何かが、そう言っている……」
「私の過去がどのようなものであろうと……」
「お前を倒さなければならないと言う事が分かる!」
最終話でのカドゥム・ハーカームとの戦闘前会話。戦闘台詞のとほぼ同じ。
「……凶鳥の末裔がこのラ・ギアスにも残っているような気がする……む? 何だ? 私は今、何を……?」
中断メッセージでの問題発言。末裔とはヒュッケバインをモチーフにしているとある機体の事。作中で記憶が戻ることはないが、もしも戻っていたらどうなっていたことやら…。ちなみに、この事に関連したトロフィーまで存在する。

搭乗機体

ガリルナガン