イッシー・ハッター

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イッシー・ハッター
登場作品

電脳戦機バーチャロンシリーズ

声優 光吉猛修
初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人サイボーグ?)
性別
所属 MARZ→無所属(『マーズ』)
軍階級 軍曹?
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イッシー・ハッターは『電脳戦機バーチャロン マーズ』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

VRが実用化された後の電脳暦の社会、限定戦争の現場において抜群の戦歴を誇るVRパイロット。

所属組織も、VCa2年まで在籍していたDNAを皮切りに、以後、S.H.B.V.D.[1]、国際戦争公司(戦闘教官として)、MARZ捜査官……と、多岐にわたっている。その経歴を生かして、各所に独自の人脈を持っているとの噂もある。性格は直情径行、自己確信性の強い行動派である。そのあまりに強い思いこみゆえ、実戦の現場においては取りこぼしも多い。

VCa2年のサンド・サイズ戦役では性能に劣る廉価版第一世代VRである10/80で、格闘戦に特化した第2世代VRアファームド(型番不明)を格闘戦で撃破するなど、格闘能力に秀でており、同戦役でSHBVDに移籍した際には、本来格闘戦向きではない重戦闘VRライデンにブースター付戦斧「デス・ギガント」と円盾「ボルト・ゴッチ」が装備された「ライデン205号機」をあてがわれ、同機を乗りこなし参加している(なお、この装備は先に戦死したこの機体の元パイロットの意向で装備されたもの)。

浅黒い肌をした痩身の男性であるという報告がVCa2年時点での目撃情報として存在する。だが、VCa2年のサンド・サイズ戦役以降、生身の彼の目撃談はない。同戦役終盤において重傷を負い、VRと一体化したサイボーグになっているという噂もある。彼のガールフレンド(自称)ブロンコ嬢は、これを一笑に付して否定しているが。しかしながらマーズの舞台となるVCa9年の時点では彼の容姿を思い浮かべようとすれば、乗機であるアファームド・ザ・ハッターの外見を想定せざるを得ない状況である。

なお、この名前は本名ではない。「Issy/H-AT/R_sgt」という、DNA在籍時代の登録コードを音読する際の「イッシー・ハッター軍曹」が、そのまま通り名として呼ばれている。つまり軍曹も通り名の一部であるため、実際の階級とは一致していない場合がある。例えばMARZでは階級は「~査」と表されるため、少なくとも軍曹ではない(一応、S.H.B.V.D.所属時の階級は確かに軍曹であった)。

『電脳戦機バーチャロン フォース』(SRW未登場)では新兵訓練に携わる教官として、プレイヤーへの操作説明を担当するキャラクターになっている。

『マーズ』原作では捕らえられている彼を救出する場面で出会う。なお、失敗すると生体反応が確認されなくなるがゲームは進み、また、救出できても後に再起不能にされることもあるが必ず復活して再登場する。原理は不明。前述のサイボーグ説が浮上するのもむべなるかな、である。

『マーズ』ではプレイヤーを「友」と呼び、一定の期間パートナーとなり同行してくれるが、任務の目的をひた隠しにするMARZに愛想を尽かして出奔。赤く塗り替えたアファームド・ザ・ハッターと共に、ダイモンの侵攻そっちのけで戦場を引っ掻き回す。最終盤では条件を満たすとこちらの援護にも登場。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

現在のところ、原作における裏切りイベントは再現されないため、ちゃんと最後まで使用できる。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
初登場作品。担当声優の光吉氏も本作でSRW初参加となる。
αナンバーズのタフガイ。別世界に来たことに当初は困惑していたが、その後は深く考えていないようである。そして何時の間にやら意気投合していることに…。
格闘能力の高さは勿論、回避に加え防御も高く生存性に優れるが、命中の低さが難点。魂を覚えないのでテムジンよりも瞬間火力に劣るが、熱血30なので連打するのが得意。気迫も30と効率自体は良好だが、FIRE BOMBERの存在する今作ではありがたみが薄い。小隊長能力を加えればテムジンに劣らぬ通常火力を出せるが、後半ゼンガーが加入すると立場が悪くなる。どちらかというと小隊員向けか。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦K
ヤーパンの天井内のゲームセンターに、救援を求める通信が混線する形で初登場。その後、イスペイルに捕まって処刑されそうになった所を救出されたのが縁で一時的に行動を共にし、後に再会して共に戦う。ラスボスの特殊台詞も彼にはありチーフには無い事から、今回ではチーフに代わってバーチャロンチームの主役格として扱われている節がある。なお、上記のバーチャファイターネタらしき台詞もあったり、他作品のキャラのお決まりのセリフを使ったりと、ネタの面でも話題に事欠かない。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

能力値[編集 | ソースを編集]

自軍パイロット中でも指折りの格闘技量の高さを誇り、防御回避も一級品。意外な落とし穴は命中が低いこと。機体が射撃武器を持たないので、射撃能力は事実上の飾りである。

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

第3次α
不屈集中必中熱血気迫加速
K
不屈集中必中熱血闘志気迫

特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]

第3次α
底力L8、援護防御L3、切り払いL7
K
斬り払いL2、撃ち落としL3、カウンター底力L5、援護攻撃L2、援護防御L2、アタックコンボL2

小隊長能力[編集 | ソースを編集]

第3次α
格闘攻撃力+10%
緩い縛りでダメージ補正を得られる強力な能力。ただ、かなり後半に加入するゼンガー・ゾンボルトが上位互換となってしまう。

パイロットBGM[編集 | ソースを編集]

「Burning muscles ~Ichiban☆boshi」
原作終盤の対ハッター戦BGM。熱血スポ根アニメの主題歌のような曲名と曲調。戦闘BGMとして流れるのは対ハッター戦だけだが、Mission3地球ルートにおける薔薇の三姉妹戦で乱入する際もイベント時に流れている。
シリーズプロデューサーの亙氏からのリクエストは「とにかく暑苦しく仕上げてくれ」とのことで、実際そのとおりに仕上がっているといえるだろう。

人間関係[編集 | ソースを編集]

原作[編集 | ソースを編集]

ギルレドン
S.H.B.V.D.の軍規に背きダイモンの手先となってMARZへ戦闘を仕掛ける彼らを、元上官であるサルペン大尉の名前を出して撤退させる。
シルビー・ファングデボラ・バイトジェニファー・ポイズン
アンベルⅣ麾下、薔薇の三姉妹。彼女らの悪名である「毒蛇三姉妹」を面前で口にして不興を買う。
ミミー・サルペン大尉
SRW未登場。V.C.a9現在のSHBVDの実質的な指揮官である女性であり、ハッターの元上官。SHBVD脱退後も密接なコネがあるようで、上記のとおり彼女の名前を出しギル、レドンを追い払っている。

スパロボシリーズ[編集 | ソースを編集]

チーフ
スパロボにおけるバーチャロンチームのリーダー格。ハッターとは対照的に無口で冷静沈着。ある意味バランスが取れている。先述のプレイヤー相手とは異なり、ハッターは彼のことを「兄弟」と呼称する。
しかし、原作でハッターがMARZを離反している関係上、後に敵対関係に陥る可能性もある。彼の性格上、間違いなくハッターを「指導」するのだろうが。
フェイ・イェン
小うるさい同行者。暑苦しいハッター軍曹とは何かと波長が合わず、さながら凸凹漫才コンビの様相を呈している。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

勇者ロボ軍団
第3次α』では彼らとすぐに親しくなり、友情を結んだ。
レミー島田
αナンバーズ加入早々に勇者ロボ軍団と意気投合するハッターを見て「馴染んでいる」と評した。
兜甲児葵豹馬
『第3次α』ではフェイとの掛け合いを「いい漫才コンビ」と、彼らから評された。
ラクス・クライン
K』にて仲が良くなる。ちなみにハッターは彼女にものすごくデレデレしていた。
イスペイル
『K』にて彼らイディクスについて調査していた為、捕まった後にジグラットのテストを兼ねて処刑されそうになる(一応原作再現)。その為少し因縁関係がある。
シェルディア・ルージュ
処刑されそうなところを助けてもらう。

名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]

戦闘台詞[編集 | ソースを編集]

「ガッデーム!!」
「友よ! 力を…!!」
「レスキュー・プリーズ!!」
「な、泣くぞ!このままじゃ泣いちゃうゾ!!」
ハッター同行時にハッターが戦闘不能になった際のセリフ。
レスキューすれば「Thank You!」と謝礼と共に立ち上がり復帰するが、放置しておくと後のセリフに変わっていきどんどん弱気に…。案外寂しがり家なのかもしれない。
SRWでも瀕死時の被弾ボイスや、『K』における初登場時等でネタにされている。
「カモーン!!」
「逃げるなら今の内だぞ!」
造反した赤ハッター(後述)との戦闘において。戦闘開始直後、文字通りかかって来いとばかりに声を張り上げる。もちろん逃げられない。
「逃げるなら~」はSRWでも攻撃時に使用されることがある。
「たてっ!」
「たてたてたてーっ!」
「その程度かっ?」
「終わったなぁぁぁっ!!」
赤ハッターとの戦闘において。ダウンを奪われるとこれらのセリフで挑発してくる。ある意味どこかの師匠のように見えなくもないが…。
「ぬあああああああっ!!」
同行時、敵対時共通でハッターが被弾・ダウンした際のセリフ。
ウィンドウ内の顔グラフィック表示がやたらビカビカして見た目もうるさい。
「友よ、強くなったな…」
赤ハッター撃破時。いつぞやのようにサムズアップし、力尽きる。

シナリオデモ・イベント等[編集 | ソースを編集]

「友よ…ここは、危険だ…」
記念すべき(?)ハッター軍曹の第一声。磔にされながらも主人公を案ずるその声からは、後々明らかになる強烈なキャラクターは想像しづらい。直後、閃光と共に『無印』のラスボス・重機動要塞ジグラットが出現し……
「サーンキューーーー!! ベリ・マッチ!」
ジグラット撃破後、ハッター存命時に発生するイベントにて。直前まで囚われていた割に自ら磔を破壊し(ジグラット撃破で拘束が緩んだ可能性もあるが)、ムーンサルトジャンプ&華麗に着地をキメつつ超ハイテンションでこれ。また、このセリフに限ったことではないが、テキスト表記を遥かに超えて暑苦しい光吉氏の熱演は必聴。
なお、この後流れるナレーションやミッション中の司令部の台詞を聞く限り主人公とハッターはこれが初対面と思われる。
「友よ!待たせたな!!」
救出に失敗した場合、悲しげなBGMとともにぐったりと力尽きるザ・ハッターだが、救出失敗ルートのMission2序盤にて、条件を満たすと「ハッター軍曹、戦線復帰」のテロップと共に何事もなかったように復活する。
「っしゃっ!シャッター破壊でGo Ahead!!」/「シャッター破壊で前進だ!」
救出に成功したルートのMission2-1にて、開始早々シャッターを破壊して進む際のセリフ。ノリノリである上、それぞれ発音違いが2パターンある。
SRWでは前者を「敵機破壊で~」や「怪物退治で~」等、若干改変し戦闘やイベントの節々に挟むことがある。
「グレェイトッ!!パーティに間に合ったぜッ!!」
同じくMission2-1にて、正解ルートを引き当てた際のセリフ。断じて戦場はパーティ会場ではない。指導を要する。
SRWでは援護攻撃時に採用される上に、似た口癖を持つキャラクターと共演するため下記のようにネタにもされる。
「気をつけろ!こいつらは悪名高い毒蛇三姉妹だ!!」
薔薇の三姉妹とのコンタクト時、面前で彼女らの悪名を口にして怒りを買う。もっともハッターがいなくてもこの場面で戦闘にはなるし、後にこの一件を根に持って、MARZへ協力せよとのアンベルⅣの命令を差し置いてマーズ主人公に因縁をふっかけてきたりと、明確な敵対関係ではないからと安易に気を許していい相手ではないことに間違いはないのだが。
「バカにするなぁっ!!」
上記のセリフが原因で戦闘になってしまうプレイヤー&ハッターと薔薇の三姉妹、その戦闘中のイベントにて。3機のマイザーのSLCダイブで袋叩きにされるのだが、トドメとばかりに突撃してきたデボラエヴリンを、渾身のトンファーで叩き落す。
「ド・ン・マ・イ…!!」
三姉妹戦でハッター機が撃破された際に。右手でサムズアップし、力尽きる。
この戦闘でハッターが撃破されてしまうと、「ハッター軍曹機、擱座…」とナレーションが入り、通常の僚機と異なり何をやっても復活させることが出来なくなるため三姉妹が全機健在だと戦闘が恐ろしく不利になる(なにせ3対1である)。
一応負けてもストーリーは進むが、ここで三姉妹を撃破すると展開が若干変わり、後半のイベントが有利になるアイテム(ダイモン・フラグメント)を一つもらえる。
なお、この戦闘でのハッター機の撃破状況にかかわらず、ハッターは重症を負い、しばらく戦線から離脱することになる。
SRWでは被撃墜時の台詞に採用されている。
「待て待て待て待て待て待て待てぇぇぇぃ!!」
「友の命は我が命!毒蛇共、やるならやれ!俺から先に!!」
Mission3地球ルートにて、薔薇の三姉妹に因縁を付けられ襲われるマーズ主人公を、先述のテーマ曲をBGMにしながら助けに入る際のセリフ。懲りずにまた毒蛇呼ばわりしている。
SRWでも「毒蛇共」の部分抜きで援護防御時に使用されることがある。
「友よ、これは、直接回線だ。司令部には聞こえない。だから、本音で言おう」
「俺たちは、このシバルバーでワイルドクリスタルの真相も知らされないままドタバタと走りまわっている」
「俺には…この妙ちきりんな結晶が、何かをおびき寄せるための エサ!」
「…そう思えてならないんだ」
司令部への不信感から、直接回線でマーズ主人公に本音を吐露する。聞かれないと言う割には妙に小声だが、この推測自体はほぼ的中していた。
「な、なんとぉぉ!!また、こいつかぁぁっ!?」
地球ルートでジグラットと遭遇した際に。火星でこいつに処刑されそうになっていたことから、ある意味トラウマのようになっているらしい。
ちなみにこの戦闘ではハッターはトンファーを当てることが出来ないため、弾除け程度にしかなってくれない。
「友よ!俺は、もうどうにも我慢ならん!」
「意味不明の作戦!正体不明の敵!!…イライラする!」
「なにかが動いている、俺達の知らないどこかで!」
「ここで別れようッ 俺は、俺の道を行く!真実を見極めたいんだッ!!」
「さらば!!」
ジグラット撃破後、このセリフとともに離脱。猛る男の心は誰にも止めることはできない…
結界が張られ脱出不能のはずの禁制領域からどうやって出て行ったんだ、というツッコミはヤボだろう。
「待て待て待てぇーーーーーい!!!!!!!」
「俺はっ、立ちはだかるぞーっっ!!!!!」
ギル「貴様、何者だ!?」
「俺のことなど、どうでもいい!だが貴様らは、どうでもよくないぞ!!」
地球でのイベント後、しばらく音信不通だったハッター。しかしSHBVDとの戦闘で危機に陥ったMARZの前に、突如として赤いザ・ハッターとともに乱入する(原作でこのシーンを見るためにはギル&レドン戦で僚機が撃破されることが条件)。SRWでも援護防御時に聞けることがある。
「サルペン大尉には話をつけた。貴様らにとってはうるさ型の上官だ」
「命令を無視してダイモンとつるんでいることがバレたら、どうなるか」
「分かるはずだ!」
上シーンの続き。彼らの上官の名前を出して撤退させる。ハッター軍曹が持つ独自の人脈の一端がうかがえる。
「貴様!分かっているのか!?」
「火星なんて 企業国家や戦争屋がダイモンとつるんで牛耳ってる以上 何も変わるわけは  ないっっ!!」
「だから俺は決心したっ」
「かき回す…なにもかも」「かき回す、かき回す、かき回す!!」
「もちろん、俺一人の力など、たかが知れている。だが、それとても」
「貴様を粉砕するっ!!!ぞっ!!!」
MARZ造反時のセリフ。とんでもなく高いテンションで、怒り狂ったようにプレイヤーに襲い掛かってくる。荒ぶる魂を止める手立ては無い、ということか…。(司令部談)
なお、上記S.H.B.V.D.とのイベントを起こさなくてもハッターの造反イベントは発生する。この場合何の前触れもなくいきなり襲い掛かってくるので混乱すること請け合い。
「恐れることはない!所詮、この世はうたかたの セーブリセットリロードだっ!!」
ダイモン・フラグメント捜索時の戦闘前口上のひとつ。メタ発言には超絶指導が必要だ。SRWでは瀕死になった時に口走る。
フラグメント捜索時にはハズレポイントにハッター軍曹が現れることがある(他には毒蛇三姉妹、SHBVDが候補)。…のだが、戦闘前・勝利時・敗北時のセリフパターンが無駄に豊富である。
「アイ・シャル・リターン!!」
「このハッター、一命を救われた恩義は忘れない。助太刀させてもらう!!」
「ファイトーーー!!」
Mission7・事象崩壊要塞攻略戦において、特定の戦闘で危機に陥る[2]と、以上の台詞と共に赤ハッターの状態で駆け付け僚機になってくれる。何だかんだで最重要局面ではMARZの助けになってくれる。
どうやって駆けつけてくれたのかの推察は最早無粋だろう。ハッター救出作戦に失敗していても「一命を救われた」という台詞が変わらないという新たな突っ込みどころはある。
「さあ友よ、行ってくれ…」
「ここから先は、そちらが主役だ」
「なんとしてでも、勝利をつかめ!」
「そして、自分だけの…」
「something wonderful…! を見つけてくれ!!」
「畜生、眩しいぜ…!!」
上記の流れでハッターが救援に入った状態でクリアした際の会話イベント。最後まで勢い100%、いつもの調子で去っていく…。

スパロボシリーズの名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]

戦闘台詞[編集 | ソースを編集]

「グゥレイト!」、「OK!」
ハッターの口癖。Kではそれぞれよく似た台詞を言う人物が出てしまい、結果的に2人の台詞を奪ってしまう形となった。
「南無~」
バーチャファイターネタその1。影丸の台詞まんまである。詳細は余談で後述。
「十年早いんだよ!」
バーチャファイターネタその2。結城晶の台詞。それに合わせ声音もちょっと変えている。
「愛が足りないぜ!」
バーチャファイターネタその3。こちらはアニメ版の主題歌「愛がたりないぜ」から。
「Rolling Start♪」
セガのレースゲーム『デイトナUSA』ネタ。初級コースの曲「The King of Speed」のもの。こちらも詳細は余談にて後述。
「デェイト~ナァ~」
同上。中級コースの曲「Let's Go Away」のもの。他社作品に出向しながらも自社作品ネタをアピールする自重の無さが実にセガセガしい…もとい、すがすがしい。
「ガンエデン!俺は貴様の前に、立ちはだかるぞっ!!」
ゲベル・ガンエデンへの特殊戦闘台詞
「霊帝ケイサル・エフェス!貴様を粉砕するっ!ぞっ!!」
『第3次α』最終話の逆襲時に於けるケイサル・エフェスへの特殊戦闘台詞。先述した赤ハッターで初めて敵対した際の台詞のアレンジ。
他の2人と異なり、台詞のバリエーションはこれのみ。

第3次α[編集 | ソースを編集]

「兄弟!俺は頭が混乱してきたっ!どうします?どうしましょう!?」
第26話「かりそめの旅人」での初登場時、状況が把握出来ずパニック状態に陥る。まあ落ち着け。
(くっ、兄弟…この期に及んで、またそのスタンスか…!)
同上。αナンバーズへの自己紹介時、自らについて多くを語らないチーフに業を煮やしたモノローグ。
「この場の、この重たい空気が読めないか!?俺は耐えられん!耐えられない!このままじゃ泣いちゃうゾ!」
依然として名乗る気配の無いチーフへの哀願。結構繊細な神経の持ち主である。勿論、先述のハッター戦闘不能を放置した時の台詞が元ネタ。
ハッター「歓迎パーティにしては物騒すぎるようだが」
フェイ「ビビっちゃった?」
ハッター「ノンノンノン、ノープロブレム!逆境にあってなお燃え立つ心!それこそ俺、アファームド・ザ・ハッター!ハート・アンド・ソウル!スピリット! 行くぞ、兄弟! 進むべき道は我が眼前にあり!!」
ゴルディマーグ「おおう!」
第27話「勇気ある者達の誓い」より。αナンバーズに合流した矢先、歪曲空間の中で原種の攻撃を受ける。勿論この程度で怯む我らがハッター軍曹ではなく、燃え立つ闘志は新たな仲間との絆を結ぶ。
ハッター「その通り! 誓いとは、漢の絆! この言葉ある限り、俺達に敗北はない!」
フェイ「ハッター、いつ誓ったの?」
ハッター「いちいち突っ込むな! 俺達はすでにαナンバーズの一員!戦いの誓いごとき、24時間フルタイムOKだ!」
フェイ「ホントに馴染んでるねぇ…」
同上。速攻で馴染んでいる件についてレミーいわく「ああいうタイプはウチの部隊に多いし」とのこと。
「…どこかの誰かと比べて随分とこう、たおやかな…いや、つまり…女らしいな」
第29話「押された烙印」で救援に駆けつけた光竜闇竜へ、デレ度全開で発した呟き。比較対照にされた「どこかの誰か」からは当然の如く不評を買う。
「ぐぐっ! むむむ!」
「くわーっ! なんとゆう、口の減らない娘だっっ!!」
同じく第29話より。ハッターの呼び方や部隊のネーミングについてフェイに完全否定されてしまいこの始末。
「任務ご苦労!俺が特別出演の『はぐれMARZ一番星』ことハッター軍曹だ!」
「みんな、ここまでプレイしてくれて…」
「サァンキューーーーーーー!」
「ベリ・マッチ!」
中断メッセージ。同作出演キャラの中で唯一明確な原作キャラクターであるためか、チーフを差し置いてまさかの出番である。

K[編集 | ソースを編集]

「司令…部!」
「レスキュー・プリーズ……」
「泣くぞ! 泣いちゃうぞ! 泣いていいのか?」
第6話「タキシードを着たボンクラ野郎」にて。司令部に救援を求める通信がヤーパンの天井内のゲームセンターに混線する。
おそらく初代『バーチャロン』作中の戦線である「オペレーション・ムーンゲート」において、軍事作戦のためにビデオゲーム「バーチャロン」をプレイしなければならない事態に陥った、というアーケードゲームとリンクしたシチュエーションに即した設定を意識した展開である。…のだが、ハッター軍曹初登場のここから6話程この話は放置されるため、下手したらプレイヤーからこの救援は忘れられてしまいがち。
「なにぉおおおお!これしき、痛いだけだ!!」
第12話「蠢く翳・前編」にて処刑されそうな時に言った台詞。バカスカ撃たれておいて痛いだけ、だと言ってアンジェリカに「どんな神経しているの!?」と言われる。完全にリアクションが生身の人間そのものの筈なのだが、そちらへのツッコミはされず、シェルディアに至ってはその光景を自然に受け入れている。
「アイ・アム・ハッター! イッシー・ハッター@MARZ!!」
「さっきは助かった! スペシャル・サンクス・ザ・救援! 以後、よろしく! だ!!」
前編クリア後、救助されての通信。相変わらず濃い。
「MARZはマーズだ! そして俺は栄えあるMARZのハッター軍曹!!」
「地球連合軍だの、プラントだの、縁もゆかりもないフリーダム!」
その後の流れで、所属を訊かれた際の返答。世界を超えてきた自覚がないため、話が全くかみ合わない。
自由の名を冠するガンダムとかけたネタかどうかは不明。
「イッツ・ア・トップシークレット!!」
さらにその後、どうしてロボットに乗ったままなのかと言われた際の台詞。この台詞によって自軍は好き勝手に憶測を立てるが、それに対してもう一度同じ発言でゴリ押し、頑なに正体を語ろうとしない。
「友よ!待たせたな!ハッター軍曹、只今参上ッ!」
第20話「裏切りと出会いと」より。再び合流したその際に部隊のメンバー達は彼と再び会えたことを喜ぶ。
「少年よ!勝つと思えば負ける!だが負けると思えば絶対に勝てない!ボーイズ・ビー・アンビシャス!平常心でかかってきなさいっ!」
第21話「決戦の時は来たれり・前編」におけるレドンとの戦闘前会話より。慢心しても、臆してもいけないと相手に諭す。フォースに置いて教官だった頃を彷彿とさせる。
「禿同だ!ショウ・ミー・ザ・攻略法!」
35話「Another sphere」の戦闘前会話でハッター軍曹がフェイの台詞に反応、タングラムに対して。「禿同」とは「激しく同意」の意味のネットスラング。……まあ、皆がこの「禿同」の意味を知ってるかどうかは不明だが。というより、匿名掲示板での専門用語は公的な場で発言するべきではない。ネチケット特別指導が必要だ。
「友よ……みんな最高だ!!愛してます!!」
エンディングより。最後の別れの時の台詞。彼らには記憶を消される掟があり、ハッターはみんなの事を忘れても本当に大切な者は忘れないと言って最後の別れをする。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

MZV-36T-Hアファームド・ザ・ハッター
マーズでの乗機であり、彼を象徴する機体。別名、超格闘対応型高性能機体。ファンの俗称は「ハタームド」。
原作ではベリーハードモードクリアで自機として支給される。また、原作後半では赤く塗り替えられるが、SRWではMARZカラーのまま。

余談[編集 | ソースを編集]

  • モデルとなっているのは原作のプログラマーの1人である石畑義文氏。「イッシー・ハッター」は彼の苗字「石畑(いしはた)」をもじったものである。
    • PS2 SEGA AGES版初代「電脳戦機バーチャロン」の説明書のコメントによれば、開発当時、石畑氏はアファームドによる近接戦闘にこだわり、撃破された際は「ガッデーム!」等の叫び声を上げるなど実に楽しそうなテストプレイ風景が、近接戦闘の実装に懐疑的であったプロデューサーの亙氏をも納得せしめたという逸話がある。
    • なお、石畑氏は現在第一研究開発本部のソフト開発セクションリーダーであり、去る2011年にCEDEC2011にて「ハッター軍曹のソフト運営改革術」というタイトルで公演を行っている(しかもその際のスライドには書き下ろしのハイエンドCGまで使用された)。
  • また、声を当てている光吉猛修氏もセガの開発スタッフで、同社のオフィシャルサウンドユニット「H.」でベースとボーカルを担当。
    • 同社の対戦格闘ゲーム『バーチャファイター』シリーズの結城晶(初代のみ)、影丸の声も当てていたり、アニメ版の主題歌「愛がたりないぜ」を歌ったりもしている。また、レースゲーム『デイトナUSA』でもそのテーマ曲を歌っている。上記「スパロボシリーズの名(迷)台詞」で前述のネタはこれが出自である。
    • ちなみにハッター軍曹は横文字を日本語的発音(いわゆるカタカナ英語)で話すが、光吉氏は英語を流暢に話す・歌うことができる。セガのゲーム『バーニングレンジャー』(We are Burning Rengers)、『スペースチャンネル5』(THIS IS MY HAPPINESS)など英語歌詞の曲でもボーカルを担当しており、一聴の価値あり。
    • 光吉氏の1stソロアルバム『From Loud 2 Low』は現在入手困難だが、2ndソロアルバムの『~ too』(1st曲もほぼ全て再録)、3rdソロアルバムの『~ SUN』はMP3ダウンロード版が販売されている(DL版はCD版と異なり一部の曲が未収録になっているので要確認)。
    • 光吉氏は『第3次α』の収録日には風邪気味だったらしく、同作におけるハッターの声が若干鼻声なのはそのためである。

脚注 [編集 | ソースを編集]

  1. Special Heavy Battle Virtuaroid Division。特殊重戦闘VR大隊。限定戦争を代行する傭兵部隊である。
  2. ジグラット2体と連戦するMission7-3『W Fren-Z』、または準ラスボスである八超拠点防衛要塞ストラトス(SRW未登場)と戦うMission7-5『Solid Style Armament』にてそれぞれ特定条件まで追い込まれた際に発生。どちらか片方にしか救援してくれないため、前者で満たすのはなるべく避けたい。