ジグラット
ジグラット | |
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外国語表記 | Z-GRADT[1] |
登場作品 | |
初登場SRW | スーパーロボット大戦K |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | 重機動要塞 |
動力 | V・コンバータ×4 |
所属 | 不明(ダイモン) |
ジグラットは『電脳戦機バーチャロン マーズ』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
月面遺跡の最深部にて存在が確認された、正体不明の四脚歩行型巨大機動兵器。別名「処刑戦機」。
V.C.a0年に勃発した「オペレーション・ムーンゲート」。 その最奥部に位置する最終目標地点「ニルヴァーナ」は、当初は何ら防衛機構を持たない非武装区画として、作戦開始当初は問題視されていなかった。 しかし、いざ突入部隊が目標地点に到達すると、ムーンゲートの最深部より突如として防衛兵器が射出される。
兵器そのもののコードネームは「Z-GRADT(ジグラット)」として認識されたが、DN社内のどの機関においても、その存在の詳細は全く把握できなかった。
既存の兵器を遥かに凌駕する巨体は、その動力源となるV・コンバータを脚部の各々に一機ずつ、計4機搭載。 それらのV・コンバータが生み出す莫大な出力により、通常のバーチャロイドとは比較にならない圧倒的な攻撃力と強固な防御力を誇る。 最大の特徴は、その出力に物を言わせたリアルタイム・リバースコンバートによる大口径レーザー砲身の瞬間生成機能である。 この砲身から放たれる大出力レーザーは、V.C.a0年当時の第1世代型VRであれば、ほぼ一撃で消滅させられる程の破壊力を有していた。
突入部隊が有するVR群は、ジグラットから繰り出される絶え間ない攻撃により1機、また1機と蹂躙されていった。
そして、ムーンゲート覚醒の時は刻一刻と迫っていた。
(※『電脳戦機バーチャロン』副読本「スキマティック」より引用)
シリーズ第一作『電脳戦機バーチャロン』(SRW未参戦)のラスボスとして初登場。
初見プレイヤーを問答無用で叩き潰す圧倒的な攻撃パターンと破壊力を持ち、無論ラスボスなのでタイムオーバー勝ちも不可能という仕様だった。 初見だと攻撃が通らないことに驚かされ、次に大出力レーザーの演出、威力、攻撃範囲で蹂躙されることだろう。 普通にダメージを与えられるのは大出力レーザー使用時(金色になっている時)のみだが、レーザーに当たるとほぼ即死なので、攻撃する位置には注意が必要。 アーケード版とセガサターン版では使用できないが、PS2版では「Z-GRADT MODE」で使用が可能になっている。
『電脳戦機バーチャロン マーズ』にも登場し、物語序盤で磔にされたアファームド・ザ・ハッターを処刑すべく出現する他、果ては複数機を同時に相手にしなければならないような場面も存在する。 『マーズ』では自機の性能が上がっているのか、ジグラットが量産されて性能が落ちたのかは不明だが、攻撃の破壊力はいくらかマイルドになっている。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦K
- 初登場作品。ダイモンやイスペイルの戦力として登場。通常形態での強固な防御力は再現されていない。原作同様、捕らえたハッター軍曹を処刑しようとしていた。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
武装[編集 | ソースを編集]
兵装は以下。非人型の巨体には、一部のVRと類似した兵装も装備されている。SRWでは、これらのモーション単体や組み合わせで戦闘アニメが構成されている。
- 機体両肩部兵装I:フローティングマイン
- 敵機を自動追尾する誘導型浮遊機雷。原作では機雷を掠める程度に歩くことにより、機雷同士を誘爆させる事ができる。
- 機体両肩部兵装II:チェーンレーザーカノン
- 機体両肩部(?)に装備された二門のレーザー砲。威力は些細だが自機を追尾するように発射され、喰らい続けると馬鹿にならないダメージとなる。
- 機体両肩部兵装III:ファランクス
- 機体両肩部(?)に装備された大型ナパームランチャー。特定のタイミングで、機体を中心に放射状に発射される。兵装としてはHBV-10「ドルカス(SRW未登場)」のものと類似している。
- 機体底部兵装:リングレーザーカノン
- 下半身の四方に装備される連装砲で、高い相殺能力と弾速を持つ。
- 機体中央兵装:超大型レーザーカノン
- リアルタイム・リバース・コンバートにより生成された大口径レーザー砲身から放たれる、ジグラットの最終兵器。砲撃形態となっている間はレーザーに大半の出力がまわされる為か、装甲の実存性が落ちて黄金色に変色する(要するに防御力が落ちる)。極太レーザーが戦闘フィールドをなぎ払う様は、まさに圧巻の一言。
技[編集 | ソースを編集]
- フローティング・マイン
- 戦闘デモではリングレーザーと同時に使用されている。ジグラット唯一のP兵装かつ近接兵装なので、反撃時は専らこれを受ける事になる。
- レーザー(MAP)
- 大出力レーザーのMAP兵器版。Kでは原作のようにMAPを多い尽くすような射程は持っておらず、戦闘デモで申し訳程度に旋回するだけである。
- レーザー
- 大出力レーザーの通常兵器版。射程3までは穴になっている為、接近すればこの武装は喰らわない(密集するとMAP兵器版を撃たれるが)。こちらは旋回すらせず、真っ直ぐ放つだけである。Kでは処刑戦機としてハッター軍曹をジワジワといたぶる様が再現されたが、ゲーム進行の都合上、必殺の巨大レーザーが3桁程度のダメージを出し続けるという情けなさがプレイヤーの印象に残る事に…。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- L
BGM[編集 | ソースを編集]
スパロボでは未採用。
- 「CRYSTAL DOOM」
- 初代でのメインテーマ。
- 「CRYSTAL DOOM'03」
- 『マーズ』のメインテーマで、初代のアレンジ版。ミルトンシリーズ戦やストラトス戦でもこのBGMが使用されている。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ブラットス
- 『電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム』に登場する「幻像結晶拘束体」。アースクリスタルを包む構造体がジグラットの台座部分と酷似している。
- ミルトンシリーズ
- 防御型浮遊機動要塞。下半身が浮遊ユニットになったジグラットの小型簡易版。さらに小型のミトンシリーズもある。
- ストラトス
- 前述のブラットスに酷似した八超拠点防衛要塞。ブラットスとの違いはコアがアースクリスタルではなく、ダイモン・オーブに似たものになっている事である。バリエーションとして、上側の台座部分のみ、または下側の台座部分のみで、コアのダイモン・オーブが常に露出している個体も存在する。
- リンガ・ストーク
- ジグラットの砲塔部分に酷似した防衛兵器。