ソルガディ
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ソルガディ | |
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登場作品 | |
デザイン | かげやまいちこ[1] |
初登場SRW | スーパーロボット大戦EX |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | Bクラス魔装機 |
守護精霊 | 風系低位・砂嵐「ソレイド」 |
全高 | 28.4 m |
重量 | 38.4 t |
動力 | フルカネルリ式永久機関 |
エネルギー |
プラーナ 魔力 |
装甲材質 | オリハルコニウム |
開発 | 神聖ラングラン王国 |
所属 | 神聖ラングラン王国→アンティラス隊 |
パイロット | アハマド・ハムディ→ガエン |
ソルガディは『バンプレストオリジナル』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
ラングランの正魔装機。
機体色は青。
防御力は低いが、運動性は高く(OGクルセイド)、ヒット・アンド・アウェイを得意とする。前線での格闘戦を視野にいれた設計で組まれた魔装機ではないが、操者であるアハマド・ハムディ及びガエンの優れた操縦技術により、近接戦闘でも十分な強さを発揮している。
また、守護精霊ソレイドが自己主張の強い性格ではないため、精霊への信仰に欠ける人間が搭乗してもその性能を十二分に発揮できる事が本編で明かされている。「ダークプリズン」公式サイトでも、乗る人間をほとんど選ばないと明言されてしまっており、「魔装機神F」の紹介記事では邪霊を操るガエンが操者になっても問題なく稼働できるとまで言われている。ただ、他のBクラスと比較すると通常武装は若干見劣りするため、叩き出せる最高火力などは操者の技量に左右される。
後に、当機体を基にして簡易量産型の準魔装機ガディフォールが制作された。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦EX
- シュウの章で隠し要素でアハマドを説得すると使用できる。唯一使い勝手の良い「ハイパーレールガン」の弾数が2と圧倒的に不足しているため、熱血をかけて2発撃ち終わると回避以外することがなくなる。量産機であるガディフォールのほうが継戦能力が高いのが泣ける。
魔装機神シリーズ[編集 | ソースを編集]
- 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- 第一章でスポット参戦し、第二章ではルートとターン数次第で仲間になる…が、アハマドが登場するルートは一番仲間が少なくなるルートでもあるので、そちらに進むこと自体が少ないかもしれない。本作では設定に反して格闘戦にも重点がおかれているため、『EX』とは運用法が変わってくる。リメイク版では条件さえ整えば、とある理由からアハマドが大活躍してくれるので、そこから愛着のわく人もいるかもしれない。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- 序盤でアハマドが乗って参戦するが、途中で離脱し、ガエンが代わりに乗り込む。ガエン搭乗時は彼の専用スキルの存在も相まって、非常に高い攻撃力を持つユニットとなる。機体のフル改造によってMG回復が追加されると燃費も大幅に向上するが、若干打たれ弱いのが欠点。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- 立ち居振る舞いをガエン仕様に変更。「厭魅蠱毒の法」がMG消費5のみという驚異的な燃費の良さで射程・攻撃力も申し分なしと、抜群の使い勝手を誇る。ランクアップ技の「咒詛返しの風」は気力制限がつき燃費もやや厳しくなったものの、攻撃力と射程がさらに伸び、やはり使い勝手が良い。そして操者のガエンは素の回避能力が高い上に早くから「集中」と「不屈」が使用可能で、結果として反撃戦法が非常に強いユニットとなり、自軍の切り込み隊長として活躍する。また、新しく追加された「傀儡召喚業式」は上手く使う事で、敵の攻撃が激しい今作での自軍生存率向上に一役買う(主な用途は囮)。
- 一方で最終的な攻撃力については、操者のガエンのスキルが格闘特化でも射撃特化でもないため、前作に比べておとなしくなった。とはいえ専用の「亡魔征討」は相変わらず強力であり、なおかつ射撃では「名手」を、格闘では「PN打破」と「免許皆伝」を習得できるため、平均が高いレベルにあるとも言える。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END
- PV1に登場。さり気なくPV1において、サイバスター以外で唯一戦闘シーンが出てきた正魔装機である。
- 「厭魅蠱毒の法」と「咒詛返しの風」は相変わらず便利だが、新技の「鎌舞滅討」の使い勝手が良いため今回は移動後攻撃も強い。さらに条件を満たすことで貳乃型・虎擲竜拿が復活。今作では無属性の敵が非常に多いために「亡魔征討」が有用で、それ以外にも「免許皆伝」「達人」「PN打破」「猛者」など格闘を強化するスキルにも恵まれる(「達人」は射撃も強化できるのでなお重要)ため、結果として雑魚ボス問わず大暴れできる極めて強力な機体となった。一方で傀儡召喚業式も便利には違いないが、敵の攻撃は前作ほど激しくないので、世話になる機会は減った(ただし特定シナリオまでに炎鬼まで改造しておくことが虎擲竜拿の入手条件になっている)。ヴォルクルス教団絡みでガエンが強化パーツ獲得条件に関わってくることが多いので、なるべく強化しておきたいところ。
OGシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 約12年ぶりとなるSDサイズでの参戦。さらには12年ぶりに射撃戦特化仕様に戻った(幸か不幸か、既に習得しているはずのジャハンナムは今回使えない)。しかし、本作には「シュウの章」が収録されていないため、プレイヤーが操作するときはまたの機会までお預け。なお、ジャオーム同様空適応Bになっている。精霊と契約した空戦仕様のBクラス魔装機がOGに出演していないため、基準が若干不明瞭なのだが、機体出力の高さが足りてないなどの色々な事情があるのだろう。まあ、空適応をAにされていたら陸適応がBになっていた可能性があるのだが…。
- スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
- アハマドが搭乗(乗り換えは不可)。公式サイトの紹介画像で「ジャハンナム」を使用している。前作の演出を流用されているため、ガディフォール共々剣を左手で振るう。
- 本作は説得ではなく「敗者達の聖戦」クリア後でアハマドと共に参入する。「ジャハンナム」は敵対時使用不可。また、モーションは新規開発なので必殺技使用時には右手で剣を扱う。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
- ディスカッター
- ラングラン製の標準実体剣。鍔のない両刃の長剣。
- ビームキャノン
- 両肩の発射口から光弾を放って攻撃する。初出は『EX』で、『OG2nd』で10数年ぶりに武装欄に復活した。
- メガビームキャノン / ツインキャノン
- 出力を高めたソルガディの両肩から放たれる2条の光線。「ビームキャノン」との違いは発射時に行う出力の調整のみ。魔装機神シリーズではガエン搭乗後、単独武器としては使用不可となる(厭魅蠱毒の法で披露している)。OGシリーズでは全体攻撃にダブルアタックを可能にする。
- ツインキャノン
- 「メガビームキャノン」のランクアップ武器。具体的にどういう改良が施されたのかは説明がないためわからない。
- ギガソートカノン
- 内蔵兵器のひとつ。『LOE』リメイクにて尻尾の先端部から放つことが判明した。なお、この尻尾は延長可能で、「貳乃型・虎擲竜拿」ではトールギスIIIの「ヒートロッド」の如く敵をがらんじめにするという描写がある(明らかに伸び過ぎの気もするが、ザインの腕部に使用されているオリハルコニウムとミスリル銀の特殊合金製の可能性がある)。しかも、ファントムエッジで尻尾ごと敵を斬っている。そんな使い方をして大丈夫なのだろうか……。
- 砂嵐
- 風系魔法陣を展開した掌から砂嵐を招聘して攻撃する。『ROE』とOGシリーズでは使用不可。
- ハイパーレールガン
- 本機の主力武器の一つ。内蔵兵装ではなく携帯武器。『EX』では強力だが弾数が2発と少なかった。
- 明かされた構造自体は、ジャオームやギオラストが使用する音叉の銃身と同一だが、細部の装飾が若干異なる。魔装機神シリーズでは使用不可。
- OG:約12年ぶりの復活。
- ファントムエッジ
- 「無形・攣拘摧破」と「貳乃型・虎擲竜拿」の使用時に用いるジャマダハル。『POJ』で武器名を公開。「ディスカッター」の代わりの近接武器として用いる。
- 鎌舞滅討
- COEから追加された死霊装兵との連携攻撃。得物(鎌)を手にした2体の魔獣の前後からの挟撃後、ソルガディが二刀の斬撃を叩きつける。ファントムエッジのランクアップ技。射程1~3の移動後可能武器かつスタンの特殊効果を持つ。
- 弓矢
- 正式名称不明。「呪詛返しの風」で使用。
必殺武器[編集 | ソースを編集]
- ジャハンナム / アズライール
- イスラム圏では「精霊」や「魔人」を意味するアハマドの必殺技。一度姿を消し、相手の前に現れすれ違いざまに一刀両断する。姿を消すのは、ソルガディの弱点である被弾の危険を避ける意味合いもあるのかもしれない。
- LOE:DSリメイクで荒技に変貌を遂げた。きりもみ状に回転しながら前方に風系魔法陣を展開。魔法陣を潜り抜けることで最高速度に達したソルガディは、回転した状態で手にした剣を諸手に構えて、標的目掛けて猛禽のごとく襲い掛かる。『ROE』でダイオンに追加された必殺技「マスドライバー」は、この技と似ている。
- OG:旧シリーズの演出にOGサーガの演出を加えたもの。高速接近して颯々と斬撃を敵機に叩き込んだ後、正面に風の魔法陣を展開。刀身に篭められた魔力で白く輝く剣を構えて魔法陣を透過。きりもみ状に回転しながら一撃離脱の突撃を十数回ぶちかます。魔装機神シリーズのランクアップ技(アズライール)より荒々しく派手……。
- 厭魅蠱毒の法(えんみこどくのほう) / 咒詛返しの風
- ガエンの魔術攻撃。位置づけとしては「メガビームキャノン」に相応する武器(ランクアップ技)といえる。まず死霊装兵を2体召喚。次いで死霊装兵と共に「メガビームキャノン」の集中砲火を敵機に浴びせて薙ぎ払う。MG消費型の武器だがその消費量はとても少なく、燃費はかなりよろしい。
- 咒詛返しの風(じゅそがえしのかぜ)
- 「厭魅蠱毒の法」のランクアップ技。死霊装兵に敵を拘束させ、矢を放つ(この時のみ、ソルガディは弓を使う)。ランクアップ前より遠距離射程が延びるが、近距離の穴が広がる欠点もある。
- 傀儡召喚業式
- ガエンが使用する魔術。扱いはマップ兵器(移動後使用可)。効果はMAP上にデモンタイプを召喚して自軍の援護をさせるというもの。IIIは初回難易度が高めであるため、この魔術が攻略の要となる。「地鬼」はデモンゴーレム、「水鬼」はデモンネレイス、「風鬼」はデモンズイルフ、「炎鬼」はデモンマンデルに対応している。最初は大地系のみだが、シュテドニアスルートに進んで条件を満たすことにより、水・風・炎の鬼が次々に解禁されていく。強力なものほど召喚に必要なプラーナ量が多く、またそれぞれ改造度に応じて強さが変わる。
- POJ:ガエンの力量の問題で、
ROEの敵対峙は知った事かと言わんばかりにノーリスクで召喚しまくってた気もするが1体ずつしか召喚できず、また生き残っているうちに追加で召喚することもできない。キャンペーンマップで力量不足を打破するために召喚術の修行に励む姿をみせている。
- POJ:ガエンの力量の問題で、
- 無形・攣拘摧破(むぎょう・れんこうさいは) / 貳乃型・虎擲竜拿
- ガエンの必殺技。『神祇無窮流』空拳術異伝。風系魔法陣は足下の大地に展開している。両手に備えたファントムエッジで敵機を突き刺し、左右から寸断する。
- 貳乃型・虎擲竜拿(にのかた・こてきりょうだ)
- 「無形・攣拘摧破」のランクアップ武器。『神祇無窮流・空拳術異伝』の技を尾撃と剣技で表現したもの。味方機中トップクラスの攻撃力を誇る上に必要気力は少なめ。ガエン専用スキルの存在により、無属性の相手にはさらに大きなダメージを叩き出せる。「攣拘摧破」と違ってこちらの技では魔法陣を展開しない。前述のとおり、「ギガソートカノン」ごと敵を斬り裂くメカニック泣かせの必殺技である。
- COEでは隠し必殺技として復活。演出が変更され、尻尾を切り捨てなくなった。ROEと同様の理由で、ラ・ギアス7大超兵器の必殺技にも迫るダメージを叩き出す。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- M
カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]
- 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- HP+1000、移動力+2、装甲+100
- 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- HP+2000、移動力+2、MG回復+30
- OGシリーズ
- 最大EN+50、固定武器の最大弾数+5
機体BGM[編集 | ソースを編集]
- 「熱風!疾風!サイバスター」
- 『EX』のテーマ
- 「終わりなき戦い」
- 汎用戦闘曲。
- 「復讐の刃」
- ガエン専用曲。
脚注 [編集 | ソースを編集]
- ↑ ケイブンシャ『スーパーロボット大戦F キャラクターズガイドブック』154頁。
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