ビルトラプター
ビルトラプター | |
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外国語表記 | Wild Raubtier |
登場作品 | |
デザイン | 森野健一郎 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | 可変型パーソナルトルーパー(ビルトシリーズ) |
型式番号 |
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全高 | 17.9 m |
重量 | 55.1 t |
動力 | 不明 |
基本OS | TC-OS |
開発 |
マオ・インダストリー社 カーク・ハミル |
所属 |
地球連邦軍極東支部 ↓ 新特殊戦技教導隊 |
主なパイロット |
キョウスケ・ナンブ リュウセイ・ダテ ラトゥーニ・スゥボータ |
ビルトラプターは『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
戦闘機形態『フライヤーモード(FM)』への可変機構を組み込んだ可変型パーソナルトルーパー。変形機構はSRX計画においてR-1のベースになった。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
新西暦183年9月、ビルトシュバインのロールアウトに引き続き開発が開始された。しかし翌184年8月に行われた変形機構テスト時に事故を起こし大破し開発が中止された。
OGシリーズ[編集 | ソースを編集]
陸戦型で対空戦闘能力が低いパーソナルトルーパーの弱点を補うべく開発された、OGシリーズの時間軸では、初の可変型PTとされている。テスラ・ドライブを使用せず、背面に搭載した大型のバーニアスラスターで大気圏内での飛行を実現している。
当初はタイプLとRが製作される予定だったが、タイプRは時間と予算の問題から途中で組み立てが放棄された。一方タイプLは変形システムに欠陥を抱えつつもひとまず完成にこぎ着け、キョウスケ・ナンブがテストパイロットとなり極東基地でテストが行われた。しかし当時既にEOTI機関(後のDC)に内通していたハンス・ヴィーパーが、連邦軍に空戦能力のあるPTが配備されるのを阻止するために変形テストを命令し大破。残骸はマオ・インダストリーにて戻され、タイプRを分解したパーツで修復され、その際タイプRは登録抹消された。その後極東基地に戻され、しばらくの間リュウセイ・ダテの乗機となった。
形式番号の(L)は、タイプRの登録が抹消されたための措置と思われる。また動力炉については言明されていない。
本機で得られた可変機体の開発技術や運用データは、後にR-1へ活かされた。リュウセイが愛機となるR-1に乗り換えた後は、ラトゥーニ・スゥボータが本機に搭乗している。『第2次スーパーロボット大戦OG』ではビルトラプター・シュナーベルとして強化改造された。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α
- 設定のみ。年表に開発経緯が記されている。
OGシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
- キョウスケ編第1話でのキョウスケの搭乗機。模擬戦の後変形を強行し、大破。修復後はリュウセイ編で活躍する。アンダー・キャノンが強い(P属性で射程2~4、そしてEN効率も凄まじく良い)上、全換装武器を外しても影響がないので、もっぱらFMにされがち。海上戦が多いリュウセイ編では尚更である。FMでは使用できないハイパー・ビームライフルも中々高性能な武器なので、設定では矛盾するが外して他の機体に使わせるという選択もあり。キョウスケ編でも入手後の改造次第ではラストまで充分使用出来る。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
- 未登場。キョウスケの悪運の強さを示すエピソードとして、イルムの台詞中に名前が登場。
- スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
- 今回はOG2シナリオでも登場する…のはいいが、パイロットであるラトゥーニは強制出撃の際に、GBA版同様に量産型ヒュッケバインMk-IIに乗るので序盤は肝心な時に使えない。GBA版では使い道の少なかったPT形態だが、今回はハイパー・ビームライフルが固定武装になった上に全体攻撃なので、使い分けると良い。また、本作ではFM形態でサブにして、戦闘アニメをONにしてアンダーキャノンを使用するとゲームがフリーズするというバグが存在しているため、プレイヤーからはリアル欠陥機という扱いを受ける事に。そのため、むしろPT形態で使用したプレイヤーも多いかもしれない。なお、今回からアンダーキャノンの頭に「HBR」(ハイパー・ビームライフルの略)が付くようになった。
- スーパーロボット大戦OG外伝
- OGSのバグは修正され、リアル欠陥機という不名誉な称号は返上された。また、今回はアンダーキャノンとハイパー・ビームライフルの改造段階が共有されており、ハイパー・ビームライフルの方が安い。今回のラトゥーニは事ある毎にラプターに乗る。
- 地上分岐第10話 『捧げられた生贄』では敵として登場しアステリオンAXとの模擬戦を演じる。一見ラトの天才補正による命中・回避率の高さが目に付くが、HPは低いため必中不屈集中掛けでチャフグレネードを2発当てれば落ちる。
- スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ
- スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ Record of ATX
- キョウスケがテストを行った機体はタイプRということになっている。タイプLは事故を起こしたタイプRを参考にマオ社で改修した機体になっており、イルム曰く「実際に堕ちた見本があったので問題点の把握が早かった」らしい。
- スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
- 第4話より登場。皮肉にもOGSのOG2シナリオとは逆にラトの愛機として活躍する。また、第1話ではあちら側でゲシュペンストMk-IIIに破壊された姿が少しだけ映る。SRXの盾になったのだろうか…。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
見た目も実際の性能も完全にリアル系で、運動性が高く、装甲とHPが低い。換装武器の装備も可能だが、使用できるのはPT形態時のみ。強化パーツスロット数は最大値の4。
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
パーソナルトルーパー形態[編集 | ソースを編集]
- 格闘(攻撃)
- GBA版OG1でのみ採用。OGS以降は削除された。
- ハイパー・ビームライフル
- 本機用のビーム兵器で、PT形態時は直接携行して発射する。FM時のHBRアンダー・キャノンも同一の武器だが、弾数制で非P属性長射程と特性は異なる。GBA版OG1では換装武器だったが、設定上の矛盾があった為、OGSでは固定武装に。また、同作以降は全体攻撃になった。
フライヤーモード[編集 | ソースを編集]
- 空対空ホーミングミサイル
- 対空戦闘用の誘導ミサイル。
- 空対地ホーミングミサイル
- 対地戦闘用の誘導ミサイル。
- 低空垂直爆弾
- 敵機の頭上へ爆弾を投下し、爆撃する。射撃武器なのに射程が1でP武器と、格闘武器のような性能を持つ。対地武器なので、空中や宇宙の敵には殆ど無力。
- (HBR)アンダー・キャノン
- 機体下部に固定したハイパー・ビームライフルを発射する。GBA版OG1から常に固定武器だった。GBA版では換装武器であるハイパー・ビームライフルを取り外してもこちらが存在する矛盾があったが、OGSで同武器が固定武装になる事で解決した。こちらはOGS以後も単体攻撃。
換装武器[編集 | ソースを編集]
- コールドメタルナイフ
- PT用の小振りの実体剣。デフォルトで装備している換装武器。
- アサルトブレード
- 刃部分がチェーンソーとなっている実体剣で、本来はガーリオン用の武器。OGクロニクル「護るべきもの、乗り越えるべきもの」におけるスナイパーPT戦で使用。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
- 変形
- パーソナルトルーパー形態と、フライヤーモードを切り替える。ビルトラプターは形態によって移動タイプが全く別物になる為、援護時は味方機の地形に合わせて変形していくことが必要。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- M
カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]
- 運動性+20%
- OGs以後、選択可能になった固有ボーナス。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ビルトラプター・シュナーベル
- 強化改造されたビルトラプター。
- R-1
- ビルトラプターの変形機構の開発技術や、機体運用データが活かされた。
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