デビルサターン6

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デビルサターン6
登場作品
声優 小野健一(No.1・ギルヘッド)
初登場SRW スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇
SRWでの分類 機体
パイロット
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プロフィール
種族 マシンロボ
性別
所属 ギャンドラー
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デビルサターン6は『マシンロボ クロノスの大逆襲』および『マシンロボ ぶっちぎりバトルハッカーズ』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

デビルサターンNo.1からNo.6までの6体のギャンドラーが、「六鬼合体」することによって誕生した姿。合体時の思考パターンは、頭部を司るデビルサターンNo.1が主導権を握る為、彼独自の口調である「関西弁」で会話を交わす(ちなみに他のメンバーは標準語で喋る)。

バイカンフーに匹敵するパワーを誇るが、いかんせん拳法家としての実力が違い過ぎる為、ロム達には毎回こっ酷く敗北を重ね続けている。しかし、独自の鍛錬によって「デビルフットスマッシュ」といった独自の技を編み出し一矢報いたこともある。

マシンロボとの最終決戦では相討ち狙いでバイカンフーに迫るも、サンライズボンバーに貫かれ爆散した。

別次元の物語である続編マシンロボ ぶっちぎりバトルハッカーズ』にも、敵勢力であるグレンドスの一員として登場。OP主題歌の歌詞にも名を連ねているが、ブルー・ジェットロッド・ドリル同様、意図的に『クロノスの大逆襲』キャラが目立たないように扱われている本作では、印象が薄い。

構成機体[編集 | ソースを編集]

No.1以外はSRW未登場。

デビルサターンNo.1
声:小野健一
頭部および胸部を司る。バンダイから発売されていた玩具の設定名は「ギルヘッド」。なお、関西弁のキャラ付けは声優の小野氏によるアドリブで所謂よくある任侠物の関西ヤクザのような悪役。コミカルな関西弁キャラに反し住民を脅迫しながら殺害したり、人質を取り「卑怯なんてワイの得意とするところや」と発言し、抵抗できないロムやジェット達を脅迫し集団でリンチするなどその性格は残忍。
デビルサターンNo.2
声:鈴木勝美
左腕を受け持つ。商品名は「バラバッド」。OPではNo.4と共にブルー・ジェットのバルカンで撃破されている。
デビルサターンNo.3
声:梅津秀行
右腕を担当する。商品名は「デスクロウ」。OPでは着地した足場をロッド・ドリルに崩され、バルカン攻撃を食らっていた。
デビルサターンNo.4
声:速水奨
胴体および膝部を形成。商品名は「グロギロン」。
デビルサターンNo.5
声:梅津秀行、鈴木勝美 他
右脚に変形。商品名は「アイゴス」。
デビルサターンNo.6
声:梅津秀行、鈴木勝美 他
左脚になる。商品名は「ブルゴーダ」。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

SRWでは一貫してデビルサターンNo.1(ギルヘッド)のみが喋り、合体中も含めて合体前のギルヘッドが顔グラフィックになっている。

分離形態時のデビルサターンNo.2~No.6の5人はSRW未登場。

上記の通り本編ではデビルサターンNo.1をはじめ、関西弁以外のコメディー要素は無いシリアスな敵であるがスパロボではコメディー部分が強調されているためかその部分は控えめである。

COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇
初登場作品。シーン1から最終話まで、かなりのステージでお目にかかる。台詞が多く、宇宙海賊バンカーと手を結んだり、ロムミズチキナコロンをけしかけるなど活躍するが、小物イメージと愛嬌が記憶に残りやすい。一方で、後の『MX』と比べると「迷台詞」は控えめ。
スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
スーパーロボット大戦IMPACT
音声初収録。担当声優の小野健一氏は版権キャラクターで初参加となる。ボイスが入ったことで戦闘時のコミカルな掛け合いが楽しめるようになった。結果的に原作の「関西弁ヤクザ」的な要素は薄れ、「コミカルな関西弁の芸人キャラ」の要素が強まった。最終決戦では通常戦闘の撤退時と変わらぬ台詞を吐く為、ディオンドラと異なり「戦死」というイメージが希薄な退場となっている。
2部の序盤から度々登場し、底力持ち・超強気・最強武器が無消費・高めの命中率と攻撃力とP中射程で、撃墜しようと思うと中々に手強い。しかも移動宇Bと移動力5によって会敵が遅くなりやすい。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦MXMX PORTABLE
よりコメディリリーフとしての側面が強調され、数々の迷台詞を発するようになった。ロムの名乗りをパクった名乗りがDVEとして再現されている。
スーパーロボット大戦X-Ω
会話テキスト中での名前表記は「デビルサターンNo.1」で、立ち絵も合体前のもの。イベントクエストなどでコメディポジションの敵役として出番はそこそこある。『ロックマン』参戦イベント「次元を超えた戦い!」において、Dr.ワイリーの部下となって登場。イベント「それぞれの死闘!?」では暗黒大将軍の下で働いている。ギャンドラー壊滅後らしく、どことなく『バトルハッカーズ』を連想させる立ち振る舞いを見せる。
2018年5月のイベント「イカしたぶっちぎり野郎共!」では本作で初の合体をし、デビルサターン6としての立ち絵も登場した。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

火炎
口から吐く火炎放射。
デビルレーザー
胸部中央の赤いパーツから発射する光線。
チェーンナックル
その名の通り、鎖が連結された拳を伸ばして攻撃する。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

状態変化耐性(MX

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

宇宙

サイズ[編集 | ソースを編集]

M

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

能力値[編集 | ソースを編集]

IMPACT』では、かなり運動性に手を加えたリアル系ユニットにも高確率で攻撃を当ててくる強敵ゆえ、戦闘時には回避系の精神コマンドが必須となる。『MX』においてはタフではあるものの、『IMPACT』の時ほど警戒する必要は無い。

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

MX
ド根性努力幸運必中熱血気迫

特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]

IMPACT
底力L9
MX
底力L9、援護攻撃L4

サポートアビリティ[編集 | ソースを編集]

デビルサターン6の頭
SR。「デビルサターンNo.1」名義。クリティカル倍率、命中率アップ。

人間関係[編集 | ソースを編集]

ガデス
親分。
グルジオス
上司。
ディオンドラ
上司。本人に疎まれても「アネゴ」と呼び続け、慕っている。
アシュラ
コマンダーランキングNo.1の座を巡って争うライバル関係。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

ギル・バーグ
IMPACT』で共闘するも、その実「いけ好かん奴」と反抗心を抱いていた。
出雲銀河
MX』では彼から「漫才ロボ」と呼ばれている。戦場で顔を合わせるたび、お互いに低レベルな舌戦を展開する。
アルテア
『MX』にて共闘。内心では「いけすかんナイフ仮面」と反抗心を抱く。
スバル
『MX』終盤、北斗との凰牙争奪戦に敗れ呆然とする彼に、男の定義としての説教をぶちかます。
ドモン・カッシュ
『MX』では、ロムと同じ拳法使いである彼に怖気づく。
アルバート・W・ワイリー
『X-Ω』イベント「次元を超えた戦い!」では彼の配下につき、「ワイリーはん」と呼んで付き従う。
暗黒大将軍
『X-Ω』イベント「それぞれの死闘!?」では彼の配下につき、「暗黒大将軍はん」と呼んで彼がカイザーと一対一で戦う為にマジンガーエンジェル達とボン太くんの相手をする。なお、暗黒大将軍は苦手なタイプで、怒らせて彼に破壊されないか心配している。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「ぬかったな、バイカンフー。貴様のその甘さが命取りになるんやで」
バイカンフーとの最終戦にて、ボロボロになったデビルサターン6を見過ごすロムだったが、デビルサターンは触手で絡め取り、自分諸共体内の溶解液で溶かそうとする。
「ふはは、無駄や無駄や食いついたら離れへん。ワイらスッポンのデビルサターン6や」
バイカンフーに抱きつき、勝利を確信したデビルサターン6だったが、高く飛び上がったバイカンフーに頭から叩き付けられ、サンライズボンバーにより爆死する。しかし、次回に登場している…。後にギャンドラー基地内に妖兵コマンダー再生工場があることが描写され、デビルサターンのパーツもそこで確認できる。

迷台詞[編集 | ソースを編集]

「ガデッサー…!あかん、久し振りのネタしてもたがな…。ヘル・ディラン!」
ぶっちぎりバトルハッカーズ』での初登場時に間違ってギャンドラー時代の号令を発してしまい、慌ててグレンドスのそれに言い直したもの。一応、前作の記憶は失われているという設定があるのだが、こいつといい「久々に剣の切れ味を試すか」などとのたまったジェットといい、時々件の設定は建前なだけのような言動がある。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

「あいにくやったな!こっちは六つの心を一つにしとるんや!6対3でワイらの勝ちや!」
MX』第4~6話「碧い奇跡」におけるゲッターチームとの戦闘前会話。結果は推して知るべし。
「光ある所、闇あり。正義ある所、悪あり」「地獄からの使者、デビルサターン6! あ、登場でっせ!」
『MX』第31話(『PORTABLE』では第32話)「輝く刃は僕らと共に」より。ロムの決め台詞をパクった名乗り。DVEで再現されており、非常にインパクトがある。
「あんたの事はちょいと調べさせてもらったで!随分と色男でんな!だが、ワイらはそういうカッコマンを見ると虫唾が走るんや!」
同上。竜崎一矢との戦闘前会話。要約すると、モテないゆえの妬みだろうか?
「坊主、一つだけ言うといたるで。欲しいモンがあったら、力ずくで奪ったらんかい」
「それが男…そして、悪っちゅうモンや。どや、わかったか?」
『MX』第43話(『PORTABLE』では第44話)「Zero or Infinity?」より。凰牙争奪戦に敗れたスバルへ発した説教。

スパロボシリーズの迷台詞[編集 | ソースを編集]

「あ、そやそや。念のため言うとくけど、期待しても無駄やで」
「ここであいつは出てこうへんからな、ホンマに」
『MX』初登場となる第4~6話「碧い奇跡」より。このステージではロム達一行が登場しない事をプレイヤーへと伝えるメタフィクショナルな台詞その1。その割には、電童ケンリュウと錯覚して狼狽したりもするが。
ケーン「おいおい!こりゃ関西弁じゃねえかよ!…ってことは…もうかりまっか?」
デビルサターン6「ボチボチでんな!」
同上。ケーンとの戦闘前会話。デビルサターン6と対面したケーンは関西弁を喋る事に驚く。そしてお約束と言わんばかりのフリに対しデビルサターン6はノリノリの関西弁で返している。
「コォラ、イントネーションが違うで!ア・ホゥや!ア・ホゥ!」
『MX』第15話宇宙ルート「揺れる螺旋、甦る記憶」より。螺旋城から脱出した電童を包囲した際、銀河と繰り広げた舌戦で彼の「アホ」のイントネーションにダメ出しし、正しい関西弁調の発音を指南する。
「あかん! この子イジめると、きっと兄さんが出てきよるで!ワイら、兄さんキャラとは相性が悪いんや!」
『MX』第20~22話「Strange bait」におけるマリアとの戦闘前会話。ここで言う兄さんとは、当然デュークの事。ちなみにIMPACT2部では撤退ボスとして何度も登場するのだが、ゲームバランス上デビルサターンにトドメを刺せるのがグレンダイザーだけというステージも多く、そういう意味でも相性が悪い。
「お、せやせや。戦う前に一ついいこと教えたる」
「カネが欲しかったらな、ラゴウより先にワイらの相手をした方がエエで」
「もうワイらはあのデカトンガリに義理なんかあらへんしな…」
「お前らを地獄へ送ったら、とっとと帰るでぇ!」
『MX』第31話(『PORTABLE』では第32話)「輝く刃は僕らと共に」に於ける、ラゴウ捕獲に失敗した直後の戦闘前会話。プレイヤーに対して資金稼ぎのアドバイスをするという、メタフィクショナルな台詞その2である。
「ま、まさか…『貴様らに名乗る名前はない!』てのはカンベンやで!!」
『MX』第42話(『PORTABLE』では第44話)「神よ、百鬼のために泣け」より。天空魔城の次元壁をものともせず侵入したゼロにビビッて口走った台詞。
「今までの汚名を返上…ちゃうちゃう、挽回したるでぇ!!」
『MX』第44話(『PORTABLE』では第45話)「クロノスの大逆襲」より。天空魔城での最終決戦時にかましたボケ。ディオンドラからは即「逆だよ、逆!」と突っ込まれ、ヒカルからは状況に関係なくボケずにはいられない芸人根性を評価された。
ロムと声の似た誰かさんを意識した声優ネタかも知れない。
「こ、こんなアホな!ワイはスッポンのデビルサターン6と呼ばれた男やで!?それが、こんな所で終わる訳あらへん!!」
「え?ホンマにこれで出番終わりやて!?嘘やろ!?次はぶっちぎるんとちゃうの!?」
「ほ、ほな、こんなことは言いたぁないけど…我がギャンドラー軍は永遠に不滅でっせぇぇぇぇぇぇっ!!」
『MX』同話における断末魔…まあ、『ぶっちぎり』何某で再参戦するのをお待ちしております。お疲れ様でした…。
……なんて思ってたら『MX』から実に14年越しで本当にぶっちぎってきた。スッポンのデビルサターン6の面目躍如である。
「あんな戦闘中に『おっぱい』やら『ふもふも』やら言われたら気分だだ下がりやないか!」
X-Ω』イベント「それぞれの死闘」より。マジンガーエンジェルボン太くん達のキャラが、マジンカイザー暗黒大将軍のイメージに合わないとツッコミを入れる。
しかしこれを見た多くのプレイヤーは「お前が言うな」と逆にツッコミを入れたことだろう。
「あの人、冗談通じそうにあらへんから、ワイのボディなんか木っ端微塵や!ほんま苦手やで」
直後、暗黒大将軍と自分のキャラにはギャップがあり、怒らせたくないと発言。ひかるからは「あなたも死闘に似合うタイプじゃない」とツッコミを入れられる。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 「六鬼合体」というネーミングは『六神合体ゴッドマーズ』のパロディと思われる。
  • 放送当時の多重合体ロボは合体後の拳や頭部、あるいは合体前のメカの武器などが余剰パーツとなる事も多かったが、彼の玩具は合体時一切余剰パーツが発生しないという珍しい特徴を持っていた。