ここでは『新ゲッターロボ』に登場したゲッター1について説明する。
『ゲッターロボ』版については「ゲッター1」を参照。
概要
ゲッターロボの空中戦用形態。
戦闘力に非常に優れ、格闘戦に特化しており基本的に殴る、蹴る、などブラックゲッターに近い乱暴な戦闘をする。デザインは初代ゲッターロボのリファインに近く、生物的、有機的な特徴などは持たない。
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦NEO
- 最初に鬼と戦闘した後、晴明によってアースティアの世界に飛ばされる。その際に竜馬不在で仲間になる為、しばらくこの形体にはなれず、おまけに原作再現で能力が大幅に下がる。
- 竜馬の復帰後もしばらくは決め手を欠く状態が続くが、パワーアップイベントが各作品の主人公機の中でも比較的早く、竜馬のエースボーナスの効果も合わさって、最終的には味方機の中でもトップクラスの攻撃力を誇る。なおファイナルゲッタートマホークとゲッタービーム・フルパワーは、25話のイベント後に追加される。
装備・機能
- ゲッターレザー
- レザーの部分が延びて敵を切り刻む。
NEOではヒット&アウェイ特性付き。
- ゲッタービーム
- ゲッターの最大の武器で高質量のゲッター線をぶつける。余談だが石川氏は「グェッタァァビィィーム!!」と発音するらしい。
- ゲッタービーム・フルパワー
- 最終決戦で使用したゲッタービームで、通常の数百倍のゲッター線と3人の心を一つに放つ最強の大技。これで四天王のリーダーの多聞天を撃破した。
- NEOにおいてフル改造時6000の攻撃力は、合体攻撃以外では全ユニットで最高値。さらにファイア特性付きであるため、かなりのダメージを期待できる。ゲッター線のパワー恐るべし、である。ネーミングの元ネタはTVアニメ版ゲッターロボ終盤で竜馬がボタン同時押しによって使用した同名の武器と思われる。ちなみにファンの間でこの技は石川英郎氏の壮絶な叫びから「ヴェッタービーム」と呼ばれている。
- ゲッタートマホーク
- 原作でよく使用していた両手持ちの斧。
NEOでは押し出し特性付き。作中ではこの一部から作られた刀が二振り登場する。
- ゲッタートマホークブーメラン
- 原作ではただトマホークを投げつけるだけである。ブーメランとして使用する時はトマホークを二つ付けてダブルトマホークブーメランと呼んで使用していた。
NEOでは曲射特性付き。
- ファイナルゲッタートマホーク
- 『世界最後の日』にて真・ゲッター1が使用したのと同じタイプの技。真・ゲッター1程の威力は持たないがそれでもすさまじい大きさを持つ。しかし多聞天には効果がなかった。利点を挙げるなら腕が壊れないので複数回使える事。NEOではこの武器を使用する際、竜馬達は『世界最後の日』でこの武器を使用した際と同じやりとりを交わしている。
NEOでは押し出し特性付き。
- ファイナルダイナミックスペシャル
- マジンガーZとグレートマジンガーとの合体攻撃。攻撃方法は最初にダブルバーニングファイヤーを食らわせ、新ゲッターが猛スピードで切り込み、アイアンカッターを飛ばし、マジンガーブレードでさらに切り込み、止めにゲッタービームを打ち込む。
- 変形
- ゲッター2 (新)及びゲッター3 (新)へと変形可能。
- オープンゲット
- 気力130以上で発動。25%の確率で敵の攻撃を回避。
移動タイプ
- 空・地
- 飛行可能。
- 4(NEO)
機体BGM
- 「DRAGON」
- 原作OP曲。通常はイントロなし、必殺技使用時はイントロありになる。
名場面
- 「巨大鬼の岩」
- 平安時代に飛ばされたゲッターチームであったが、ゲッターロボは更に昔へと飛ばされており、土砂に埋もれて岩山に変わるほど長い年月が経過していた。隼人と弁慶が「鬼の岩」こそがゲッターであると見出し、埋もれていたゲッターを再び起動させ、黒平安京で鬼達との決着をつけたのだった。
NEOではアースティアの世界にある、オニオン渓谷で鬼の岩になっていた。原作同様何百年も前に着いたと思われる。