ガルガウ

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ガルガウ(Gulgaw)

インスペクター四天王のヴィガジの専用機。メカザウルスにも似た、恐竜のような外見を持つのが最大の特徴。

両腕の大推力ブースターと大型クローを用いた突撃・格闘戦を得意とする。また、ミサイルやメガスマッシャーを装備しており、中~遠距離戦闘にも対応出来る。
また、かなり堅牢な守りを誇る機体で、ダイゼンガーの「雲耀の太刀」の直撃を受けても致命的なダメージを与えられないほど。が、ジ・インスペクターでは直撃・一刀両断された。

OGシリーズ』では地球側の特機を参考にしており、地球への実戦投入前に一部仕様が変更されたことになっている。ただし、怪獣の様な意匠に関しては地球側特機の何を参考にしたのかは謎である。
ガルガウはウォルガ勢力の機体であるが、大本はゲストことゾガルと同一の勢力である。向こうの機体には恐竜のような姿をしたレストレイルが存在するため、そのデータを使用した発展型、と考えることも出来る。

メガ・ガルガウ(Mega Gulgaw)

アニメ『ジ・インスペクター』のオリジナル機。ゲームでは破壊された機体が何度も再生して登場するのがお約束だが、アニメではダイゼンガーに破壊された後、こちらの機体へと乗り換えた。
全身がメタリックな銀色になっており、その外見はかのメカギルギルガンを彷彿とさせるもの。そのため放映当時の視聴者からは「メカガルガウ」との愛称で呼ばれた。スタッフ間でも同様の呼称が用いられたが、「元からメカなのにメカガルガウっておかしくない?」となり、それをもじった「メガガルガウ」が正式名称とされた。

登場作品と操縦者

旧シリーズ

第3次スーパーロボット大戦
異星人軍(インスペクター)の四天王・ヴィガジが乗る。ビーム吸収を持つ厄介な敵。初登場時に無理をすれば撃墜可能だが、詰め将棋な行動パターンを取る必要がある。他の四天王機に比べると射程(7)が短いので、後半になるとファンネルサイバスターのハイ・ファミリアに手も足も出ない姿を見かける。

OGシリーズ

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
攻撃のバリエーションが増え、厄介な敵に。ダイゼンガー&アウセンザイターの初登場時のイベントにおいて、合体攻撃『竜巻斬艦刀』によって中破、撤退を余儀なくされる。
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS
リメイク版ではより攻撃的なアニメーションに進化した。GBA版でもそうだが、最後は第3次を踏襲した形で撃墜される。
スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
ゲームと同様の経緯で登場するが、ゲームとは違い「雲耀の太刀」で一刀両断された。その後、強化型メガ・ガルガウで登場するが、グランゾンのブラックホールクラスターで屠られた。

装備・機能

武装・必殺武器

スタンショック
相手を行動不能にする。OGシリーズのみの武装。
アーマーブレイカー
相手の装甲値を下げる。OGシリーズのみの武装。
高周波ソード
第3次のみの武装。
メガ粒子砲
地球の技術転用の武装。第3次のみ。どうやら腕部に内蔵されているようだ。
小型ミサイル / ホーミングミサイル
第3次が小型ミサイル、OGがホーミングミサイル表記。ジ・インスペクターでは「黄色・赤」の球状。
メガスマッシャー
胸部から高出力エネルギー波を放つ。OGSでは全体攻撃。砲身が現れた後、メカザウルスの如くガルガウが咆哮して放つ。
アイアンクロー
両腕に装備されたシールドとクローを組み合わせた複合兵装と、口部のエネルギー砲を組み合わせたパターンアタック。
突撃してクローで相手に打撃を加えて上空に弾き飛ばした後、口部から上空の相手に向けて火炎を放つ。GBA版ではクローを展開⇒突撃して連続パンチ⇒捕獲した敵に火炎放射⇒反対側のクローでぶっ飛ばす、という流れ。
OG2ではこれでグルンガスト参式の右腕を破壊しているが、モーションの関係でOGSでは若干違和感が。

特殊能力

EN回復(大)
ビーム吸収
全シリーズ共通。
マインドブロック

移動タイプ

飛行可能。なおOGシリーズでは地上用ユニットとして登場。

サイズ

L

機体BGM

「VIOLENT BATTLE」
インスペクター四天王の専用BGM。

関連機体

メガ・ガルガウ
ジ・インスペクター』で登場したガルガウの強化型。