ベガリオン
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YSF-34 ベガリオン(Vegalion)
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 分類:外宇宙航行用アーマードモジュール
- 形式番号:YSF-34
- 全長:44.8m
- 重量:79.5t
- 推進機能・空中浮揚機関:テスラ・ドライブ×2
- 開発者:フィリオ・プレスティ
- 所属:
- スレイ・プレスティ個人所有⇒αナンバーズ(αシリーズ)
- 不明(OGシリーズ)
- 主なパイロット:スレイ・プレスティ
琴座の一等星・織姫「ベガ」に由来する名を持つ、『プロジェクトTD』の集大成である「シリーズ77」の機体の一つ。
「アルテリオン」と同じくフィリオ・プレスティの遺作であり、彼の妹であるスレイ・プレスティが搭乗する。こちらは、アルテリオンとは異なり変形機構をもたず、CFのみとなっている。アルテリオンと同じ形式のテスラドライブを、こちらも2機搭載しているが、アルテリオンと異なり速度を重要視した物となっている。また、アルテリオンと同じく本来は宇宙航行用の機体であり、戦闘機ではない。搭載火器はかなり豊富でMAPWも搭載している。
そしてアルテリオンとの合体で完成する「ハイペリオン」での運用が前提となる。
なお、セレーナ・レシタールがゼ・バルマリィ帝国に投降する(フリをする)為に、本機を大破させる事でゼ・バルマリィ帝国への従属の証とした。ただし、チームTDのメンバーはセレーナの真意を知っていた為、彼女を責める事は無かった。そして、この時大破した本機のパーツのうち、無事だった部分の一部は、ASソレアレスの改修プランに使用されており、ASアレグリアスの中で生き続けている。ちなみに、作中ではツイン・テスラ・ドライブや、ウェポン・コンテナが使用された事が明らかになっている。
登場作品と操縦者
αシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦α
- スレイが乗り、兄フィリオの無念を晴らすべくアイビスと敵対関係となる。最初はスレイが押していたが、マニューバGRaMXsを取得したアイビスに押され、ついに敗北する。そしてスレイとアイビスが和解してハイペリオンになるのだが、この時のイベントは燃えること間違いなし。分離状態では使用しないだろう。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 大幅に弱体化。武器の豊富さは変わらないが、移動後の攻撃が使いづらくなっている為、前作で見られた様な活躍は出来なくなってしまった。小隊員時の支援攻撃も際立って強い訳ではない。分身も無いので、まぐれ当たりで被弾する事も。小隊の移動力を上げる小隊員機としては有用。序盤戦ではマップ兵器が役に立つ局面もある。前述の通り、セレーナに撃墜されて使用不可能となるが、ツグミがマオ・インダストリーで修復して、第44話でハイペリオンへの合体を果たす。
OGシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- PVにてスレイが搭乗。如何なる経緯でハイペリオンとなるか注目である。
装備・機能
装備は、アルテリオンと同じくオプションで取り付けられたDC製のCTM(戦術統合ミサイル)シリーズの為、威力は低めなものの、あまり敵を選ばずに戦う事が可能。運動性が高く、分身も持っているので、回避性能はかなり高い。
武装・必殺武器
- 110mmGGキャノン 「グラビティーガイダンスキャノン」
- 二基装備の機関砲。GGとはGravity Guidance(重力誘導)の略で、テスラ・ドライブを用いて弾道を安定させ、射程距離と命中率を向上させている。グラフィックは普通にバルカン・マシンキャノンといった感じ。第3次αではハイペリオンのマニューバGRaMXsでソニックドライバーを使用していることから、本機単独でも使用可能と思われる。
- CTM-05 プレアディス
- クラスターミサイルを一基装備。着弾指定型マップ兵器。
- CTM-07 プロミネンス
- 小型ミサイルを内蔵。
- CTM-09 セイファート
- 対艦用の巡航ミサイルを二基内蔵。
- Gブレイクドライバー
- 機体先端に内蔵。テスラ・ドライブによって加速した弾体を高速で撃ち出すレールガンの一種。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
対決・名場面など
関連機体
- カリオン
- 本機のプロトタイプ。形状が非常に似ている。
- アルテリオン
- 本機と合体することで、ハイペリオンとなる。
- ASアレグリアス
- 本機のテスラ・ドライブとウェポンコンテナを流用して大幅な改修を受けた機体。
余談
ベガリオンの全長はアルテリオン(CF)の1.5倍以上であるにもかかわらず、コストは0.5しかない。ちなみに、同コストの他の機体と比較しても、ベガリオンはずば抜けて大きい。
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