グーニラ・グレーナーは『スーパーロボット大戦X-Ω』の登場人物。
概要
ソリスのエリートチームのメンバーの一人で、ハインヘルムシリーズの開発者。元アルファオメガ団員。
自身の開発したハインヘルムを「娘」と呼ぶほど溺愛している。パイロットも務めるが、機動兵器の操縦技術はないため搭乗時は専用に開発した搭載AI「人工知能くん」に操縦等を任せている。どちらかというと人を振り回すことが多いが、科学者である為か常識的な面も持ち合わせており、ツッコミに回ることも決して少なくない。人を振り回すときにはあくまで常識内の範囲で振り回したり冗談を言ったりするのに対して逆に振り回されるときは非科学的な事やとても理不尽なことであることが多い。作中では「大人」と言っており、子供っぽい一面があるがオリーヴの独断行動の責任を代わりに負おうとしたり、調子が悪かったフローリアに対して論して立ち直らせたりするなどきちんと大人としての役割を果たしていることもある。
登場作品と役柄
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2017年10月のイベント「姉ちゃんなんか大っ嫌い!」にて初登場。2018年1月のイベント「人工知能オリーヴ君!」にて専用ハインヘルムが初実装され、2018年2月のイベント「花と星」にてボイス付きパイロットパーツが実装。
- 専用のハインヘルム改は、いずれもダメージ軽減系のアビリティ[1]と味方全体へのバフアビリティを持つのが特徴。
パイロットステータス設定の傾向
- X-Ω
- 鉄壁、閃き、激励+
-
- パイロットパーツ装備時
- 不屈、閃き+、激励+
人間関係
- オリーヴ・オペール
- 同じく元アルファオメガ団員。火星での悲劇を乗り越え前に進もうとする彼女の覚悟を買っており、ハインヘルムを預けるに相応しいと認めている。オリーヴを振り回すことが多いが、彼女の覚悟を聞いて送り出したり、オリーヴの独断行動の責任を負おうとするなど大人としての器も見せている。
- エーメル・エルキン
- チームメイトの1人。逆に振り回される事がある人その1。普段は振り回してツッコミを入れられる方だが、オリーヴの事が絡んで暴走した彼女の発言や行動にツッコミを入れることも増えてきている。オリーヴと出かけようと(恐らく彼女は冗談で)誘いカタリーナと共に止められた時にすぐに冗談と言ったためオリーヴに関して怒らせたときには本気で怖い様子。
- カタリーナ・カンパーニ
- 逆に振り回される事がある人その2。彼女と自分の愛しているハインヘルムと彼女の愛しているオリーヴのどっちが上かという変な勝負を行った。また、自分のハインヘルムに搭載されている人工知能をオリーヴの声だけに変えて作ってほしいと頼んだカタリーナに普段は人を振り回す立場の彼女も流石に終始振り回される事になった(一部本人もノリノリだったが)。こちらもエーメルと同じでオリーヴに関して怒らせると本気で怖い様子。
名台詞
- 「君は真面目だね。真面目で自分に厳しく、そして誰よりも優しい子だ」
- フローリア「な、なにを言っていますの!?」
- 「でもね、フローリア君。これだけは忘れないでいてくれ。君は誰のためでもなく、君のために戦っていいんだ」
- 「君の生命は、君だけのものなんだから」
- フローリア「博士…」
- 「大丈夫、君ならできるさ」
- 「君はこの天才の私が自ら選んだ、誰にも代えることができないたったひとりなんだから」
- フローリア「博士、それプレッシャーですわよ?」
- 「でも、好きだろ。追い詰められるのが?」
- 『機動警察パトレイバー』とのコラボイベント「二課とソリスの長い一日」より。
- HOSにより暴走した香貫花の零式からエーメルのハインヘルム改を守ることができず、「ハインヘルムの正規パイロットの座をオリーヴから奪った私達には責任がある、なのにこの体たらくではオリーヴたちに申し訳が立たない(要約)」と自責の念にかられ自信を喪失したフローリア。
- しかしグーニラはそんなフローリアの葛藤と、ハインヘルムの正規パイロットの立場に対する強い責任を感じていたことを見抜き、不器用ながらも彼女を諭し、自信を取り戻させるのだった。
- 普段はマッド・サイエンティスト的なエキセントリックさが目立つ彼女であるが、そんな彼女も「大人」としての一面をしっかり持っていることがわかる一幕。
- 後藤「…お互い苦労しますなぁ」
- 「いやいや、苦労をかけてるのは私の方です」
- 後藤「それはこちらも同じでしてね」
- 「私は人を育てるなんてできない人間なんです。だから、思ったことを言うしかない」
- 後藤「それでいいんじゃないですかね。若者ってのは勝手に育ちますから」
- 「後藤さん…」
- 後藤「はい?」
- 「ここ、禁煙です」
- 同じく「二課とソリスの長い一日」より。自分が戦えないぶん、最前線に立つパイロットたちに
主に自分のマッドなハインヘルム愛で苦労をかけているという自覚はあるようだ。
- 彼女の不器用なりの優しさが垣間見えるワンシーン。しかし、オチが付くのが『パトレイバー』らしいというか…。
搭乗機体
- ハインヘルム改
脚注