GEAR戦士電童 (TV)

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  • 読み:ギアファイターでんどう
  • 2000年10月4日 ~ 2001年6月27日放映(テレビ東京)全38話
  • 初参戦スパロボ:スーパーロボット大戦R(2002年)

ストーリー

ある日、宇宙から流星のように地球に何かが墜落。そこから6色の光が何処かへと飛び去った。

17年後、機械帝国ガルファが地球に襲来。それに巻き込まれた出雲銀河と草薙北斗の前に巨大ロボットが現れ、二人をコックピットに迎え入れた。それこそ人類の希望「GEAR戦士電童」であった。

登場人物

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

地球

GEAR

出雲銀河
草薙北斗
ベガ / 草薙織絵
GEAR副司令。地球での名は草薙織絵。北斗の母親で圭介の妻。
エリス・ウィラメット
吉良国進
渋谷長官
浅野愛子
ドクター井上
メテオ
西園寺実
ベガの養父で北斗の養祖父。日本の政財界に多大な影響力を持つ。17年前地球に飛来したベガを保護した際に彼女からガルファの脅威を伝えられ、各国首脳に働きかけてGEARを創設した。
???(フェニックスエール
電童の初起動時、輝刃の誕生時など重要なときに姿を見せる青い長い髪を持った少女。その正体は7体目のデータウェポン・フェニックスが幼いころのベガの姿を借りて現れたもの。

星見町の住人たち

草薙圭介
ジュピター
草薙家で飼われている北斗の愛犬。犬種はボーダーコリー。SRW未登場。
出雲みどり
銀河の母親。
出雲源一
銀河の父親。報道記者をやっており世界中を飛び回っている。訪れた先の文化に染まり切って帰ってくるため、周囲に混乱を巻き起こすことが多い。SRW未登場。
出雲源太郎
銀河の祖父。電子囲碁が趣味。SRW未登場。
出雲乙女
銀河の妹。

機械帝国ガルファ

アルテア
アブゾルート
ウィッター
グルメイ
スバル
ゼロ

アルクトス

アルゴ
セア

登場メカ

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

二つのGEAR

GEAR戦士電童 / 電童(フェイスダウン状態)
各種データウェポン装着形態
フルアーマー電童 / フルアーマー電童(フェイスダウン状態)
騎士GEAR凰牙 / 凰牙(フェイスダウン状態)
初期はアルテアの乗機で常時フェイスダウン状態。中盤以降北斗の乗機に。
データウェポン装着形態

GEARの機動兵器

セルファイター
セルブースター分離時とバルハラ分離時のどちらもセルファイターであるが、機体色が異なる。
セルブースター
セルブースターバルハラ
ワルキューレ
宇宙戦艦ファイティングアース
対ガルファ用戦力として建造されていたが、レオサークルがラゴウウイルスから復活する際に素体として使われたため消滅。
地底戦車ペルシダー
対ガルファ用戦力として建造されていたが、ユニコーンドリルがラゴウウイルスから復活する際に素体として使われたため消滅。

データウェポン

ユニコーンドリル
レオサークル
ドラゴンフレア
ガトリングボア
バイパーウィップ
ブルホーン
超獣王輝刃
フェニックスエール

ガルファ

ガルファ素体
オービトン
ファイタス
捕獲機獣
機士ウィルス
機士エラー
機士バグ
機士ロック
機士ジャム
機士レガシー
機将ギガアブゾルート
機将ギガグルメイ
機将ギガウィッター
螺旋城
螺旋城として要塞全体がユニット扱い(『R』など)の場合と、螺旋城の主(『MX』など)として登場する場合がある。
ラゴウ
ゼロ
ゼロ+ベクター(ベクターに騎乗した状態)
ベクターゼロ
ガルファ皇帝

楽曲

オープニングテーマ
「W-Infinity」
作詞・石川雅敏、作曲・Little Voice、編曲・HAL2000、歌・影山ヒロノブ、三重野瞳
『R』『MX』で戦闘BGMに採用。
エンディングテーマ
「COUNT DOWN」
作詞・芦原みき、作曲・Little Voice、編曲・HAL2000、歌・Little Voice
挿入歌
「Over the Rainbow」
作詞・芦原みき、作曲・Little Voice、編曲・HAL2000、歌・Little Voice
『MX』においてフルアーマー電童の機体BGM、及び『電童』がらみのマップのBGMに採用。
劇中BGM
「決意の選択」
『R』で採用。「戦え!電童」の後半部分とほぼ同じ曲。
「輝刃の鼓動」
『R』『MX』で採用。
「戦え!電童」
『MX』で採用。後半の盛り上がり部分が採用されている。

登場作と扱われ方

参戦回数は少ないが、どの作品でもストーリーの中核を担っている。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦R
原作再現率は高いが、ENのシステムが特殊な事を中心に扱いにくさが目立つ。それ相応の愛がないとフル活用は難しい。ワルキューレは『MX』より上位武器が2つも多く、運動性を上げた状態での使い勝手はピカイチ。乗り換えでW出撃できるにも関わらず改造値がヴァルハラと同期する点もお得。2000年代の作品で初のスパロボ参戦作品の一つ(もう一つは『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』)となった。

単独作品

スーパーロボット大戦MX
今回は『新世紀エヴァンゲリオン』、『ラーゼフォン』と共にストーリーの中核を担っており原作再現も多い。電童よりベガの駆るワルキューレの方が圧倒的に使いやすい。今回も電童はクセが強く、他のユニットと比べると扱いにくい。インフィニットレイヤーを持つフェニックスエール入手後はENのシステムがかなり改善されるが、その頃には一軍は固定されているだろう。
スーパーロボット大戦Card Chronicle
サービス開始時からの参戦作品の1つ。開始当初からフェニックスエールを含めた全てのデータウェポンやアルテアの味方仕様のカードが実装されていたが、この経緯については後にイベント「Cosmic Chronicle 第7章〜誕生!新たなる光」で補完された。同エピソードでは機械帝国ガルファ妖魔帝国と手を組んで地球に侵攻するシナリオが描かれている他、「帝国の陰謀」ではボアザン帝国とも手を組む。

用語

GEAR(組織)
GEAR (兵器)
アルクトスの伝説にある機動兵器のこと。電童や凰牙が該当。
星見町
物語の舞台となる町。
星見アミューズメントパーク
星見町にある大規模アミューズメントパーク。この地下にGEARの日本支部がある。
メテオ
GEAR日本支部のメインコンピュータ。元はベガがアルクトスから逃れる際に乗ってきた同名の宇宙船のメインコンピュータであった。
メテオキューブ
メテオのエネルギー源となる結晶。データウェポンの好むエネルギーを発している。
ギアコマンダー
GEARの操縦に使うインストーラー。掌大の大きさの装置で、GEARの手足のハイパープラズマドライブに回転命令を送る他、GEARの召還、各種技の発動、データウエポンとの契約、装着など様々なことに使われる。
ハイパーデンドーデンチ
GEARの動力源となる巨大な電池。日本中で1日に消費される電力を全て賄えるエネルギーが詰まっており、GEARはこれを2本使って動く。
ファイナルアタック
データウェポンをインストールすることで使えるようになるGEARの必殺技。各データウェポン毎に内容は違うが総じて凄まじい威力を誇る。その代償として、1回撃つとGEARのエネルギーを全て使い切ってしまうという弱点もある。
データウェポン
アルクトス
ベガ及びアルテアの故郷の星。生態管理コンピュータ「ガルファ」の庇護の元、穏やかな時間が流れていたが…。
機械帝国ガルファ
「ガルファ」または「ガルファ帝国」ともいう。ガルファ皇帝を頂点とする機械生命体の帝国。全宇宙の支配及び知的生命体の抹殺を目的としている。
機獣
ガルファの基本戦力であり、ガルファでは素体、及び素体が地球の機械を取り込んで変化した兵器がこう呼ばれる。一方地球側では、ガルファの兵器は下記の機士や機将まで含め、基本全てこの呼称で呼ばれる。
重機獣
機獣より高い能力と知性を持った上位種。素体が変化するのではなく、最初から完成形としての姿をしている。
機士
重機獣の更に上位機種。機獣、重機獣と違い、人間のような直立二足型をしている。
機将
最上位機種の機獣。作戦指揮や計画の立案を行う知性と、GEARを上回るの戦闘能力を持つ。

各話リスト

話数 サブタイトル 登場メカ 備考 再現スパロボ
第1話 始まりの日 -電童出撃- MX
第2話 出現!ユニコーンドリル
第3話 騎士凰牙ナイトオウガ来襲!
第4話 戦慄の螺旋城
第5話 炸裂!バイパーウイップ
第6話 レオサークルの勇気
第7話 突撃!ブルホーン
第8話 新しい仲間
第9話 消えたデータウェポン
第10話 電童破壊0秒前
第11話 決戦!電童対凰牙
第12話 危機の予感
第13話 銀河の父、帰る
第14話 電気が無い!
第15話 怪談!学校のデータウェポン
第16話 月の悪魔
第17話 ラゴウの牙
第18話 深度8000Mの戦い
第19話 よみがえる命
第20話 燃えろ!銀河!!
第21話 黒騎士復活!
第22話 母の秘密
第23話 閉ざされた記憶
第24話 長い夜
第25話 炎の中で
第26話 螺旋城の落ちる日
第27話 忍びよる影
第28話 スバルの挑戦
第29話 北斗の危機!
第30話 最大の敵!
第31話 北斗の叫び、銀河の涙
第32話 飛べ!スバル!
第33話 GEAR壊滅!
第34話 ゼロ・アタック!!
第35話 発進!宇宙そら
第36話 嵐の海
第37話 アルクトスの真実
第38話 星の伝説 -そして、始まりの日- MX

主要スタッフ

制作
サンライズ(第10スタジオ)
監督
福田己津央
シリーズ構成
両澤千晶
キャラクターデザイン
久行宏和
メカニックデザイン
阿久津潤一(ビークラフト)
今石進(シンクポート)
音楽
佐橋俊彦

余談

  • DVD最終巻収録の先行プロモーション映像では、メカの細部や配色などが異なるデータウェポンやGEARが拝める。
  • 月刊コミックボンボンで漫画版も連載され、熱いバトルを描きながらも、一部のキャラの扱いの悪さも目立った。
  • 本作の監督である福田己津央氏が後にクリエイティブプロデューサーを務めた『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』において、本作のセルフパロディ要素として「ベガの衣装を着たアンジュとアルテアの衣装を着たサラマンディーネが対峙する」というシーンが一瞬だけではあるが存在している。

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資料リンク

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