マクロス・クォーター
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マクロス・クォーター(Macross Quarter)
- 登場作品
- 分類:マクロス級可変攻撃宇宙空母
- 全長:402 m
- 重量:---t
- 動力:熱核反応炉
- エンジン:反応エンジンクラスター
- 設計:八重洲重工、L.A.I
- 所属:S.M.S
- 主なクルー:ジェフリー・ワイルダー(艦長)
- メカニックデザイン:
本項は変形形態の「強攻型」も記載する。
技術革新等により通常の戦闘艦サイズでマクロス級と同等の戦闘力の艦を建造できるようになり、試験的に開発されたのが『マクロス級』の4分の1(クォーター)タイプである本艦。試験的に民間軍事企業S.M.Sに配備され、高い戦果を挙げた。戦略・戦術・対砲撃など様々な局面に対応できるよう設計されており、強攻型形態では反応エンジンクラスターによる軽快な運動性能を発揮、砲撃戦は元より格闘戦をも軽々とこなせる。
劇場版では量産されており、最終決戦時にカラーリングが異なる艦が複数登場した。ロボットアニメではブリッジに直撃を受けた戦艦は大破・轟沈する(ので最後まで攻撃が当たらない、またはギリギリで助けが入る)のがお約束であるが、劇場版のクォーターはピンポイントバリアがあるとはいえブリッジに直撃を受けても轟沈しなかったという非常に珍しい活躍を見せた。所謂ゴーグル顔の部分に穴が開いたらしく地表への降下中だったため内部では突風も吹き荒れたが、無事に着地までの間を戦い抜いた。ちなみにOG2のハガネもブリッジに直撃を貰っているが、戦闘どころかダイテツの死亡やエイタの重傷など見事に戦闘不能に追い込まれている。
小型化に加え船団旗艦という立場を脱したことで扱いやすくなったのか、クォーターはプラスや7での鬱憤を晴らすかのように大活躍している。特に設定上にあるように格闘戦での活躍が目立ち、ピンポイントバリアの攻撃転用や変形しながらの突撃と回避などVFシリーズに近い戦い方を見せている。また、バレルロールをする戦艦は複数いても空中波乗り(こんなことをするマシン自体がLFOぐらいだが)を披露する戦艦はこのクォーターぐらいだろう。
登場作品と操縦者
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 最初からソードマクロスキャノンがあるものの、ピンポイントバリアもシールドもなくなってしまったため、Lよりも防御面では柔らかくなってしまった。相変わらず(ジェフリーが最初からEセーブを持っているのに)燃費が悪いが、火力は高く、ジェフリーの能力もあって一線で活躍できる。強攻型は空Bなので、変形したら陸に下ろそう。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 使い勝手や出番の多さは相変わらずで、破界篇にはなかったピンポイントバリアが復活している。メメントモリ攻略戦にて、メメントモリを守るアロウズのリント少佐が同機のマクロスキャノンに警戒するシーンがある…が、実際に飛んできたのはマクロスキャノンではなくパンチであった。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦L
- 初登場作品。プロローグ第2話からスポット参戦を数度経た後、中盤に差し掛かる頃で正式参戦する。サブパイロットはボビーのみで、キャシーは一部の武器で台詞を喋るだけだが、カットインはある。
- 攻撃面では通常・MAP兵器の二種類のマクロスキャノン、防御面ではシールド(強攻型のみ)とピンポイントバリアを装備しており、強制出撃の戦艦の中では一番戦力になる。ただし、ENの消費がかなり激しいので、フル改造しておきたい。また戦力だけでなく、機体ボーナスに移動力+がある関係で足が速いため、前線に出る機体に追従する事が多く、バリアの効率を上げるためにもHP・装甲もしっかり改造しておくと良い。要するに、旗艦のどれを強化するかで迷ったらマクロスを強化しておくと良い。
- 終盤になると強攻型の追加武装イベントが2回あるが、かなり終盤で活用機会が少ない上、今までずっと射撃兵装オンリーできて何故かいきなり格闘武器なので、実質的にはマクロスキャノン2種が最強武器と考えて運用した方がいい。弾数制でENを消費しないマクロス・アタックはEN節約の面では使っても良いかも知れないが・・・。なお、初登場のプロローグ2話でバジュラ (ナイト級)とのイベントを起こすまでの間のみ、武装が対空砲と対艦重ビーム砲しかなく、強攻型への変形もできない。
- ちなみにLOTUSには旗艦扱いの戦艦が3隻あるので、ルート分岐で部隊を分割する時は1:2に分かれる事になるが、マクロス・クォーターは4回ある分岐全てにおいて必ず「2」の方に行くため、唯一の旗艦になることが無い。なっても強いので困らないが。
- スーパーロボット大戦UX
- 強攻型はすぐに使用可能で、第2次Z同様ボビーとキャシーがサブパイロット。今作の戦艦の中でも突出した戦闘力を持つが、MAP兵器の範囲は1マス直線になってしまった。使用頻度が高い必中と突撃を両方ジェフリーが担当する点が少々ネック。L同様、ルート分岐で1:2に別れる際は必ず「2」の方に行く。また、第二部以降は頭部の形状が変更される。
単独作品
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 本作ではステージごとに母艦の有無及び母艦となるユニットが決められており、少なくとも第1章時点では母艦は本艦とホワイトベースのみである。
- 第2章6話-2「バジュラ母星」クリア後にランカとシェリルが乗り込み、「歌」コマンドが使用可能となる。移動後使用不可だが、歌は周辺の味方ユニットのSPと気力を上昇させる効果であり、最大でSP+20と気力+9になるので非常に有用。
装備・機能
武装・必殺武器
- 対空砲
- デストロイド部隊による対空砲火。
- 対艦重ビーム砲
- 主砲。ちなみにLでは掛け合いの締めがジェフリーの場合のみカットインが入る。
- クォーターキャノン
- UXでのみ登場。対艦重ビーム砲の名前が違うだけだが、威力は何故か高くなっており、MAP兵器版バスターキャノンより高い。
- バスターキャノン/マクロスキャノン「重量子反応砲」
- 艦首に装着された重量子反応砲。強攻型への変形時には右腕となる。
- Lでは要塞艦型の時に撃つとバスターキャノン、強攻型の時に撃つとマクロスキャノンと分かれており、それぞれにMAP兵器版と通常版があったが、第2次Z破界編・再世編では要塞艦型の時は通常版マクロスキャノンのみで、強攻型にバスターキャノン通常、マクロスキャノン通常/MAPが全てある。MAP兵器版バスターキャノンは無い。
- またLではバスター/マクロスキャノンの通常版・MAP兵器版全てにサイズ差補正無視効果があったので、これを主力とするマクロス・クォーターはジェフリーにサイズ差補正無視を習得させなくても戦えたが、第2次Zではサイズ差補正無視効果があるのは再世編のMAP兵器版マクロスキャノンだけになってしまった。
- UXでは再びLのように要塞艦型=バスターキャノン、強攻型=マクロスキャノンという形に戻った。しかも全パターンにサイズ差補正無視が復活した上にバリア貫通効果までついたが、MAP兵器の幅が1マスに狭まってしまった。
強攻型
- マクロスアタック
- 左手の空母部分を相手に突き刺したのち、デストロイドを展開させ内部での一斉射撃を行う。原作ではバトル・ギャラクシーのマクロスキャノンを破壊した。
- Lではサブパイロットではないキャシーのカットインが入る武器。
- ソードマクロスキャノン
- マクロスキャノンの砲身にピンポイントバリアをブレード状に展開し、斬りつける。名前はスパロボオリジナル。
- マクロスキャノン(一斉射撃)
- 『UX』のみ。クォーター級の連合艦隊と共にマクロスキャノンを一斉射撃するが、クォーター級の登場シーンに連動してVF-19 エクスカリバー改が一機乱入して来る。ウインドウには表示されないが、「行くぜ、カワイ子ちゃん!」という台詞と声からして、恐らくこの機体はVF-19ADVANCE イサムスペシャル。この時クォーターが岩塊に乗ると同時、ブリッジでサーファーの動きをするジェフリー(と、それに見惚れるモニカ)のカットインが入る。
- UXにおいては、実はこの艦隊は「鉄のラインバレル」のルーベンス財団出資によって建造されたことになっている。クロスオーバーの多い本作ならではと言える。ちなみに、マクロス級の必殺技が炸裂するのは戦艦タイプが対象となっていることが多いのだが、UXではよりにもよってELS GN-X IV。もはや可哀想と言うしかない。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- 2L
- 6Lまたは9
- OEでのもの。
機体BGM
- 「トライアングラー」
- TV版OPテーマ。
- 「ノーザンクロス」
- ソードマクロスキャノンのイベントでかかる。
- 「ライオン」
- OEでマクロスキャノン、ソードマクロスキャノンのBGMに採用。
対決・名場面など
- ファーストアタック
- 強攻型を初披露。巨体に似合わない軽快な運動性を発揮した。
- 対バトル・ギャラクシー
- TV版の最終決戦にて。バトル・ギャラクシーの懐に飛び込み、マクロスアタックでマクロスキャノンを破壊する。
関連機体
商品情報
話題まとめ
資料リンク
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