アッシュ (OG)

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アッシュ
外国語表記 Ash
登場作品

バンプレストオリジナル

デザイン カトキハジメ
正式名称 エクスバイン・アッシュ
分類 改修型パーソナルトルーパー(ヒュッケバインシリーズ
型式番号 PTX-EXH
全高 19.0 m
重量 49.0 t
動力 プラズマ・ジェネレーター
MMI T-LINKシステム
原型機 エクスバイン
開発者 カーク・ハミル
所属 鋼龍戦隊
パイロット イーグレット・イング
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概要

ガリルナガンの攻撃を受け、大破したエクスバインを予備パーツを使い改修した機体。

T-LINKシステムを搭載しているが、追い詰められたイングが念動力を覚醒させた際にウラヌス・システムにまで及ぶ干渉を受け、遠隔コントロールを脱して彼の制御下に入り、以降イング以外搭乗できない機体となった。

全身に追加装甲「パッチ・アーマー」を施されているが、追加装甲はこの時点では仮留めの状態であり、補強の為包帯のように全身に「CAUTION」と書かれたテープが巻かれ、足りない部分はビーム攻撃を軽減するマント「コーティング・クローク」などにより補われている。その為、元となったエクスバインから大きく印象が変わっている。見た目の印象は「仮面をつけた傷だらけの騎士」と言った風貌。襲撃の際にテスラ・ドライブが破損しており、飛行は出来ない。

カラーリングに赤が混じっているのは予備パーツが再塗装されずに使用されている為。 なお、仮面部分についた×の字型の傷は、呼びかけに答えてイングの許に向かった際にガリルナガンの迎撃で受けたもの。

後にエグレッタとの戦闘中、ガリルナガンの攻撃を受けて追加パーツが破損。撃墜の危機に追い込まれるも、トランス状態に陥ったイングがレイディバードに搭載されていた本来のパーツを念で呼び寄せ、その場で装着・固定・最適化を実行(イングの項に詳しいが、これは要するに、本来工場や格納庫で行う機体の組み上げをその場で終わらせたことになる)。新生したこの機体はエグゼクスバインの名を与えられ、再び戦いに臨むことになる。

なお、ジ・インスペクターに登場したエクスバインのように、AMガンナーやAMボクサーとは合体することは出来ない。改修され一部仕様が変更されてるため当然といえば当然だが。

登場作品と操縦者

OGシリーズ

第2次スーパーロボット大戦OG
26話「ミクスト・トルーパーズ」から登場。攻撃力が高い・機体性能が高い・燃費がいいと三拍子揃った名機であり、参戦即主力として運用できる。47話「凶鳥は三度死ぬ」でエグゼクスバインへと強化される。

装備・機能

武装・必殺武器

固定武器

頭部バルカン砲
牽制用の装備。威力は低く射程も短い。
グラビトン・ライフル
Mk-IIIに搭載されたものの試作型。第3次α仕様らしく、全体攻撃。
ストライク・シールド
左腕に装備されている盾。R-3のものの発展型で、当然の如く念動誘導兵器。本来は背中に装着されるはずだったが、アーマラの襲撃で破損したため急きょ左腕に移動された。攻撃手段ではなく、セイバーの鞘として使われる。
T-LINKセイバー
最強武器である実体剣。システムへコンタクトして念の刃を形成し、敵を斬り捨てる。フィニッシュデモでリアルカットインが入る。初期威力は4500と高いにも関わらず、消費ENは20と抑え目。惜しむらくは格闘武器なので、イングのエースボーナスが乗らない点か。恐らく「Gソード・ダイバー」や「天上天下無敵剣」のルーツに連なる武器。

換装武器

ロシュセイバー
素体の素体であるヒュッケバイン009の頃から受け継いでいる武器。斬り飛ばした後接近、もう一回斬りつけるという豪快なモーション……だが、セイバーの方が使い勝手がよい。
フォトン・ライフルS
ヒュッケバインシリーズ伝統の武器。本作では強化されている。

特殊能力

念動フィールド
避けるタイプの機体なのであまり世話にはならない。
分身
敵の攻撃が苛烈な今作ではかなりありがたい能力。

移動タイプ

本作では貴重な空・陸両方の適応がAだが、残念ながら空は飛べない。通るルートの大半は宇宙なのでそんなに問題ではないが。

サイズ

M

カスタムボーナス

運動性+10、最大EN+50
継戦能力が順当に強化される。Eセーブ込みならセイバーの使用回数が3回増える。

機体BGM

「22nd CHILD」
アッシュ搭乗後のイングのテーマ。「地球の後継者」のアレンジ。

関連機体

エグゼクスバイン
強化改修型。シリーズの集大成と言うべき機体に仕上がっている。

余談

  • 「アッシュ」というネーミングについては「デザイン的にゲームに出せるグレーゾーン」という意味にかかっているとも言われているが、この線は薄い。
  • 「アッシュ」とは「トネリコ」を意味し、「トネリコ」は北欧神話に登場する「ユグドラシル」である。イングの名前の由来にかけた可能性もある。