「ホリス・ホライアン」の版間の差分
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2019年6月15日 (土) 21:53時点における版
ホリス・ホライアン | |
---|---|
外国語表記 | Horis Horian |
登場作品 | |
SRWでの分類 | サブパイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 |
24歳(第1部) 25歳(第2部) |
所属 | OZ → ヴァルストークファミリー |
役職 | ヴァルストーク操舵手 |
軍階級 | 一級特尉 → なし |
ホリス・ホライアンは『スーパーロボット大戦W』の登場人物。
概要
ヴァルストークファミリーに押しかけ就職した青年で、ヴァルストークの操舵手を務める。
連合大学卒という学歴(自称)を持ちながらなぜトレイラーという職業を選んだのか、ファミリーからは不思議がられている。その経歴には謎の部分が多いが、確かに操舵の腕は一級品。頭の回転も相当早く、アカネ・アーディガンをからかい、カズマ・アーディガンを嗜めるのが専らの立ち位置。知識の範囲も幅広く「こんな事もあろうかと」で自軍全機にいつの間にか対ゾンダー処置を施していたりと、プロフェッサーをして「一度頭の中身を見てみたい」と言わしめるほどである。
彼の素性は終盤にようやく明らかになるが、実は彼は旧OZの情報局特務調査隊所属の一級特尉である。任務は古代太陽系文明の遺産の調査で、その調査目的でヴァルストークに潜入していたのであった。そんな彼がOZの瓦解後もヴァルストークに留まっていたのは、ブレスフィールド・アーディガンの人柄と実力に心酔してしまったからであり、またブレスの方も彼の素性を察した上でその存在を黙認していたようである(OZ解体時にあらためて勧誘している)。
ブレス失踪後の第2部では、失踪したカズマに喝を入れてファミリーに引き戻す、アリア・アドヴァンスすらその存在を知らなかったヴァルストークの真の機能を独力で解析・ヴァルザカード形態を発動させるなどの働きを見せ、その信頼に見事に応えている。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦W
- 精神コマンド要員としての彼は、基本的には「加速」係。他、機体にP兵器が少ないので「突撃」が重宝する。ただ、無限精神使用技を使う場合には、彼の精神コマンドはいまいち役立てにくい。
パイロットステータス
精神コマンド
人間関係
- ブレスフィールド・アーディガン
- ヴァルストークファミリーのリーダー。ホリスの敬愛の対象。
- カズマ・アーディガン
- ブレスの志を継ぐものとして期待をかけている。
- アカネ・アーディガン
- 彼のからかいの対象だが、最終的にはホリスの方から彼女に告白。なんだかんだで大切に思っていたようである。…さすがにマヨネーズ料理はホリスもうんざりらしいが。
- シホミ・アーディガン
- ホリスの冗談を真に受けて過剰反応するアカネに対し、シホミはほとんど動じない。
- ミヒロ・アーディガン
- ブレスの末子。
- ガレント・カベリナリオ
- ホリスも彼にかかっては、ブレスの娘にまとわりつく悪虫扱い。
- キャレット
- キャレットの真の機能の解放に成功したのは大部分がホリスの功績である。
名台詞
- 「見せてください、トンビの羽ばたきを!」
- エクサノヴァシュート・オーバー使用時のカズマへの台詞。敬愛する『タカの目』ブレスを継ぐ者としてのカズマへの期待感が溢れ出ている。
- 「出力安定!あとはカズマが安定するだけです!」
- 第二部序盤のヴァルガードでの戦闘台詞。さりげなく馬鹿にするのがホリス流。
- 「カズマ、ナイスな台詞をお願いします!」
- 上に同じく、第二部序盤でのヴァルホークとヴァルストークの合体技「プロトンキャノン・フォーカス」使用時の戦闘台詞。にわか二枚目気取りのカズマがこの唐突な振りに即応できるはずも無く、「え…?その…え~と…食らええええええっ!!」と全然ナイスじゃない台詞を吐くハメに。ちなみに、カズマの口調が元に戻った後も同様のセリフを振るが、さすがのカズマも学習(?)したのか、振りに応えて熱いセリフをばっちりキメてくれる。
- アリア「覚えてろ、馬鹿カズマ! お前を倒して、あたしはミヒロとお姉ちゃん達と暮らすんだ!」
カズマ「ちょっと待て! 俺と親父はどうでもいいのかよ!?」
ホリス「あの……私の立場は……?」 - 「勇気ある者達」におけるアリア撤退時のやり取り。完全にハブられている。
- アカネ「預言が気になるなんて、あたしもちょっと弱気になって小さくなったみたいだよ」
ホリス「…え~と…どこら辺がです? 胸のあたり…」 - 第2部28話にて久見の預言を気にしてしまった事で自嘲気味に漏らしたアカネに対して。セクハラまがいの発言だったのか、ガレントに殴られた。
- 「…いい機会です…。あなたにお話したい事があります」
「ここなら邪魔は入りません。アカネさん…私は…」 - 第2部29話にてアカネと共にヘリオポリスに潜入した際に。まさかの展開にアカネも「心の準備が…」と狼狽えるが、たまたまこの場に同じくヘリオポリスに潜入していたカイトがいたため、有耶無耶に。カズマがいなければホリスはアカネに告白…ではなく、自らの素性を明かすはずだった事が50話冒頭で明らかになる。
- 「ですが、ここであなたが足を止めれば救える生命は確実に失われるのです」
「…もう一つ教えてあげましょう。キャプテン・ブレスは確かに死にました…」
「だけど、あの人は本望だったでしょう。大事なものを守るためにその生命を使ったのですから」
「カズマ…あの戦いはあなたのミスではありません。ただ、運が無かったんです」
「でも、今あなたが戦わない事は明らかにあなたの弱さです」
「そんな情けない男のために、あの『タカの目』が生命を投げ出したなど私は許しません」
「それはキャプテン・ブレスをもう一度殺しているのと同じです!」 - 29話にて、自分のせいで父を失ったと責め、戦いを拒絶するカズマに対してこの言葉で一喝する。カズマを立ち上がらせたのは、家族ではなく父であるブレスフィールドに憧れたホリスの言葉だった。
- 「私はホリス・ホライアン一級特尉。旧OZの情報局特務調査隊所属……」
「その任務は、古代太陽系文明の調査です」 - 48話で明かした過去。まさかのOZ所属に驚いたユーザーも多い。
- 「では、それを用意しましょう」
- 第2部第49話「戦いの海に勇気の帆を」より。強大な力を誇るアプリカントのアルムストラ・フィーニスと対峙し、奴に対抗する手段は無いのかとやけくそ気味に叫ぶカズマにこともなげに返した一言。この直後、最後の封印が彼の手によって解かれる。カズマはもとより、掟破りの3機目の主人公機の登場にプレイヤーも唖然としただろう。
- 「では、JさんのJは?」
- 月ルート「静止した時の二人」にて、「DさんのDはドリームのD」と口にしたイーベルに続いて発した一言。ラダムとの決戦を控え、直前まで立ち込めていたシリアスかつ悲愴な空気を一瞬で叩き壊した、ある意味名言。
- ちなみに問いの答えはJ自身も知らなかったため、不明。
- 「では、アカネさん…。私と家族になってください」
- EDにて、さりげないプロポーズ。ちなみにこの時、アカネが切っていた通信機をこっそりONにして(しかもザ・データベースの面々までも聞こえた事を考えれば全回線通信らしい)、アカネの返事まで含めて公開していた。
- 「トレイラー心得……一度言ったことは必ず守れ、逆に一度言わせれば勝ちだ、ですよ」
- そして、またしてもアカネに怒られた際にこう返した。ちなみに本編最後のトレイラー心得。
余談
- 前述の通りこれほど重要な役割を持つキャラクターであるにも関わらず、Wのキャラクター設定資料において、ヴァルストークファミリーの中では彼のみ立ち絵がない(顔の設定画はある。また、EDでは一応立ち絵が見られる)。更に、第2部終盤のブレスからファミリーへのメッセージにおいて、自分の名前が入っていたことに「やった!名前があった!」等とリアクションを取ってしまったこともあり、一部のファンの間では「影薄キャラ」として認知されることとなってしまった。…尤も、そのキャラ設定が独自のファン層を開拓している感もあるので、結果オーライといったところではあるが。
- ヴァルストークファミリーで唯一アーディガン姓でない点や上述の通り立ち絵がなかったことによる特異性、そして何よりビジュアルから醸し出される雰囲気から、発売前は「絶対裏切る」「敵のスパイ」などの不穏な予想を立てる声も少なくなかった(後者に関してはある意味当たっていると言えなくもない)。しかし実際のストーリーでは一貫して善良なキャラであり、カズマの成長にも大きく貢献するなど活躍にも恵まれたことから一転して高い人気を獲得し、後にはファンから冗談交じりに「ホリスは確かに裏切った。我々の予想を見事に裏切ってくれたのだ」と評されるまでになった。
搭乗機体
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