「フルメタル・パニック!」の版間の差分

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原作は賀東招二の同名小説(富士見ファンタジア文庫)。幼少期から戦場に身を置き、生き抜いてきた兵士相良宗介を主人公にしたSFミリタリーアクション作品。
 
原作は賀東招二の同名小説(富士見ファンタジア文庫)。幼少期から戦場に身を置き、生き抜いてきた兵士相良宗介を主人公にしたSFミリタリーアクション作品。
  
『[[フルメタル・パニックシリーズ]]』アニメ化一作目である本作は、原作の長編シリーズ第1巻〜第3巻(『戦うボーイ・ミーツ・ガール』『疾るワン・ナイト・スタンド』『揺れるイントゥ・ザ・ブルー』)をベースにしており
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『[[フルメタル・パニックシリーズ]]』アニメ化一作目である本作は、原作の長編シリーズ第1巻〜第3巻(『戦うボーイ・ミーツ・ガール』『疾るワン・ナイト・スタンド』『揺れるイントゥ・ザ・ブルー』)をベースにしており、短編シリーズの一部のネタもピックアップされている。原作長編のこれ以降の物語は『[[フルメタル・パニック! The Second Raid]]』で、残る短編のいくつかは『[[フルメタル・パニック?ふもっふ]]』で、それぞれ一部だけだが映像化されている。
短編シリーズの一部のネタもピックアップされている。原作長編のこれ以降の物語は『[[フルメタル・パニック! The Second Raid]]』で、残る短編のいくつかは『[[フルメタル・パニック?ふもっふ]]』で、それぞれ一部だけだが映像化されている。
 
  
2018年春アニメ第4シリーズとなる『フルメタル・パニック! Invisible Victory』が放送予定の他、ハリウッドでの映画化も発表されており、今後の動向が待たれる。
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2017年から2018年にかけては「ディレクターズカット版」と称し、TVシリーズを三部作に分けた劇場版が公開された。
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2018年には第4シリーズとなる『フルメタル・パニック! Invisible Victory』が放送。ハリウッドでの映画化も発表されており、今後の動向が待たれる。
  
 
== 登場人物 ==
 
== 登場人物 ==
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**[[M9 ガーンズバック (クルツ機)]]
 
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*[[ARX-7 アーバレスト]]
 
*[[ARX-7 アーバレスト]]
 
 
*[[トゥアハー・デ・ダナン]]
 
*[[トゥアハー・デ・ダナン]]
 
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*ベイヴ・メア - ミスリルの使用する輸送ヘリ。ASの運搬から人員の輸送まで幅広い用途で使用されている。デ・ダナン搭載の機体には[[ECS]]も搭載されており、姿を消すことが可能。『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では[[ボン太くん]]の武器「ボン太くん突貫」でチラッと登場。ECSで姿を消すなど細かい演出が光る。
*ベイヴ・メア
 
:ミスリルの使用する輸送ヘリ。ASの運搬から人員の輸送まで幅広い用途で使用されている。デ・ダナン搭載の機体には[[ECS]]も搭載されており、姿を消すことが可能。
 
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では[[ボン太くん]]の武器「ボン太くん突貫」でチラッと登場。ECSで姿を消すなど細かい演出が光る。
 
  
 
=== その他 ===
 
=== その他 ===
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;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
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:初の声付き参戦。ストーリーはアニメ化された部分までで、続編の予告で続きの再現が示唆されている。
 
:初の声付き参戦。ストーリーはアニメ化された部分までで、続編の予告で続きの再現が示唆されている。
:第1作のみに登場したキャラクターの絵柄もふもっふやTSRに近い雰囲気に統一されている。
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:第1作のみに登場するキャラクターの絵柄も『ふもっふ』や『TSR』に近い雰囲気に統一されている。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 
:原作小説版が初参戦。アニメ未登場キャラクターは原作イラストレーターが書き降ろす形で参戦となった。PV第1弾では[[ARX-8 レーバテイン|レーバテイン]]も登場。
 
:原作小説版が初参戦。アニメ未登場キャラクターは原作イラストレーターが書き降ろす形で参戦となった。PV第1弾では[[ARX-8 レーバテイン|レーバテイン]]も登場。
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=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦J]]
 
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:初参戦作品。学校名こそ作中明らかにされていないが、神楽坂教諭の存在や生徒会長云々という発言から、男主人公・[[紫雲統夜]]や『[[マジンカイザー]]』の[[兜甲児 (OVA)|兜甲児]]らが[[陣代高校]]の生徒らしい。また、作品開始当初からASが軍の主力を担っており、『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の[[MS]]が配備されるより前に[[ボアザン星人]]を相手にM6の部隊が展開している。原作再現に関しては細かい点で今一歩のところがある。
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:初参戦作品。学校名こそ作中明らかにされていないが、神楽坂教諭の存在や生徒会長云々という発言から、男主人公・[[紫雲統夜]]や『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]』の[[兜甲児 (OVA)|兜甲児]]らが[[陣代高校]]の生徒らしい。また、作品開始当初からASが軍の主力を担っており、『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の[[MS]]が配備されるより前に[[ボアザン星人]]を相手にM6の部隊が展開している。原作再現に関しては細かい点で今一歩のところがある。
 
;[[スーパーロボット大戦W]]
 
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:『ふもっふ』『TSR』と本作を纏めた『[[フルメタル・パニックシリーズ]]』という名義で参戦。『J』とおなじくASが軍の主力となっている。
 
:『ふもっふ』『TSR』と本作を纏めた『[[フルメタル・パニックシリーズ]]』という名義で参戦。『J』とおなじくASが軍の主力となっている。
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:2016年2月に『フルメタル・パニック!』と『[[創聖のアクエリオン]]』がメインのイベント「素直になれないビタースイート」が開催。ストーリーにはリニューアル後の第1章から登場。
 
:2016年2月に『フルメタル・パニック!』と『[[創聖のアクエリオン]]』がメインのイベント「素直になれないビタースイート」が開催。ストーリーにはリニューアル後の第1章から登場。
 
;[[スーパーロボット大戦V]]
 
;[[スーパーロボット大戦V]]
:フルメタは『TSR』以後の時系列からの登場となるため、実質的に[[いるだけ参戦]]である。
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:時系列は『TSR』以後のため、実質的に[[いるだけ参戦]]である。
  
 
== 各話リスト ==
 
== 各話リスト ==

2018年4月21日 (土) 12:12時点における版

概要

原作は賀東招二の同名小説(富士見ファンタジア文庫)。幼少期から戦場に身を置き、生き抜いてきた兵士相良宗介を主人公にしたSFミリタリーアクション作品。

フルメタル・パニックシリーズ』アニメ化一作目である本作は、原作の長編シリーズ第1巻〜第3巻(『戦うボーイ・ミーツ・ガール』『疾るワン・ナイト・スタンド』『揺れるイントゥ・ザ・ブルー』)をベースにしており、短編シリーズの一部のネタもピックアップされている。原作長編のこれ以降の物語は『フルメタル・パニック! The Second Raid』で、残る短編のいくつかは『フルメタル・パニック?ふもっふ』で、それぞれ一部だけだが映像化されている。

2017年から2018年にかけては「ディレクターズカット版」と称し、TVシリーズを三部作に分けた劇場版が公開された。

2018年には第4シリーズとなる『フルメタル・パニック! Invisible Victory』が放送。ハリウッドでの映画化も発表されており、今後の動向が待たれる。

登場人物

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

原作小説版のみに登場する人物に関しては『フルメタル・パニック! (原作小説版)』を参照。

ミスリル関係者

相良宗介
メリッサ・マオ
クルツ・ウェーバー
テレサ・テスタロッサ
アンドレイ・セルゲイビッチ・カリーニン
リチャード・ヘンリー・マデューカス
ゲイル・マッカラン
エドワード・ブルーザー・サックス
ジョン・ハワード・ダニガン
ミスリル隊員

ミスリル関係のAI

アル
フライデー
ダーナ

陣代高校

千鳥かなめ
常盤恭子
風間信二
神楽坂恵里
小野寺孝太郎
工藤詩織

テロリスト

クガヤマ・タクマ
A21のテロリスト。
セイナ
A21のテロリスト。
ザイード
ヘルマジスタンのテロリスト。
ガウルン
アマルガムのテロリスト。
A21 (一般兵)
アマルガム (一般兵)

その他

赤城龍之介
アニメオリジナルキャラとして登場した陸上自衛隊練馬基地所属の一等陸曹。同隊のAS部隊「練馬レッドドラゴン」の隊長。声こそ違うものの、格好・台詞もろもろがどこからどう見ても『機』から始まるスパロボでもおなじみのロボットアニメ『シ』から始まるキャラクターをモチーフにしたとしか思えない。
練馬RD

登場メカ

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

原作小説版のみに登場するメカに関しては『フルメタル・パニック! (原作小説版)』を参照。

ミスリル

その他

用語

陣代高校
宗介やかなめが通っている都立高校。
ミスリル
各地の紛争を鎮圧して回る、米軍の十年先の技術を行く秘密の軍事組織。外部の軍事関係者からは正義の味方と揶揄される。
アマルガム
水銀合金の名を冠する秘密結社。世界の経済や軍事を掌握している。
A21
ミスリルと戦ったテロ組織。
ヘルマジスタン
アニメ版でアフガニスタンの代わりに登場した架空の国家。宗介の古巣。
アーム・スレイブ
略称AS。『フルメタル・パニックシリーズ』でのロボット兵器の総称。
ECS
電磁迷彩システム。
ラムダ・ドライバ
物理法則を無視した力場を発生させるシステム。システムの内容はブラックボックスによるもので、登場人物たちも懐疑的な視線を向けている。
ウィスパード
生まれながらにして、様々なオーバーテクノロジーを「知っている」存在。
原作小説においてもオーバーテクノロジーを知覚している理由が長らく明瞭にされていなかったが、『せまるニック・オブ・タイム』にてようやくウィスパード発生の原理が説明された。

楽曲

オープニングテーマ
「tomorrow」
歌・下川みくに
ロボットアニメらしからぬ優しい曲調で、これは続編2作にも通じる。
『J』で採用。『V』限定版では原曲を収録。
エンディングテーマ
「枯れない花」
歌・下川みくに
劇中BGM
「戦うM9」
『J』『W』『第3次Z』『V』で採用。
「特攻野郎?」
劇中・次回予告BGM。スパロボではボン太くんのBGMとして使われているので『フルメタル・パニック?ふもっふ』のものと思われがちだが、初出はこちら。

登場作と扱われ方

本作からは宗介、クルツ、マオ、『TSR』からはベルファンガン・クルーゾーが常時使用可能パイロットとして参戦している。本編のテクニカルかつ高度な駆け引きを駆使して戦うことを再現するためか、能力値は四人とも実力者揃いなリアル系の中でも非常に高いものとなっている。反対に乗機は単体での火力に難があるが携帯機シリーズの場合、M9とファルケには合体攻撃、アーバレストには合体攻撃とラムダ・ドライバがあるため、十分主力として使っていける。

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
初の声付き参戦。ストーリーはアニメ化された部分までで、続編の予告で続きの再現が示唆されている。
第1作のみに登場するキャラクターの絵柄も『ふもっふ』や『TSR』に近い雰囲気に統一されている。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
原作小説版が初参戦。アニメ未登場キャラクターは原作イラストレーターが書き降ろす形で参戦となった。PV第1弾ではレーバテインも登場。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦J
初参戦作品。学校名こそ作中明らかにされていないが、神楽坂教諭の存在や生徒会長云々という発言から、男主人公・紫雲統夜や『マジンカイザー』の兜甲児らが陣代高校の生徒らしい。また、作品開始当初からASが軍の主力を担っており、『機動戦士ガンダムSEED』のMSが配備されるより前にボアザン星人を相手にM6の部隊が展開している。原作再現に関しては細かい点で今一歩のところがある。
スーパーロボット大戦W
『ふもっふ』『TSR』と本作を纏めた『フルメタル・パニックシリーズ』という名義で参戦。『J』とおなじくASが軍の主力となっている。

単独作品

スパロボ学園
スーパーロボット大戦X-Ω
2016年2月に『フルメタル・パニック!』と『創聖のアクエリオン』がメインのイベント「素直になれないビタースイート」が開催。ストーリーにはリニューアル後の第1章から登場。
スーパーロボット大戦V
時系列は『TSR』以後のため、実質的にいるだけ参戦である。

各話リスト

話数 サブタイトル 登場メカ 備考 再現スパロボ
第1話 気になるあいつは軍曹(サージェント)
第2話 守ってあげたい
第3話 ランジェリー・パニック
第4話 キッド・ナップ
第5話 囁かれし者(ウィスパード)
第6話 STILL ALIVE
第7話 ボーイ・ミーツ・ガール J、W、第3次Z時獄篇
第8話 パートタイム・ステディ
第9話 あぶないセーフハウス
第10話 ラン・ランニング・ラン
第11話 ベヘモス覚醒
第12話 ワン・ナイト・スタンド J、W、第3次Z時獄篇
第13話 猫と仔猫のR&R(ロックンロール) J、第3次Z時獄篇
第14話 習志野は燃えているか? W、第3次Z時獄篇
第15話 故郷に舞う風・前編
第16話 故郷に舞う風・中編
第17話 故郷に舞う風・後編 W、第3次Z時獄篇
第18話 深海パーティー
第19話 エンゲージ・シックス・セブン
第20話 ヴェノムの火
第21話 ディープ・トラップ
第22話 ジャック・イン・ザ・ボックス
第23話 巨人のフィールド
第24話 イントゥ・ザ・ブルー J、W、第3次Z時獄篇

主要スタッフ

制作
GONZO
監督
千明孝一
キャラクターデザイン
堀内修
メカニカルデザイン
海老川兼武
謂原敏明
音楽
佐橋俊彦

余談

  • 本来第1期は2001年秋に放送予定だったが、直前に9.11テロが起きたため、ハイジャックなどのテロ事件が類似している本作の放送は1クール分遅らされている。

商品情報

Blu-ray

DVD

  • DVD-BOX

  • 単巻(通常版)

  • 単巻(限定版)

  • Vol.0 EX

楽曲関連

資料リンク