M9 ガーンズバック (マオ機)
(フライデーから転送)
ナビゲーションに移動
検索に移動
M9 ガーンズバック (マオ機) | |
---|---|
外国語表記 | M9 Gernsback |
登場作品 | |
声優 | 福山潤(フライデー) |
デザイン | 海老川兼武(アニメ版) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦J |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | 第三世代型アーム・スレイブ |
機種 | M9 ガーンズバック |
生産形態 | 専用機(個人搭乗) |
動力 |
パラジウムリアクター ロス&ハンブルトンAPR2500a |
出力 | 約2500ps または 約3300kW |
AI | フライデー |
所属 | ミスリル |
主なパイロット | メリッサ・マオ |
M9 ガーンズバック(マオ機)は「フルメタル・パニック! シリーズ」の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
第3世代のAS「M9 ガーンズバック」のメリッサ・マオ搭乗機。
指揮官機であり、電子兵装と通信機能が強化されている。電子戦のスペシャリストであるマオはこの機能を存分に利用する描写がある。 ちなみに専用機と言われたことはなく、同じくSRTのチームリーダーであるマッカラン機も同仕様であると思われる。
マオ機のAIはフライデーという名前がつけられている。アニメではフライデーの声を福山潤が担当している。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
マオはこれで最後まで戦うことになる。携帯機では特に電子戦強化は能力に反映されず、通常のM9と性能差はなかったが、第3次Zではジャミング機能が付いた。
『J』『W』ともに合体攻撃である「ウルズ・ストライク」がバリア無視で攻撃でき、Wではクルーゾーの乗ったファルケとの「ウルズ・スペシャル」が使えるため三位一体での運用が基本となる機体。
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 序盤から登場。合体攻撃は無いが、最強武装が気力制限無し、ECSの仕様変更により毎ステージで1度だけ無消費「突撃」+ミサイルランチャー(全体攻撃)ができる。そのため、普段のマオはサブに回して「突撃」を温存する方が良い。第36話で機体・武器性能が強化されるので改造すれば終盤まで使える。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 第1話から参入。フライデーの音声収録が行われており、戦闘シーンではマオとの掛け合いが発生する。第2話で合体攻撃が追加されるが、宗介がレーバテインに乗り換えると使えなくなるのが問題。ただ、クルツ機共々そのタイミングで武装が追加される。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦J
- 初登場作品。基本性能はあまり高いとは言えないが、武器改造費が安めで強化パーツスロットが3つあり、合体攻撃のウルズ・ストライクもある。強化していけば最後まで十分使っていける。クルツ機とマオ機は互いに乗り換えが可能。
- スーパーロボット大戦W
- 基本性能自体はJとあまり変わらないが、クルツ機とマオ機が各パイロット専用となった。ファルケの登場により、合体攻撃のウルズ・スペシャルが追加。また、各武器の戦闘アニメが変更された。
- 機体のほうは回避型だが、マオの性格が攻撃回避では気力が上がらない「超強気」なので、単純に敵陣に単騎吶喊させても(弾数の都合もあるため)効果は薄い。 「激励」要員が揃うまでは、援護攻撃を活かすためにフライトユニットと大型マガジンなどを装備して団体行動、余っていればバリアも付けて積極的に援護防御させてやるといい。
VXT三部作[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦V
- 大型単分子カッターの戦闘アニメが変更された。最強武装のことを考えるとマオにBセーブやヒット&アウェイを修得させると安定する。
- 中盤妖精の目が追加されるとHP、運動性が強化されるが本機だけ何故かENが-20される(同じ強化をされるクルツ機やファルケは減らない)。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦X-Ω
- ベースガシャでSRディフェンダーが登場する他、2017年6月のイベント「鬼哭」の報酬ユニットとしてSSRアタッカーが登場。なお後者は『TSR』出典となっている。
- 2020年4月にニューカマーで大器型SSRアタッカーが追加。
- スーパーロボット大戦DD
- 序章ワールド3より加入。バランスタイプ。
- SSR必殺技ユニットパーツ「超高速ミサイル」がサブスロットにつけた場合バランスタイプのMAP兵器以外の最大射程が増加させるという珍しい特性を持っており、この手の武装には珍しく超高速ミサイルは恒常排出であるため、射程が短い傾向にあるバランスタイプを使う上で是非とも装備させたい強力なSSRとなっているのが特徴。ただし、本機自身のメインスロットや必殺技スロットとして装備するとこの射程増加の効果は発動しない。
- この超高速ミサイルばかり評価されがちな本機であるが、合体攻撃「ウルズ・ストライク」の実装により本機自体の性能が大幅に底上げされ、加えてマオ自身も貴重な精神コマンドの「怒涛」を覚える為、短期決戦で最大火力を要求される状況では優秀な援護役として貢献できる。
関連作品[編集 | ソースを編集]
- Another Century's Episode: R
- 使用可能機体。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
武装[編集 | ソースを編集]
- AM11 12.7mmチェーンガン
- 頭部に内蔵。発射速度は1800発/分、装弾数は1500発である。
- XM18 ワイヤーガン
- 両腕部に装備している。壁面に打ち込んで移動を補助するのが主な役目だが、瞬間的には100t以上の負荷に耐えられるため、使い方によってはASを破壊する事も可能。スパロボ未採用。
- ジオトロン・エレクトロニクスGRAW-2 単分子カッター
- 刃がチェーンソー状になっているAS用ナイフ。厚い装甲もダンボールを切るように切り裂ける。左腿または腰のハードポイントに鞘ごと懸架される。
- 『J』『W』で使用可能。『J』『W』共にコンボ(マルチコンボ)対応。デフォルトでは空中の敵に届かない。
- 大型単分子カッター
- 刀剣サイズの単分子カッター。左腿のハードポイントに鞘ごと懸架される。
- 原作序盤においてマオ機が使用したが、たった1回しか使われておらず(ベヘモス戦ではマオ機は通常の単分子カッターを装備)、相手も動けない旅客機とあまり活躍に恵まれていないが、マオ機しか使用していない装備とあってかゲーム等での採用率は高く、マオ機のプラモデル等にも軒並み付属しており、マオ機のトレードマークになっている。
- そうした点も踏まえてか、『フルメタル・パニック! Invisible Victory』にてマオ機が妖精の目との合わせ技でコダールmを一刀両断する大金星を挙げる。
- 『第3次Z時獄篇』ではマオ機が単分子カッターの代わりに装備している。
- 『X-Ω』では通常攻撃。
- 『DD』では斬撃属性のR必殺技。メインアビリティは「HP回復I」で、サブアビリティは「防御力・照準値アップI」。
- エリコン・コントラヴェスGDC-B 40mmライフル
- AS用のアサルトライフル。腰のハードポイントに懸架可能。
- 『W』ではマルチコンボ対応武器となった。
- 『DD』では実弾属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「ガードブレイクI」で、サブアビリティは「攻撃力アップI」。
- 76mmAS用対物狙撃砲
- 大型の狙撃砲。銃身の折り畳みが可能で、背部のハードポイントに懸架可能。専用のケースに収納して左腿のハードポイントにも装着できる。
- 『J』『W』で装備している。長射程の反撃武器として重宝する。
- 第3次Zではオミット。ゲームではなぜか狙撃銃と表記されているが、原作では狙撃砲という名称である。
- ヒューズVGM-A2(M)『ヴァーサイルII』多目的ミサイル
- 9連装ミサイルランチャーから発射。ランチャーは背部のハードポイントに懸架可能。
- 『第3次Z』ではマオ機が装備するガーンズバック唯一の全体攻撃。『X-Ω』ではディフェンダータイプの必殺スキルに採用。
- 『DD』では「ミサイルランチャー」名義。実弾属性のSR必殺技。メインアビリティは「プロテクションII」で、サブアビリティは「攻撃力・照準値アップII」。
- レイセオン / ゼネラルエレクトリックK1『ジャベリン』超高速ミサイル
- 弾頭の爆薬による爆発でダメージを与えるのではなく、ミサイル自体の運動エネルギーでダメージを与えるミサイル。
- 『第3次Z天獄篇』では「統合通信管制システム」の演出で使用。
- 単独武装としては『DD』初採用。「超高速ミサイル」名義での実弾属性のSSR必殺技。メインアビリティは「複合ブレードアンテナ」で、戦闘回数に応じて照準値が増加する。戦闘時のみ敵ユニットのバリア系アビリティ効果を減少させる。必殺技命中時に、敵ユニットの防御力・運動性を減少させる。サブアビリティは「射撃プラス(バランス)」。
- グラーツ・マンリッヒャー AWS2000
- プラモデル「1/60 アーバレスト Ver.IV」の為に作られた海老川兼武氏による新規描き下ろしによるプラモデルオリジナル武装。
- パーツを組み替えることで「LDWタイプ」「バトル・ライフルタイプ」「アサルト・カービンタイプ」の3つの形態に換装可能。マオ機は「バトル・ライフルタイプ」を基本的に装備している。
- なお、マオは「リコイル(反動)がズシン、ズシンと撃ってる感あって最高。制式化して欲しかったのに不採用でガッカリ」とプラモデルの説明書にてコメントしている。宗介とクルツが酷評している中、マオだけは本装備を絶賛している。「男どもが保守的すぎ。バカじゃね?」とも。
特筆機能[編集 | ソースを編集]
- ECS
- 電磁迷彩システム。不可視の状態になるものの制限が多く、基本的に戦闘中には使用しない。
- 妖精の目
- 原作終盤、トゥアハー・デ・ダナン戦隊所属のM9各機に追加搭載される特殊センサー。ラムダ・ドライバによる不可視の力場が発生した際、その発生箇所および力場密度を感知してM9のモニターに転送し、『どこが厚くてどこが手薄か』を表示する装置。
必殺技[編集 | ソースを編集]
- 大型単分子カッター(コンボ)
- 『X-Ω』ではアタッカータイプの必殺スキルに採用。
召喚攻撃[編集 | ソースを編集]
- 統合通信管制システム
- 『天獄篇』中盤でレーバテインの加入に伴い追加される全体攻撃。召喚攻撃の一つで、フライデーによるハッキングでM6 ブッシュネルを無人制御し、即席の部隊を編成して攻撃し、トドメに超高速ミサイルを発射する。
- 原作小説版でのメリダ島の防衛システムとM6を一部コントロールしてベヘモスに対抗したことの再現。戦術が完全ではなかったこともあり原作ではベヘモス撃破まではできず、クルツによる狙撃と上官のキャステロ中尉機の援護が無ければ、マオはそのまま嬲り殺しになっていた。
合体攻撃[編集 | ソースを編集]
- ウルズ・ストライク
- M9 ガーンズバック(マオ機)、M9 ガーンズバック (クルツ機)、M9 ガーンズバック (宗介機)でコンビネーション攻撃を行う。攻撃属性は射撃扱い。
- ウルズ・ストライク
- ARX-7 アーバレスト、M9 ガーンズバック(マオ機)、M9 ガーンズバック(クルツ機)でコンビネーション攻撃を行う。上記のウルズ・ストライクより攻撃力が高い。なお、ラムダ・ドライバ発動の有無でモーションが違う。
- 『V』ではマオ機のみ格闘武器扱いになっている。
- 『DD』では特殊属性のSSR必殺技。メインアビリティは「新型マッスル・パッケージ」で、攻撃力・照準値・運動性が増加し、気力が10上昇する毎に攻撃力・照準値・運動性が増加する。ウルズ・ストライク命中時、防御力・照準値が減少する弱体効果を敵ユニットに付与する。フィールド上に味方の相良宗介、クルツ・ウェーバー、ベルファンガン・クルーゾーがいるとき、1パイロットにつき防御力・照準値が増加する。サブアビリティは「攻撃力・運動性アップIII」。
- ウルズ・スペシャル
- ファルケ、M9 ガーンズバック(マオ機)、M9 ガーンズバック(クルツ機)のコンビネーション攻撃。演出でアーム・スレイブがさらに2機出てくる。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
- ECS
- 『J』『W』では分身系能力の一種、『第3次Z』は「閃き・闘志・突撃の効果を得た状態で出撃」となっている。
- 剣装備
- 単分子カッターによる斬り払いを発動。
- 銃装備
- 撃ち落としを発動。
- ジャミング機能
- 『第3次Z』以降追加。
- 妖精の目
- 『第3次Z天獄篇』では中盤に追加され、気力130以上で与ダメージ1.1倍、クリティカル率+30%、バリア貫通の効果を得る。結構な火力上昇が見込めるが、如何せん今回の「フルメタ」キャラは宗介&アル以外ダメージ上昇精神が「闘志」止まりなのが問題。
- 『V』でも中盤に追加されるが、今回は「熱血」や「愛」を習得する為使い勝手が向上している。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
- 陸
- 陸戦用の機体なので空は飛べない。フライトユニットやフライトモジュールで補う必要がある。
サイズ[編集 | ソースを編集]
- S
カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]
- 特殊能力『ジャミング機能』の効果を隣接チームにも与える。
- 『第3次Z』で採用。
- 特殊能力『ジャミング機能』による最終命中・回避率の補正が2倍になる。
- 『V』で採用。効果が倍になるのは良いのだが、如何せん効果範囲が隣接しているユニットに限られるので、活用するには工夫が必要で、上手く味方と足並みを揃えて移動したい。味方戦艦なら攻撃時の当たりにくさが多少は解消できる。『ジャミング機能の効果を指揮官技能の範囲まで広げる』だったら使いやすかったことだろう。
機体BGM[編集 | ソースを編集]
- 「戦うM9」
- 劇中BGM。J・W共にデフォルトBGM。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
- ロックンロール!
- メリダ島壊滅後、レナードの屋敷を襲撃したマオとクルツ達だったが、そこで消息不明となっていた宗介と再会。彼のダーク・ブッシュネルも加えた3機連携攻撃により、通常ASでありながらラムダ・ドライバ搭載機であるヴェノムを打ち破っている。
- SRWではこの連携が天獄篇のウルズ・ストライクの演出の元ネタとなっている。
関連機体[編集 | ソースを編集]
商品情報[編集 | ソースを編集]
- 完成品
- プラモデル