「サーヴァ・ヴォルクルス」の版間の差分

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:ヴォルクルスが物質の破壊に好んで用いる攻撃手段。戦闘時の攻撃映像が詳細に作りこまれたのはDSリメイクから。触手の先端部に生えた無数の蛇頭が口から複数の魔方陣を吐き出して目標と自機の間に展開。下半身の頭部から発射された衝撃波は魔方陣に沿って突き進む。
 
:ヴォルクルスが物質の破壊に好んで用いる攻撃手段。戦闘時の攻撃映像が詳細に作りこまれたのはDSリメイクから。触手の先端部に生えた無数の蛇頭が口から複数の魔方陣を吐き出して目標と自機の間に展開。下半身の頭部から発射された衝撃波は魔方陣に沿って突き進む。
*'''OG2nd(分身飛行形態)''':心臓血管などの内臓のパーツで吊り下げられるようにずり落ちた胸部の頭蓋骨が、苦悶の呻きとともに超音速の衝撃波と、その破壊力を増幅する魔方陣を吐き出す。その際、歯を打ち鳴らしながら節が連なった胴体を膨張させて気味の悪さを強調させるなど、芸が細かい。
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*'''OG2nd(分身飛行形態)''':心臓血管などの内臓のパーツで吊り下げられるようにずり落ちた胸部の頭蓋骨が、苦悶の呻きとともに超音速の衝撃波と、その破壊力を増幅する魔方陣を吐き出す。その際、歯を打ち鳴らしながら節が連なった胴体を膨張させて気味の悪さを強調させるなど、芸が細かい。攻撃対象の機体がぶつけられる壁が神殿らしいものとなっており、シュウの章での登場を前提としたかのような演出がなされている(結局第2次OGではシュウの章は未収録に終わったが)。
  
 
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2013年1月29日 (火) 13:21時点における版

サーヴァ・ヴォルクルス(Sever Volkruss)

「創造神ギゾース・グラギオス」、「調和神ルザムノ・ラスフィトート」と並ぶラ・ギアスの三邪神で、破壊神。正式名称は「サーヴァ・ヴォルクルス」。2億年前から7千万年前のラ・ギアスに存在し、大異変により滅亡したとされる「巨人族」の怨念などが破壊神として実体化したとも言われているが、未だ実態は不明である。本人からは現実界と精霊界では力を発揮できないことので、本質は魂か、思念体の何れかと思われる。

ラ・ギアスにはヴォルクルスを信仰の対象とし、その復活とそれによる世界の破滅を目論む宗教団体「ヴォルクルス教団」が存在する。その魔神官ルオゾール・ゾラン・ロイエルはヴォルクルスを復活させるべく様々な謀略を練っていたが、シュウ・シラカワの手によりルオゾールを生け贄として復活。しかし、シュウがヴォルクルスを復活させたのは、契約により自らの自由を束縛していたヴォルクルスへ復讐するためであり、結局はシュウにより滅ぼされた。だが、しばらくしてルオゾールと共に復活したことで、ヴォルクルスが語ったとおり、その邪力は不滅である。そして、今度エルシーネの手で三度の復活も果たすも、完全復活は阻止されている。

ヴォルクルスはラングラン王国の国王によって維持される「調和の結界」によって復活を抑止されている。しかしLOE第1章終盤で、シュテドニアス軍による大規模な急襲作戦により国王アルザールが死亡したため、結界は維持されなくなり、その後のヴォルクルス復活を許す結果となった。

ちなみに、ラ・ギアスの各地にはヴォルクルスの肉体の分身が存在し、眠りについているが、これらには知性がないために、復活するとひたすら破壊衝動に従って暴れることになる。また、ヴォルクルスの肉体は一欠片の肉片からも全身を復元できる自己修復機能を備えている。

また、ヴォルクルスの分身は戦闘映像等に映らないことが魔装機神IIで明らかにされている。

登場作品と操縦者

旧シリーズ

スーパーロボット大戦EX
シュウの章のラスボスとして本体が登場。分身よりもパイロット能力は高くなっており、見かけによらず回避も高くなっている。最大射程が8なので、攻め方としてはグランゾンのブラックホールクラスター、ソルガディのハイパーレールガン、ガディフォールのリニアレールガン、サザビーのファンネルによる射程外攻撃が有効。最終面までにグランゾンをフル改造で応戦して、その都度ノルス修理装置で回復させれば倒せるだろう。一緒に出現する分身は無視したほうが良い。武器の強化が十分なら、3ターン程で撃破できるため、分身の攻撃もあまり受けないで済む。また、意外にもHP回復能力は持っていないようだ。

魔装機神シリーズ

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
ヴォルクルス名義で登場するが、分身体の一部である。丁度ラスボスより少し弱くした程度。2体か、3体で出現するが、HP回復が尋常でないので、1体ずつ倒していこう。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
3度の復活。だが「今までヴォルクルスそのものが出現したことはない」という設定になり、EXの「真ヴォルクルス」等これまで本体だと思われていたものも少々能力の高い分身体に過ぎない事が明らかになった。ルート分岐次第で「限りなく本体に近い存在(つまりあくまで分身体)」として「S・ヴォルクルス」名義の個体が出現する。通常の分身は片言で喋るがS・ヴォルクルス名義は流調に喋っている。

OGシリーズ

第2次スーパーロボット大戦OG
約12年ぶりに上半身と下半身が分離して別れたヴォルクルスの分身達が登場する。記念すべきOGの出演に伴い、長年2種類の攻撃手段しか持たされてこなかった彼らの武装欄にも若干変化が生じた。嫌らしい特殊効果を付与されている。
合体ヴォルクルスはEXシュウシナリオ限定のため登場しない…のはラ・ギアス篇までの話。分岐次第では、最終話にヴォルクルス分身を全滅すると登場する。HP30万越え+専用特殊能力持ち+2回行動修得と決して弱いわけではないが、地形適応がA止まりのうえHP・EN回復能力もないので特殊武器でENを空にして遠距離からチクチク攻撃すればたいした被害を受けずに倒せたりする。

装備・機能

かぎづめ / 鉤爪
下半身を構成する部位のひとつに、「左右の肩口から三対の細腕を生やした女性」の人形(ひとがた)がある。その乳房からグロテスクに生え揃った節状の前脚の先端を飾る一対の鋭利な爪。
  • LOE:蛇の尻尾を振り回す尾撃と咬みつきで宙に跳ね上げた目標を、「鉤爪」で斜め十字に切り裂く(DSリメイク)。
  • ROE:本作での扱いは射撃武装。「斬り返し」では防げない。地面に突き立てた前脚部の2本の「鉤爪」が地中から獲物に襲い掛かる。
ハイパーソニックウェーブ
ヴォルクルスが物質の破壊に好んで用いる攻撃手段。戦闘時の攻撃映像が詳細に作りこまれたのはDSリメイクから。触手の先端部に生えた無数の蛇頭が口から複数の魔方陣を吐き出して目標と自機の間に展開。下半身の頭部から発射された衝撃波は魔方陣に沿って突き進む。
  • OG2nd(分身飛行形態):心臓血管などの内臓のパーツで吊り下げられるようにずり落ちた胸部の頭蓋骨が、苦悶の呻きとともに超音速の衝撃波と、その破壊力を増幅する魔方陣を吐き出す。その際、歯を打ち鳴らしながら節が連なった胴体を膨張させて気味の悪さを強調させるなど、芸が細かい。攻撃対象の機体がぶつけられる壁が神殿らしいものとなっており、シュウの章での登場を前提としたかのような演出がなされている(結局第2次OGではシュウの章は未収録に終わったが)。

特殊能力

HP回復(大)
EN回復(大)
ビーム吸収

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

L

属性

機体(パイロット)BGM

「ARMAGEDDON(ネオ・グランゾン)」
EXでの戦闘BGM。
「迫り来る敵」
魔装機神での戦闘BGM。他にはテューディゼツの戦闘BGMとして採用されている。
「巨大な闇」
『ROE』ではこちら。

台詞

共通

「……ワガ……ネムリヲ……サマタゲ……ヨビオコシタノハ、オマエ……タチカ?」
「ホウビヲ、ヤラネバナランナ……オマえたちののぞむもの……それは……死だ!!」

スーパーロボット大戦EX

「た…たがが人間の分際で…この神である私を…倒すと…いうのか…」
「私は…わたシハ…シナン…ワタシタチハ…オマエタチ…ダ…オマエ…タチノ…ミ…ライ…」
最期の台詞だが…。

魔装機神シリーズ

「ぬう……精霊界と現実界の狭間では、我が力もまだ不完全……またしても後れをとるか……」
シナリオ「終末の黙示」より。三度の復活を果たしたが、アンティラス隊(魔装機神隊)の手によってまたも阻止された。

相対関係

調和神ルザムノ・ラスフィトート
創造神ギゾース・グラギオス

余談

  • ヴォルクルスはシュウの本名が「クリストフ・ゼオ・ヴォルクルス」であった事から設定された。
  • 三邪神のモチーフとなっているのは、ヒンドゥー教の三大神である創造神ブラフマー、維持神ヴィシュヌ、破壊神シヴァである。作中でも「ヴォルクルスの又の名はシヴァ」とする表現も存在する。
  • そっくりさんにアインストレジセイアがいる。