「プレイアデス・タウラ」の版間の差分
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:スフィアの力によってエネルギーが回復する。パッションスタンピード解禁までは弾数武装しかないので半分死に能力。 | :スフィアの力によってエネルギーが回復する。パッションスタンピード解禁までは弾数武装しかないので半分死に能力。 | ||
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;スフィア・アクト(欲深な金牛) | ;スフィア・アクト(欲深な金牛) | ||
− | :気力140以上でスフィアの力が発動し、10マス以内のPCユニットのENを、EPごとに- | + | :気力140以上でスフィアの力が発動し、10マス以内のPCユニットのENを、EPごとに-40。大半のユニットが継戦能力を削られる面倒極まりない能力なので、常にエルーナルーナの気力に注意しつつ戦いたいところ。 |
:ちなみにジェミニアのものと違い範囲が限定されているが、10マスという距離は短くはない。普通に戦っていると戦闘レンジのほぼ全域に効果が及ぶので、プレイアデス・タウラと戦うならばタキオンブリッツ・プレッシャーの射程ギリギリで待ち受け、向こうが突っ込んできたら次のターンで一気に落としてしまおう。 | :ちなみにジェミニアのものと違い範囲が限定されているが、10マスという距離は短くはない。普通に戦っていると戦闘レンジのほぼ全域に効果が及ぶので、プレイアデス・タウラと戦うならばタキオンブリッツ・プレッシャーの射程ギリギリで待ち受け、向こうが突っ込んできたら次のターンで一気に落としてしまおう。 | ||
2016年2月11日 (木) 18:55時点における版
プレイアデス・タウラ(Pleiades Taura)
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 分類:カスタムシップ・ワンオフモデル/スフィア搭載機
- 全高:572.4 m
- 重量:不明
- 動力:スフィア「欲深な金牛」
- 開発者:ハイアデスの先代頭領(改造)
- 所属:サイデリアル「ハイアデス」
- 主なパイロット:エルーナルーナ・バーンストラウス
- メカニックデザイン:小野聖二
エルーナルーナ・バーンストラウスの操る新地球皇国全軍のフラグシップ。ハイアデスの隊長艦でもあり、同部隊の所有するアルデバルの同型だが、艦首に搭載された「欲深な金牛」の力とエルーナルーナの操縦テクニックにより、他を圧倒する突進力と破壊力を持つ。金色という派手なカラーリングと、その巨体ゆえに圧倒的な存在感を持ち、ハイアデスに限らず前線の兵からは人気の的となっている。アルデバルもそうなのだが、戦艦というより超巨大な魚雷のような緩い流線型のフォルムをしている。
基本武装はアルデバルと同様だが、主砲が改造されている。また、スフィア搭載機の中では唯一の戦艦であり、同時に尸逝天を超えて搭載機最大のサイズを持つ。アルデバルとの外見上の違いはカラーが金色であること、主砲が両舷に増設されていること、艦首が流線型に変えられていることと、牛の角を模した突撃衝角が艦首側面についていること(グラフィックではかなり見づらい)。
元々はエルーナルーナが父親からプレゼントとしてもらった、アルデバルの専用カスタムタイプ(ダバラーンのバンと同じ)で、どこからか手に入れた「欲深な金牛のスフィア」を動力として搭載されていた。しかし、その父親がエル・ミレニウムに敗れて死亡した後、頭領を引き継いだエルーナルーナがヴィルダークからスカウトされた際、闘争に対する欲望を感知した「欲深な金牛」が覚醒し、今まで以上の力を得ることとなった。そのため、エルーナルーナにとってプレイアデス・タウラは相棒であると同時に父親の思い出の象徴であり、復讐のモニュメントでもある。
サイデリアルへの加入後は甲冑を装着したエルーナルーナの乗艦兼全軍旗艦として運用されたが、天獄戦争終盤にラース・バビロンでZ-BLUEに敗北。かねてからの取り決めに従い、ヴィルダークに御使いを討つ力を与えるべく、エルーナルーナの手で自沈された。
登場作品と操縦者
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- プロローグ2で早速登場するが、初戦闘は第15話となる。戦艦ゆえにサイズは大きく、火力は高いが鈍重ゆえに当てやすい……と思いきや、ストラウスの能力が異常に高いのと「天才」持ちな為、この図体でもかなり回避する。言ってみれば、2LサイズのゴーストX-9を相手にするようなもの。さらに「2回行動」(中盤で「エルーナルーナ」名義になってからは「3回行動」)により手数も多い。スフィア・アクトが発動するとENが見る見るうちになくなっていくため、短期決戦を挑みたい。ちなみにアルデバル、バン・アルデバルと異なり方向指定型のMAP兵器を持っているので、絶対に一方向に密集しないように。
- ブロック系能力はないが、ストラウス(エルーナルーナ)が精神耐性を持っている。しかし、真に恐るべきはエースボーナスの『「指揮官」の効果が倍になる』と『指揮系統中枢』の組み合わせ。万一誰かが隣接していると命中・回避に+50%の最終補正に加え、敵の数が多ければ多いほど『指揮系統中枢』で敵軍全体の命中率が跳ね上がってしまう。
装備・機能
武装・必殺武器
- フル・ボンバードメント
- 要するに一斉射撃。前方の敵を薙ぎ払うMAP兵器。射線に味方がいてもお構いなしに撃ってくるので注意。
- フォトン・トーピドー
- 艦首から発射される光子魚雷。アルデバルと同じ。思考ルーチンの問題で、反撃時はほとんどこればかり撃って来る。
- タキオンブリッツ・プレッシャー
- 「プロトン・シェル」を改造した主砲。タキオン粒子のレーザーを乱射する。アルデバルの「プロトン・シェル」と違い突撃はしない。ちなみにタキオンとは超光速で動く粒子のことだが、存在は確認されていない。
- パッションスタンピード・ハイアデス
- 「欲深な金牛」のスフィアの力で次元震を起こし、生じた次元の裂け目に潜入。敵の前にワープして最大戦速で体当たりする。パイロットの名義が「エルーナルーナ」に戻ってから解禁される。
特殊能力
- HP回復(中)
- スフィアの力によって機体が再生する。
- EN回復(大)
- スフィアの力によってエネルギーが回復する。パッションスタンピード解禁までは弾数武装しかないので半分死に能力。
- 指揮系統中枢
- 時獄篇から採用された敵戦艦専用能力で、NPCユニットの数に比例して全軍の命中率が上がる。おまけにエルーナルーナ自身が高レベルの「指揮官」を持っているため、尸逝天やアン・アーレスあたりが隣接されると一網打尽にされかねない。
- スフィア・アクト(欲深な金牛)
- 気力140以上でスフィアの力が発動し、10マス以内のPCユニットのENを、EPごとに-40。大半のユニットが継戦能力を削られる面倒極まりない能力なので、常にエルーナルーナの気力に注意しつつ戦いたいところ。
- ちなみにジェミニアのものと違い範囲が限定されているが、10マスという距離は短くはない。普通に戦っていると戦闘レンジのほぼ全域に効果が及ぶので、プレイアデス・タウラと戦うならばタキオンブリッツ・プレッシャーの射程ギリギリで待ち受け、向こうが突っ込んできたら次のターンで一気に落としてしまおう。
移動タイプ
サイズ
- 2L
- 尸逝天を大幅にしのぐ500m超えだが、今回3Lは一部のユニット専用なのでこのサイズ。
機体BGM
- 「天翔る金牛」
- 専用曲。ハイテンションロックの曲調。
対決・名場面
- 金牛猛突
- 天獄篇第29話より。真の覚醒を果たしたガンレオンの一撃をまともに食らい大破したプレイアデス・タウラ。そのダメージはブリッジのストラウスにも及び、纏っていた鎧が吹き飛ばされるほどの衝撃を受ける。
- しかし次の瞬間、ブリッジから戦場に声が響く。Z-BLUEの誰もが初めて聞く、ストラウスの声が。壊れたアーマーを脱ぎ捨てる金属音の余韻も消えぬその刹那、艦首に搭載された「欲深な金牛」が輝きを放つ。次の瞬間、いきなり至近距離に現れたプレイアデス・タウラの突撃を正面から受けたガンレオンが吹き飛ばされていた。持ち前の頑丈さでこれをもしのいだガンレオンとランドだが、部隊の面々は別の意味での衝撃に襲われていた。
- アーマーの下から現れたストラウスの素顔は、金髪とそばかすが印象的な美女。ハイアデス頭領、エルーナルーナ・バーンストラウス……それが彼女の名だった。解放された闘争へのあくなき欲望が、金色の猛牛の真の力を引き出し、銀河最強の戦闘集団ハイアデスの進撃が始まる。
関連機体
- アルデバル
- 大元の姿。これをストラウス専用に改造したのがプレイアデス・タウラである。
- バン・アルデバル
- ダバラーン専用のカスタム型。プレイアデス・タウラとはある意味姉妹艦。
余談
- 名前の由来はおうし座の中央星団「プレアデス」と、おうし座の英名「タウラス」より。スフィアの名前とカラーリングは牡牛座の別名「金牛宮」から。
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