「GEAR戦士電童」の版間の差分
タグ: 巻き戻し |
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:『X-Ω』では通常攻撃に採用。 | :『X-Ω』では通常攻撃に採用。 | ||
;旋風三連撃 | ;旋風三連撃 | ||
:正拳突き、足払い、フックと繋ぐコンビネーション。2段目の攻撃は、敵が空中の場合は回し蹴り。 | :正拳突き、足払い、フックと繋ぐコンビネーション。2段目の攻撃は、敵が空中の場合は回し蹴り。 | ||
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:脚のタービンを回して蹴り上げる。単体の技としては未登場。 | :脚のタービンを回して蹴り上げる。単体の技としては未登場。 | ||
;爆砕重落下 | ;爆砕重落下 | ||
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− | : | + | :両腕のタービンを回し、竜巻を発生させて相手にぶつける。波動龍神撃の地上版。 |
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+ | ::水中で両腕のタービンを回し、水流の渦を発生させて相手にぶつける。 | ||
+ | ::本来水中用の技のはずなのだが何故か海適正が低い。 | ||
;閃光雷刃撃 | ;閃光雷刃撃 | ||
:両腕の回転するタービンから発生した雷撃を放ちながら機体を回転させ、広範囲の敵を薙ぎ払う。 | :両腕の回転するタービンから発生した雷撃を放ちながら機体を回転させ、広範囲の敵を薙ぎ払う。 | ||
− | :ゲーム中では[[マップ兵器]] | + | :ゲーム中では[[マップ兵器]]として採用。『R』では自機中心射程5と中々の性能を持ち、[[鉄壁]]や[[地中]]移動と併用すれば乱戦での敵一掃も充分可能だったが、『MX』では良くも悪くも射程2と範囲が大幅に減ってしまった。 |
;アカツキの大太刀 | ;アカツキの大太刀 | ||
− | : | + | :最終話にて使用。6体のデータウェポンが合体して誕生する直刃の大太刀であり、ガルファへのアンチプログラムとしての形態。 |
− | : | + | :最強武器でありながら各種ファイナルアタックと異なり必殺技用BGMに変化せず通常武装と同じ事に不満を漏らすプレイヤーも見られるが、原作の決戦時には挿入歌としてOPテーマが流れたため、かえって原作再現になっている。 |
:『X-Ω』では必殺スキルに採用。 | :『X-Ω』では必殺スキルに採用。 | ||
;自転ファイナルアタック(正式名称不明) | ;自転ファイナルアタック(正式名称不明) | ||
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=== [[合体攻撃]] === | === [[合体攻撃]] === | ||
;疾風双連撃 | ;疾風双連撃 | ||
− | : | + | :騎士GEAR凰牙との[[合体攻撃]]。 |
− | : | + | :『R』では電童→凰牙→2機同時の順に旋風三連撃を繰り出し、更に2機同時に爆砕重落下を繰り出す。 |
+ | :『MX』では電童が疾風三連撃→凰牙が旋風回転脚→前後から挟み込むように剛腕粉砕撃で突き抜けてフィニッシュ。 | ||
+ | :『R』ではアルテア正式復帰後も使用可能だが、『MX』ではアルテアがスポット参戦する34話以外では銀河・北斗の一人乗り時のみ使用可能。そのためアルテアとの合体攻撃を使えるのは1話のみ。 | ||
=== [[特殊能力]] === | === [[特殊能力]] === |
2022年4月5日 (火) 23:04時点における版
GEAR戦士電童 | |
---|---|
外国語表記 | Gear Fighter Dendoh[1] |
登場作品 | GEAR戦士電童 |
デザイン | 阿久津潤一 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦R |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | GEAR |
全高 | 24.5 m(バイザーオープン時25 m) |
本体重量 | 399.8 t |
全備重量 | 449.3 t |
動力 | ハイパーデンドーデンチ×2本 |
出力 | 736 MW(100万馬力) |
ドライブ回転数 | 1,223rpm(オーバードライブ時計測不能) |
走行速度 | 72 km/h |
最高走行速度 |
|
開発 | アルクトス |
所属 | GEAR |
乗員人数 | 2名 → 最低1名 |
パイロット |
出雲銀河 草薙北斗 |
GEAR戦士電童は『GEAR戦士電童』の登場メカであり、同作の主役メカ。
概要
惑星「アルクトス」の伝説に存在したGEAR。青と白を基調とした機体色をしている。
アルクトスがガルファの反乱によって滅ぼされた際に、まだ幼かったベガと共に地球に避難し、現在はGEARの管理下にある。アルクトスで造られたこと以外は全く不明だが、どうも自意識を持っているらしい。兄弟機に騎士GEAR凰牙がある。
戦闘時はギアコマンダーと呼ばれるインストーラで起動コマンドをインストールすることで頭部のバイザーが開き、パイロットの動きをトレースする方式で戦う。操縦者は本来2人必要だが、中盤以降は特殊な改造を施すことで1人乗りも可能となった。両手両足には計4基のタービン「ハイパープラズマドライブ」が装備されている。コマンドをインストールしてこれらを回転させることで様々なアクションや技を繰り出す。
「電子の聖獣」と呼ばれるプログラム生命体・データウェポンをインストールする事で、様々な能力を発揮する。
元々はベガと吉良国がパイロットとなる予定だったが、第1話で星見町が機獣オービトンに襲撃されたときに自らの意思で起動。出雲銀河と草薙北斗を自身のパイロットとして選び、コクピットへと招き入れた。少林寺拳法の使い手の銀河がパイロットになったことで格闘能力も向上し、様々な格闘技を繰り出す。
電子の聖獣(データウェポン・インストール形態)
原作では形態というよりは武器として扱われていたが、スパロボでは変形扱いとなっている。
- 電童・ユニコーンドリル
- 右腕にユニコーンドリルの頭部を装着した形態。特殊能力はバリアの一種『ファイヤーウォール』。
- 電童・レオサークル
- 右足にレオサークルの頭部を装着した形態。特殊能力は敵の能力を解析する『ハイパースキャン』。
- 電童・ドラゴンフレア
- 左足にドラゴンフレアを装着した形態。特殊能力はプログラム破壊能力を有する『クラッシュレイ』。
- 電童・ガトリングボア
- 胸部にガトリングボアの頭部を装着した形態。特殊能力は時間を止めて敵の動きを封じる『クロックマネージャー』。
- 電童・バイパーウィップ
- 左腕にバイパーウィップの頭部を装着した形態。特殊能力は分身能力の一種『イリュージョンフラッシュ』。
- 電童・ブルホーン
- 右腕にブルホーンの頭部を装着した形態。特殊能力は超重力で相手の動きを鈍らせる『オートプレッシャー』。
- 電童・超獣王輝刃
- 超獣王輝刃の変形したキバストライカーを所持した形態。ボディの一部を武器とするのではなく丸ごと手持ち武器になっている。また特殊能力も存在しない。
- 電童・フェニックスエール
- 背中にフェニックスエールの翼を背負った形態。特殊能力は無限のエネルギー『インフィニットレイヤー』。
強化装備形態
- フルアーマー電童
- 往年のロボットアニメのパロディーが詰め込まれた武装を持つ。
登場作品と操縦者
装甲はスーパー系にしては若干薄め。
セルファイター系のユニットによる「デンチ」コマンド以外の補給を基本的に受け付けない、ファイナルアタックを撃つとEN残量が必ず10まで減ってしまう等、EN周りで原作を再現した特殊システムが実装されている。ちなみに、ファイナルアタックはEN残量の割合で威力が変化する[2]特性があり、ENが著しく減少した状態では他の武器と大差ない威力になったり、あるいはそれ以上に弱くなったりしてしまう。また一度ファイナルアタックを使うとENが10まで減ってしまうため、ファイナルアタックの使用前・使用後共にデンチによる補給が必須となる。『ファイナルアタックよりも通常武装を多用してザコ散らしを行う』か、『ENをできる限り節約して最大威力のファイナルアタックでボスを倒す』といった具合に、しっかりと役割を与えて運用すると良い。
アカツキの大太刀が手に入る終盤までは変形しての使用が多いが、MXでは燃費の関係でノーマル状態での運用も悪くない。本来はどの形態でも全ての特殊能力を使えるのだが、スパロボでは固有のもの(例、ファイアーウォールはユニコーンドリルのみ)しか使用不可能という制限がつけられている。また、2人乗りのときは基本的に銀河がメインパイロットになる(北斗はユニコーン、ドラゴン、バイパーのみ)。
いずれの作品においても補給の関係で実質出撃枠を二枠使わなければならないのが最大の問題であるが、相方のセルファイター系が戦闘機タイプのユニットで移動力も問題なく扱いやすい部類で通常補給も可能であるのが救い。
ちなみにENを使い切ると原作同様バイザーが閉じるようになっている(この時データウェポンの装備は解除される)のだが、この時ただグラフィックが変わるだけでなく運動性や装甲までダウンしてしまうため、万が一敵部隊のド真ん中でこの形態になると非常に危険。それを避けるためにもデンチの補給態勢は常に整えておこう。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦R
- 初登場作品。全ての武器がENを消費する。強化パーツのプロペラントタンク、スーパーリペアキット、ソーラーパネルは装備できないが、戦艦からのスーパーリペアキットを受けることでENを回復することは可能。欠点の装甲を通常形体より上昇させ、バリアも持つユニコーンドリルが早くから使用できる。ファイナルアタックは輝刃のもの以外、全て移動後使用不可・長射程タイプ。また、ファイナルアタックの表記上の攻撃力は固定だが、EN残量により内部でマイナス修正がかかるようになっている。
単独作品
- スーパーロボット大戦MX
- 上記より燃費は良好で、疾風三連撃は無消費P属性で使い勝手がいい。その代わりデータウエポン装着時に通常形態の武器が使用不可能になった。特殊能力は変形によってファイヤーウォール、イリュージョンフラッシュ、EN回復MAX(インフィニットレイヤー)に加えてさらにクロックマネージャー、偵察、オートプレッシャーが使えるようになった。また、レオとバイパーのファイナルアタックは移動後使用可に変更されている。やはり装甲が少々薄いのは相変わらずのため、パイロットが銀河一人の時は北斗の精神コマンド「鉄壁」やバリア・分身を持つデータウエポンが使えないので、あまり前線には行かない方が無難。
- やはり強化パーツでのEN補給はできないが、「大型ジェネレーター」などのEN最大値増加パーツは装備可能。最大値を増やしてもファイナルアタックの威力は変わらないが、威力低下条件は残りENの「割合」によるものなので、威力減少を抑えやすくはなる。
- 各種ファイナルアタックの威力がEN残量依存なのはRと変わらないが冥王やロム兄さんを始めとする顔ぶれが揃うMXにおいても高い。
- 終盤でアルテアが仲間になると再び二人で乗ることになる。そのため電童は北斗と銀河の二人揃って乗ってこそ真の強さを発揮する機体といえるだろう。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2020年7月のイベント「希望はいつもその胸に」期間限定参戦。SRおよび大器型SSRディフェンダー。
装備・機能
武装・必殺武器
- 疾風激走脚
- 正座の姿勢から脚部タービンを回して地上を高速走行する。
- その特性から原作中で技名カットインが入るのはアイキャッチ時のみ。
- 剛腕粉砕撃
- 腕部タービンを回しながらの拳打。
- 『X-Ω』では通常攻撃に採用。
- 旋風三連撃
- 正拳突き、足払い、フックと繋ぐコンビネーション。2段目の攻撃は、敵が空中の場合は回し蹴り。
- 疾風三連撃
- 『MX』でのみ実装された旋風三連撃の互換武装。激走脚で接近してから足払い→回し蹴り→ハイキックを繰り出す。
- 旋風回転脚
- 脚のタービンを回して蹴り上げる。単体の技としては未登場。
- 爆砕重落下
- 空高く飛び上がり、垂直降下して回転する脚部タービンで踏み潰す。
- 『MX』では激走脚で接近→回転脚→重落下の連続技。
- 飛翔烈風波
- 両腕のタービンを回し、竜巻を発生させて相手にぶつける。波動龍神撃の地上版。
- SRW未採用だが、地形適正を考えると実際に使われているのはこちらの可能性もある。
- 波動龍神撃
- 水中で両腕のタービンを回し、水流の渦を発生させて相手にぶつける。
- 本来水中用の技のはずなのだが何故か海適正が低い。
- 閃光雷刃撃
- 両腕の回転するタービンから発生した雷撃を放ちながら機体を回転させ、広範囲の敵を薙ぎ払う。
- ゲーム中ではマップ兵器として採用。『R』では自機中心射程5と中々の性能を持ち、鉄壁や地中移動と併用すれば乱戦での敵一掃も充分可能だったが、『MX』では良くも悪くも射程2と範囲が大幅に減ってしまった。
- アカツキの大太刀
- 最終話にて使用。6体のデータウェポンが合体して誕生する直刃の大太刀であり、ガルファへのアンチプログラムとしての形態。
- 最強武器でありながら各種ファイナルアタックと異なり必殺技用BGMに変化せず通常武装と同じ事に不満を漏らすプレイヤーも見られるが、原作の決戦時には挿入歌としてOPテーマが流れたため、かえって原作再現になっている。
- 『X-Ω』では必殺スキルに採用。
- 自転ファイナルアタック(正式名称不明)
- 漫画版オリジナル技。地球の自転で脚部のタービンを回しながら連続で放つファイナルアタック。ガルファ皇帝との戦いにおいて、電童のエネルギーが尽きかけた際、銀河の発言からヒントを得た北斗が思いついて実行。この技でガルファ皇帝を追い詰めていき、織絵を救出後、皇帝を太陽に投げ飛ばして倒した。
合体攻撃
- 疾風双連撃
- 騎士GEAR凰牙との合体攻撃。
- 『R』では電童→凰牙→2機同時の順に旋風三連撃を繰り出し、更に2機同時に爆砕重落下を繰り出す。
- 『MX』では電童が疾風三連撃→凰牙が旋風回転脚→前後から挟み込むように剛腕粉砕撃で突き抜けてフィニッシュ。
- 『R』ではアルテア正式復帰後も使用可能だが、『MX』ではアルテアがスポット参戦する34話以外では銀河・北斗の一人乗り時のみ使用可能。そのためアルテアとの合体攻撃を使えるのは1話のみ。
特殊能力
- 変形
- データウェポンをインストールして姿を変える。
- ハイパープラズマD
- ハイパーデンドーデンチを交換してENをMAXまで回復する。
移動タイプ
サイズ
- M
機体BGM
- 「W-Infinity」
対決・名場面
- 対騎士GEAR凰牙
- ガルファに渡った兄弟機との対決。技量と信念の差から終始圧倒されるも、最終的にはアルデバランで決着がつくことに。
- 対ガルファ皇帝
- 知的生命体の絶滅を目論んだ全ての元凶との激突。「アカツキの大太刀」を得た電童の前には、皇帝と言えども無力であった。なお、この対決は日本神話のスサノオノミコトと八岐大蛇の対決をモデルとしている。
関連機体
商品情報
余談
- 放送当時の玩具は両手両足タービンの電動ギミックが最大の売りであり、別売のギアコマンダーで疾風激走脚などの特殊動作をさせる事ができた。
- 寺田Pは生スパロボチャンネルにおいて「出すのが嫌なわけではないが」という断り付きで、この作品を「出すのが大変」「スパロボ殺し」と語った。
- ファイナルアタック時に展開するバックパックのデザインは同じ福田監督作品の『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』の主役メカ「スーパーアスラーダ01」がイメージされている。デザインを見た福田監督もサイバーフォーミュラを意識した演出を行ったとの事[3]。
- 当初は電童自身が喋る予定があり、第1話の台本にも台詞が記載されていたが、ギリギリで没になった。
- 漫画版ではその名残なのかギアコマンダーを通じて、電童が銀河と北斗に語り掛けている描写がある。
脚注
- ↑ Mechanics、GEAR戦士電童、2022年1月8日閲覧。
- ↑ ENの「絶対値」は影響しないため、EN最大値を増加させてもファイナルアタックの威力は上がらない。
- ↑ 矢立文庫【第02回】「GEAR戦士電童」20周年記念連載