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2022年5月14日 (土) 14:01時点における版
Bセーブは特殊技能のひとつ。
概要
弾数制武器の装弾数を1.5倍に増やす特殊技能。初出は『スーパーロボット大戦MX』。
当初は少数点未満は切り捨てであり弾数が1の武器は恩恵を受けられなかったが、『第3次Z』にて小数点以下切り上げになった他、『T』『30』ではアップデートにより弾数を2倍にするBセーブEXが登場、弾数1の武器に対しても有効な技能となった。
一定値をプラスするのではなく1.5倍に増やす為、装弾数の上昇値は元々の装弾数の量に比例する。例えば、元々の装弾数が4発なら6発になる。それに対して、元々の装弾数が15発なら22発に、20発なら30発になる……といった具合。なお、機体のフル改造ボーナスとも重複し、同ボーナスが与えられた数値にBセーブが適用される。
最強武器が弾数制の武器である機体に搭乗するパイロットに習得させると効果的。また、雑魚を蹴散らすのに向いた武器が弾数制の場合は、反撃時の手数を増やせるようになる為こちらも有効である。前者は「装弾数が少ない弾数制の最強武器の使用回数を増やす」、後者は「継戦能力を上げる」のが目的となる。
さらに後者の場合、囮役のキャラクターに覚えさせると非常に有効。特にOGシリーズには換装武器がある為、Bセーブを持つパイロットをWゲージの多い機体に乗せ、弾数制で装弾数の多い換装武器を大量に搭載させると、継戦能力を劇的に伸ばす事が出来る。
採用作品
- スーパーロボット大戦MX
- 初登場。
- OGシリーズ
- 『OGs』より採用。
- Zシリーズ
- 『第3次Z』にて小数点以下が切り上げとなった。その為弾数1でも弾が1発増える。
- スーパーロボット大戦K、及び以降の任天堂携帯機シリーズ作品
- 同名スキルパーツ(アイテム)で習得可能。特に『L』以降は強化パーツが廃止されたことに伴い、唯一の弾数を増やす手段になっている。
- スーパーロボット大戦V、スーパーロボット大戦X
- スキルプログラムで習得可能。レベル制となり、+1で1.2倍、+2で1.5倍(共に小数点以下は四捨五入)。
- スーパーロボット大戦T、スーパーロボット大戦30
- スキルプログラムで習得可能。+1で1.2倍、+2で1.5倍、EXで2倍(共に小数点以下は四捨五入)。
主なパイロット
Eセーブとは違い、初期技能として取得しているパイロットは少ない。
- マイヨ・プラート
- ファルゲン・マッフの射撃系の武器は弾数制のものばかりなので、対ザコ戦で効果が大きい。
- 特に、使用頻度の高い『75mmハンドレールガン』と、攻撃力の高い『3連マルチディスチャージャー』の装弾数を増やせるのは大きい。
- トロワ・バートン
- 『L』ではデフォルトで所持。ヘビーアームズの装弾数が凄いことになるが、敵の時も持っている。よってフルオープンアタックを容赦なく撃ってくるため、迂闊に突っ込むと痛打をもらうことも。
- 扇要、ルカ・アンジェローニ
- 共に『破界篇』のみ。
- グレゴルー・ガロッシュ
- 固有エースボーナスとの効果重複で弾数がさらに増加。
習得を推奨するパイロット
- アムロ・レイ
- 『第2次Z』、『第3次Z』、『V』で該当。νガンダムのフィン・ファンネルの弾数が6しかないので、再攻撃で手数を増やしたいのなら習得するのもあり。但し、同作品は雑魚敵が非常に多いうえ、SRポイント取得条件にも入っているので連続行動を優先することもあるだろう。前述の再攻撃での攻撃を込みにすると弾が尽きやすくなるので、なるべく早めに習得させよう。
- 第2次Z再世篇では「連続攻撃」、第3次Z以降は「オールレンジ・アタック」並びに「フル・オールレンジ・アタック」が追加されているためこれらにも効果を発揮する。
- バナージ・リンクス、リディ・マーセナス
- 機体の射程が長い武装の大半が弾数制なので、継戦力強化のために習得させると使い勝手が良くなる。特に『BX』では少なくされているため重要。『30』ではバナージは最初からBセーブL1を持つが、シルヴァ・バレト・サプレッサーに乗せ続ける場合は、ビーム・マグナムの使用回数を増やすため、L2やEXへ強化したい。
- キリコ・キュービィー
- 乗り換え可能なものを含め乗機の武装が全て弾数制。精密攻撃の効果もあって手数の多さが重要なダメージソースとなるため最優先で習得すべきスキルであろう。バーグラリードッグに乗り換えると、人一倍弾を消費する可能性があるので、更に弾数回復系の強化パーツで補強させたい。
- ギリアム・イェーガー
- OGシリーズ限定(と言うよりそれ以外の参戦作ではBセーブが採用されていない)。ゲシュペンスト・タイプRVのフル改造ボーナスが『固定武器の最大弾数+4』というもので、メガ・バスターキャノンの装弾数を8発から12発(『OG外伝』では10→14発、『第2次OG』以降は全体版4→8発、単体版8→12発)へと強化できる。これだけでも強力なのだが、ギリアムにBセーブを習得させると、元の装弾数の2倍以上の18発まで増やせるほか、『第2次OG』以降は装弾数に不安のある全体攻撃版が12発となり使い勝手が大きく変わる。
- 『OG外伝』以降は気力制限が無い為、上位の武器を気軽に連発できる。ギリアムが囮として非常に優秀である事も含めて、Bセーブを最大限に活かせるパイロットである。ゲシュペンスト・タイプRVのWゲージの高さを活かして弾数制の換装武器を大量に搭載すればさらに活躍が出来るだろう。
- アイビス・ダグラス
- デフォルトで援護系の技能に秀で、アルテリオンを始め、搭乗機は最強武器を含む武装の大半が弾数制なので、優先的に習得させる価値がある。
- スレイ・プレスティ
- 『第3次α』を除きデフォルトで援護攻撃は持たないが、それ以外はアイビスと同じ理由で、ベガリオンが実弾主体なので習得する意義が大きい。基本的に分離⇒攻撃⇒合体戦法で使うためほぼ『OGシリーズ』限定。
- 赤木駿介
- 『第2次Z』。主力武器が軒並み弾数制なので、習得する価値は大いにある。ダイ・ガードのフル改造ボーナスも併せると最強武器が3発も使えるので、彼を主力としたいなら是非とも習得するべきである。
- 『第3次Z』では最強武装のみ弾数制なので、Eセーブを習得させたほうがいい。
- ロックオン・ストラトス、ロックオン・ストラトス (2代目)
- 搭乗機の通常武装が殆ど弾数制なので習得させることで継戦能力強化につながる。
- 遠見真矢、近藤剣司、羽佐間翔子(以降UX)、春日井甲洋、要咲良(第3部のみ)、西尾暉
- 搭乗機の強力な射撃武装が弾数制なので習得させる価値がある。但し、暉はゼロファフナーに搭乗すると無意味になる(武装が全てEN消費な上に本人がサブパイロットになるため)。
- 矢島英明、カナリア・ベルシュタイン
- 共に乗機の武装が全て弾数制なので、最優先で習得することで継戦力の上昇につながる。
- 早乙女アルト、オズマ・リー、ミハエル・ブラン、ルカ・アンジェローニ、クラン・クラン、ガムリン木崎、ブレラ・スターン
- 乗機が弾数制の武装が多く、強力な反応弾やMDE弾の弾数も少ない事もあり習得させる価値がある。
- 桂木桂
- オーガスの武器の大半が弾数制であるため、継戦能力の向上に大きく貢献することは間違いないだろう。
- ロミナ・ラドリオ
- 『UX』では乗機の武装が全て弾数制になったため習得させることで継戦能力が向上する。
- ゴーグ
- 『BX』。しばらくの間弾数制の武器が最強武器になっていることもあり、高火力を維持しながらの経戦能力の向上を見込める。
- アンジェラ・バルザック
- 『T』。アムロやキリコと同じく、搭乗機の武装の大半が弾数制なので必須扱いしてよい。
- クロキ・アンジュ
- 『30』。乗機の武装は合体攻撃以外の全てが弾数制。
- ミツバ・グレイヴァレー、ACE
- 『30』。乗機の最強武器がENと弾数両方を消費するタイプのため、Eセーブと同時習得するのが良いだろう。
- ヒイロ・ユイ
- ウイングガンダムゼロのMAP兵器のツインバスターライフル、ローリングバスターライフルは弾数制が多い。また、マシンキャノンの弾数が増えるため通常戦闘でENをセーブして戦える。