「ゼル・ビレニウム」の版間の差分

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'''ゼル・ビレニウム'''は『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]』の[[登場メカ]]。
 
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神話の果ての決戦では[[アドヴェント]]が事前に用意していた、[[ネオ・リアクター]]が乗り込む[[スフィア]]搭載用の白い機種が12機登場。肝心のスフィアは8つをアドヴェントが、4つをZ-BLUEが所持していたため、フェイク・スフィアを搭載していた。
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『[[スーパーロボット大戦30]]』では、[[クエスターズ]]や[[エトランゼ]]の運用兵器として登場する。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==

2021年12月31日 (金) 18:42時点における版

ゼル・ビレニウム
外国語表記 Zel Billennium
登場作品

バンプレストオリジナル

デザイン 杉浦俊朗
初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 文明破壊・生命体殲滅型重機動兵器
生産形態 少数量産型
全高 123.9m
動力 次元力
フェイク・スフィア(ネオ・リアクター搭乗機)
構成物質 DEC
所属 御使い
クエスターズ
エトランゼ
パイロット 真徒
ネオ・リアクター
師父
イドム
テンプレートを表示

ゼル・ビレニウムは『第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇』の登場メカ

概要

御使い直轄の最強の機動兵器。全身がディメンション・エナジー・クリスタルで構成されており、駆動・武装の全てにオリジン・ローが使われている。外見は一応人型ではあるが頭に当たる部分が存在せず、肩の部分が大きく上に張り出している。

その堅牢を極めた装甲と絶大な攻撃力により、天の川銀河における恒星間航行の可能な文明ならば2機で滅ぼせる。全ての宇宙でわずか666機しかなく、真徒の中でもさらに選ばれた者だけが搭乗することを特別に許される。ゆえに、真徒にとってはゼル・ビレニウムに乗ることは最高の栄誉とされている。 アルカエル以上に戦線への投入例がなく、Z-BLUEとの戦い以前にはたったの2回しか使われていない。

しかし、これほどの機体を以ってしても、真化融合を果たし、真理に至ったZ-BLUEの進行を止めることはできなかった。

神話の果ての決戦ではアドヴェントが事前に用意していた、ネオ・リアクターが乗り込むスフィア搭載用の白い機種が12機登場。肝心のスフィアは8つをアドヴェントが、4つをZ-BLUEが所持していたため、フェイク・スフィアを搭載していた。

スーパーロボット大戦30』では、クエスターズエトランゼの運用兵器として登場する。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
初登場作品。第56話「覚醒」にて鳴り物入りで登場するが、如何せん乗っているのが真徒なので大して強くはなく、ただの硬い敵。エス・テランでの戦いではエル・ミレニウム共々わらわらと出て来る。
リアクター仕様は最終話の増援として登場するが、至高神Zさえ倒せばクリアとなるので余裕がなければ無視してもいい。撃破するとそれぞれに特殊な会話が発生するので、クイックセーブで見ておくのも一興。

単独作品

スーパーロボット大戦30
最終話にてエル・ミレニウムと共にクエスターズの戦力として登場。パイロットは師父。戦闘能力は『第3次Z天獄篇』より低くなっているものの、その異様な風貌からかドライクロイツのパイロット達は畏怖の念を感じていた。
クリア後の戦線やDLCミッションには、エトランゼ所属の個体が登場。パイロットはイドムだが、戦闘能力は本編最終話のものより向上している。

装備・機能

武装・必殺技

再世の光炎
MAP兵器。次元力の炎を放って敵を焼滅させる。
輪廻の福音
全体攻撃。エネルギー場を作り出して機体を分解・突撃、その後相手の上を取って一度再構成、再び分解して雨となって降り注ぐ。
リアクター仕様は分解・突撃した後、相手の上に巨大なクリスタルの塊を形成し押しつぶす。
贖罪の恩寵
P兵器。分離・再構成で3機に分裂して連係攻撃をかけ、叩き落した敵をエネルギー場で捕獲してクリスタルに飲みこみ、一体に戻ってから左腕を変形、突撃して木っ端微塵にする。
擬似スフィアの力
ネオ・リアクター機が「贖罪の恩寵」の代わりに使用する攻撃。それぞれのスフィアの名が冠されているが、アクションは「贖罪の恩寵」とほぼ同じ。
違いは、締めが円盤状の次元力の塊を発射してクリスタルもろとも敵を消し潰すものとなっている。

特殊能力

HP回復(小)
EN回復(小)
オールキャンセラー
スフィア・アクト
ネオ・リアクター機が搭載。擬似スフィアの力なのでオリジナルのスフィア・アクトとは一部異なり、かなり強力な効果。
ただし、気力制限が140と厳しい一方で出現時の気力は103+出てきた時には至高神Zさえ倒せば終わり+他の敵はエル・ミレニウムとノーマルのゼル・ビレニウム数機のみ+制限時間5ターンという状況もあり、発動することは狙わない限りほぼ無いといえる。
傷だらけの獅子(擬似)
毎ターン10マス以内の敵ユニットに現在HPの10%のダメージを与える
悲しみの乙女(擬似)
毎ターン10マス以内の敵パイロットのSPを-5する
揺れる天秤(擬似)
10マス以内の敵ユニットの移動力を-3する
いがみ合う双子(擬似)
毎ターン10マス以内の敵パイロットの気力を-3する
立ち上がる射手(擬似)
10マス以内の敵ユニットの与ダメージが0.9倍になる
欲深な金牛(擬似)
毎ターン10マス以内の敵ユニットにENが-40される
沈黙の巨蟹(擬似)
10マス以内の敵パイロットのSPが回復しなくなる
怨嗟の魔蠍(擬似)
10マス以内の敵ユニットに装甲低下の効果を与える
尽きぬ水瓶(擬似)
10マス以内の敵ユニットのENが回復しなくなる
知りたがる山羊(擬似)
10マス以内の敵ユニットのバリアが発動しなくなる
偽りの黒羊(擬似)
10マス以内の敵ユニットに照準低下の効果を与える
夢見る双魚
10マス以内の敵ユニットに運動性低下の効果を与える

移動タイプ

空は飛べない。

サイズ

2L
かなり巨大。大抵のユニットにはサイズ差補正が発生する。

カスタムボーナス

装甲値+600、照準値+25。全ての武器に特殊効果「バリア貫通」を得る
30』で採用。

関連機体

エル・ミレニウム
近縁種だがこちらは獣型の無人機。
スフィア搭載機
ある意味近縁種。
アリエティス
近縁種であるスフィア搭載機の中でも、極めて近い存在。

余談

  • ビレニウム(Billennium)は千年を意味するミレニウム(millennium)に対して「2」を意味するbiを加えた造語で、英語では「2千年」あるいは「3千年紀」を差す言葉として使われている。
  • なお666機という数字は新約聖書『ヨハネの黙示録』における「獣の数字」。キリスト教の終末論でハルマゲドンをもたらす悪魔王サタンの息子である反キリストを指しているとされている。
  • その姿から『勇者王ガオガイガー』の超竜神、或いは『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』のフレイザード(姿・攻撃手段が同じ)に似ていると感じるユーザーが多い。