「HP回復」の版間の差分
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回復力には段階があり、旧シリーズでは(小)の10%・(大)の30%の2段階に分けられていたが、近年の作品では(小)の10%・(大)の30%に加えて新たに(中)の20%が追加されている。ただし『R』では小と大のみで、大の回復量が20%。『J』『W』『GC(XO)』では「S・M・L」、『K』以降の任天堂携帯機シリーズでは「L1・L2・L3」と表記されるが、回復力は小・中・大と変化はない。なお『第2次Z再世篇』では(大)が存在せず、(小)と(中)のみになっている。 | 回復力には段階があり、旧シリーズでは(小)の10%・(大)の30%の2段階に分けられていたが、近年の作品では(小)の10%・(大)の30%に加えて新たに(中)の20%が追加されている。ただし『R』では小と大のみで、大の回復量が20%。『J』『W』『GC(XO)』では「S・M・L」、『K』以降の任天堂携帯機シリーズでは「L1・L2・L3」と表記されるが、回復力は小・中・大と変化はない。なお『第2次Z再世篇』では(大)が存在せず、(小)と(中)のみになっている。 | ||
− | [[底力]]・[[ガッツ]]などHPの減少度で発動が決まる[[特殊技能]] | + | ユニットの生存性が上がる反面、[[底力]]・[[ガッツ]]などHPの減少度で発動が決まる[[特殊技能]]とは相性が悪い。特にガッツは発動時と未発動時では圧倒的に戦闘能力が異なるので、この能力のせいで全力を出し切れない不遇なユニットも存在する(一例としては『α外伝』の[[ザムジード]]等)。 |
− | 『X- | + | 『X-Ω』ではゲームシステムの仕様上、ノーマルでは「WAVE開始時に回復」や「一定時間ごとに回復」、アリーナでは「自機のターン開始時に回復」や「攻撃時や被ダメージ時に回復」といった効果となっている。またユニットごとに名称が異なるアビリティにHP回復効果が内包されるという形で採用され、「HP回復」という名称は直接使われない。 |
『DD』ではメインアビリティとして採用。HPが減少しないと発動しなくなった。底力などもメインアビリティなので両立できず、更に味方側には回復上限が定められており、尚のこと活かし辛い。 | 『DD』ではメインアビリティとして採用。HPが減少しないと発動しなくなった。底力などもメインアビリティなので両立できず、更に味方側には回復上限が定められており、尚のこと活かし辛い。 | ||
− | + | 敵の場合はそれまで与えたダメージが無駄になるばかりか、自軍サイドより圧倒的に高い比率のHPによって、底力の恩恵を最大限に発揮している。このため「味方側では活用しにくいが、敵が所持している厄介になる」典型的な能力と言える。 | |
== 主な所持機体 == | == 主な所持機体 == |
2019年10月13日 (日) 01:23時点における版
特殊能力の一つ。
概要
ターンの開始時に機体のHPが最大値の一定%分回復する。
回復力には段階があり、旧シリーズでは(小)の10%・(大)の30%の2段階に分けられていたが、近年の作品では(小)の10%・(大)の30%に加えて新たに(中)の20%が追加されている。ただし『R』では小と大のみで、大の回復量が20%。『J』『W』『GC(XO)』では「S・M・L」、『K』以降の任天堂携帯機シリーズでは「L1・L2・L3」と表記されるが、回復力は小・中・大と変化はない。なお『第2次Z再世篇』では(大)が存在せず、(小)と(中)のみになっている。
ユニットの生存性が上がる反面、底力・ガッツなどHPの減少度で発動が決まる特殊技能とは相性が悪い。特にガッツは発動時と未発動時では圧倒的に戦闘能力が異なるので、この能力のせいで全力を出し切れない不遇なユニットも存在する(一例としては『α外伝』のザムジード等)。
『X-Ω』ではゲームシステムの仕様上、ノーマルでは「WAVE開始時に回復」や「一定時間ごとに回復」、アリーナでは「自機のターン開始時に回復」や「攻撃時や被ダメージ時に回復」といった効果となっている。またユニットごとに名称が異なるアビリティにHP回復効果が内包されるという形で採用され、「HP回復」という名称は直接使われない。
『DD』ではメインアビリティとして採用。HPが減少しないと発動しなくなった。底力などもメインアビリティなので両立できず、更に味方側には回復上限が定められており、尚のこと活かし辛い。
敵の場合はそれまで与えたダメージが無駄になるばかりか、自軍サイドより圧倒的に高い比率のHPによって、底力の恩恵を最大限に発揮している。このため「味方側では活用しにくいが、敵が所持している厄介になる」典型的な能力と言える。
主な所持機体
近年では多くのユニットが本能力を持つ。主に装甲材質が自己再生するタイプの機体、ボス級の敵ユニット、ロボットの範疇を超えたモンスターマシンの他、生きた身体を以って戦う者達が持つことが多い。 また、ラダム獣や擬態獣などの怪獣の類は下級のものでも標準で備えていることが多い。
味方機体では回復力が小に留まることが多く、中以上は主に敵が持つ。
版権作品
生命体系
- インベーダー
- 『SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors』の武将
- 生物であるためか、三璃紗出身のキャラクターは標準でHP回復とEN回復を備える。
- 『SDガンダム外伝』のMS族・モンスター
- 同じく生物であるスダ・ドアカワールド出身の彼らも標準でHP回復(とEN・MP回復)を持つ。
- ELS
- メガボーグ
- オーラバトラー
- 生物的な要素が強い『New Story of Aura Battler DUNBINE』と『リーンの翼』のオーラバトラーが所持。
- アンチボディ
- 『J』で所持。
- テッカマン
- 標準所持。
- ラダム獣
- イバリューダー
- ゾンダーロボ
- 機界31原種
- フェストゥム
- マキナ
- 『UX』ではファクターの仕様変更により、標準でHP回復を備えるようになった。
- プロトデビルン
- バジュラ
- 使徒
- 宇宙怪獣
- スクラッグ
個別機体
- マジンカイザー
- OVA版から参戦する場合は所持していない。
- マジンガーZERO
- 魔神パワー第1段階「再生」を再現しているが、敵対時にしか所持していない。
- 真ゲッターロボ
- 基本、原作版基準だと所持しているがOVA版だと持っていない場合がある。その場合はEN回復を持っているが両方とも所持していない時もある。
- EVA初号機 (暴走)
- 原作で見せた驚異的な再生力を再現している。
- EVA Mark.09
- 本能力の所持によりスパロボでは再現されていない本来の姿を示唆。カスタムボーナスにより回復量が更に跳ね上がる。
- デビルガンダム
- DG細胞の再生能力を再現した形。
- ∀ガンダム
- ナノマシンによる自己修復を再現している。
- リジェネレイトガンダム
- 「再生」を意味する名の通り、戦闘中にパーツを組み替えることで機体を修復する能力の再現。イメージとしては撃墜されても即HP全快で復活する方がしっくり来そうだが…
- バーサル騎士ガンダム
- 纏った新たな鎧の元になった三種の神器のうち二つの力ゆえか、HP回復(及びEN・MP回復)のレベルが前身時のL1からL2に上昇する。
- オージ
- 通称「オリジナル・オージェ」。リアル系ユニットでは珍しい能力の所持機体。バイオリレーションシステムの恩恵により回復する。『F完結編』ではシナリオにより地形効果の影響で毎ターンHP回復50%という打っ飛んだ効果を得る強敵となった。
- ヴェイガンギア・シド
- L3を所持。シド・スレイブに修復させているのだろう。パイロットのゼラが高レベルの底力とプレッシャー、おまけにガードや気力限界突破も覚えているためHPを減らすだけでも難儀する。
- ヴィルキス
- カスタムボーナスでEN回復と共にHP回復(中)も得るが、底力とのアンシナジーを気にして付けないプレイヤーも少なくないかもしれない。
バンプレストオリジナル
- アストラナガン
- ズフィルード・クリスタルにより機体が自己修復する。効果は(大)。
- 龍虎王 / 虎龍王
- 超機人は共通で持つ。なぜか雀武王/武雀王は持っていない。
- ソウルゲイン
- 高い装甲に加え、自己回復能力を持つ。味方でもHP回復(大)を所持する数少ない機体。少々のダメージを物ともせず、ガンガン攻め込んでいけるのが強み。
- ペルゼイン・リヒカイト
- アインストシリーズは、HP回復能力を標準所持。本機もソウルゲイン同様、味方に加わる数少ないHP回復(大)を所持する数少ない機体であり、本機のサバイバビリティを大幅に高めている。
- セプタギン
- 強力な自己再生能力を持つズフィルード・クリスタルで構成されている。登場マップまでに獲得した熟練度が多いと、回復力が低下した状態で登場する。
- ベルグバウ
- 初期から持っている。融合元であるアストラナガンの装甲材質であるズフィルード・クリスタルによるものか。ただし、このズフィルード・クリスタルは霊帝の攻撃により機能停止に陥っているので、アンセスターにより修復された際に用いられたマシンセルの可能性もある。
- ベルゲルミル
- 機体を構成するマシンセルにより自己修復機能を持つ。イーグレット兄弟専用機は(小~大)と効果が異なり、量産機はゲームバランスの問題から所持していない。
- スレードゲルミル
- 機体を変貌させたマシンセルの力によるもの。OGシリーズでは二基の制御装置を破壊され、効果を発揮できなくなる場面も。
- ザムジード
- 大地の精霊の守護を受けている魔装機神ゆえか、HP回復(小)を所持。ただしミオのガッツが発動し難くなる致命的な問題点が存在する。
- ちなみに『魔装機神LOE』では魔装機神や大地属性の魔装機はHP回復を所持している。
- メディウス・ロクス(第2形態以降)
- ラズムナニウムの活性化により、自己修復能力を身につけた。
- エクスティム / ラハ・エクスティム
- 大ボス格としてはスレードに続く(大)持ち。なのだが元のHPが桁違いに多いため、下手をすると詰む。しかし……。
- ダークブレイン
- 『OG外伝』に現れた「コンパチヒーロー」の大ボスも(大)持ち。しかもHPが400000越えという怪物(EXハードでは何と600000越え)。初見プレイヤーの大半を詰ませた正真正銘のバケモノである。
- バラン=シュナイル
- 『第2次OG』に現れたゲストの切り札は(大)持ち。HPの実数は280000であり、しかも陣取っているのがムーンクレイドルであるため、実質ターン毎に40%回復というシャレにならない状態と化している。……のだが、乗っているゼゼーナンの能力があまり高くない上、回復量自体はダークブレインより下。
同じ効果を持つ要素
強化パーツ
特に解説文がない限り、HP回復(小)と同じ効果を持つ。
- HP回復(パーツ名)
- 『新スーパーロボット大戦』に登場した強化パーツ。1ターンごとにHPを500ずつ回復する。宇宙・地上両編とも2つまで入手可能。
- アルティメット細胞
- カッシュ博士開発の金属細胞。……こんなものを装備して機体は大丈夫だろうか。
- ナノマシンユニット
- オーガニック・ビット
- 『第2次α』・『J』に登場。アンチボディの身体を構成している。
- ザ・カーペンターズ
- 『W』に登場。勇者王ガオガイガーに登場するツールロボで、本来の主任務はガオガイガーの戦闘やディバイディングドライバーの湾曲によって破壊された街並みなどの修繕。
- ナノスキン装甲
- HP回復(小)効果の他、装甲+250。
- EG装甲
- 『K』に登場。HP回復L3の効果を得られる。「アースゲイン装甲」のことではないか、と言われているが詳細は不明。
- セイクリッドアーマー、バイオニックアーマー
- それぞれ『第3次Z時獄篇』、『V』に登場。HP・装甲値アップに加えてHP回復(小)・EN回復(小)を付与。
特殊能力
- 修理装置
- 小隊制やそれに類似するシステムを採用した作品では、小隊に修理装置所持機体がいると、小隊全機のHPを最大値の10%回復する効果が付加。修理装置を持つ小隊員の数が多いほど効果が増加する。ただし、『OGS』や『OG外伝』のツインユニットには効果がない。
- ゾイドコア
- 『OE』のゾイド全般が持つ。毎ターンHPとENが能力Lv+3%回復と、HP回復・EN回復の双方と同じ効果を得る。
- 再生
- 『OE』ではゾイドコア同様のHP回復・EN回復を兼ねる能力だが、レベル毎の回復量はゾイドコアより低い。
- 洗礼
- 『マイトガイン』の洗礼ロボ(イプシロン、イクス)が持つ。なんと驚異のHP全回復であり、そのターンで確実に撃破しなければならない。
特殊技能
- 空間補填
- MIX専用のエレメント能力。気力130で発動し、搭乗機体にHP回復(小)とEN回復(小)の効果を与える。
- ファクター(L)
- パイロットのドレクスラー・ソイル値に応じて毎ターン開始時に機体のHPが回復する。『UX』では被弾時に即時回復する効果に変更されている。
- マキナ人間
- 技能レベルに応じて毎ターン開始時に機体のHPが回復する。
- 修理装置搭載
- 修理装置を装備することによって、ターンごとのHP回復効果を得る。