「世界観/Zシリーズ」の版間の差分

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== 基本設定 ==
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[[Zシリーズ]]の舞台となる世界群。以下はタイトルごとの舞台と戦役の名称。
[[時空振動弾]]の発動によって様々な世界が融合した「[[多元世界]]」が舞台のため、基本となる世界観は特定しにくい。あえて言うならその舞台設定を借りてきた『[[超時空世紀オーガス]]』の世界観が基本。なお、多元世界の形成後は「'''多元世紀'''」という暦を使っている。
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{| class="wikitable"
<br />多元世界では定期的に「時空振動」という次元のゆらぎがおき、それが発生するたびに別のロボットアニメの世界そのものが召喚されて、融合される。今まであった多元世界に別のアニメの世界が追加されるだけならまだしも、場合によってはそれまでの過去の歴史などもすべて書き換えられて「はじめからその別アニメの世界が存在していた」かのように世界設定の「書き換わり」が発生して矛盾のつじつまを合わせる。物語開始時に世界観が定められていないという他シリーズとは一線を隔した設定である。
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更に『第2次Z』では、多元世界そのものは1つだけではなく、[[Zシリーズ]]の世界の中に複数の多元世界が存在していることが明らかになった。
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! タイトル !! 舞台 !! 戦役
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| [[スーパーロボット大戦Z]] || rowspan="2"|[[UCW]] || rowspan="2"|[[第一次多元戦争]]
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| [[スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク]]
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| [[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] || rowspan="2"|[[ADW]] || [[破界事変]]
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| [[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] || [[再世戦争]]
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| [[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] || [[蒼の地球]] || [[時獄戦役]]
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| [[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇]] || [[翠の地球]] || ----
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| [[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] || 蒼の地球<br />翠の地球 || [[天獄戦争]]
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|}
  
『Z』では多元世界を作り出した時空振動弾の爆発事件のことを「[[ブレイク・ザ・ワールド]]」と呼称していたが、『第2次Z』以降においては時空振動という宇宙法則そのものを作り出したという意味で「大時空震動」という名称で呼ばれている。
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== 各作品世界の関連性 ==
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本シリーズに登場する世界は、1万2千年ごとに発生する宇宙の崩壊により、度々リセットされている。しかし、完全にはリセットされず、断片化された情報が再構築された世界に残り、それを元にまた新たなる世界や可能性が発生している状況にある。
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例えば、翠の地球絡みでは明言されないものも含めると以下のような関連がある。
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*[[フロスト兄弟]]に降りかかった悲劇の発端はデュランダル議長の[[デスティニープラン]]
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*[[シビリアン]]や[[イノセント]]の祖先は[[コーディネイター]](ファーストコーディネイターの[[ジョージ・グレン]]の言葉が伝承されている)
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*イボルバーが宇宙適応のための遺伝子操作を行うきっかけである地球寒冷化は、[[アクシズ]]落としによる核の冬が原因
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*[[ムーンレィス]]やイノセントといった計画の発案者は、[[人類銀河同盟]]の中核ともいえる地球復興を目指す当時の連邦政府
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*アクシズ落としが成功した世界をシミュレートした箱庭として構築されたのが[[パラダイムシティ]]
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詰まる所、アクシズ落としが発生する以前の世界では少なくとも、『ビッグオー』、『ガルガンティア』、『ガンダムX』、『ザブングル』の世界は存在しなかった可能性がある。
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== 超次元世界 ==
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『天獄篇』のエンディングにて、超時空修復の敢行によって分離・再構築された新たなる多元世界の姿。大時空震動前に存在したそれぞれの世界が、[[カオス・コスモス]]の消滅後に残された「天柱」によって接続され、地球近海に存在する「ゲート」によって行き来が可能となっている。
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このゲートは[[クロスゲート]]と見た目が似ており、外縁部の三角パーツがないのが違い。また、地球側が設置したのか、再構築時に出現したのかは定かではないが、各世界(少なくとも[[陣代高校]]のある世界と[[コズミック・イラ]]の世界)には管理局が設置されている。
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『Z』の[[ブレイク・ザ・ワールド]]以前のもので、判明している限りではこのようになっている(世界の内訳は表の舞台のリンク先で解説)。
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*[[アストラギウス銀河]]
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*[[マクロス7船団]]
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*フロンティア船団
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*聖天使学園
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*エレメントスクール
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*新世界大陸
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*トップ部隊
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*フラタニティ
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*赤い海の世界
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*パラダイムシティ
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*スカブの大地
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*[[宇宙世紀]]世界(UCガンダム、東映版マジンガー、東映版ゲッター、グローリー・スター)
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*[[コズミック・イラ]]世界(ガンダムSEED、オーガス、ザンボット、ダイターン、ゴッドシグマ、バルディオス、グラヴィオン)
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*荒廃世界(ガンダムX、∀ガンダム、ザブングル、キングゲイナー、ガルガンティア、ビーター・サービス)
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これらの世界以外の分け方は不明だが、少なくとも『フルメタ』、スコート・ラボ、チームDEM、聖インサラウム王国は同じ世界である事が明らかになっている。また、『コードギアス』と『ガンダム00』は同一世界ではないことが明言されており(第2次Z破界篇において「別の世界にあった北米大陸の国家が同居した結果、[[ブリタニア・ユニオン]]が成立した」と説明されている)、日本占領の設定を思えば各スーパーロボットが存在する世界と『コードギアス』は同じ世界でない可能性が高い。
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「混ざり合った世界が分離し、ゲートでつながれるようになった」というこの超次元世界の構成は、順序こそ逆だが[[エンドレス・フロンティア]]とよく似ている。
  
『[[スーパーロボット大戦Z]]』『[[スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク|Zスペシャルディスク]]』の舞台となった多元世界は'''[[UCW]]'''を、『[[第2次スーパーロボット大戦Z]]』の舞台となった多元世界は'''[[ADW]]'''を、『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]』の舞台となった多元世界は'''[[アオの星]]'''を参照。
 
== ミドリの星 ==
 
時獄篇EDにてエタニティ・フラットが崩壊した際に現れたもう一つの多元世界。
 
 
== 関連用語 ==
 
== 関連用語 ==
*[[UCW]]
 
*[[ADW]]
 
*[[アオの星]]
 
*[[第一次多元戦争]]
 
*[[破界事変]]
 
*[[再世戦争]]
 
 
*[[時空振動弾]]
 
*[[時空振動弾]]
 
*[[多元世界]]
 
*[[多元世界]]
 
*[[次元力]]
 
*[[次元力]]
 
*[[呪われし放浪者]]
 
*[[呪われし放浪者]]
 +
*[[烙印]]
 
*[[太極]]
 
*[[太極]]
 
*[[スフィア]]
 
*[[スフィア]]
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*[[ZONE]]
 
*[[ZONE]]
 
*[[バアル]]
 
*[[バアル]]
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*[[次元将]]
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*[[御使い]]
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*[[真化]]
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*[[真戦]]
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== 余談 ==
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『[[スーパーロボット大戦30]]』では、異空間に流れ着いていた[[アドヴェント]]の登場、その際の彼の言及やC.C.の持つ虚憶の兆候、[[クエスターズ]]が運用する御使いの機動兵器や[[エトランゼ]]が擁する[[サイデリアル]]の兵器が「古の宇宙の産物」とされている等、同作の世界観がZシリーズの宇宙の再生した後の宇宙であることが示唆されている。
  
 
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2021年12月11日 (土) 07:15時点における最新版

Zシリーズの舞台となる世界群。以下はタイトルごとの舞台と戦役の名称。

タイトル 舞台 戦役
スーパーロボット大戦Z UCW 第一次多元戦争
スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク
第2次スーパーロボット大戦Z破界篇 ADW 破界事変
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇 再世戦争
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇 蒼の地球 時獄戦役
第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇 翠の地球 ----
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇 蒼の地球
翠の地球
天獄戦争

各作品世界の関連性[編集 | ソースを編集]

本シリーズに登場する世界は、1万2千年ごとに発生する宇宙の崩壊により、度々リセットされている。しかし、完全にはリセットされず、断片化された情報が再構築された世界に残り、それを元にまた新たなる世界や可能性が発生している状況にある。

例えば、翠の地球絡みでは明言されないものも含めると以下のような関連がある。

詰まる所、アクシズ落としが発生する以前の世界では少なくとも、『ビッグオー』、『ガルガンティア』、『ガンダムX』、『ザブングル』の世界は存在しなかった可能性がある。

超次元世界[編集 | ソースを編集]

『天獄篇』のエンディングにて、超時空修復の敢行によって分離・再構築された新たなる多元世界の姿。大時空震動前に存在したそれぞれの世界が、カオス・コスモスの消滅後に残された「天柱」によって接続され、地球近海に存在する「ゲート」によって行き来が可能となっている。

このゲートはクロスゲートと見た目が似ており、外縁部の三角パーツがないのが違い。また、地球側が設置したのか、再構築時に出現したのかは定かではないが、各世界(少なくとも陣代高校のある世界とコズミック・イラの世界)には管理局が設置されている。

『Z』のブレイク・ザ・ワールド以前のもので、判明している限りではこのようになっている(世界の内訳は表の舞台のリンク先で解説)。

  • アストラギウス銀河
  • マクロス7船団
  • フロンティア船団
  • 聖天使学園
  • エレメントスクール
  • 新世界大陸
  • トップ部隊
  • フラタニティ
  • 赤い海の世界
  • パラダイムシティ
  • スカブの大地
  • 宇宙世紀世界(UCガンダム、東映版マジンガー、東映版ゲッター、グローリー・スター)
  • コズミック・イラ世界(ガンダムSEED、オーガス、ザンボット、ダイターン、ゴッドシグマ、バルディオス、グラヴィオン)
  • 荒廃世界(ガンダムX、∀ガンダム、ザブングル、キングゲイナー、ガルガンティア、ビーター・サービス)

これらの世界以外の分け方は不明だが、少なくとも『フルメタ』、スコート・ラボ、チームDEM、聖インサラウム王国は同じ世界である事が明らかになっている。また、『コードギアス』と『ガンダム00』は同一世界ではないことが明言されており(第2次Z破界篇において「別の世界にあった北米大陸の国家が同居した結果、ブリタニア・ユニオンが成立した」と説明されている)、日本占領の設定を思えば各スーパーロボットが存在する世界と『コードギアス』は同じ世界でない可能性が高い。

「混ざり合った世界が分離し、ゲートでつながれるようになった」というこの超次元世界の構成は、順序こそ逆だがエンドレス・フロンティアとよく似ている。

関連用語[編集 | ソースを編集]

余談[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦30』では、異空間に流れ着いていたアドヴェントの登場、その際の彼の言及やC.C.の持つ虚憶の兆候、クエスターズが運用する御使いの機動兵器やエトランゼが擁するサイデリアルの兵器が「古の宇宙の産物」とされている等、同作の世界観がZシリーズの宇宙の再生した後の宇宙であることが示唆されている。