「ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU」の版間の差分

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*2005年11月12日 ~ 2006年9月24日放映(テレビ朝日) 全39話
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{{登場作品概要
*初参戦スパロボ:[[スーパーロボット大戦K]](2009年)
+
| タイトル = ガイキング<br />LEGEND OF DAIKU-MARYU
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| 読み = ガイキング<br />レジェンド オブ<br />ダイクウマリュウ
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| 外国語表記 =
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| 原作 =
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| 著者 =
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| 作画 =
 +
| 挿絵 =
 +
| 監督 = 細田雅弘(シリーズディレクター)
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| シリーズ構成 = 三条陸
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| 脚本 =
 +
| キャラクターデザイン = 山崎健志<br />山崎展義
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| メカニックデザイン = 大塚健<br />佐藤元
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| 音楽 = 手塚理
 +
| 制作 = 東映アニメーション
 +
| 放送局 = テレビ朝日
 +
| 配給元 =
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| 発売元 =
 +
| 掲載誌 =
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| 出版社 =
 +
| レーベル =
 +
| 配信元 =
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| 放送期間 = 2005年11月12日 - <br />2006年9月24日
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| 公開日 =
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| 発売日 =
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| 発表期間 =
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| 刊行期間 =
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| 配信開始日 =
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| 話数 = 全39話
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| 巻数 =
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| シリーズ =
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| 前作 =
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| 次作 =
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| 劇場版 =
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| アニメ版 =
 +
| 漫画版 =
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| 小説版 =
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| 初登場SRW = [[スーパーロボット大戦K]]
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| 初クレジットSRW =
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| 備考 =
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| その他 =
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}}
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『'''ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU'''』は東映アニメーション制作のテレビアニメ作品。
  
==概要==
+
== 概要 ==
『[[大空魔竜ガイキング]]』のリメイク。ただし共通しているのは主役ロボットの名前とデザインくらいでオリジナルとは内容が全く異なる。前番組が[[打ち切り|打ち切られた]]為の穴埋め番組として急遽企画が持ち上がったと言う経緯を持つが、シリーズ構成の三条陸氏やメカデザインの大塚健氏を始めとする制作スタッフの熱意によりメカニック描写は勿論の事、人間ドラマとしても高いレベルで纏まっており、近年のロボットアニメでもとりわけ高い評価を得ている。
+
『[[大空魔竜ガイキング]]』の[[リメイク]]作品であり、東映アニメーション作品としては『[[ゲッターロボ號]]』以来14年ぶりのロボットアニメ。ただし、原典と共通しているのは主役ロボットの名前とデザイン程度に抑えられており、その内容はオリジナルと大きく異なるため、厳密には「リブート作品」に近しい存在。なお、原典との区別のため、副題を略した『ガイキングLOD』が通称として使われている。
  
ただし、放送環境に恵まれてない面もあり、本放送は関東ローカルのみ、BSデジタル放送で全国放送されたものの視聴条件が限られていた事から作品自体の一般知名度は低い。一応、全国で販売されている児童向けTV雑誌「テレビマガジン」で毎月2ページの紹介がなされてはいた。
+
後述される制作面の事情により地上波では関東地区のみのローカルセールス、放送開始当初は事実上のノンスポンサードであり宣伝展開も殆どされなかった事からその注目度は低かったが<ref>一応、全国的にはBSデジタルでの放送や児童向けTV雑誌『テレビマガジン』でコーナー記事が組まれるなどはされていた。</ref>、ロボットアニメの王道を行くストーリーや大張正己氏など著名アニメーターの参加によるクオリティの高いロボットアクションにより徐々に知名度を高め、放送終了後は様々な商品展開も行われた。
  
===ストーリー===
+
== ストーリー ==
中学生の[[ツワブキ・ダイヤ]]は、幼い頃に海で怪物に出会い父親を浚われるという驚異的な事件に遭遇した。ダイヤもあわや怪物に襲われると思ったそのとき、巨大な戦艦が現れダイヤを助ける。戦艦から出てきた少女は小さな円盤のようなものをダイヤに預け、またいつの日か再会することを約束し海の中へ去っていった。
+
中学生の[[ツワブキ・ダイヤ]]は、幼い頃に海で怪物に出会い父親を攫われるという驚異的な事件に遭遇した。ダイヤもあわや怪物に襲われると思ったそのとき、巨大な戦艦が現れダイヤを助ける。戦艦から出てきた少女は小さな円盤のようなものをダイヤに預け、またいつの日か再会することを約束し海の中へ去っていった。
  
 
彼の話を信じるものはいなかったがダイヤはいつの日かの再会を信じて心身を日々鍛えていた。そしてついに怪物とあの戦艦が再来する日がやってきた。ダイヤは謎の戦艦「[[大空魔竜 (LOD)|大空魔竜]]」の搭載兵器「[[ガイキング (LOD)|ガイキング]]」に乗り込み、街を襲う怪物を撃退する。
 
彼の話を信じるものはいなかったがダイヤはいつの日かの再会を信じて心身を日々鍛えていた。そしてついに怪物とあの戦艦が再来する日がやってきた。ダイヤは謎の戦艦「[[大空魔竜 (LOD)|大空魔竜]]」の搭載兵器「[[ガイキング (LOD)|ガイキング]]」に乗り込み、街を襲う怪物を撃退する。
  
実は地球は、地底にある異世界「ダリウス界」に狙われており、大空魔竜はそれに対抗するために地球人と一部のダリウス人の協力によって結成された秘密の空中戦艦だったのだ。ダイヤはダリウス界にいるであろう父親を探すため、大空魔竜のクルーとなりダリウス界を冒険することになる。
+
実は地球は、地底にある異世界「[[ダリウス界]]」に狙われており、大空魔竜はそれに対抗するために地球人と一部のダリウス人の協力によって結成された秘密の空中戦艦だったのだ。ダイヤはダリウス界にいるであろう父親を探すため、大空魔竜のクルーとなりダリウス界を冒険することになる。
  
==[[登場人物]]==
+
== 登場人物 ==
 
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
 
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
 
*[[メカ&キャラクターリスト/K]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/K]]
 +
*[[メカ&キャラクターリスト/学園]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/L]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/L]]
 +
*[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω/期間限定]]
  
===大空魔竜隊===
+
=== 大空魔竜隊 ===
;[[ツワブキ・ダイヤ]]:本作の[[主人公]]であり、13歳。運動神経抜群の努力家で、他人を思いやる優しい少年。幼い頃に父親と逸れてしまう。その後は卓越した運動神経と熱き心を[[キャプテン・ガリス]]に見出されて[[ガイキング (LOD)|ガイキング]]のパイロットを担当する。
+
;[[ツワブキ・ダイヤ]]
;[[ルル・アージェス]]:本作の[[ヒロイン]]であり、13歳。ダイヤとは同い年だが、ルルのほうが年上のような振る舞いをしている。前半は[[大空魔竜 (LOD)|大空魔竜]]のオペレーターを担当、後半は[[キャプテン・ガリス]]から[[大空魔竜 (LOD)|大空魔竜]]のキャプテンを引き継いだ。
+
:本作の[[主人公]][[ガイキング (LOD)|ガイキング]]を動かせるほどの「炎」の力を認められ、大空魔竜クルーとなる。
;[[キャプテン・ガリス]]:大空魔竜のキャプテン。各地から心優しく熱い心を持つ戦士を集め、大空魔竜隊を編成。冷静かつ熱い心を持ち合わせるキャプテンとして乗員からも信頼されている。実はダリウス人であり、科学長官を務めていた。大空魔竜のメカニックの多くは彼が齎したもの。常に仮面を被っており、外したときにダイヤに自分の過去を語っている。
+
;[[キャプテン・ガリス]]
;[[ハヤミ・ナオト]]:ダイヤの親友、13歳。大空魔竜の危機にロンゴの負傷で、一時操舵を任され、48人目のクルーとして迎えられる。
+
:[[大空魔竜 (LOD)|大空魔竜]]のキャプテン。各地から「炎」を持つ戦士を集め大空魔竜隊を編成。素顔は仮面で覆われている。
;[[ピュリア・リチャードソン]]:戦闘機「[[スティンガー (LOD)|スティンガー]]」のパイロットで、15歳。勝ち気で、自身家。突然ガイキングに選ばれたダイヤを認めない面があったが、のちにパートナーとして共に活躍。
+
;[[ルル・アージェス]]
;[[リー・ジェンシン]]:戦闘機「サーペント」のパイロットで、18歳。パイロットのなかでは実年齢は一番上。過去に弟を失ったこともあり、常に他人とは距離を置いていたが、ダイヤとの関わり合いで次第にその心を氷解させていく。そして「コンバットフォース」のリーダーを務めるに相応しい人間へと育った。後に[[バルキング]]のパイロットとなる。'''ロボットと強くて美人の嫁をGETした勝ち組'''。
+
:本作の[[ヒロイン]]。大空魔竜のオペレーター。
;[[ディック・アルカイン]]:戦闘機「キルジャガー」のパイロットであったが、大空魔竜乗っ取りを企てたことで追放された過去がある。ルルだけでなく女性に対しては常に紳士の様に振舞う、絵に描いたようなフェミニストで、戦いまでも賭け事と捉える程のギャンブル狂。
+
;[[ハヤミ・ナオト]]
;[[ヤンマ]] / [[ハッチョ]] / [[ブビィ]]:小型戦闘機バンザやカニタンクなど支援を任されているトリオ。元泥棒だが、姉御肌のピュリアに付き添う憎めないキャラである。
+
:ダイヤの親友。当初は補欠クルーであったが、炎の力に目覚め48人目のクルーとなる。
;[[ローサ・ベルニコフ]]:大空魔竜副長で、32歳。知的美人で、眼鏡を着用。冷静な戦闘指示でキャプテン・ガリスら乗員からも信頼されている女性。趣味は日記を書くことだが、その内容はある意味誤解を招く恐れがある。
+
;[[ピュリア・リチャードソン]]
;[[フジヤマ・シズカ]]:大空魔竜の機関士責任者で、23歳の女性。メカニックなのになぜかメイド服を纏う。かつてはスティンガーのパイロットも務めていた戦闘員でありダイヤに対し戦う有るべき姿を提示するなど、肝が据わっている。大空魔竜隊一の力持ちで、生身で戦うときはどこから持ち出したのか'''[[ゲッター1|あるスーパーロボットの斧]]'''を扱う。
+
:[[スティンガー (LOD)|スティンガー]]のパイロット。
;[[ロンゴ]]:大空魔竜操舵士で、25歳。一目でわかる船乗り船長のような姿をしている男。大空魔竜の操舵には彼の卓越した(単純な腕力だけでない)力でないと自在に操れない。クルーの女性にはアプローチしているが、特にルルに対しては過剰なほど。
+
;[[リー・ジェンシン]]
;[[サコン・シロウ]]:大空魔竜の科学者で、35歳。常に引きこもっているためその存在感は乏しい。機関室に彼の部屋があるのはシズカの保護教育から逃れるため。頭は良く、大空魔竜のピンチを幾度も救ってきた男である。
+
:[[サーペント (LOD)|サーペント]]のパイロット。拳法家で狙撃も得意。後に艦載機部隊「コンバットフォース」のリーダーも務める。
;[[ダイモン (LOD)|ダイモン]]:大空魔竜の機関長。52歳。元ミュージシャンという意外な過去を持つ。Kで共演した[[ダイモン (バーチャロン)]]とは関係ない。
+
;[[ディック・アルカイン]]
;フランクリン:大空魔竜医療班長。その外見ゆえにフランケンと呼び間違えられることも多い。
+
:[[キルジャガー]]のパイロット。ずば抜けた合理的知略と胆力を有するが、大空魔竜乗っ取りを企てたため追放された過去がある。
;パイロン:大空魔竜の給仕長。『L』現在スパロボ未登場。
+
;[[ヤンマ]] / [[ハッチョ]] / [[ブビィ]]
;アベヤ・キョーコ:厨房の手伝い。腹黒いぶりっ子。
+
:小型戦闘機バンザや[[クラブバンカー]]で後方支援を務める3バカトリオ。全員が元泥棒という過去を持つ。
;[[ピンクカバ]]:大空魔竜隊ではないが便宜上こちらに記載。リミテーションシンドロームが発症したクルー達が見た幻。
+
;[[ローサ・ベルニコフ]]
 +
:大空魔竜副長。
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;[[フジヤマ・シズカ]]
 +
:大空魔竜の機関士責任者。かつては戦闘員としてスティンガーのパイロットも務めていた。
 +
;[[ロンゴ]]
 +
:大空魔竜の操舵士。
 +
;[[サコン・シロウ]]
 +
:大空魔竜の科学者で大空魔竜の最古参クルーの一人。普段は基本機関部の閉鎖ブロックの自室に引きこもっている。
 +
;[[ダイモン (LOD)|ダイモン]]
 +
:大空魔竜の機関長で、大空魔竜の最古参クルーの一人。元ミュージシャンという意外な過去を持つ。
 +
;[[ドクター・フランクリン]]
 +
:大空魔竜医療班長。大空魔竜の最古参クルーの一人。その外見ゆえに「フランケン」と呼び間違えられることも多い。
 +
;パイロン
 +
:大空魔竜の給仕長。アルアルと喋る中国人の男性。スパロボ未登場。
 +
;[[アベヤ・キョーコ]]
 +
:厨房の手伝い。腹黒いぶりっ子。
 +
;[[ピンクカバ]]
 +
:大空魔竜クルーではないが便宜上こちらに記載。リミテーションシンドロームが発症したクルー達が見た幻。
  
===ダリウス軍===
+
=== [[ダリウス軍]] ===
;[[ダリウス17世]]:
+
;[[ダリウス17世]]
;[[ノーザ]]:ダリウス四天王「北方将軍」で、男性の19歳。剣技と得意とし、その闘争本能はダイヤ曰く「狼のような眼」。騎士道精神に則るが自身家であり故に失敗も多い。実はプロイストの予備体であり、それを知って反旗を翻すもプロイストに操られ[[ライキング]]ともども捨て駒とされるが、ダイヤと戦いその呪縛を解き放たれる。その後大空魔竜隊の一員として[[ライキング]]の正式パイロットとなった。
+
:ダリウス界を支配する第十七代大帝。
;[[ケイン]]:ノーザ配下の「北方五騎士」の一人。何時如何なるときもノーザに付き従い続ける忠義者。ノーザと共にダリウス軍を離反した後は[[天空魔竜]]の艦長となる。
+
;[[ノーザ]]
;[[ヴェスターヌ]]:ダリウス四天王「西方将軍」で、女性の22歳。スタイル抜群。正々堂々とした振る舞いで卑劣な手段を嫌う高貴の人物。大空魔竜隊の[[リー・ジェンシン]]と心を通わせて、のちに[[大地魔竜]]の艦長としてリーと共にコンビを組む。
+
:ダリウス四天王の「北方将軍」。騎士道精神を重んじる武人。
;[[レベッカ・カトリーヌ]]:ヴェスターヌの部下。諜報員としてアイドルコンテストにもぐりこむも情けない撤退を余儀なくされた。スパロボでは大地魔竜の副官として登場。
+
;[[ケイン]]
;[[サスページ]]:ダリウス四天王「南方将軍」で、男性の23歳。妖しい姿に相応しく卑劣かつ非情な性格で、その作戦もそれに準じている。貧しい出自からくるむき出しの出世欲で味方からも煙たがられている。プロイスト側について他の四天王達を出し抜くが、詰めを誤りガイキングとの戦いで散る。
+
:ノーザ配下の「北方五騎士」の一人。ノーザと共にダリウス軍を離反した後は[[天空魔竜]]の艦長となる。
;[[プロイスト]]:ダリウス四天王「東方将軍」。甲冑を身に纏う謎の人物。自分から積極的に戦場に立つはなく、物事全てを俯瞰していた。実はダリウス大帝の実の息子プロイストである。
+
;[[ヴェスターヌ]]
;[[次大帝プロイスト]]:プロイストの正体で「次大帝」となる人物。性別を超越した二重人格者。普段は美しい女性のような振る舞いをしているが、一度感情が高ぶれば傍若無人な男性の態度に変わり、敵味方問わず横暴な振舞いをする。他者を見下し、利用価値のないものは容赦なく切り捨て、命に対する敬意や道徳などはおよそ持ち合わせてない。また狡猾な頭脳と他者を圧倒するだけの超絶な超能力を持つ。唯一の楽しみは[[地球]]の[[クラシック曲|クラシック音楽]]「交響曲第9番・新世界より」を鑑賞すること。自身を絶対者と称して父ダリウスすら凌駕する存在となるが、その出生の秘密は彼の価値観を崩壊させるほどであった。
+
:ダリウス四天王の「西方将軍」。正々堂々を尊び卑劣な手段を嫌う高潔な軍人。
;[[ヒガント]]:新四天王「東方将軍」の一人。
+
;[[レベッカ・カトリーヌ]]
;[[バニシューム]]:新四天王「西方将軍」の一人。
+
:ヴェスターヌの部下。諜報員としてアイドルコンテストにもぐりこむも情けない撤退を余儀なくされた。
;[[ニキータ]]:新四天王「北方将軍」の一人。
+
;[[サスページ]]
;[[テルミナ]]:新四天王「南方将軍」の一人。新四天王全員が、プロイストの生体部品である。
+
:ダリウス四天王の「南方将軍」。卑劣かつ非情な性格で、劣等感と保身欲が強い。
 +
;[[プロイスト]]
 +
:ダリウス四天王の「東方将軍」。甲冑に身を包んだ謎の人物。
 +
:;[[次大帝プロイスト]]
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::プロイストの真の姿である、ダリウスの「次大帝」。性別を超越した二重人格者。
 +
;ダリウス新四天王
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:プロイスト直属の幹部で、全員がプロイストの生体部品である。
 +
:;[[ヒガント]]
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::新東方将軍。
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:;[[バニシューム]]
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::新西方将軍。
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:;[[テルミナ]]
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::新南方将軍。
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:;[[ニキータ]]
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::新北方将軍。
  
==[[登場メカ]]==
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=== その他 ===
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;[[ドクター・ツー]] / [[ダイヤの父]]
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:
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;[[ダイヤの母]]
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:
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;[[エルトリカ・アージェス]]
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:ルルの母。故人。
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== 登場メカ ==
 
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
 
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
 
*[[メカ&キャラクターリスト/K]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/K]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/学園]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/L]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/L]]
 +
*[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω/期間限定]]
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=== 大空魔竜隊 ===
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==== [[巨人]] ====
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;[[ガイキング (LOD)|ガイキング]]
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:
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:;[[カイキンク]]
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::
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;[[バルキング]]
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:
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;[[ライキング]]
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:
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;[[ガイキング・ザ・グレート]]
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:
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==== その他 ====
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;[[大空魔竜 (LOD)|大空魔竜]]
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:
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;[[スティンガー (LOD)|スティンガー]]
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:
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:;[[スペリオルスティンガー]]
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::
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;[[サーペント (LOD)|サーペント]]
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:
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;[[キルジャガー]]
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:
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;[[クラブバンカー]]
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:
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;[[大地魔竜]]
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:
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;[[天空魔竜]]
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:
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=== [[ダリウス軍]] ===
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==== [[巨人]] ====
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;[[ノーザ・ドルマン]]
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:
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;[[ノーザ・バレオン]]
 +
:
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;[[ゼルンガ]]
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:
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;[[ガレアン]]
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:
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;[[極大巨人キングダリウス十八世]]
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:
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==== [[鉄獣]] ====
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;[[プロテクス]]
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:
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;[[ガルゴラス]]
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:
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;[[グラネプス]]
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:
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==== [[魔獣]] ====
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;[[ビトラ]]
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:
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;[[ドメガ]]
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:
  
===大空魔竜隊===
+
==== その他 ====
;[[ガイキング (LOD)|ガイキング]]:
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;[[ゼルガイアー]]
;[[ガイキング・ザ・グレート]]:
+
:
;[[カイキンク]]:
+
;[[魔炎超魔竜ドボルザーク]]
;[[大空魔竜 (LOD)|大空魔竜]]:
+
:
;[[スティンガー (LOD)|スティンガー]]:
+
:;[[魔炎超魔竜ファイナルドボルザーク]]
;[[スペリオルスティンガー]]:
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::
;[[サーペント (LOD)|サーペント]]:
 
;[[キルジャガー]]:
 
;[[クラブバンカー]]:
 
;[[大地魔竜]]:
 
;[[バルキング]]:
 
;[[天空魔竜]]:
 
;[[ライキング]]:
 
  
===ダリウス軍===
+
==用語==
;[[ノーザ・ドルマン]]:
+
;[[巨人]]
;[[ノーザ・バレオン]]:
+
:ガイキングLODにおける人型ロボット兵器の総称。
;[[ゼルンガ]]:
+
;[[ゾルマニウム合金]]
;[[ガレアン]]:
+
:[[ガイキング (LOD)|ガイキング]][[大空魔竜 (LOD)|大空魔竜]]に使われている合金。
;[[鉄獣プロテクス]]:
+
;[[]]
;[[鉄獣ガルゴラス]]:
+
:巨人に動かすのに必要な精神エネルギー。
;[[魔獣ビトラ]]:
+
;[[鉄獣]]
;[[魔獣ドメガ]]:
+
:ダリウス軍のロボット兵器。
;[[ハイパー鉄獣グラネプス]]:
+
;[[魔獣]]
;[[ゼルガイアー]]:
+
:ダリウス軍の生物兵器。
;[[魔炎超魔竜ドボルザーク]]:
+
;[[ダリウス界]]
;[[魔炎超魔竜ファイナルドボルザーク]]:
+
:地球内部の異世界。といっても地底国というわけではなく、実は地球とは別の惑星である。
;[[極大巨人キングダリウス十八世]]:
+
;リミテーションシンドローム
 +
:戦争という極限状態の中で、その緊張感がもたらす集団幻覚症状。気晴らしで解消できるとされているが、本編で垣間見せるその混沌とした気晴らしこそがこの症状の「真面目」であるのかもしれない……。
  
==主題歌と[[BGM]]==
+
==楽曲==
;「GAIKING」:(作詞:YOFFY 作曲:IMAJO 編曲:大石憲一郎&サイキックラバー 歌手:サイキックラバー)<br/>OP主題歌。
+
;オープニングテーマ
;「その名はガイキング・ザ・グレート」:(作詞:青木久美子 作曲:小杉保夫 編曲:大石憲一郎 歌手:串田アキラ)<br/>挿入歌にして、[[ガイキング・ザ・グレート]]のテーマ曲。
+
:
 +
:;「GAIKING」
 +
::作詞:YOFFY / 作曲:IMAJO / 編曲:大石憲一郎&サイキックラバー / 歌:サイキックラバー
 +
::『K』『L』で採用。『X-Ω』ではイベント「新たなる冒険の旅へ」にて原曲がクエストBGMに採用。
 +
:
 +
;エンディングテーマ
 +
:
 +
:;「ボクニデキルコト」(前期)
 +
::作詞:MIZUE / 作曲・歌:徳永英明 / 編曲:坂本昌之
 +
:;「Oh!my god」(後期)
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::作詞:青木久美子 / 作曲:YOFFY / 編曲:大石憲一郎 / 歌:サイキックラバー
 +
:
 +
;挿入歌
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:
 +
:;「その名はガイキング・ザ・グレート」
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::作詞:青木久美子 / 作曲:小杉保夫 / 編曲:大石憲一郎 / 歌:串田アキラ
 +
::挿入歌にして、[[ガイキング・ザ・グレート]]のテーマ曲。
 +
::『K』『L』で採用。
 +
:
 +
;劇中BGM
 +
:
 +
:;「炎の巨人・ガイキング合体!」
 +
::『K』で採用。
 +
:;「ドヴォルザーク <新世界より>」
 +
::『K』『L』で採用。
 +
::プロイスト大帝が好きなアントニン・ドヴォルザーク作曲のクラシック楽曲。正式には「'''交響曲第9番ホ短調作品95 新世界より'''」。
  
 
==登場作と扱われ方==
 
==登場作と扱われ方==
;[[スーパーロボット大戦K]]:初参戦作品。本来の[[地球]]側のストーリーの根幹となっており、展開も時系列が少し乱れてはいるものの大筋で原作通り。大空魔竜メンバーもかなり早い時点で参入する。地味に『[[機獣創世記ゾイドジェネシス]]』との絡みが多い。またリミテーションシンドロームという格好のネタを放っておくはずもなく、[[オーバースキル]]を絡めて猛威を振るった。
+
=== 携帯機シリーズ ===
 +
;[[スーパーロボット大戦K]]
 +
:初参戦作品。本来の[[地球]]側のストーリーの根幹となっており、展開も時系列が少し乱れてはいるものの大筋で原作通り。大空魔竜メンバーもかなり早い時点で参入する。『[[ゾイド ジェネシス]]』との絡みが多い。またリミテーションシンドロームという格好のネタを放っておくはずもなく、[[オーバースキル]]を絡めて猛威を振るった。
 +
;[[スーパーロボット大戦L]]
 +
:いきなりダリウス軍との決戦から始まり、当初は地上に飛ばされたダイヤとピュリアのみの登場。ライキング・バルキングに関するイベントなど、『K』でのイベントは全て省略、プロイストとの決戦も地上。大空魔竜のブリッジでのイベントもなく、原作再現度はかなり低い。ただし今回はレベッカやカイキンクなどが参戦し、キャラクターもシナリオに割と絡むため、扱いは良いと言える。今回ザ・グレートが格段に使いやすくなった。
  
;[[スーパーロボット大戦L]]:いきなりダリウス軍との決戦から始まり、当初は地上に飛ばされたダイヤとピュリアのみの登場。ライキング・バルキングに関するイベントなど、Kでのイベントは全て省略、プロイストとの決戦も地上。大空魔竜のブリッジでのイベントもなく、原作再現度はかなり低い。ただし今回はレベッカやカイキンクなどが参戦し、キャラクターもシナリオに割と絡むため、扱いは良いと言える。今回ザ・グレートが格段に使いやすくなった。
+
=== 単独作品 ===
 +
;[[スパロボ学園]]
 +
:
 +
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
 +
:2020年8月のイベント「新たなる冒険の旅へ」期間限定参戦。原作終了後設定で、ダイヤたちが[[NG騎士ラムネ&40|ドキドキスペース]]に転移する。
  
==用語==
+
== 各話リスト ==
;リミテーションシンドローム:戦争という極限状態の中で、その緊張感がもたらす集団幻覚症状。気晴らしで解消するとされているが、本編で垣間見せるその混沌とした気晴らしこそがこの症状の真面目であるのかもしれない…
+
{| class="wikitable"
;[[巨人]]:ガイキングLODにおける人型ロボット兵器の総称。
+
!話数!!サブタイトル!!登場メカ!!備考!!再現スパロボ
;[[ゾルマニウム合金]]:[[ガイキング (LOD)|ガイキング]][[大空魔竜 (LOD)|大空魔竜]]に使われている合金。
+
|-
 +
|第1話||大空魔竜が来た!||[[鉄獣|ダリウス鉄獣]][[プロテクス]]<br />[[魔獣|ダリウス魔獣]]バオラ
 +
| ||K
 +
|-
 +
|第2話||オレが選ばれた戦士!?||ダリウス魔獣バオラ(強化)
 +
| ||
 +
|-
 +
|第3話||旅立ち…さらば母さん!||ダリウス鉄獣ダイロクス<br />ダリウス戦艦[[ゼルガイアー]]
 +
| ||
 +
|-
 +
|第4話||行くぜ! ダリウス突入作戦||ダリウス魔獣デプロ
 +
|[[ダリウス界]]突入||
 +
|-
 +
|第5話||おれたち悪者!?||ダリウス鉄獣[[ガルゴラス]]<br />ダリウス魔獣ゲルク
 +
| ||
 +
|-
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|第6話||どうする!? 出撃不能!!||ダリウス魔獣アロガ
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|第7話||激突! 誇り高き決闘||[[巨人|ダリウス巨人]]ブリーザ・レンテス
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|第8話||史上最小の強敵||ダリウス鉄獣バルクリス
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|スカイガイキング初登場||
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|第9話||明日に向かって撃て!||ダリウス魔獣[[ドメガ]]<br />ダリウス魔獣[[ビトラ]]<br />ダリウス魔獣ダイル
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|バスターガイキング初登場||
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|第10話||ルルの危機! 海底の恐怖!!||ダリウス鉄獣スキラウス<br />ダリウス鉄獣キルベロス
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|マリンガイキング初登場||
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|第11話||激震!! 将軍ノーザ襲来!||ダリウス巨人[[ノーザ・ドルマン]]<br />ダリウス巨人[[ゼルンガ]]<br />ダリウス戦艦[[グロテクター]]
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|第12話||命がけ!? 禁断の逆転技||ダリウス巨人ノーザ・ドルマン<br />ダリウス魔獣カラブ<br />ダリウス魔獣ガロナ
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|第13話||衝撃! キャプテンは父さん!?||ダリウス巨人ノーザ・ドルマン(強化)<br />ダリウス巨人ゼルンガ
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|第14話||遊園地バトル! ローサの休日||ハイパー鉄獣ケルトロス
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|第15話||危険な逃亡者!! 父さんの手がかり!||ハイパー鉄獣ギガミノス
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|第16話||包囲網突破! リーと女豹!||ダリウス巨人[[ノーザ・バレオン]]<br />ダリウス戦艦グランデラー
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|第17話||敵か味方か!? 危険な新戦力!||ハイパー鉄獣ザイクロス<br />ハイパー鉄獣カイザロス<br />ハイパー鉄獣グラネプス
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|キルジャガー初登場||
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|第18話||超兵器! ダリウスの切り札|| rowspan="2" |ハイパー鉄獣[[グラネプス|グラネプス(最終強化型)]]
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|第19話||新皇帝の罠! ガイキング処刑!!|| ||K
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|第20話||ミニミニマシン! 秘宝争奪猛レース!!||ダリウス魔獣モガラ
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|第21話||占い的中100%!? ズバリ言うルル!!||超巨大殲滅兵器グランド・ドラゴンプレッシャー<br />ダリウス鉄獣ゴルバクス
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|第22話||燃えろ3バカ!! 奪われたガイキング!!||ダリウス魔獣ドパス<br />ダリウス魔獣ブロル
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|第23話||サコン脱走!? <ruby><rb>静</rb><rt>シズカ</rt></ruby>に迫る暗殺部隊!!||ハイパー鉄獣エルカゲス
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|第24話||戦場を駆けるピンクのカバ!! アイドルは誰だ?|| rowspan="2" | ||||K
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|第25話||地獄に堕ちたクルーども! アイドルは君だ!!|| ||
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|第26話||悪夢の序曲! よみがえる大地魔竜!!||ダリウス巨人ノーザ・バレオン
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|大地魔竜初登場||K
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|第27話||暴かれた黒い過去! ガリス哀しみの仮面!!||ハイパー鉄獣エルカゲス
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|第28話||罪と罰と呪いの子! 愛憎の天空魔竜!!||ダリウス鉄獣ドラクロス
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|天空魔竜初登場||K
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|第29話||食らえ必殺のフルコース! 最後に笑うサスページ!!||||||
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|第30話||二代目は13歳! 総力戦だぜキャプテン・ルル!!
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| || ||
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|第31話||見よ! 讃えよ! ひざまづけ! <ruby><rb>荒神</rb><rt>あらがみ</rt></ruby>グレート降臨!!||[[魔炎超魔竜ドボルザーク]]
 +
|ガイキング・ザ・グレート初登場||K、L
 +
|-
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|第32話||武器ナシ弾ナシ親友アリ! 二人ぼっちの地上戦!!||ダリウス鉄獣バラングス
 +
|カイキンク登場||L
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|第33話||さよなら純情! ちょい<ruby><rb>不良</rb><rt>ワル</rt></ruby>ハートに火をつけろ!!||ダリウス鉄獣バイドルス
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|第34話||NEXのはらわた!! 狼の街に天使の<ruby><rb>接吻</rb><rt>くちづけ</rt></ruby>を…||ダイロクス33
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|第35話||大虐殺! 大展開!! 神よ、帝都が沈む…||ダリウス巨人[[ガレアン]]
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|第36話||再会・裏切りの父! こんなに愛してるのにぃぃッ!!||||||K、L
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|第37話||息子よ||[[魔炎超魔竜ファイナルドボルザーク]]<br />ダリウス巨人ガレアン
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| ||K、L
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|第38話||みんな、燃えろ|| rowspan="2" |[[極大巨人キングダリウス十八世]]<br />ダリウス巨人ガレアン
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| ||K、L
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|第39話||君の地球・君の未来|| ||K、L
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|}
  
;[[]]:巨人に動かすのに必要な精神エネルギー。
+
== 余談 ==
;[[ダリウス界]]:
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*本作は前番組にあたる東映アニメーション制作のアニメ『ボボボーボ・ボーボボ』の[[打ち切り]]による穴埋めを目的とした急ごしらえ的な制作経緯を持ち、同じく東映アニメが2003年に制作したパイロットフィルム『大空魔竜ガイキングNEO<ref>本作のDVD最終巻に収録。</ref>』を叩き台として企画された。企画を含めた準備期間は放送開始まで3か月と極めてひっ迫した状況であり、メインライターの三条陸氏は'''わずか1晩で26話目までのシナリオプロットを組んだ'''とのこと。<ref>[https://www.toei-anim.co.jp/tv/gaiking/tairiku/0602.html 東映アニメーション公式サイト『情熱大・陸日誌』]</ref>
 +
**OP映像での乱戦は『ガイキングNEO』の殺陣を流用している。
 +
*キャラクター名や各種メカの武装の名称、メカニックデザインやギミックには、原典の『ガイキング』からのオマージュが多く用いられており、スパロボ等で原典の『ガイキング』を知った若年層のロボットアニメファンへのアピールにもなっている。
 +
*伝説的アニメーター・金田伊功氏が後期オープニングのディレクターを担当<ref>ただし、名義は「戸隠三郎」となっている。</ref>しており、氏が生前に参加した最後のTVアニメ作品となった。
 +
*DVDBOX初回特典には『[[ロボットガールズZ]]』の短編ドラマCDが付属している。
 +
**…のはいいのだが、VOL.2では完結しているのをいいことに[[Zちゃん]]がLODという略称をいじって'''エロDVD呼ばわり'''したり、チームTが本作の感想として「なんか[[裏切りイベント|裏切ったり裏切られたり]]やたらドロドロした話」などと表現したり、挙句の果てには[[魔炎超魔竜ファイナルドボルザーク|ドボちん]]が東映を買収し[[ダリウス軍]]が大空魔竜隊を倒して終わる筋書きに[[ダリウス17世|歴史修正を行おうとする]]など、ギリギリなネタが多かった。
  
==主要スタッフ==
+
== 脚注 ==
;制作会社:東映アニメーション
+
<references />
;シリーズディレクター:細田雅弘
 
;キャラクターデザイン:山崎健志、山崎展義
 
;メカニカルデザイン:大塚健、佐藤元
 
;音楽:手塚理
 
  
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2024年12月16日 (月) 12:05時点における最新版

ガイキング
LEGEND OF DAIKU-MARYU
読み ガイキング
レジェンド オブ
ダイクウマリュウ
監督 細田雅弘(シリーズディレクター)
シリーズ構成 三条陸
キャラクターデザイン 山崎健志
山崎展義
メカニックデザイン 大塚健
佐藤元
音楽 手塚理
制作 東映アニメーション
放送局 テレビ朝日
放送期間 2005年11月12日 -
2006年9月24日
話数 全39話
初登場SRW スーパーロボット大戦K
テンプレートを表示

ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU』は東映アニメーション制作のテレビアニメ作品。

概要[編集 | ソースを編集]

大空魔竜ガイキング』のリメイク作品であり、東映アニメーション作品としては『ゲッターロボ號』以来14年ぶりのロボットアニメ。ただし、原典と共通しているのは主役ロボットの名前とデザイン程度に抑えられており、その内容はオリジナルと大きく異なるため、厳密には「リブート作品」に近しい存在。なお、原典との区別のため、副題を略した『ガイキングLOD』が通称として使われている。

後述される制作面の事情により地上波では関東地区のみのローカルセールス、放送開始当初は事実上のノンスポンサードであり宣伝展開も殆どされなかった事からその注目度は低かったが[1]、ロボットアニメの王道を行くストーリーや大張正己氏など著名アニメーターの参加によるクオリティの高いロボットアクションにより徐々に知名度を高め、放送終了後は様々な商品展開も行われた。

ストーリー[編集 | ソースを編集]

中学生のツワブキ・ダイヤは、幼い頃に海で怪物に出会い父親を攫われるという驚異的な事件に遭遇した。ダイヤもあわや怪物に襲われると思ったそのとき、巨大な戦艦が現れダイヤを助ける。戦艦から出てきた少女は小さな円盤のようなものをダイヤに預け、またいつの日か再会することを約束し海の中へ去っていった。

彼の話を信じるものはいなかったがダイヤはいつの日かの再会を信じて心身を日々鍛えていた。そしてついに怪物とあの戦艦が再来する日がやってきた。ダイヤは謎の戦艦「大空魔竜」の搭載兵器「ガイキング」に乗り込み、街を襲う怪物を撃退する。

実は地球は、地底にある異世界「ダリウス界」に狙われており、大空魔竜はそれに対抗するために地球人と一部のダリウス人の協力によって結成された秘密の空中戦艦だったのだ。ダイヤはダリウス界にいるであろう父親を探すため、大空魔竜のクルーとなりダリウス界を冒険することになる。

登場人物[編集 | ソースを編集]

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

大空魔竜隊[編集 | ソースを編集]

ツワブキ・ダイヤ
本作の主人公ガイキングを動かせるほどの「炎」の力を認められ、大空魔竜クルーとなる。
キャプテン・ガリス
大空魔竜のキャプテン。各地から「炎」を持つ戦士を集め大空魔竜隊を編成。素顔は仮面で覆われている。
ルル・アージェス
本作のヒロイン。大空魔竜のオペレーター。
ハヤミ・ナオト
ダイヤの親友。当初は補欠クルーであったが、炎の力に目覚め48人目のクルーとなる。
ピュリア・リチャードソン
スティンガーのパイロット。
リー・ジェンシン
サーペントのパイロット。拳法家で狙撃も得意。後に艦載機部隊「コンバットフォース」のリーダーも務める。
ディック・アルカイン
キルジャガーのパイロット。ずば抜けた合理的知略と胆力を有するが、大空魔竜乗っ取りを企てたため追放された過去がある。
ヤンマ / ハッチョ / ブビィ
小型戦闘機バンザやクラブバンカーで後方支援を務める3バカトリオ。全員が元泥棒という過去を持つ。
ローサ・ベルニコフ
大空魔竜副長。
フジヤマ・シズカ
大空魔竜の機関士責任者。かつては戦闘員としてスティンガーのパイロットも務めていた。
ロンゴ
大空魔竜の操舵士。
サコン・シロウ
大空魔竜の科学者で大空魔竜の最古参クルーの一人。普段は基本機関部の閉鎖ブロックの自室に引きこもっている。
ダイモン
大空魔竜の機関長で、大空魔竜の最古参クルーの一人。元ミュージシャンという意外な過去を持つ。
ドクター・フランクリン
大空魔竜医療班長。大空魔竜の最古参クルーの一人。その外見ゆえに「フランケン」と呼び間違えられることも多い。
パイロン
大空魔竜の給仕長。アルアルと喋る中国人の男性。スパロボ未登場。
アベヤ・キョーコ
厨房の手伝い。腹黒いぶりっ子。
ピンクカバ
大空魔竜クルーではないが便宜上こちらに記載。リミテーションシンドロームが発症したクルー達が見た幻。

ダリウス軍[編集 | ソースを編集]

ダリウス17世
ダリウス界を支配する第十七代大帝。
ノーザ
ダリウス四天王の「北方将軍」。騎士道精神を重んじる武人。
ケイン
ノーザ配下の「北方五騎士」の一人。ノーザと共にダリウス軍を離反した後は天空魔竜の艦長となる。
ヴェスターヌ
ダリウス四天王の「西方将軍」。正々堂々を尊び卑劣な手段を嫌う高潔な軍人。
レベッカ・カトリーヌ
ヴェスターヌの部下。諜報員としてアイドルコンテストにもぐりこむも情けない撤退を余儀なくされた。
サスページ
ダリウス四天王の「南方将軍」。卑劣かつ非情な性格で、劣等感と保身欲が強い。
プロイスト
ダリウス四天王の「東方将軍」。甲冑に身を包んだ謎の人物。
次大帝プロイスト
プロイストの真の姿である、ダリウスの「次大帝」。性別を超越した二重人格者。
ダリウス新四天王
プロイスト直属の幹部で、全員がプロイストの生体部品である。
ヒガント
新東方将軍。
バニシューム
新西方将軍。
テルミナ
新南方将軍。
ニキータ
新北方将軍。

その他[編集 | ソースを編集]

ドクター・ツー / ダイヤの父
ダイヤの母
エルトリカ・アージェス
ルルの母。故人。

登場メカ[編集 | ソースを編集]

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

大空魔竜隊[編集 | ソースを編集]

巨人[編集 | ソースを編集]

ガイキング
カイキンク
バルキング
ライキング
ガイキング・ザ・グレート

その他[編集 | ソースを編集]

大空魔竜
スティンガー
スペリオルスティンガー
サーペント
キルジャガー
クラブバンカー
大地魔竜
天空魔竜

ダリウス軍[編集 | ソースを編集]

巨人[編集 | ソースを編集]

ノーザ・ドルマン
ノーザ・バレオン
ゼルンガ
ガレアン
極大巨人キングダリウス十八世

鉄獣[編集 | ソースを編集]

プロテクス
ガルゴラス
グラネプス

魔獣[編集 | ソースを編集]

ビトラ
ドメガ

その他[編集 | ソースを編集]

ゼルガイアー
魔炎超魔竜ドボルザーク
魔炎超魔竜ファイナルドボルザーク

用語[編集 | ソースを編集]

巨人
ガイキングLODにおける人型ロボット兵器の総称。
ゾルマニウム合金
ガイキング大空魔竜に使われている合金。
巨人に動かすのに必要な精神エネルギー。
鉄獣
ダリウス軍のロボット兵器。
魔獣
ダリウス軍の生物兵器。
ダリウス界
地球内部の異世界。といっても地底国というわけではなく、実は地球とは別の惑星である。
リミテーションシンドローム
戦争という極限状態の中で、その緊張感がもたらす集団幻覚症状。気晴らしで解消できるとされているが、本編で垣間見せるその混沌とした気晴らしこそがこの症状の「真面目」であるのかもしれない……。

楽曲[編集 | ソースを編集]

オープニングテーマ
「GAIKING」
作詞:YOFFY / 作曲:IMAJO / 編曲:大石憲一郎&サイキックラバー / 歌:サイキックラバー
『K』『L』で採用。『X-Ω』ではイベント「新たなる冒険の旅へ」にて原曲がクエストBGMに採用。
エンディングテーマ
「ボクニデキルコト」(前期)
作詞:MIZUE / 作曲・歌:徳永英明 / 編曲:坂本昌之
「Oh!my god」(後期)
作詞:青木久美子 / 作曲:YOFFY / 編曲:大石憲一郎 / 歌:サイキックラバー
挿入歌
「その名はガイキング・ザ・グレート」
作詞:青木久美子 / 作曲:小杉保夫 / 編曲:大石憲一郎 / 歌:串田アキラ
挿入歌にして、ガイキング・ザ・グレートのテーマ曲。
『K』『L』で採用。
劇中BGM
「炎の巨人・ガイキング合体!」
『K』で採用。
「ドヴォルザーク <新世界より>」
『K』『L』で採用。
プロイスト大帝が好きなアントニン・ドヴォルザーク作曲のクラシック楽曲。正式には「交響曲第9番ホ短調作品95 新世界より」。

登場作と扱われ方[編集 | ソースを編集]

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦K
初参戦作品。本来の地球側のストーリーの根幹となっており、展開も時系列が少し乱れてはいるものの大筋で原作通り。大空魔竜メンバーもかなり早い時点で参入する。『ゾイド ジェネシス』との絡みが多い。またリミテーションシンドロームという格好のネタを放っておくはずもなく、オーバースキルを絡めて猛威を振るった。
スーパーロボット大戦L
いきなりダリウス軍との決戦から始まり、当初は地上に飛ばされたダイヤとピュリアのみの登場。ライキング・バルキングに関するイベントなど、『K』でのイベントは全て省略、プロイストとの決戦も地上。大空魔竜のブリッジでのイベントもなく、原作再現度はかなり低い。ただし今回はレベッカやカイキンクなどが参戦し、キャラクターもシナリオに割と絡むため、扱いは良いと言える。今回ザ・グレートが格段に使いやすくなった。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スパロボ学園
スーパーロボット大戦X-Ω
2020年8月のイベント「新たなる冒険の旅へ」期間限定参戦。原作終了後設定で、ダイヤたちがドキドキスペースに転移する。

各話リスト[編集 | ソースを編集]

話数 サブタイトル 登場メカ 備考 再現スパロボ
第1話 大空魔竜が来た! ダリウス鉄獣プロテクス
ダリウス魔獣バオラ
K
第2話 オレが選ばれた戦士!? ダリウス魔獣バオラ(強化)
第3話 旅立ち…さらば母さん! ダリウス鉄獣ダイロクス
ダリウス戦艦ゼルガイアー
第4話 行くぜ! ダリウス突入作戦 ダリウス魔獣デプロ ダリウス界突入
第5話 おれたち悪者!? ダリウス鉄獣ガルゴラス
ダリウス魔獣ゲルク
第6話 どうする!? 出撃不能!! ダリウス魔獣アロガ
第7話 激突! 誇り高き決闘 ダリウス巨人ブリーザ・レンテス
第8話 史上最小の強敵 ダリウス鉄獣バルクリス スカイガイキング初登場
第9話 明日に向かって撃て! ダリウス魔獣ドメガ
ダリウス魔獣ビトラ
ダリウス魔獣ダイル
バスターガイキング初登場
第10話 ルルの危機! 海底の恐怖!! ダリウス鉄獣スキラウス
ダリウス鉄獣キルベロス
マリンガイキング初登場
第11話 激震!! 将軍ノーザ襲来! ダリウス巨人ノーザ・ドルマン
ダリウス巨人ゼルンガ
ダリウス戦艦グロテクター
第12話 命がけ!? 禁断の逆転技 ダリウス巨人ノーザ・ドルマン
ダリウス魔獣カラブ
ダリウス魔獣ガロナ
第13話 衝撃! キャプテンは父さん!? ダリウス巨人ノーザ・ドルマン(強化)
ダリウス巨人ゼルンガ
フェイスオープン初使用 K
第14話 遊園地バトル! ローサの休日 ハイパー鉄獣ケルトロス K
第15話 危険な逃亡者!! 父さんの手がかり! ハイパー鉄獣ギガミノス
第16話 包囲網突破! リーと女豹! ダリウス巨人ノーザ・バレオン
ダリウス戦艦グランデラー
第17話 敵か味方か!? 危険な新戦力! ハイパー鉄獣ザイクロス
ハイパー鉄獣カイザロス
ハイパー鉄獣グラネプス
キルジャガー初登場
第18話 超兵器! ダリウスの切り札 ハイパー鉄獣グラネプス(最終強化型) プロイストの正体が判明
第19話 新皇帝の罠! ガイキング処刑!! K
第20話 ミニミニマシン! 秘宝争奪猛レース!! ダリウス魔獣モガラ
第21話 占い的中100%!? ズバリ言うルル!! 超巨大殲滅兵器グランド・ドラゴンプレッシャー
ダリウス鉄獣ゴルバクス
第22話 燃えろ3バカ!! 奪われたガイキング!! ダリウス魔獣ドパス
ダリウス魔獣ブロル
第23話 サコン脱走!? シズカに迫る暗殺部隊!! ハイパー鉄獣エルカゲス
第24話 戦場を駆けるピンクのカバ!! アイドルは誰だ? K
第25話 地獄に堕ちたクルーども! アイドルは君だ!!
第26話 悪夢の序曲! よみがえる大地魔竜!! ダリウス巨人ノーザ・バレオン 大地魔竜初登場 K
第27話 暴かれた黒い過去! ガリス哀しみの仮面!! ハイパー鉄獣エルカゲス K
第28話 罪と罰と呪いの子! 愛憎の天空魔竜!! ダリウス鉄獣ドラクロス 天空魔竜初登場 K
第29話 食らえ必殺のフルコース! 最後に笑うサスページ!!
第30話 二代目は13歳! 総力戦だぜキャプテン・ルル!!
第31話 見よ! 讃えよ! ひざまづけ! 荒神あらがみグレート降臨!! 魔炎超魔竜ドボルザーク ガイキング・ザ・グレート初登場 K、L
第32話 武器ナシ弾ナシ親友アリ! 二人ぼっちの地上戦!! ダリウス鉄獣バラングス カイキンク登場 L
第33話 さよなら純情! ちょい不良ワルハートに火をつけろ!! ダリウス鉄獣バイドルス L
第34話 NEXのはらわた!! 狼の街に天使の接吻くちづけを… ダイロクス33
第35話 大虐殺! 大展開!! 神よ、帝都が沈む… ダリウス巨人ガレアン K、L
第36話 再会・裏切りの父! こんなに愛してるのにぃぃッ!! K、L
第37話 息子よ 魔炎超魔竜ファイナルドボルザーク
ダリウス巨人ガレアン
K、L
第38話 みんな、燃えろ 極大巨人キングダリウス十八世
ダリウス巨人ガレアン
K、L
第39話 君の地球・君の未来 K、L

余談[編集 | ソースを編集]

  • 本作は前番組にあたる東映アニメーション制作のアニメ『ボボボーボ・ボーボボ』の打ち切りによる穴埋めを目的とした急ごしらえ的な制作経緯を持ち、同じく東映アニメが2003年に制作したパイロットフィルム『大空魔竜ガイキングNEO[2]』を叩き台として企画された。企画を含めた準備期間は放送開始まで3か月と極めてひっ迫した状況であり、メインライターの三条陸氏はわずか1晩で26話目までのシナリオプロットを組んだとのこと。[3]
    • OP映像での乱戦は『ガイキングNEO』の殺陣を流用している。
  • キャラクター名や各種メカの武装の名称、メカニックデザインやギミックには、原典の『ガイキング』からのオマージュが多く用いられており、スパロボ等で原典の『ガイキング』を知った若年層のロボットアニメファンへのアピールにもなっている。
  • 伝説的アニメーター・金田伊功氏が後期オープニングのディレクターを担当[4]しており、氏が生前に参加した最後のTVアニメ作品となった。
  • DVDBOX初回特典には『ロボットガールズZ』の短編ドラマCDが付属している。

脚注 [編集 | ソースを編集]

  1. 一応、全国的にはBSデジタルでの放送や児童向けTV雑誌『テレビマガジン』でコーナー記事が組まれるなどはされていた。
  2. 本作のDVD最終巻に収録。
  3. 東映アニメーション公式サイト『情熱大・陸日誌』
  4. ただし、名義は「戸隠三郎」となっている。

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CD[編集 | ソースを編集]

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