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連邦政府本部があるジュネーブに程近い位置にある為か、あるいは、その豊富な金鉱資源が狙いに含まれているのか、[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]や[[ノイエDC]]に度々占領されている。その他にも、シャインの亡父……即ち、先代の国家元首がEOTI機関に出資していた事が明らかになっており、それが間接的な原因となって、国家元首であるシャイン王女が代々受け継いでいる[[予知]]能力に目を付けられて誘拐され、[[ヴァルシオン改]]に乗せられて軍事利用されるなど、中立国であるにも関わらず、多くの戦乱に巻き込まれている。 | 連邦政府本部があるジュネーブに程近い位置にある為か、あるいは、その豊富な金鉱資源が狙いに含まれているのか、[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]や[[ノイエDC]]に度々占領されている。その他にも、シャインの亡父……即ち、先代の国家元首がEOTI機関に出資していた事が明らかになっており、それが間接的な原因となって、国家元首であるシャイン王女が代々受け継いでいる[[予知]]能力に目を付けられて誘拐され、[[ヴァルシオン改]]に乗せられて軍事利用されるなど、中立国であるにも関わらず、多くの戦乱に巻き込まれている。 | ||
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しかし、『リクセント公国』という一国家としてはあくまで中立を貫いており、公国軍は自衛の為以外には使っていない。シャイン王女の行いは、あくまでも国と民……そして、この世界を憂う『一個人の意思』である……というのが作中での理屈だが、『中立国の国家元首が軍の作戦に参加する』という状況は現実には不可能だろう。 | しかし、『リクセント公国』という一国家としてはあくまで中立を貫いており、公国軍は自衛の為以外には使っていない。シャイン王女の行いは、あくまでも国と民……そして、この世界を憂う『一個人の意思』である……というのが作中での理屈だが、『中立国の国家元首が軍の作戦に参加する』という状況は現実には不可能だろう。 | ||
− | + | なお、『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS|OGS]]』の移動MAPを見る限り、コート・ダジュール付近に位置している事が確認できる。更に、周辺に[[アビアノ基地]]がある事や、市外の風景の類似性、世界有数の避暑地として名高いニースが近隣にある事、そして『公国』という国家の形態を取っている事からも、モナコ公国をモデルにしている可能性が高い。 | |
== 登場作品 == | == 登場作品 == | ||
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;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]] | ;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]] | ||
:初出。シャイン王女が誘拐され、その[[予知]]能力を軍事利用された。 | :初出。シャイン王女が誘拐され、その[[予知]]能力を軍事利用された。 | ||
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;ジョイス・ルダール | ;ジョイス・ルダール | ||
− | :ハウゼン家に仕える執事。他の使用人が劇中に登場しないことを考えると、彼が執事長なのだろう。モノクル(片眼鏡)が印象的な人物で、顔グラフィックは怖いが善良かつ優秀な人物。 | + | :ハウゼン家に仕える執事。他の使用人が劇中に登場しないことを考えると、彼が執事長なのだろう。モノクル(片眼鏡)が印象的な人物で、顔グラフィックは怖いが善良かつ優秀な人物。 |
;マルコ | ;マルコ | ||
− | :インスペクター事件でリクセント公国が[[ノイエDC]]に占領された際にシャイン王女を連れて脱出した兵士で、部隊長。搭乗機の[[リオン|リオン・タイプF]]にシャイン王女を乗せ、無事にハガネに合流した。フランシスのコールサインから判断すると、コールサインは「ルーメン1」だと思われる。 | + | :インスペクター事件でリクセント公国が[[ノイエDC]]に占領された際にシャイン王女を連れて脱出した兵士で、部隊長。搭乗機の[[リオン|リオン・タイプF]]にシャイン王女を乗せ、無事にハガネに合流した。フランシスのコールサインから判断すると、コールサインは「ルーメン1」だと思われる。 |
;フランシス | ;フランシス | ||
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== 関連人物 == | == 関連人物 == | ||
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− | :[[ハガネ]]の艦長で、リクセント公国奪還戦において連邦軍を指揮していた。また、シャイン王女が軍に協力し、戦場に立つ事を承諾したのも彼である。この発言に対し、周囲が大いに困惑したのは言うまでも無い。 | + | :[[ハガネ]]の艦長で、リクセント公国奪還戦において連邦軍を指揮していた。また、シャイン王女が軍に協力し、戦場に立つ事を承諾したのも彼である。この発言に対し、周囲が大いに困惑したのは言うまでも無い。 |
;[[フィリオ・プレスティ]] | ;[[フィリオ・プレスティ]] | ||
:リクセント公国……というか、シャイン王女の要請を受け、愛機・フェアリオンの開発を担当した人物の1人。 | :リクセント公国……というか、シャイン王女の要請を受け、愛機・フェアリオンの開発を担当した人物の1人。 | ||
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:フィリオと共に愛機・[[フェアリオン]]の開発を担当した。パターンRHBはフィリオと共にアイドルの振り付けを参考にして、自ら踊ってモーションデータを作成した。 | :フィリオと共に愛機・[[フェアリオン]]の開発を担当した。パターンRHBはフィリオと共にアイドルの振り付けを参考にして、自ら踊ってモーションデータを作成した。 | ||
;[[リオ・メイロン]] | ;[[リオ・メイロン]] | ||
− | :[[マオ・インダストリー]]の重役、[[ユアン・メイロン]]の娘で、避暑地としてリクセント公国を訪れた事がある。 | + | :[[マオ・インダストリー]]の重役、[[ユアン・メイロン]]の娘で、避暑地としてリクセント公国を訪れた事がある。 |
;[[アードラー・コッホ]] | ;[[アードラー・コッホ]] | ||
− | :DCの一員で、シャイン王女の予知能力に目を付け、洗脳を施した。 | + | :DCの一員で、シャイン王女の予知能力に目を付け、洗脳を施した。 |
;[[ハンス・ヴィーパー]] | ;[[ハンス・ヴィーパー]] | ||
− | :地球連邦軍を裏切り、DCに下った男。シャイン王女を拉致した張本人。 | + | :地球連邦軍を裏切り、DCに下った男。シャイン王女を拉致した張本人。 |
;[[アーチボルド・グリムズ]] | ;[[アーチボルド・グリムズ]] | ||
:リクセント公国の占領作戦を指揮した指揮官。奪還を試みる連邦軍に対して、国民を人質にするという卑劣な作戦を取ったが、2機のフェアリオンや連邦軍の活躍、そして、卑劣な作戦を良しとしない部下の[[ユウキ・ジェグナン]]が爆弾を解除した事により失敗。その後も、シャイン王女のフェアリオンによって度々苦汁を味わう事になる。 | :リクセント公国の占領作戦を指揮した指揮官。奪還を試みる連邦軍に対して、国民を人質にするという卑劣な作戦を取ったが、2機のフェアリオンや連邦軍の活躍、そして、卑劣な作戦を良しとしない部下の[[ユウキ・ジェグナン]]が爆弾を解除した事により失敗。その後も、シャイン王女のフェアリオンによって度々苦汁を味わう事になる。 | ||
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;[[リオン|リオン・タイプF]] | ;[[リオン|リオン・タイプF]] | ||
:リクセント公国が自衛の為に有している軍に配備されている機体。隊長であるマルコも部下のフランシスと同じ機体に搭乗していることから、軍全体がコストの安い本機で統一しているものと思われる。更には、ここから『自衛にかける軍事予算の低さ』という、中立国ならではの事情を推察する事が可能。 | :リクセント公国が自衛の為に有している軍に配備されている機体。隊長であるマルコも部下のフランシスと同じ機体に搭乗していることから、軍全体がコストの安い本機で統一しているものと思われる。更には、ここから『自衛にかける軍事予算の低さ』という、中立国ならではの事情を推察する事が可能。 | ||
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2023年12月27日 (水) 20:36時点における最新版
リクセント公国(Principality of Ricsent)とは、OGシリーズに登場する国家。
概要[編集 | ソースを編集]
地中海沿岸に位置する架空の小国。若干12歳の少女である、シャイン・ハウゼンを現国家元首に擁する公国で、特別独立自治権を持つ中立国である。
豊富な埋蔵量を誇る金鉱山がある経済的に豊かな国で、気候的にも穏やかで住みやすい。その為、観光地としても名高く、リオ・メイロンは避暑地として訪れた事があると劇中で語っている。
連邦政府本部があるジュネーブに程近い位置にある為か、あるいは、その豊富な金鉱資源が狙いに含まれているのか、DCやノイエDCに度々占領されている。その他にも、シャインの亡父……即ち、先代の国家元首がEOTI機関に出資していた事が明らかになっており、それが間接的な原因となって、国家元首であるシャイン王女が代々受け継いでいる予知能力に目を付けられて誘拐され、ヴァルシオン改に乗せられて軍事利用されるなど、中立国であるにも関わらず、多くの戦乱に巻き込まれている。
その為、シャイン王女は『私の国と民を脅かす者に容赦は致しませんわ!』と奮起し、自らがテスラ・ライヒ研究所に開発を依頼したフェアリオン・タイプGに搭乗し、フェアリオン・タイプSに搭乗するラトゥーニと共に戦場に立つ。シャイン王女曰く、タイプGの赤いカラーリングは『己と他人の血を流すという事に対する覚悟の証』である。
しかし、『リクセント公国』という一国家としてはあくまで中立を貫いており、公国軍は自衛の為以外には使っていない。シャイン王女の行いは、あくまでも国と民……そして、この世界を憂う『一個人の意思』である……というのが作中での理屈だが、『中立国の国家元首が軍の作戦に参加する』という状況は現実には不可能だろう。
なお、『OGS』の移動MAPを見る限り、コート・ダジュール付近に位置している事が確認できる。更に、周辺にアビアノ基地がある事や、市外の風景の類似性、世界有数の避暑地として名高いニースが近隣にある事、そして『公国』という国家の形態を取っている事からも、モナコ公国をモデルにしている可能性が高い。
登場作品[編集 | ソースを編集]
OGシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
- 初出。シャイン王女が誘拐され、その予知能力を軍事利用された。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
- 中盤、アビアノ基地に残るルートを選ぶと、シナリオ『超音速の妖精』で登場する。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS
- GBA版の2作品に準拠。
リクセント公国の人物[編集 | ソースを編集]
- シャイン・ハウゼン
- 国家元首。『OG1』では顔見せ程度の出演だったが、『OG2』以降は自軍に加わるという衝撃的な展開に。国の観光キャンペーンのイメージキャラクター『マジカルハートプリンセス セント・リクセ』のモデルになったのは恐らく彼女であり、相応の知名度や人気、人望といったものを持つ人物という事が窺える。
- ジョイス・ルダール
- ハウゼン家に仕える執事。他の使用人が劇中に登場しないことを考えると、彼が執事長なのだろう。モノクル(片眼鏡)が印象的な人物で、顔グラフィックは怖いが善良かつ優秀な人物。
- マルコ
- インスペクター事件でリクセント公国がノイエDCに占領された際にシャイン王女を連れて脱出した兵士で、部隊長。搭乗機のリオン・タイプFにシャイン王女を乗せ、無事にハガネに合流した。フランシスのコールサインから判断すると、コールサインは「ルーメン1」だと思われる。
- フランシス
- マルコの部下で、コールサインは「ルーメン4」。搭乗機が限界になった為、シャイン王女の命令で脱出した。
関連人物[編集 | ソースを編集]
- ライディース・F・ブランシュタイン
- シャイン王女が好意を寄せる男性。リクセント公国奪還戦において、リュウセイと共に王女のエスコートを務める。
- ラトゥーニ・スゥボータ
- フェアリオン・タイプSのパイロットで、戦闘におけるシャイン王女のパートナー。戦闘ではラトがシャインをサポートし、プライベートではシャインがラトを引っ張っている。
- ダイテツ・ミナセ
- ハガネの艦長で、リクセント公国奪還戦において連邦軍を指揮していた。また、シャイン王女が軍に協力し、戦場に立つ事を承諾したのも彼である。この発言に対し、周囲が大いに困惑したのは言うまでも無い。
- フィリオ・プレスティ
- リクセント公国……というか、シャイン王女の要請を受け、愛機・フェアリオンの開発を担当した人物の1人。
- ジョナサン・カザハラ
- フィリオと共に愛機・フェアリオンの開発を担当した。パターンRHBはフィリオと共にアイドルの振り付けを参考にして、自ら踊ってモーションデータを作成した。
- リオ・メイロン
- マオ・インダストリーの重役、ユアン・メイロンの娘で、避暑地としてリクセント公国を訪れた事がある。
- アードラー・コッホ
- DCの一員で、シャイン王女の予知能力に目を付け、洗脳を施した。
- ハンス・ヴィーパー
- 地球連邦軍を裏切り、DCに下った男。シャイン王女を拉致した張本人。
- アーチボルド・グリムズ
- リクセント公国の占領作戦を指揮した指揮官。奪還を試みる連邦軍に対して、国民を人質にするという卑劣な作戦を取ったが、2機のフェアリオンや連邦軍の活躍、そして、卑劣な作戦を良しとしない部下のユウキ・ジェグナンが爆弾を解除した事により失敗。その後も、シャイン王女のフェアリオンによって度々苦汁を味わう事になる。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- フェアリオン
- 元々は式典用であり、リクセント公国観光局がDC戦争後によるイメージダウンを回復させる為に企画した観光キャンペーンの一環で誕生したイメージキャラクター『マジカルハートプリンセス セント・リクセ』がモチーフである。なお、セント・リクセのモチーフは、『プリンセス』という枕詞やフェアリオンのデザインである『ロール髪』から、シャイン王女だと推察される。
- リオン・タイプF
- リクセント公国が自衛の為に有している軍に配備されている機体。隊長であるマルコも部下のフランシスと同じ機体に搭乗していることから、軍全体がコストの安い本機で統一しているものと思われる。更には、ここから『自衛にかける軍事予算の低さ』という、中立国ならではの事情を推察する事が可能。
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