「イドム」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
(→人間関係) |
|||
(14人の利用者による、間の28版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
− | = | + | {{登場人物概要 |
− | + | | 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[Zシリーズ]]) | |
− | * | + | *{{登場作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z}} |
− | + | | 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}} | |
− | + | | SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />[[一般兵]] | |
+ | }} | ||
− | [[ | + | {{登場人物概要 |
+ | | タイトル = プロフィール | ||
+ | | 所属 = [[サイデリアル]]([[鬼宿]])<br/>[[御使い]]<br />[[エトランゼ]] | ||
+ | }} | ||
+ | '''イドム'''は『[[第3次スーパーロボット大戦Z]]』の登場人物。 | ||
− | + | == 概要 == | |
+ | [[サイデリアル]]が運用する謎の存在。サイデリアルの無人機部隊を制御している。 | ||
− | + | 自らを「無限の力の一部」と称し、命を消し去る意志に凝り固まっている。このあたりは『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で登場した、[[無限力 #負の無限力|負の無限力]]の一部たる怨霊・[[ネシャーマ]](まつろわぬ霊)を思わせる。 | |
+ | その正体は「消滅しようとする力」の発現による怨念か霊魂のような存在。故に、死を司る[[尸空]]や、生と死を超越した[[御使い]]の下僕として[[Z-BLUE]]の前に立ちはだかった。 | ||
+ | |||
+ | 顔グラフィックは「方眼状の壁を捻じ曲げてその向こうから覗く何か」といったもので、戦闘台詞には大幅なエフェクトがかけられている。 | ||
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}} |
− | : | + | :初登場作品。エピローグの雑魚として登場。機体が弱いため、大して強くはない。 |
− | ; | + | ;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}} |
:[[サイデリアル]]の[[鬼宿]]が使用するステージが存在するほか、終盤では[[御使い]]の勢力として多く登場する。 | :[[サイデリアル]]の[[鬼宿]]が使用するステージが存在するほか、終盤では[[御使い]]の勢力として多く登場する。 | ||
:[[アンゲロイ|アンゲロイ・アルカ]]や[[エル・ミレニウム]]に乗り込み本領発揮。序盤の銀河中心部では70ものレベルでZ-BLUEを苦しめてくるが、そのぶん経験値は美味しい。 | :[[アンゲロイ|アンゲロイ・アルカ]]や[[エル・ミレニウム]]に乗り込み本領発揮。序盤の銀河中心部では70ものレベルでZ-BLUEを苦しめてくるが、そのぶん経験値は美味しい。 | ||
− | == | + | === 単独作品 === |
+ | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}} | ||
+ | :[[ダウンロードコンテンツ/30|DLC]]ミッション「白銀の堕天使」「我等二敵ナシ」では[[アンゲロイ|アンゲロイ・アルカ]]、サイドミッション「未知との戦線」では[[量産型アスクレプス]]に搭乗。そのほか、本編クリア後に登場する[[エトランゼ]]の兵器([[スターメンビトル]]を除く)のパイロット扱いとなっている。 | ||
+ | :『第3次Z』のものと違い言葉を発することがなく、うめき声を発するだけになっている。そのためか、特殊台詞ではAIとして扱われている。 | ||
+ | |||
+ | == パイロットステータス == | ||
=== [[能力|能力値]] === | === [[能力|能力値]] === | ||
− | 他のAIや[[人工知能]] | + | 他のAIや[[人工知能]]よりも一回り以上強いが、機体が弱い。本領発揮は天獄篇から。 |
=== [[精神コマンド]] === | === [[精神コマンド]] === | ||
− | ;[[ | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z]] |
− | :[[必中]]、[[ひらめき]]、[[直撃]] | + | :'''[[必中]]、[[ひらめき]]、[[直撃]]''' |
− | : | + | ;[[スーパーロボット大戦30|30]] |
+ | :'''[[必中]]、[[閃き]]、[[気合]]''' | ||
− | === [[ | + | === [[特殊スキル]] === |
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]] | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]] | ||
− | :[[底力]]L4、[[援護攻撃]]L1、[[闘争心]] | + | :'''[[底力]]L4、[[援護攻撃]]L1、[[闘争心]]''' |
:底力と闘争心がある辺りに人の意思を思わせる。 | :底力と闘争心がある辺りに人の意思を思わせる。 | ||
;[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇|第3次Z連獄篇]] | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇|第3次Z連獄篇]] | ||
− | :底力L2、援護攻撃L1、闘争心 | + | :'''底力L2、援護攻撃L1、闘争心''' |
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]] | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]] | ||
− | : | + | :'''底力L4、援護攻撃L1、闘争心、[[気力+ (ダメージ)]]、[[マルチターゲット]]、[[2回行動]](強化バージョンのみ)''' |
:終盤では[[楽しみのテンプティ|テンプティ]]が意識を移したイドムが登場。2回行動を持っているので油断はしないように。 | :終盤では[[楽しみのテンプティ|テンプティ]]が意識を移したイドムが登場。2回行動を持っているので油断はしないように。 | ||
+ | ;[[スーパーロボット大戦30|30]] | ||
+ | :'''[[底力]]L5、[[闘争心]]L2、[[気力+系技能|気力+(DEF)]]、[[援護攻撃]]L3''' | ||
+ | |||
+ | ===[[エースボーナス]]=== | ||
+ | ;最終命中率・最終回避率+15%。 | ||
+ | :『30』で採用。 | ||
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
;[[御使い]] | ;[[御使い]] | ||
:「消滅しようとする力」を操る主。 | :「消滅しようとする力」を操る主。 | ||
+ | ;[[鬼宿]] | ||
+ | :「消滅しようとする力」を操る事が可能な為、[[サイデリアル]]では主に彼等が運用している。 | ||
;[[ガイオウ]] | ;[[ガイオウ]] | ||
+ | :御使いと敵対する[[次元将]]の一人。 | ||
:御使いに敗北し、戦いから逃走した彼を[[聖インサラウム王国]]で待ち構え、アンゲロイ・アルカの大群で襲いかかり、「次元将ヴァイシュラバ」としての記憶を奪った。 | :御使いに敗北し、戦いから逃走した彼を[[聖インサラウム王国]]で待ち構え、アンゲロイ・アルカの大群で襲いかかり、「次元将ヴァイシュラバ」としての記憶を奪った。 | ||
+ | ;[[サイクラミノス]] | ||
+ | :御使いに代わる新たな主。 | ||
− | == | + | == 戦闘台詞 == |
− | ;「ひれ伏せ、至高の力に…」<br/>「解き放て、その業を…」<BR/>「永遠は我らと共に…」<BR/>「我らは無限の一部…」<br/>「我らこそが無限の力…」<br/>「肉を捨てよ、我らとともに…」<br/>「滅べ、生ある者よ…」<BR/>「進むは暗黒…それが運命…」<BR/>「因果地平の果てへ…」<BR/>「全てを…無に帰す…」<BR/>「一切の希望を捨てよ…」<BR/>「破壊する…すべてを…」 | + | ;「大いなる意思…大いなる力…」<br/>「ひれ伏せ、至高の力に…」<br/>「解き放て、その業を…」<BR/>「永遠は我らと共に…」<BR/>「我らは無限の一部…」<br/>「我らこそが無限の力…」<br/>「我らは混沌…我らは秩序…」<br/>「肉を捨てよ、我らとともに…」<br/>「滅べ、生ある者よ…」<BR/>「進むは暗黒…それが運命…」<BR/>「因果地平の果てへ…」<BR/>「全てを…無に帰す…」<BR/>「一切の希望を捨てよ…」<BR/>「破壊する…すべてを…」<BR/>「生命の力よ、消えろ…」 |
:攻撃時の台詞の数々。「消滅しようとする力」による存在の為か、生命を憎むような台詞が多い。 | :攻撃時の台詞の数々。「消滅しようとする力」による存在の為か、生命を憎むような台詞が多い。 | ||
− | |||
− | |||
;「因果と輪廻に飲まれよ…」 | ;「因果と輪廻に飲まれよ…」 | ||
− | : | + | :攻撃台詞パターンの一つ。「宇宙の死と新生」という点でネシャーマを思わせる。 |
;「うああああっ…!」<BR/>「うううううっ…」<BR/>「何故、肉を捨てない…」<BR/>「何故、足掻く…」<BR/>「これが肉の力…」 | ;「うああああっ…!」<BR/>「うううううっ…」<BR/>「何故、肉を捨てない…」<BR/>「何故、足掻く…」<BR/>「これが肉の力…」 | ||
− | : | + | :被弾時。明らかに普通のAIではない。 |
;「無と…一つになる…」<BR/>「終わる…輪廻が…」<BR/>「闇に…飲まれる…」<BR/>「消える…全てが…」 | ;「無と…一つになる…」<BR/>「終わる…輪廻が…」<BR/>「闇に…飲まれる…」<BR/>「消える…全てが…」 | ||
− | : | + | :撃破台詞の数々。いずれも「1万2000年の輪の終焉」に関連した不吉極まる内容である。 |
== 余談 == | == 余談 == | ||
61行目: | 85行目: | ||
**また、聖書に出てくる国の名であり、その国がある地域の名であり、その国に住む民族の名ともされている。 | **また、聖書に出てくる国の名であり、その国がある地域の名であり、その国に住む民族の名ともされている。 | ||
**特撮作品『鉄甲機ミカヅキ』にもイドムと呼ばれる怪物が登場する。こちらはIdea-Monster(イデア・モンスター)の略称である。 | **特撮作品『鉄甲機ミカヅキ』にもイドムと呼ばれる怪物が登場する。こちらはIdea-Monster(イデア・モンスター)の略称である。 | ||
+ | |||
{{バンプレストオリジナル}} | {{バンプレストオリジナル}} | ||
{{DEFAULTSORT:いとむ}} | {{DEFAULTSORT:いとむ}} |
2022年10月22日 (土) 19:30時点における最新版
イドム | |
---|---|
登場作品 | |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇 |
SRWでの分類 |
パイロット 一般兵 |
プロフィール | |
---|---|
所属 |
サイデリアル(鬼宿) 御使い エトランゼ |
イドムは『第3次スーパーロボット大戦Z』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
サイデリアルが運用する謎の存在。サイデリアルの無人機部隊を制御している。
自らを「無限の力の一部」と称し、命を消し去る意志に凝り固まっている。このあたりは『第3次α』で登場した、負の無限力の一部たる怨霊・ネシャーマ(まつろわぬ霊)を思わせる。
その正体は「消滅しようとする力」の発現による怨念か霊魂のような存在。故に、死を司る尸空や、生と死を超越した御使いの下僕としてZ-BLUEの前に立ちはだかった。
顔グラフィックは「方眼状の壁を捻じ曲げてその向こうから覗く何か」といったもので、戦闘台詞には大幅なエフェクトがかけられている。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 初登場作品。エピローグの雑魚として登場。機体が弱いため、大して強くはない。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- サイデリアルの鬼宿が使用するステージが存在するほか、終盤では御使いの勢力として多く登場する。
- アンゲロイ・アルカやエル・ミレニウムに乗り込み本領発揮。序盤の銀河中心部では70ものレベルでZ-BLUEを苦しめてくるが、そのぶん経験値は美味しい。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦30
- DLCミッション「白銀の堕天使」「我等二敵ナシ」ではアンゲロイ・アルカ、サイドミッション「未知との戦線」では量産型アスクレプスに搭乗。そのほか、本編クリア後に登場するエトランゼの兵器(スターメンビトルを除く)のパイロット扱いとなっている。
- 『第3次Z』のものと違い言葉を発することがなく、うめき声を発するだけになっている。そのためか、特殊台詞ではAIとして扱われている。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
能力値[編集 | ソースを編集]
他のAIや人工知能よりも一回り以上強いが、機体が弱い。本領発揮は天獄篇から。
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
特殊スキル[編集 | ソースを編集]
- 第3次Z時獄篇
- 底力L4、援護攻撃L1、闘争心
- 底力と闘争心がある辺りに人の意思を思わせる。
- 第3次Z連獄篇
- 底力L2、援護攻撃L1、闘争心
- 第3次Z天獄篇
- 底力L4、援護攻撃L1、闘争心、気力+ (ダメージ)、マルチターゲット、2回行動(強化バージョンのみ)
- 終盤ではテンプティが意識を移したイドムが登場。2回行動を持っているので油断はしないように。
- 30
- 底力L5、闘争心L2、気力+(DEF)、援護攻撃L3
エースボーナス[編集 | ソースを編集]
- 最終命中率・最終回避率+15%。
- 『30』で採用。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- 御使い
- 「消滅しようとする力」を操る主。
- 鬼宿
- 「消滅しようとする力」を操る事が可能な為、サイデリアルでは主に彼等が運用している。
- ガイオウ
- 御使いと敵対する次元将の一人。
- 御使いに敗北し、戦いから逃走した彼を聖インサラウム王国で待ち構え、アンゲロイ・アルカの大群で襲いかかり、「次元将ヴァイシュラバ」としての記憶を奪った。
- サイクラミノス
- 御使いに代わる新たな主。
戦闘台詞[編集 | ソースを編集]
- 「大いなる意思…大いなる力…」
「ひれ伏せ、至高の力に…」
「解き放て、その業を…」
「永遠は我らと共に…」
「我らは無限の一部…」
「我らこそが無限の力…」
「我らは混沌…我らは秩序…」
「肉を捨てよ、我らとともに…」
「滅べ、生ある者よ…」
「進むは暗黒…それが運命…」
「因果地平の果てへ…」
「全てを…無に帰す…」
「一切の希望を捨てよ…」
「破壊する…すべてを…」
「生命の力よ、消えろ…」 - 攻撃時の台詞の数々。「消滅しようとする力」による存在の為か、生命を憎むような台詞が多い。
- 「因果と輪廻に飲まれよ…」
- 攻撃台詞パターンの一つ。「宇宙の死と新生」という点でネシャーマを思わせる。
- 「うああああっ…!」
「うううううっ…」
「何故、肉を捨てない…」
「何故、足掻く…」
「これが肉の力…」 - 被弾時。明らかに普通のAIではない。
- 「無と…一つになる…」
「終わる…輪廻が…」
「闇に…飲まれる…」
「消える…全てが…」 - 撃破台詞の数々。いずれも「1万2000年の輪の終焉」に関連した不吉極まる内容である。
余談[編集 | ソースを編集]
- 「イドム」という名前の由来は不明。普通に「イドム」で検索すると株式会社が引っかかる。
- 有力なのは「Wisdom」を変形させたという説。
- また、聖書に出てくる国の名であり、その国がある地域の名であり、その国に住む民族の名ともされている。
- 特撮作品『鉄甲機ミカヅキ』にもイドムと呼ばれる怪物が登場する。こちらはIdea-Monster(イデア・モンスター)の略称である。
|