「ノーベルガンダム」の版間の差分

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:本作は本来分割されずに発売される予定だった為、内部に没データとして残っている。能力は『完結編』版と同じ。
 
 
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:[[スポット参戦]]の後地上ルートで条件を満たすと仲間になる。
 
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2014年10月24日 (金) 22:23時点における版

GF13-050NSW ノーベルガンダム(Nobell Gundam)

アレンビー・ビアズリーが駆る、ネオスウェーデン代表のガンダム。

MFモビルファイター)として考えるならともかく、一般的な「ガンダム」という括りで考えると奇異な、セーラー服を着た女性型デザインに製作されている。名前の由来はスウェーデン出身者の科学者「アルフレッド・ノーベル」にちなむ。

細身のシルエットから連想される通り、機動性と柔軟性を重視した設計思想に基づき装甲強度を落とし極限までシェイプアップした結果、軽量化を実現している。ただし、他MFと比較してもさほど本体重量自体は変わらない為、柔軟性を追求した内部フレームが重量の大半を占めているものと推察される。この軽量化は凄まじいもので、髪の毛を模した頭部アーマー等は風になびいてしまう程である。武装としては、ビームリボンやビームフラフープといった、新体操を髣髴とさせるものを装備し、女性ファイターならではの戦法で相手MFを翻弄する。そして当機最大の特長は、機体内部に搭載されたバーサーカーシステムにある。これは外部からパイロットを強制的にコントロールし、機体性能を一時的に引き上げるシステムであり、起動すると後頭部に装備された放熱フィンが展開し、機体がピンクに光り輝く。この間、アレンビーの意識は外部からコントロールされる為、文字通り「狂戦士」と化す。

なお、原作では決勝大会終盤でアレンビー共々DG細胞を移植され、本機はウォルターガンダムへと変貌を遂げ、レインの駆るライジングガンダムと交戦する。その結果、この1号機は破壊されてしまうものの、対デビルコロニー戦において2号機がガンダム連合の先鋒を務め、マンダラガンダムと共に活躍した。この戦闘で使用された2号機は、一部のムック本で「ノーベルガンダムMk-II」と呼称されているが、外観や性能は全く同じものである。   ちなみにコミックボンボン版Gガンダムの最終決戦では、コミックオリジナルの「高機動(スーパー)ノーベルガンダム」なるMFが登場している(言うまでもないがモチーフはスーパーセーラームーン)。これはコミック版担当のときた洸一氏によるオリジナル機体だが、今川監督いわく「あともう少し登場が早ければアニメに逆輸入していた」そうである……。

登場作品と操縦者

原作通りアレンビー専用機。バーサーカーシステムが再現されている作品では最初は主に敵として登場。

旧シリーズ

スーパーロボット大戦F完結編
スポット参戦の後地上ルートで条件を満たすと仲間になる。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦IMPACT
第1部序盤で参入。援護要員としてはそこそこだが、次第に倉庫番に。ノーベルストライクが無く、気力120になるまで射程1はバルカンしか使えないというMFらしくない弱点がある。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
説得により加入。
スーパーロボット大戦A PORTABLE
リメイク前と同じ。
スーパーロボット大戦R
今回は無条件で仲間に。
スーパーロボット大戦J
説得により加入。

単独作品

新スーパーロボット大戦
ルート次第で仲間に出来るが、仲間にしない場合は精神コマンドでアレンビーに勝るレイン・ミカムラを仲間に出来る。
スーパーロボット大戦リンクバトラー
スーパーロボット大戦64
説得により加入。今作より合体攻撃「ダブルゴッドフィンガー」が使用可能。
スーパーロボット大戦MX
ゴッドガンダムとの合体攻撃「ダブルゴッドフィンガー」の使い勝手が良い。
スーパーロボット大戦MX PORTABLE
PS2版に準拠。

装備・機能

MFとしては移動力運動性が高い方だがHP装甲は低め。スーパーモードが無く単体では攻撃力不足な事が多い。合体攻撃強化パーツスロットの多さを活用しよう。

武装・必殺武器

バルカン砲
機体頭部に2門内蔵された固定武装。本機の唯一の射撃兵装であり、主に牽制に使用される。ゲーム中で使用される事は少ない。
ノーベルストライク
武装ではなく、敵機に接近して拳による乱打を浴びせ、とどめの一撃を加える〝技〟。
ビームフラフープ
その名のとおり、ビームがフラフープ状に展開する武装。
ビームリボン
こちらはビームがリボン状に展開する。さながら本物のリボンのような柔軟な動きをする。
ノーベルフラフープ
「ビームフラフープ」と「ビームリボン」を組み合わせた必殺技。

合体攻撃

ダブルゴッドフィンガー
ゴッドガンダムとの合体攻撃。原作では対スカルガンダム、アシュラガンダム組とのタッグマッチの際に使用した、ゴッドフィンガーによる挟撃を仕掛ける技。ゴッドガンダムに取り付けられた出力調整チップを組み込み、ゴッドフィンガーのエネルギーをノーベルガンダムに授ける事で実現した攻撃である。ただし、本機が単体でゴッドフィンガーを使えるかどうかは不明。

特殊能力

バーサーカーシステム
システムの概要については上述の通り。スパロボでは、封印されている場合と、プレイヤーの任意で使用可能な場合がある。
後者の場合、原作における「使用中、アレンビーの意識は外部からコントロールされる」という「バーサーカー」の所以たる要素は(当然ながら)再現されない。
剣装備銃装備
切り払い撃ち落としを発動。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

M

機体BGM

「FLYING IN THE SKY」
前期オープニング主題歌。ARにて採用。前期OPの期間にはアレンビーもノーベルガンダムがでていないので違和感があるかもしれない。

関連機体

ウォルターガンダム
本機のDG細胞による変異後の姿。

余談

  • その外見や決めポーズを披露した点から「セーラーガンダム」(又は「セーラーガンダムーン」)の異名を持ち、アニメ『美少女戦士セーラームーン』に関連した声優ネタがスパロボに登場する事もしばしば。なおよく見ると各部のディティールは「ガンダムセンチネル版RX-78(所謂ガンダムVer.Ka)」と全く同じで、本機のデザイナーであるカトキハジメ氏が「ガンダムの各パーツをセーラー服状にアレンジ」「体型を女性らしく変更」の2点だけでがらりと印象を変えて見せたことがわかる。
  • 電脳戦機バーチャロンシリーズ』に登場するフェイ・イェン等、後の「リアル系作品における女性型の人型機動兵器」の先駆けとなった機体と考えて間違いない(スーパー系では『マジンガーZ』の頃からいる)。なおフェイ・イェンのデザインもカトキ氏。
  • 『模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG』のコミカライズ作品の『模型戦士ガンプラビルダーズA(エース)』と公式外伝の『模型戦士ガンプラビルダーズD』では、本機のガンプラがモビルトレースシステムを再現した「Fポッド」で操縦され、搭乗者はいずれもアレンビー同様に女性であり、彼女と同デザインのファイティングスーツを着用するという、いろんな意味で優遇されていた。
  • 『ガンダムVSガンダムNEXT(PLUS)』では、似たような容姿であるガンダムナドレを操るティエリア・アーデと共闘が可能。基本的に2vs2で戦うゲームであり、プレーヤーがガンダムヴァーチェを選択し(出撃時は必ずヴァーチェ。時間を経ることでナドレにパージ可能。)、僚機(味方)をノーベルガンダムにすると、ティエリアから「ナドレ!? そこの友軍機! 貴様、どこからナドレの情報を手に入れた!」との台詞が飛び出す。突っ込むかどうかは、あなた次第。

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