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作戦本部はシドニーに存在し、作戦部・情報部・研究部で構成されている。そのうち作戦部は4つの戦隊に分かれており、[[主人公]]である[[相良宗介]]は西太平洋戦隊所属。同隊は[[メリダ島]]基地を本拠としている。また、ミスリル陸戦部隊は初期対応班(PRT)と特別対応班(SRT)に分かれており、普段作戦を遂行するのはPRTだが、手に負えない高難度な作戦はSRTが遂行することになる。故にSRTは大国特殊部隊以上のほとんど超人レベルの技能が求められる。ただし、SRTほどではないが、PRTも大国のレンジャー部隊以上の歴戦の兵士達の集団である。こうした精鋭を集めている故に、隊員に支払われるギャラは極めて破格。下士官である宗介ですら中堅プロ野球選手並みの年俸を貰っている。 | 作戦本部はシドニーに存在し、作戦部・情報部・研究部で構成されている。そのうち作戦部は4つの戦隊に分かれており、[[主人公]]である[[相良宗介]]は西太平洋戦隊所属。同隊は[[メリダ島]]基地を本拠としている。また、ミスリル陸戦部隊は初期対応班(PRT)と特別対応班(SRT)に分かれており、普段作戦を遂行するのはPRTだが、手に負えない高難度な作戦はSRTが遂行することになる。故にSRTは大国特殊部隊以上のほとんど超人レベルの技能が求められる。ただし、SRTほどではないが、PRTも大国のレンジャー部隊以上の歴戦の兵士達の集団である。こうした精鋭を集めている故に、隊員に支払われるギャラは極めて破格。下士官である宗介ですら中堅プロ野球選手並みの年俸を貰っている。 | ||
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ミスリルは多くのダミー[[企業]]を隠れ蓑にしており、表向き宗介達陸戦部隊は警備会社「アルギュロス」の、マデューカス達艦船の乗員は海運会社「ウマンタック」の[[サラリーマン|社員]]ということになっている。また、ミスリルは[[傭兵]]集団なので軍隊ではないが、[[軍階級|階級]]制度を採用している。 | ミスリルは多くのダミー[[企業]]を隠れ蓑にしており、表向き宗介達陸戦部隊は警備会社「アルギュロス」の、マデューカス達艦船の乗員は海運会社「ウマンタック」の[[サラリーマン|社員]]ということになっている。また、ミスリルは[[傭兵]]集団なので軍隊ではないが、[[軍階級|階級]]制度を採用している。 | ||
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なお、ミスリルとは、ファンタジー[[小説]]の名作『指輪物語』をはじめとしたJ・R・R・トールキンの作品群に登場する、架空の金属の名称である。『指輪物語』の影響下にある後世の様々なファンタジー作品に引用されているため、架空の金属の中では高い知名度を誇る。 | なお、ミスリルとは、ファンタジー[[小説]]の名作『指輪物語』をはじめとしたJ・R・R・トールキンの作品群に登場する、架空の金属の名称である。『指輪物語』の影響下にある後世の様々なファンタジー作品に引用されているため、架空の金属の中では高い知名度を誇る。 | ||
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:西太平洋戦隊陸戦コマンド指揮官。少佐。 | :西太平洋戦隊陸戦コマンド指揮官。少佐。 | ||
:コールサインは「パース1」(離反)。 | :コールサインは「パース1」(離反)。 |
2024年8月28日 (水) 23:25時点における最新版
ミスリルとは、「フルメタル・パニック! シリーズ」に登場する組織。
概要[編集 | ソースを編集]
いかなる国家にも属さず、軍事力を用いた直接行動による平和維持活動を主とする対テロ極秘傭兵組織。軍事的な緊張状態にある紛争地帯等に出没し、テロリストや独裁政権を殲滅する事が目的である。マロリー財団の豊富な資金力で世界中から凄腕の人材を集め、米軍の10年先を行く兵器を有している。
作戦本部はシドニーに存在し、作戦部・情報部・研究部で構成されている。そのうち作戦部は4つの戦隊に分かれており、主人公である相良宗介は西太平洋戦隊所属。同隊はメリダ島基地を本拠としている。また、ミスリル陸戦部隊は初期対応班(PRT)と特別対応班(SRT)に分かれており、普段作戦を遂行するのはPRTだが、手に負えない高難度な作戦はSRTが遂行することになる。故にSRTは大国特殊部隊以上のほとんど超人レベルの技能が求められる。ただし、SRTほどではないが、PRTも大国のレンジャー部隊以上の歴戦の兵士達の集団である。こうした精鋭を集めている故に、隊員に支払われるギャラは極めて破格。下士官である宗介ですら中堅プロ野球選手並みの年俸を貰っている。
ミスリルは多くのダミー企業を隠れ蓑にしており、表向き宗介達陸戦部隊は警備会社「アルギュロス」の、マデューカス達艦船の乗員は海運会社「ウマンタック」の社員ということになっている。また、ミスリルは傭兵集団なので軍隊ではないが、階級制度を採用している。
アマルガムが絡んだ事件をミスリルが解決していったことで目を付けられ、先手を打つ前にアマルガムの総攻撃を受け壊滅状態に陥るが、「ARX-8レーバテイン」を完成させるなど残党が集結して反抗を行っていき、ニケーロ、ヤムスク11、メリダ島での戦闘の末に多大な犠牲を払いつつもアマルガムの撃破に成功する。しかしながら所有兵器の大半を失ったうえにマロリー親子が戻ってこなかったので資金と人材の確保の目途が立たず、組織としては事実上消滅することになった。
なお、ミスリルとは、ファンタジー小説の名作『指輪物語』をはじめとしたJ・R・R・トールキンの作品群に登場する、架空の金属の名称である。『指輪物語』の影響下にある後世の様々なファンタジー作品に引用されているため、架空の金属の中では高い知名度を誇る。
登場作品[編集 | ソースを編集]
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 今作ではS.M.SやチームD等、旧ZEXISメンバーの一部も参加している。実質序盤におけるプレイヤー部隊と言って良い組織である。
- Zシリーズにおけるミスリルは破界事変や再世戦争の裏で活動していたという設定で、以前は似た様な組織であるソレスタルビーイングやドラゴンズハイヴとは、微妙な理念や手段の違い等を理由に共闘しなかった事が語られている。
- その為か、彼らが行動方針を変えてZEXISとして戦っていた事やその頃の詳細は宗介やクルツ達前線の兵士にはあまり伝えられていなかったらしく、Z-BLUEへの合流後に初めて(ダンクーガノヴァ・マックスゴッドの存在や初代ロックオンの死等)事実を知らされるという流れが多い。
- トゥアハー・デ・ダナンは原作通り作中に1歳の誕生日を迎えるので時期的に再世戦争の途中で完成したらしい。それ以前はどうやって移動してたのか特に触れられていない。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 原作同様、序盤で敵対組織アマルガムによってほぼ壊滅状態に陥る。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦J
- 初登場作品。獣戦機隊やアラン・イゴールもここに属している。今作ではボン太くんをミスリルが局地戦用戦闘スーツとして試験的に開発する。
- スーパーロボット大戦W
VXT三部作[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦V
- 宇宙世紀世界に存在し、ロンド・ベルと協力体制を取っている。
- 本作では宇宙世紀世界に最初に転移した際に、独自ルートを通った時のみメリダ島を放棄するが組織としては壊滅すらしていない。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦DD
- 『機動戦士ガンダムSEED』シリーズと同じ第3世界に存在。2度の大戦の影で行動していたが、3章Part15にて壊滅的被害を受ける。
人物[編集 | ソースを編集]
トゥアハー・デ・ダナン[編集 | ソースを編集]
- テレサ・テスタロッサ
- 西太平洋戦隊「トゥアハー・デ・ダナン」指揮官。大佐。
- コールサインは「アンスズ」(アマルガムとの決戦後退役)。
- リチャード・ヘンリー・マデューカス
- 西太平洋戦隊副官。中佐。
- アンドレイ・セルゲイヴィッチ・カリーニン
- 西太平洋戦隊陸戦コマンド指揮官。少佐。
- コールサインは「パース1」(離反)。
- ゲイル・マッカラン
- 陸戦コマンドSRT(特別対応班)指揮官。大尉。
- コールサインは「ウルズ1」(殉職)。
- ベルファンガン・クルーゾー
- マッカランの後任として配属されたSRT指揮官。中尉→大尉。
- コールサインは「ウルズ1」(アマルガムとの決戦後退役)。
- メリッサ・マオ
- SRT所属。曹長→少尉→中尉。
- コールサインは「ウルズ2」(アマルガムとの決戦後退役)。
- クルツ・ウェーバー
- SRT所属。軍曹→曹長。
- コールサインは「ウルズ6」。
- 相良宗介
- SRT所属。軍曹。
- コールサインは「ウルズ7」。
- ヤン・ジュンギュ
- SRT所属。伍長。
- コールサインは"ウルズ9"。
- グェン・ビェン・ボー
- SRT所属。軍曹。
- コールサインは"ウルズ10"(離反)。
- ジョン・ハワード・ダニガン
- SRT所属。軍曹。
- コールサインは"ウルズ12"(離反)。
- エドワード・ブルーザー・サックス
- 兵站グループ第11整備中隊の指揮官。中尉(殉職)。
- アル
- ARX-7 アーバレスト及びARX-8 レーバテインに搭載されているAI。
- ダーナ
- トゥアハー・デ・ダナンに搭載されているAI。
- フライデー
- M9 ガーンズバック (マオ機)に搭載されているAI。
- ミスリル隊員
- 一般兵。