「ミサイル」の版間の差分
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:ただし主力兵器の座は退いたものの、中・近距離からの飽和攻撃(面制圧)に使う分には特に問題なく、サブウエポンとしてミサイルを装備したMSや艦船は少なくない。また[[オールレンジ攻撃|サイコミュ兵器]]の応用により、ミノフスキー粒子の影響下であっても誘導を可能にした「ファンネルミサイル」が使われた時代も存在する(が、コスト問題からか早々と廃れた)。 | :ただし主力兵器の座は退いたものの、中・近距離からの飽和攻撃(面制圧)に使う分には特に問題なく、サブウエポンとしてミサイルを装備したMSや艦船は少なくない。また[[オールレンジ攻撃|サイコミュ兵器]]の応用により、ミノフスキー粒子の影響下であっても誘導を可能にした「ファンネルミサイル」が使われた時代も存在する(が、コスト問題からか早々と廃れた)。 | ||
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− | :マイクロミサイルは[[バルキリー]] | + | :マイクロミサイルは[[バルキリー]]の主力兵装であり、無数のミサイルが複雑な軌道を描きながら納豆の糸のような白煙を上げて敵を追尾する「[[スタッフ (登場作品)/その他 #あ|板野サーカス]]」と呼ばれる演出<ref>アニメーター・板野一郎氏が生み出した、目標物に向かって飛んで行くミサイルの(複雑な)軌道を白煙や光の粒子等によって可視化する事によって魅せるアクション技法は、[[マクロスシリーズ]]だけでなく他のロボットアニメ作品においてもオマージュされている。</ref>が特徴的。また、特殊弾頭として「反応弾」が切り札的な兵器として用いられる。 |
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:零細営利[[企業]]である[[竹尾ゼネラルカンパニー]]の描写が多い本作では、'''ミサイルは高額で予算が嵩む'''という世知辛い扱いを受けている。 | :零細営利[[企業]]である[[竹尾ゼネラルカンパニー]]の描写が多い本作では、'''ミサイルは高額で予算が嵩む'''という世知辛い扱いを受けている。 | ||
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;バンプレストオリジナル | ;バンプレストオリジナル | ||
:ミサイルを多用する機体としては[[ラーズアングリフ]]や[[アルテリオン]]、[[フォルティス・アーラ]]、[[アラウンザー]]などがいるが、[[サイバスター]]のカロリックミサイル<ref>シリーズによっては現代兵器としてのミサイルとは異なる、エネルギー弾として表現されている場合もある。</ref>、[[換装武器]]のスプリットミサイルなどサブウエポンとしての登場の方が多い。 | :ミサイルを多用する機体としては[[ラーズアングリフ]]や[[アルテリオン]]、[[フォルティス・アーラ]]、[[アラウンザー]]などがいるが、[[サイバスター]]のカロリックミサイル<ref>シリーズによっては現代兵器としてのミサイルとは異なる、エネルギー弾として表現されている場合もある。</ref>、[[換装武器]]のスプリットミサイルなどサブウエポンとしての登場の方が多い。 |
2023年9月18日 (月) 15:22時点における版
ミサイルは、兵器の一種。
本項ではミサイルの概説や登場作品・ゲーム中での扱いの他、ユニットとしてのミサイルの解説も行う。
概要
ミサイル(missile)とは、もともとは飛び道具といった意味であったが、現代ではロケットあるいはジェット推進による飛翔爆弾・高速飛行兵器の事を指すことが多い。現行兵器においては誘導装置と推進装置を併有する物のみをミサイルと呼ぶ(推進装置のみの場合はロケット弾、誘導装置のみの場合は誘導爆弾となる)。
現用兵器としてはメジャーなものであり、固定目標からの発射の他、戦闘機や潜水艦などに装備されていることも多い。
SF作品・ロボットアニメにおけるミサイル
現実世界で多用されていることもあり、リアルロボット・スーパーロボット、敵味方関係なく非常に多くの作品で採用されている。しかし裏を返せば「現実で再現可能なテクノロジー」であり、ビーム兵器などのSF超兵器には一歩劣ってしまう描写も多々見られる。とはいえ、弾頭に特殊な技術の産物を用いられる場合もあり、そうした類は前述した超兵器にも引けを取らないものとして扱われうる。
スパロボでは主に武装として使用される他、それ単独でユニット扱いされる作品もある(『核ミサイル』や『中性子ミサイル』、『オメガミサイル』は該当項目を参照)。武装としては切り払い、または撃ち落としによって回避可能であることから見劣りしがちであったが、現行のシリーズでは発生率の技量差による方式への切り替えや「直撃」などにより、対処のしようもあるようになっている。
ミサイルの扱いが特徴的な作品
- ガンダムシリーズ
- 特筆すべきは宇宙世紀作品に登場する「ミノフスキー粒子」である。これの存在により長距離誘導ミサイルの価値は大幅に低下し、MSという人型機動兵器の発展を促すことになった。
- ただし主力兵器の座は退いたものの、中・近距離からの飽和攻撃(面制圧)に使う分には特に問題なく、サブウエポンとしてミサイルを装備したMSや艦船は少なくない。またサイコミュ兵器の応用により、ミノフスキー粒子の影響下であっても誘導を可能にした「ファンネルミサイル」が使われた時代も存在する(が、コスト問題からか早々と廃れた)。
- そもそも的が大きい基地等に対して使用する分には問題は無く、宇宙世紀であってもなお核ミサイルは最終兵器扱いを受けている。アナザー作品においても『機動戦士ガンダムAGE』にて最強レベルの兵器として「プラズマダイバーミサイル」が登場している。
- マクロスシリーズ
- マイクロミサイルはバルキリーの主力兵装であり、無数のミサイルが複雑な軌道を描きながら納豆の糸のような白煙を上げて敵を追尾する「板野サーカス」と呼ばれる演出[1]が特徴的。また、特殊弾頭として「反応弾」が切り札的な兵器として用いられる。
- マジンガーシリーズ
- アフロダイA・ダイアナンA・ビューナスA等女性型ロボットが胸部に2基のミサイルを装備。これらはその特徴から「おっぱいミサイル」という俗称を持ち、他作品でもしばしばパロディ的に用いられている(SRW参戦したものでは銀鈴ロボなど)。
- 無敵ロボ トライダーG7
- 零細営利企業である竹尾ゼネラルカンパニーの描写が多い本作では、ミサイルは高額で予算が嵩むという世知辛い扱いを受けている。
- ゲッターロボシリーズ
- 主にゲッター3系列機が武器として使用する。大雪山おろしやフィンガーネットで敵を投げ飛ばしてからのトドメに使ったり、多数のミサイル一斉発射を必殺技とする機体も複数存在。
- また、多くのゲッター2系列機はドリルをミサイルとして発射する機能を持ち、ゲッター1もミサイルマシンガンを装備している。
- 合身戦隊メカンダーロボ
- オメガミサイルの存在がメカンダーロボの活動リミット的な役割を持った。主役ロボではなく敵側のミサイルがクローズアップされた特殊なケース。
- その他スーパー系
- 「TNT火薬100t分」の破壊力を持つマジンガーZのミサイルパンチ、無数の水爆ミサイルを連射するガイキングのガイキングミサイルなど設定上は強力なものも多いが、原作・スパロボ共に決め技となることは少ないが、イデオンの「全方位ミサイル」などはスパロボでは必殺技扱いされる事がある。
- バンプレストオリジナル
- ミサイルを多用する機体としてはラーズアングリフやアルテリオン、フォルティス・アーラ、アラウンザーなどがいるが、サイバスターのカロリックミサイル[2]、換装武器のスプリットミサイルなどサブウエポンとしての登場の方が多い。
ユニットとしての登場作品、及び特殊な描写のある作品
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦
- 「誘導ミサイル」が登場。シロッコやマ・クベが使用する。HPは非常に低いが一度に大量に出現する。攻撃力と回避率の高さに注意。先手必勝で挑むべし。
- 第3次スーパーロボット大戦
- スーパーロボット大戦EX
- SFC版では水中から地上や空中へミサイル系の武装を使用すると水面からミサイルが飛び出す専用カットが挿入される。逆だと水面にミサイルが飛び込むカットになる。
αシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦α
- バーム星人の海底城やミケーネ帝国の基地で登場。特定の地形を破壊しない限り無限出現する。回避率は高くないがその分硬くなっており、防御することもあるため精神を併用しないと一撃での撃破は難しい。
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
- 「大型ミサイル」が登場。シナリオ「マリオネット・ソルジャー」で出現するものは撃墜してしまうとゲームオーバー。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 剛光代の戦闘機とVガンダムのコアファイターが、マップ上で敵ユニットにミサイルを浴びせるイベントシーンがある。
- セリフの中だけではなく、実際にマップアイコンからミサイルのグラフィックが飛んでいき爆発するのだが、ダメージは入らない。
- また、グロテクターが大空魔竜をミサイル攻撃で行動不能にしたり、トライダーG7とガイキングが崖の破壊にミサイルの同時攻撃を行うイベントも。
装備・機能
武装・必殺武器
- 体当たり/突撃/ミサイル
- 目標に激突して自爆する。基本的にはその攻撃方法故に撃墜扱いとなるが、作品によっては弾数1で回避されると何もできなくなるものも。
- 『スーパーロボット大戦コンプリートボックス』ではミサイルからミサイルが発射されるという珍現象が見られる。
移動タイプ
サイズ
- M