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2013年7月2日 (火) 21:26時点における版
サイ・サイシー(Sai Saishi)
- 登場作品:機動武闘伝Gガンダム
- 声優:山口勝平
- 種族:地球人(ネオ・チャイナ)
- 性別:男
- 生年月日:F.C43年3月31日
- 年齢:16歳
- 身長:132cm
- 体重:32kg
- 星座:牡羊座
- 血液型:A型
- 役職:第13回大会ガンダムファイト ネオ・チャイナ代表ガンダムファイター
- 所属:ネオ・チャイナ
- 得意技:少林寺拳法、中華料理
- 嫌いなもの:怪談話
- キャラクターデザイン:逢坂浩司、島本和彦(原案)
ネオ・チャイナ代表のガンダムファイターで、少林寺再興を目指す16歳の少年。
祖父は第3回大会優勝者のサイ・フェイロン、父はサイ・ロンパイ。拳法の達人だが、中華料理も得意。
幼き頃から恵雲・瑞山と共にコロニーの竹林寺で修行に明け暮れる日々を送り、この年の頃には(修行に対する真剣さという点で少々問題はあったが)一流の武闘家としての実力を身につけていた。その能力を認められてネオチャイナ総師よりドラゴンガンダムを授かり、少林寺の復興をかけてガンダムファイト第13回大会に参戦することとなる。
しかし、大会のため地球へ降下した際、手違いの為ドラゴンガンダムと離れ離れとなってしまい、そのドラゴンガンダムはあろうことか盗賊団に利用されてしまう。その事を突きとめた彼は、偶然に出会ったドモンを利用する形でドラゴンガンダムを取り戻す事に成功、そのまま彼とのガンダムファイトに突入、引き分けとなった。この戦いの後はドモンを「アニキ」と呼んで慕うようになり、またシャッフル同盟の紋章を受け継いだ後は、その一員としての自覚を持つようになる。
性格は明朗活発で、レインのスカートをめくったり、ナスターシャの水浴びを覗いたりするなど破廉恥なことも平気でやるが、基本的には憎めない性格。また、ドモンは決勝大会における新生シャッフル同盟との連戦の中で、サイ・サイシーを一番の強敵と見ているなどその実力に対する評価も高く(実際、サイ・サイシーはゴッドガンダムが放つゴッドフィンガーに真・流星胡蝶剣をぶつけて破壊することに成功している)、若年ながら将来有望なガンダムファイターであると言えよう。
『デラックスボンボン』には、彼が胡蝶剣を身に付けるまでの過程を描いた外伝的漫画「機動武闘伝Gガンダム外伝 翔龍伝説」が連載された。これはドラゴンガンダムが低年齢層に人気があった為。
スパロボシリーズにおいて
ドモンの窮地に他のシャッフル同盟のメンバーと共に駆けつけ、自軍に参加するケースが多い。
また、中国料理が得意なため、多くの作品で料理に関するイベントでは腕前を披露することになる。
ちなみに、132cmと小学生のような小柄な体格だが、実は16歳である。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 乗機であるドラゴンガンダムの性能が他のGガンダム系に比べ個性的で恵まれており、加速が使用できるため使い勝手は良い。幸運を持つ為、トドメ役としても役立つ。中国料理が得意ということでテンカワ・アキトと料理について絡む。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- GBA版とほぼ同様。今回、敵の回避率が異常に高いので集中を持つが必中を持たない為、命中率強化の強化パーツやEWAC効果等で命中の補強したい。
- スーパーロボット大戦R
- 中国系でドラゴンのガンダムに乗っているなど共通点がある張五飛を「アニキ」と呼ぶが、「貴様のような弟を持った覚えはない!」と一蹴されてしまった。
- スーパーロボット大戦J
- ユリカ達に料理を教えたり、バーベキューを作るなど料理がらみの出番がある。回避がGガンダム系にしては高めで、スーパーモードが発動する事によりさらに高まる。
ドラゴンガンダムの機体性能が高いおかげで、Gガンダム系では使い易い方。アルゴとの合体攻撃が用意されている。Gガンダム勢はどの分岐を選択しても主人公と同行するので、このゲームの「分岐時に別ルートに行ったパイロットのレベルは合流時に自軍パイロット上位16人の平均レベルになる」仕様を利用してのレベル上げができない。後半に強制出撃があるので、定期的に出撃させてレベルを上げておきたい。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- 初参戦。「シャッフルの名のもとに」にて、チボデー、ジョルジュ、アルゴと共にデビルガンダムに操られ敵として登場するが、ステージクリア後自軍に参戦する。同じ中国系ガンダムパイロットの張五飛と絡みがある。本作では料理を披露する場面はないが、腕前について語られるイベントや、レインのスカートをめくりドモンを狼狽させる場面など、シナリオにはちょくちょく絡む。
- スーパーロボット大戦MX
- 今回から声が入り、DVE付きで登場と思いきや最初に登場するのは偽物。本物の登場は中盤からで、アルゴとタッグを組んで自分達の偽者と戦うシナリオがある。料理上手な面を披露する一幕もあった。回避が自軍でもトップクラスの高さで、カウンターと相成って被弾率はかなり低い。また気迫を覚える為、ステージ開始直後からスーパーモードを発動する事が可能。ドモンの方に話題がいきがちだが、演技が当時と比べ甲高くなっている。
パイロットステータスの傾向
能力値
格闘重視系の能力で、技量も高い(他シャッフル同盟よりも高いこともしばしば)。
精神コマンド
戦闘向けの集中、ひらめき、気合、熱血を覚える傾向にあり使いやすい。特に集中は運動性に秀でたドラゴンガンダムとの相性が良い。
- リンクバトラー
- 集中、根性、ひらめき、気合、熱血、友情
- 64
- 集中、熱血、根性、ひらめき、気合、友情
- A、A PORTABLE、R
- 集中、加速、ひらめき、幸運、気合、熱血
- J
- ひらめき、集中、闘志、熱血、気合、かく乱
- MX
- 集中、加速、ひらめき、熱血、幸運、気迫
特殊技能(特殊スキル)
- 64
- 切り払い
- MX
- Sモード、底力、シールド防御、カウンター
- A
- 底力、切り払い、カウンター
- R
- 底力、防御、援護攻撃、援護防御、カウンター
- J
- カウンター、Sモード、底力、援護攻撃、援護防御、コンボ
エースボーナス
アルゴ・ガルスキー、ジョルジュ・ド・サンドと同様のボーナス。
パイロットBGM
- 「FLYING IN THE SKY」
- 前期OPテーマ。64で採用。
- 「我が心 明鏡止水~されどこの掌は烈火の如く」
- MXにて採用。
- 「勝利者達の挽歌」
- 第24話で流れたシャッフル同盟との共闘での選曲。MX終盤に変更される。
人間関係
- ドモン・カッシュ
- ネオジャパンのガンダムファイター。新シャッフル同盟の一人。「アニキ」と慕う一方で、ガンダムファイトに関する事ではクレバーな関係。
- チボデー・クロケット
- ネオアメリカのガンダムファイター。新シャッフル同盟の一人。
- ジョルジュ・ド・サンド
- ネオフランスのガンダムファイター。新シャッフル同盟の一人。
- アルゴ・ガルスキー
- ネオロシアのガンダムファイター。新シャッフル同盟の一人。彼のことは「おっさん」と呼に、共闘している。テーマソングも2人で歌う。
- 恵雲
- サポートクルー。
- 瑞山
- サポートクルー。
- セシル・ボルガー
- 一目惚れした相手。ネオデンマークのガンダムファイターであるハンス・ボルガーの妹。最終回でも写真で僅かながら登場。
他作品との人間関係
- 張五飛
- 同じ中国人で、機体の外見や性能も似ているという繋がりから、作品によっては彼を慕う事も。64では具体的な場面こそないものの、アストナージから愛機が似ていることを「あの2人はただでさえ気にしてるんだ」と示唆されている。
- 惣流・アスカ・ラングレー
- MXでは彼女からガンダムファイターを「イロモノ」呼ばわりされた事に立腹し、反撃とばかりにEVAシリーズのケーブル接続で稼動する様を揶揄する。
名台詞
- 「今度こそ、安らかに眠れ。」
- 第10話にて、自分の祖父サイ・フェイロンに敗れたファラオガンダム4世を葬った際の台詞。
- 「お姉ちゃん!こんばんはぁ…っとぉ!こっちもこんばんわぁ!」
- 第19話にて、突如崖の上から現れレインに挨拶して、スカートを捲った際の台詞。
- 「ドモンのアニキの他にも、こんなつえぇ奴がいたなんて嬉しいね!」
- アルゴのボルトガンダムと闘った際の台詞。このファイトが負け知らずの彼がデビルガンダムの恐怖から立ち直るきっかけとなった。
- 「オイラ、小さかったから父さんの顔も覚えてないけど、父さんの夢を追う姿ははっきり見えるよ!だから、約束する!少林寺再興は、オイラがやり遂げるっ!」
- ドモンのゴッドガンダムとの戦いの際の台詞。父の手紙を見て少林寺再興に一念発起した彼はドモンとの闘いに情熱をかける。
- 「四天王だかなんだか知らねぇが、目に物見せてやるぜっ!」
- ガンダムヘブンズソードと対峙した際の台詞。MXにも特殊戦闘セリフに採用されている。
スパロボシリーズの名台詞
- 「帰ってきたら、オイラが腕によりをかけた最高の料理を食わしてやるぜ」
- 64終盤、ムゲの宇宙に行く一行にかけた激励の台詞。
- 「金魚のフンみてえにケーブル引き摺っちゃってさぁ!」
- MXでアスカからの暴言に返す刀で放ったカウンター。
- 「ケーン、本当の戦いじゃ1回死んだ時点で終わりなんだぜ?」
- MXに於けるケーンとジョルジュとの剣術修行で、見切りを修得するまで何度も再挑戦を口にするケーンへ、実戦ではリトライが通用しない現実を厳しく告げる。
- 「う…お袋の味に負けた…」
- MX終盤で救出したスバルの為に中華料理を振舞うも、彼がベガの作った『母さんのシチュー』を食した事で凹んでしまう。