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;「私は、神ではない。だが、唯一無二の到達者である私の意志こそが、真理であり、全てを決定するべきもの…」<BR/>「もう一度、言う…。私は断じて、神などではない。私は真理の探究者にて到達者…」 | ;「私は、神ではない。だが、唯一無二の到達者である私の意志こそが、真理であり、全てを決定するべきもの…」<BR/>「もう一度、言う…。私は断じて、神などではない。私は真理の探究者にて到達者…」 | ||
− | : | + | :最終話にて。「神ではない」という一見謙虚に思える台詞も、後に続く言葉で台無しになっており、結局は自身が好き勝手に振る舞えるようにするための口実である事が分かる。 |
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== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == |
2021年12月22日 (水) 05:37時点における版
クエスター | |
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外国語表記 | Quaestor |
登場作品 | |
声優 | 置鮎龍太郎 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦30 |
SRWでの分類 |
パイロット ラストボス |
プロフィール | |
---|---|
本名 | 不明 |
別名 | 「先生」 |
種族 | 異星人 |
性別 | 男 |
年齢 | 300年以上は生きている |
所属 | クエスターズ |
役職 | 首領 |
クエスターは『スーパーロボット大戦30』の登場人物。
概要
クエスターズの指導者的存在。黒い仮面を被って素顔を隠しているが、鋭い眼光を覗かせている。周囲からは畏敬の念を込めて「先生」と呼ばれている。
普段は本拠地であるサブ・スペースに存在する「審判の間」に居り、クエスターズの実験対象となった文明に審判を下すべく、最高幹部である師父達と討議を行い真理を探求する役目を持つ。個ではなく集合知として存在する証として本名や顔を捨て去っており、彼が仮面を被っている理由にもなっている。
冷静沈着な性格で、常に丁寧な敬語口調を用いる。しかし、その一方でクエスターズ以外の文明を見下す傲慢な人物でもあり、神文明エーオスを打倒した自分達こそが、エーオスに代わって他の文明を管理する事で宇宙の平穏を守るべき存在であると信じて疑わない。
過去に29もの文明と接触し、その度に「真理の探求」「審判」と評してそれらの文明を抹消、またはクエスターズの支配下に置いている。そして30番目の文明として地球を発見。カールレウム・ヴァウル率いる実行部隊を送り込み、彼を通じてミツバをサンプルとした思考実験を行う。
ミツバへの思考実験を元に師父達と討議を行った結果、地球人類を「抹消」or「矯正」する事を決定。これを良しとしないドライクロイツと地球の存亡を掛けて、サブ・スペースで最終決戦を繰り広げることとなる。
正体
最終決戦にて、クエスターズの決戦兵器にして自身達の文明のMAGINEであるアルティム・フィーニに搭乗、その圧倒的な力でドライクロイツを苦戦させる。その戦いの中、ドライクロイツの面々の前で「先生」は自らの仮面を脱ぎ去るが、その下の素顔は何とカールレウムと全く同じ顔である。
実はクエスターズの全構成員は、「先生」の遺伝子から造られたクローンであり、その中でもカールレウムと師父は「先生」と同じ顔を持つ。「先生」の存在自体がクエスターズの全てと言え、「真理の探求者そのもの」「クエスターズの全て」を意味する者の名として「クエスター」を自称している。また、彼は地球換算で既に300年以上もの時を生きているが、肉体のスペアとして造り出した師父からの臓器移植を繰り返す事で延命処置をし続けている。
元々は何処かの惑星の優れた戦士であり、多くの同胞達がいた。侵攻して来たエーオスと戦い、これを打ち倒した後に同胞達と協力してクエスターズを組織したが、クエスターは同胞達を真理の探求に不適であるとして次々と粛清していき、遂には自分一人だけとなってしまった。その結果、クエスターは「自身の意志こそが絶対的な真理である」と独り善がりの結論に到達。手始めに同胞達の代わりとして、自らの遺伝子からクローンを造り出して組織を一新した。
クエスターは自らの行動を「宇宙を未来に導く責務」と称しているが、その真意は自身の脅威となり得る可能性を持った文明を排除または服従させる事にあり、結局のところはかつてのエーオスと同じく単なる侵略・破壊活動を繰り返す独裁者でしかない。
登場作品
- スーパーロボット大戦30
- キーミッション「揺らぐ世界」から「先生」名義で登場。最終話での決戦時には素顔を出し、以降は「クエスター」名義となる。
- 矯正ルートor抹消実行・カールレウム同行ルートにおけるラスボスだが、抹消実行・カールレウム同行拒否ルートでは、カールレウムに討たれラスボスの座を奪われる。
パイロットステータス
精神コマンド
特殊スキル
人間関係
- カールレウム・ヴァウル
- クエスターズの実行部隊隊長だが、正体はクエスターと同じ顔を持つクローンで、師父と同一の存在。彼を「地球の新たな王」に選び、グラヴァリンを与える。
- クエスターの命令に疑いを持たず忠実に従っていたが、次第に自らの意思で行動するようになり、ルートによってはドライクロイツの味方としてクエスターズと袂を分かつ。
- 矯正ルートでは彼をグラヴァリン諸共始末するが、抹消実行・同行拒否ルートではアルティム・フィーニの内部に乗り込んで来た彼に討たれる。また、その際に最後のクエスターズである彼に全てを託し「地球の終わり」を教えている。
- 師父
- 自身の肉体のスペアとして造り出したクローン。表向きは「先生」と討議するクエスターズの幹部。
- ドライクロイツとの最終決戦時、取り巻きとして引き連れている。
- クェーサー
- 実行部隊の隊員として造り出したクローン。カールレウムや師父と違い末端の兵に過ぎない為か、クエスターとは全く似ていない顔となっている。
- オルキダケア
- 神文明エーオスの生き残り。矯正実行ルートでは、クエスターズに降った彼女にオルクスーラ・バングを与える。
- ミツバ・グレイヴァレー
- 地球文明に審判を下すため、カールレウムを通じて彼女を実験サンプルとして選んだ。
- エトランゼ
- 古の宇宙に干渉した影響で、後に彼等の出現を招く事となる。
版権作品との人間関係
- 兜甲児、流竜馬、アムロ・レイ
- 本編の10年前、それぞれ「光子力エネルギーに触れた者」「ゲッター線に選ばれた者」「ニュータイプに目覚めた者」となった彼等に興味を持ち、地球を審判の対象とする契機となった。
名台詞
- 「私達、クエスターズが到達した真理…それは…」
「地球人類に存在する価値はないという事です」
「私は真理という名の天秤の右に地球人類の愚かさを、左に危険性を乗せて審議を繰り返してきました」 - キーミッション「審判」での発言。「天秤」の内容からして、始めから地球に危害を加えるつもりだった事が分かる。
- 「私は、神ではない。だが、唯一無二の到達者である私の意志こそが、真理であり、全てを決定するべきもの…」
「もう一度、言う…。私は断じて、神などではない。私は真理の探究者にて到達者…」 - 最終話にて。「神ではない」という一見謙虚に思える台詞も、後に続く言葉で台無しになっており、結局は自身が好き勝手に振る舞えるようにするための口実である事が分かる。
搭乗機体
- アルティム・フィーニ
- クエスターズの決戦兵器にして、彼等の文明におけるMAGINE。ルートによってはカールレウムに奪われる。
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