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:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』ではバスターランチャーの[[BGM]]として採用。 | :『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』ではバスターランチャーの[[BGM]]として採用。 |
2021年11月9日 (火) 23:38時点における版
ヌーベルディザード | |
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外国語表記 | Nouvelle D-Seerd |
登場作品 | 重戦機エルガイム |
デザイン | 永野護 |
初登場SRW | 第4次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | |
生産形態 | 試作機 |
頭頂高 | 19.8 m |
全高 | 24.5 m |
重量 | 24.9 t |
動力 | 太陽光発電システム |
エネルギー | 電力 |
装甲材質 | ジーンプラ |
フレーム | Mサイズ |
開発者 | アマンダラ・カマンダラ |
所属 | アマン商会 → 反乱軍 |
乗員人数 | 1名 |
パイロット | ガウ・ハ・レッシィ |
ヌーベルディザードは『重戦機エルガイム』の登場メカ。
概要
アマンダラ・カマンダラの運営するアマン商会によって開発された試作型A級ヘビーメタル。名前を直訳すると「新しいディザード」。
滅びたヤーマン王朝から接収し、サート・スターに保管されていたガイラムの一機をベースにカスタマイズする形で開発が行われ、同様の経緯で誕生したエルガイムとは異母兄弟とも言える間柄である。本機はポセイダル軍とヤーマンの技術統合を目指し、ヤーマンの技術を利用したエルガイムの量産機であるディザードの技術を生かす形で開発され、機体の名称からも、本機は「ディザードの発展機」としての立ち位置にもなっている。更には、後にエルガイムMk-IIのベースとなったアモンデュール・スタックの試作機にも当たり、アモンデュールがエルガイムやディザードをベースにしている事を暗に示した機体でもある。最大の特徴である両肩に装備したバインダーにはパワーランチャーが内蔵されているシールドになっており、ビーム兵器をある程度無効化出来る。また、接続チャンネルが3つ存在している事からも、バスターランチャーの使用も可能。なお、本来コックピットはフロッサーシートであったが、反乱軍側のメンバーであるガウ・ハ・レッシィに譲渡される際、スパイラルフローシステムの「フリッカ」へと変更されている。
エルガイムMk-II同様ランドブースター形態への変形が可能だが、永野護氏が制作時期にそれを明かしていなかったため劇中で変形を行う事はなく、SRWにおいてもランドブースター形態が登場したことはない[1]。この変形機能に加え左右のバインダーに内蔵したパワーランチャーなど、後のギャプランを髣髴とさせる部分がある。
「クルツテンプル」の別名を持つとされ、テンプルシリーズとどのような関係にあるのかは不明だが、元々はポセイダル軍に配備されるはずだった機体を急遽反乱軍側へ譲渡する事になった結果、現在の名称になった可能性もある。
劇中での様相
開発に携わったアマンダラによって、反乱軍側のメンバーであるレッシィにホエールと共に譲渡され、以降は彼女の愛機となる。反乱軍に合流したレッシィのパイロットとしての技量が存分に生かされる形で活躍し、ギャブレット・ギャブレーの搭乗するグルーン相手にも最初は善戦して見せた。後に、バスターランチャーを使用した際には、機体の損傷と消耗が激しかった為か、戦艦ホエールからエネルギー供給する形で発射している。
最終決戦では、ポセイダル軍の本拠地であるガストガルの最深部に乗り込むも、その際に防衛システムのレーザー砲の一斉射撃を受け、中破。その後、オルドナ・ポセイダルの秘密を探るべくラキシスの心臓へ向かったレッシィにスパイラルフローを分離される形で放棄された。
登場作品と操縦者
旧シリーズ
- 第4次スーパーロボット大戦
- レッシィが中盤で乗り換える。機体性能はカルバリーテンプルやエルガイムより僅かに優れているが、バスターランチャーを持たないため、二軍MS程度の武装しかなく戦力としてはカウントしにくい。無理に改造して使うよりは、エルガイムMk-II(と後に入手するアシュラテンプル)をローテーションして使った方が良いか。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 他のヘビーメタル同様、パワーランチャーの攻撃力が上がった代わりに弾数が減った。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 序盤にエルガイムMk-IIと一緒に入手。シナリオ中でアマンダラのホエールを守りきると、その際にエルガイムと二択でバスターランチャーの追加を選択する事ができる。
- エルガイムと比較すると、ENとパーツスロット数以外は機体性能・武器性能共にこちらの方が高く、概ね上位互換と呼んで差し支えない。しかしエルガイムにしろヌーベルディザードにしろ、『F完結編』のインフレした敵に対抗できるほどの性能ではなく、運動性を徹底的に高めなければ避けられないし当てられない。せめて十段改造解禁がもっと早ければ良かったがそれも叶わず、加入早々倉庫行きが関の山だろう。
- 終盤、敵として量産されて登場するが、敵仕様は味方版とは桁違いな性能を持っている上、自軍同機にバスターランチャーを装備させると、ユニットデータは別になっているにも拘わらず、何故か敵仕様にも追加されてしまう。自軍に対し多大なリスクを与える事になるので、バスターランチャーはエルガイムに装備させた方が良い。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- レッシィの乗機として登場する。3段階改造されている。最初から、バスターランチャーが装備されている。
- スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor
- モノクロ版と同じ立ち位置。劣化版エルガイムMk-II。
単独作品
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- レッシィが再加入時に乗ってくる。攻撃力はエルガイムと同等だが、合体攻撃がない点でエルガイムに劣る。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- レッシィの乗機として登場する。「ヌーベル・ディザード」と「・(中黒)」入りで表記されている。
- ダバのエルガイム、アムのディザードとグループを組み、GR内のMAP兵器担当。6章で手に入るダバのエルガイムMk-IIもMAP兵器持ちだが、ダバがMk-IIで出撃するとアム&レッシィと別枠のダバ(+リリス)とにGRが分割されてしまうので、3人+リリスのGRを維持する選択肢も十分有望。アムとの2人GRで出すならまずレッシィが前衛役なので、この機体を優先的に改造しても良いだろう。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2018年1月のイベント「リベリオン」より実装。表記は「ヌーベル・ディザード」。SSRシューター。
- 2020年7月にニューカマーで大器型SSRブラスターが追加。
- スーパーロボット大戦30
- 「ヌーベル・ディザード」表記としてサイドミッション「クロス・ポイント」から参戦する。
- 今回はバスターランチャーを非装備で、代わりに連続攻撃を採用している。
関連作品
装備・機能
武装・必殺武器
武装
- バインダー
- 両肩に装備された盾。
- パワーランチャー
- 両肩のバインダー内に装備されたビーム兵器。
- セイバー
- エネルギー剣。
- ハンドランチャー
- 手首に内蔵した小型ビーム兵器。
- Sマイン
- 投擲式の爆弾。
オプション装備
- バスターランチャー
- 本来であれば、機体出力の問題で装備は不可能。第34話ではホエールから動力を借りて使用している。
- 『F完結編』ではエルガイムとの二択で装備できるが、前述の様にリスクが高すぎておすすめできない。
- 『リアルロボット戦線』では直線タイプのマップ兵器として最初から実装。
必殺技
- 連続攻撃
- 『30』で採用された攻撃パターン。パワーランチャーで相手の周囲を回りながら攻撃し、接近してセイバーで切り裂く。
特殊能力
- 剣装備、盾装備/シールド防御
- 切り払い、シールド防御を発動。
- ツインメリットコーティング
- 『OE』と『30』で採用。
- 『30』ではENを5消費して射撃のビーム攻撃によるダメージを1000軽減する。また、自軍フェイズ開始時に最大EN値の10%が回復される。
- ビームコート
- ツインメリットコーティングの代用。
移動タイプ
サイズ
- M
カスタムボーナス
- 全ての武器の攻撃力+200。移動力+1、運動性+20。
- 『30』で採用。
機体BGM
対決・名場面
- レッシィ・マインド
- 第34話より。初出撃してすぐにギャブレーのグルーンに取り押さえられてしまうというピンチになるが、脱出後はエルガイムMk-IIの手放したバスターランチャーを使ってワザンのバッシュを撃墜。が、元々のダメージと合わせ発射の反動で中破してしまった。
関連機体
- ディザード
- 開発のベースになった機体。
脚注
- ↑ 玩具『ROBOT魂』では変形可能。ただし説明書にも載っていない隠しギミック。