「VF-11 サンダーボルト」の版間の差分
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;お前にラブハート | ;お前にラブハート | ||
2019年8月23日 (金) 02:48時点における版
VF-11 サンダーボルト | |
---|---|
外国語表記 | VF-11 Thunderbolt |
登場作品 | |
デザイン | 河森正治 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦α外伝 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 |
全領域可変戦闘機 【バルキリー】 |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | VF-11 |
全長 | 15.51 m |
全高 |
3.49 m
|
全幅 | 11.2 m |
空虚重量 | 9.000 kg |
動力 | 熱核反応炉 |
エンジン |
|
エンジン推力 | 28,000 kg×2 |
最高速度 |
|
開発 | 新星インダストリー |
所属 | 地球統合軍 |
乗員人数 | 1名 |
主なパイロット |
イサム・ダイソン ガムリン木崎 ミーナ・フォルテ |
VF-11 サンダーボルトは『マクロスシリーズ』の登場メカ。
この項目では主に「VF-11B サンダーボルト」「VF-11C サンダーボルト」について説明する。
概要
VF-4 ライトニングIIIの後継機で、名称は「サンダーボルト」。2045年以降統合軍の主力戦闘機である。
VF-1 バルキリー以降も様々な可変戦闘機が開発されたが、どれもが特定の運用に特化した設計であった。そのためVF-1のような汎用性の高い機体を新たに開発する必要が生まれ、その結果完成したのが本機である。 テストパイロットであったミリア・ファリーナ・ジーナスの強行な後押しで制式採用となった。
開発目的通りに汎用性は高く、大気圏内でも宇宙空間でも変わらない機動性を単体で確保。特に特出した性能は持っていないもののトータルバランスに優れ、操縦性や信頼性、整備性や拡張性も高い。兵器としての完成度は高く、旧来の主力機種を一気に退役に追い込んだ。 また、可変戦闘機で初めてシールドを採用した機体でもある。
宇宙空間での航続距離が短いという難点はVF-1と同じなため、基本的に火力と航続距離を延ばすためスーパーパックを標準装備。B型とC型はそれぞれ専用のスーパーパック(見た目は大差ない)が用意されており、これを装備した機体はスーパーサンダーボルトと呼ばれる。機体の全長はVF-1に比べ大きくなっている分、拡張性に優れ、VF-1同様に様々なバリエーションが存在する。
『マクロス7』劇中では完全にやられ役であり、毎回のようにエルガーゾルンに撃破されては、脱出艇が捕まってスピリチアを吸われる姿ばかりが目立っている(また中盤以降はスピリチアを吸われず、ただ撃墜されるだけのシーンが主となった)。 ただ、ガムリンが乗った時はそれなりに奮闘している。
その後はVF-19 エクスカリバーやVF-171 ナイトメアプラス等の後継機が出るにつれ退役も進んでいる。民間にも多く払い下げられ、レース用等に使われている。
バリエーション
- VF-11A
- 初期型。メーカー側の生産体制が整わなかったため少数生産に留まった。
- VF-11B
- A型の改良型で、このタイプから本格生産が始まった。『マクロスプラス』にて初登場した際のタイプ。第1話冒頭からスーパーパック装備機が登場し、ゼントラーディの暴動を鎮圧した。YF-21の性能試験では同2機に遅れないために追加のブースターを装備していた。
- VF-11C
- B型の改良型。『マクロス7』にて登場したタイプ。B型と比べて見た目に大差は無い。銃剣の無いB型とは違うガンポッドが採用されている。
- VF-11D
- 副座を採用したタイプ。
- VF-11D改(ジャミングバーズ隊仕様)
- サウンドフォースに続く音楽部隊ジャミングバーズが使用する機体。操縦担当と音楽担当がそれぞれ乗り込む。
- VF-11MAXL
- エンジンを最新のものに置き換え、デルタ翼になった。
- VF-11MAXL改
- サウンドフォース所属のミレーヌ・フレア・ジーナス専用機。通称「ミレーヌバルキリー」。他に類を見ない女性型バルキリー。
- VE-11 サンダーシーカー
- 早期警戒管制(EWAC)を搭載したタイプ。
オプションパック
- スーパーパック
- 初代マクロスでは後半からバルキリーに装着されていたが、マクロス7では1話から装備している。
- APS-11 アーマードパック
- 多数のミサイルを内蔵した追加装甲や大型ガンポッドで構成された装備。これを装備した形態は「フルアーマード・サンダーボルト」とも呼称される。
登場作品と操縦者
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α外伝
- 難易度が難のときに、B型がマウンテンサイクルから発掘できる。VF-1のスーパーパック装着前に入手可能で、それよりもユニット能力が高く、パーツスロット3、変形で盾とピンポイントバリア装備、武器改造費用が安いなど優れた点が多い。武器はガンポッドがファイターでも移動後攻撃可能武器である以外は基本的にスーパーパック装着後のVF-1と同じだが、ホーミングミサイル6発、反応弾2発と弾数が少ないので、VF-1がスーパーパックを装着するまでの繋ぎとして使うのがベターか。
- バグを利用することでガンポッドの弾数を128発に増加させることが可能。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- ユニットアイコンでC型が登場。バロータ軍やバッフ・クランに挑み、壊滅させられる。
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 中盤のマクロス・クォータールートでマップアイコンのみ登場。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦D
- マクロス7のC型が登場。序盤、テキスト上でゲッターG軍団に壊滅させられていたり、宇宙ルートで異星人の軍に一方的にやられていたりとほとんど良いところがない統合軍の主力量産型バルキリー。自軍でもガムリンの撃墜数によってフルアーマー化して手にはいるが、フルアーマー状態でも十分に機動性は確保されているので火力の下がる分離をする機会は反応弾を使う時くらいしか無いだろう(フルアーマー状態は反応弾を使えない)。加入ステージでは時間制限があり機動力が最重要なので本形態の方が有利だが、前後半ステージで長期戦になりやすいので弾切れに注意。
- スーパーロボット大戦BX
- ミーナ・フォルテ用のC型が登場するが、ユニットとしては未登場でテキスト内でのみの登場。そのためグラフィックもない。どうやらマクロス・クォーターの中にあるらしく、ミーナが歌う際に使用した。
装備・機能
武装・必殺武器
武装
- 対空レーザー砲塔
- 頭部に角の用に付いている武装。VF-11世代からはファイター時には死角になりやすい背面上部用の迎撃武装となる。
- 中型ミサイル発射口
- 通常型と反応弾弾頭の2種類を搭載できる。SRW未実装。
- シールド
- 左腕部に装着。裏にガンポッドの予備マガジンを搭載。バルキリーで初めてシールドを標準装備した。
- ハワード GU-15 30mm6連ガンポッド
- B型が使うガンポッド。
- 銃剣
- 内蔵されている近接戦闘用の武器。
- ハワード GU-16 多目的ガンポッド
- C型が使うガンポッド。コストカットの為に銃剣は装備されていない。
- マイクロミサイルポッド
- 両脚部とファストパックに実装。
- 反応弾
- 使用許可が下りないと使用できない強力な反応兵器。
必殺技
- 一斉射撃
- ガンポッドとマイクロミサイルを敵機に叩き込む。
特殊能力
- 盾装備、銃装備
- シールド防御、撃ち落としを発動。
- 変形
- ファイター、ガウォーク、バトロイド形態に変形。
- ホバー
- ガウォーク形態時。
- ピンポイントバリア
- 原作設定にない機能だが、『α外伝』にて実装された。
移動タイプ
サイズ
- S
機体BGM
対決・名場面
- 『マクロスプラス』第1話冒頭
- はぐれゼントランとの交戦を繰り返す統合軍部隊。激しい戦闘の中、味方の射線への割込み、独断先行、命令違反などを繰り返す一人の問題児パイロットがいた。この一人の男がテストパイロットとしてある惑星に着任するところから物語は動き出す……
- YF-21救出
- YF-21と無人機による試験演習の観測手の一つとしての役割を与えられたイサム・ダイソンは渋々試験に参加していた。BDIシステムによる圧倒的な性能を発揮していたYF-21だが、突如としてコントロールを失い、墜落する事態となってしまう。イサムはVF-11でYF-21を間一髪で救出した。しかし、その後に突然ダウンフォースが発生してVF-11は大破してしまうのであった。
- お前にラブハート
関連機体
- VF-4 ライトニングIII
- 前期主力機。宇宙での戦闘に優れていたが大気圏内での性能は低く、この汎用性の低さがVF-11の開発の一因となった。
- VF-1 バルキリー
- 汎用性に優れた初代可変戦闘機。VF-11はこの機体の真の後継機と言える。
- VF-19 エクスカリバー
- 次期主力機。
商品情報
- プラモデル
- 可変トイ・フィギュア
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