WLF
(暁の牙から転送)
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WLFとは、『第2次スーパーロボット大戦Z破界篇』に登場する組織。
概要[編集 | ソースを編集]
ADWにおいて、近年各地で活動している国際テロリスト組織。アクシオン財団を初めとする各国の兵器を供給する組織の壊滅等の目的を達成する為なら市民の犠牲を視野に入れない一面を持つ。WLFは、世界解放戦線(World Liberation Front)の略称。
当初は「理想も信念も打ち砕かれた者が世界を変える下で集った」という漠然としたお題目を標榜するが、それは建前であり、実態は敗走したテロリストを寄せ集めた組織にすぎなかった。そのため、実際には組織としての明確なビジョンは何一つ持っておらず、単なる無為な秩序の破壊者となっている。しかしながら、保有する戦力と国境を超えて活動を展開する組織力は意外に巨大で侮れず、世界各国から注目と警戒を集めている。
最終的にWLFはリモネシア共和国にて、ZEXISの攻撃によって壊滅させられる。ちなみに『第2次スーパーロボット大戦Z再世篇』では、WLFの残党が「暁の牙」と名乗って、相変わらずテロ活動を行っている。
登場作品[編集 | ソースを編集]
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 今作の序盤から中盤まで登場する。アクシオのみならず、様々な版権機体に乗って暴れる事が多いが、ジェノサイドロン以外は軒並み敵側の一般量産機ばかりでさほど手強いとは言えない。そのためか「ZEXISと他の敵勢力との交戦中に漁夫の利や火事場泥棒を狙って侵攻してくる」とか「WLFの部隊を全滅させたものの露払いに過ぎず、直後にもっと手強い敵勢力が現れる」といった、微妙に小者臭い役どころが目立つ。
- 前述した通り、目的のためなら市民を平気で巻き添えにするというやり方がZEXISと敵対する一因となっており、WLFの壊滅は序盤から中盤におけるZEXISの重要方針のひとつと言える。中盤、組織自体はリモネシアでの戦闘で壊滅するが、入れ替わる形でWLFとは比較にならないぐらい手強い新勢力「新帝国インペリウム」が出現する。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 前述の通りWLF本体は壊滅したものの、武闘派の残党が「暁の牙」を名乗ってしぶとく活動している。とは言え、元から寄せ集めだったせいか理念など既に無いも同然であり、遂には身代金目当ての人質事件などを引き起こすが、アッシュフォード学園における人質事件以降は止めを刺されたのか姿が見えなくなってしまう。
関連人物[編集 | ソースを編集]
- カルロス・アクシオン・Jr.
- WLFの標的だが、実態は協力者。
- シオニー・レジス
- WLFを支援した協力者。
- ガンズ・イスト、ライヒ・グラシア
- それぞれリアルIRA、ラ・イデンラ[1]の元構成員。WLFに所属。
- 司令官(正式名称不明)
- リモネシアにおけるZEXISとの最終決戦に登場する司令官らしき男性。作中では「テロリスト」と表示されるのみで名前や階級、役職などは不明。クロウとロックオンの要求に従い、不利は承知で市街地の外での決戦に挑んだ。
- WLFが敗残者の寄せ集めであることは自覚しており、本来なら早々に瓦解していたはずの組織がアクシオンやリモネシアの援助を受け生き残ってきたことについて、「目先のエサに釣られ踊らされていた」と自嘲している。
主な運用機体[編集 | ソースを編集]
アクシオ以外は版権作品の機体であるが、普及型の量産機(所謂『やられメカ』)がほとんどであり、さほど強くはない。
- アクシオ
- WLFがよく使用する機体。
- AEUヘリオン、ティエレン長距離射撃型
- 『機動戦士ガンダム00』で登場したMS。
- リーオー、キャンサー
- 『新機動戦記ガンダムW』で登場したMS。
- 鋼髏
- 『コードギアス 反逆のルルーシュ』で登場したKMF。
- 戦車型ジェノサイドロン、地上空母型ジェノサイドロン
- 『獣装機攻ダンクーガノヴァ』で登場した機動兵器。WLFの運用機体の中では手強いほう。
- ファイアーパロット
- 『装甲騎兵ボトムズ』で登場した戦闘ヘリ。
専用BGM[編集 | ソースを編集]
- 「汝に大義ありや」
- 第三軍勢力として、敵勢力と戦闘になった場合にこのBGMが流れる。
関連用語[編集 | ソースを編集]
- アクシオン財団
- この組織のスポンサーなのだが、表向きはWLFの標的の一つとなっている。協力している事を悟らせない為の偽装でもあると思われる。
- リモネシア共和国
- この組織を支援した国家であり、WLFの本拠地。
脚注[編集 | ソースを編集]
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