フルアーマー電童

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フルアーマー電童
登場作品 GEAR戦士電童
デザイン 阿久津潤一
初登場SRW スーパーロボット大戦R
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 GEAR
全高 24.5 m(バイザーオープン時25 m)
動力 ハイパーデンドーデンチ × 2本
出力 736 MW(100万馬力)
走行速度 72 km/h
素体 GEAR戦士電童
乗員人数 2名
パイロット 出雲銀河
草薙北斗
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フルアーマー電童は『GEAR戦士電童』の主役メカの一つ。

概要[編集 | ソースを編集]

アニメ第1話で草薙北斗が発した「ミサイルとかビームとか剣とか弓とかヨーヨーとか、何か武器は無いの?」という一言を元に、ラゴウの出現に伴いデータウェポンが使用不能になった事態も想定して、ドクター井上が極秘に開発した換装パーツを装備した電童。アニメ第24話に登場した。

多彩な武装は実体弾やエネルギーパックを使用しており、ハイパーデンドーデンチエネルギーの消耗を抑えて戦う事が可能。また、徒手空拳を基本とする電童が射撃戦をこなせる様になる為、離れた間合いの敵を相手取る時や、複数の敵を相手にエネルギーを闇雲に消費せずに戦うのにも有効である。

武装は使い捨てでパージが可能な為、デッドウェイトが発生せず、身軽になって戦う事も可能。

北斗の発言にヒントを得て武装が作られている為、往年のロボットアニメから、リアルロボットスーパーロボットの武装を折衷したパロディーとなっている。詳しくは後述。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

武装のパージは分離として再現されており、MAP中での再装備は不可能だがパーツを切り離して戦う事が出来る。一撃の破壊力という点では、ファイナルアタックが使える各種データウェポン装備形態や、アカツキの大太刀を装備しているノーマルの電童に分があるので、フルアーマー状態で出撃して、雑魚を一掃したら分離して戦うと無駄が無い。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦R
初登場作品。ベガ救出ルート22話「炎の中で」のみ使用可能、つまりスポット参戦でしか使えない。各研究所からデータをもらって作成した。ビューティからは「まさか超電童スピンとか電童サンアタックなんてのはないでしょうね」と突っ込まれた。分岐ルートなので、スポット参戦はプルの正式加入との2択となる。プルの加入はプルツーの加入条件でもあるので旨味が少ない。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦MXPORTABLE
宇宙ルート33話(PSP版では34話)「虹を越えて」でスポット参戦した後、条件を満たすと正式参入する。『R』と違い他の隠し要素を諦める必要が無いので、気兼ねなく入手を狙えるのが嬉しいところ。
火力は通常時とほぼ変わらないが、非常に燃費が良いため弾やENが切れる心配は殆ど無く、射程や耐久面も強化されているため使い勝手は非常に良い。欠点は殆どが射撃属性であることや、未使用の武装が多いことくらいだろうか。
武装の使い方については、ミサイルやライフルはMSパイロット達が、ゴーガンは別行動中の綾人レインの3人がメッセージを送るなどして指導していた。なお、ヨーヨーに関してはどこかの誰かからメッセージが…ということは残念ながら無かった。
ちなみに他形態と同様にEN切れでバイザーを閉じる(ちゃんと「フルアーマーのままバイザーを閉じる」ようになっている)が、ENを消費する手段が殆ど無いためまず目にすることは無い。
スーパーロボット大戦Card Chronicle
銀河がメインパイロット扱いだった『R』や『MX』と異なり、今作では北斗がメインパイロット扱いになっている。北斗の発言にヒントを得て作られたものなので、ある意味妥当か。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

9連装ミサイルランチャー
左肩に装備したミサイルランチャー。
元ネタは『戦闘メカ ザブングル』のザブングル
3連キャノン砲
右肩に装備したキャノン砲。
こちらもザブングルが元ネタ。
R』のみ。
バズーカ
1カット写ったのみの武器。
恐らくは『機動戦士ガンダム』かザブングルが元ネタだと思われる。
本編、SRW共に未使用。
ビームライフル
エネルギーパックを用いたビームライフル。
元ネタは『機動戦士ガンダム』ので、独特の効果音まで同じ。さらに北斗に「直撃させる!」という戦闘セリフまで付く。
脚部3連ミサイル
右足に装備したミサイル。
恐らくタチ中尉のザクが元ネタ。
SRWでは未使用。
電童剣
伸縮収納式で長い刀身を持つ実体剣。劇中では騎士GEAR凰牙にあっさりとヘシ折られてしまった。
元ネタは「天空剣」か「断空剣」かと思いきや、実は「動輪剣(設定画で確認可能)」。
『R』のみ。
超電童ヨーヨー
超電磁ロボ コン・バトラーV』のコン・バトラーVの超電磁ヨーヨーが元ネタ。
『MX』での戦闘アニメでの電童のモーションは『α』でのコン・バトラーの動きそのものである。
ダブルトマホーク
二振りの斧。
名前からも判るとおり、『ゲッターロボG』が元ネタ。ただし形状はザクのヒートホーク(もしくはドワッジのヒートトマホーク)に酷似している。
『R』のみ。
デンドーゴーガン
左腕に装備した大型の弓。
元ネタは『勇者ライディーン』のライディーンのゴッドゴーガン。『MX』では普通に放つが、『R』では束ね撃ちを行う。
MX』では、支援攻撃ダブルアタックが可能な武器なので、使用頻度が高い。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

剣装備
切り払いを発動。
分離
本来のGEAR戦士電童に戻る。MAP中でフルアーマーパーツを再装備する事は不可能。
ハイパープラズマドライブ
ハイパーデンドーデンチを交換してENをMAXまで回復する。フルアーマー時はあまり意味が無い。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

サイズ[編集 | ソースを編集]

M

機体BGM[編集 | ソースを編集]

「Over the Rainbow」
初登場マップ「虹を超えて」のMAP曲でもある。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

長い夜
第24話より。アルテアの言葉に一度は闘志を砕かれ、データウェポンの契約も解除されてしまった北斗と銀河だが、ベガの奪還や親しい人達を守るため再び立ち上がる。多数の武装でガルファ素体群を片付けていくが騎士GEAR凰牙には通用せず、全ての武装を失い元の電童に戻ってしまう。